1988年、TVニュースキャスターのジェニーが日課の早朝ジョギング中に首を絞めて殺された。
テレビ局のテープ管理の女性が、ジェニーが殺される6時間前にただごとではなさそうな電話を受け急いで出かけた様子の録画されたビデオを持って殺人課を訪ねてきた。
電話の相手が事件に関係していると思われ、再捜査が始まる。
求められていることはかわいくあること、でも本当はもっと伝えたいことがあると信じていたジェニー。
野心とかじゃなくて、取材の一コマで見つけた、会社の責任である病気隠し解雇、こうやって探すのではなく出会えたことがジェニーの信条ともあっていたように思う。
学生時代からやりたいことを伝えていたはずの人なら、これが伝えるべきことであるとわかってくれるはず、そういう自分を引き抜いてくれたのだから、と信じていたことでしょう。
しかし、かつての恩師は、経営も考えなければならない大人の立場、まして問題の会社はテレビ局のスポンサーでもあったのなら告発などできることではない。
もし正義があるのだとしたら、恩師はジェニーを解雇して他局で放送させることだって…と思わないでもない。
でもこの人、会社のためだけじゃなくてインサイダー情報で株ももらっちゃってるしなあ。
ジェーンの仕事に満足していなかったお母さんも、20数年の時を経て代理で伝えてくれた後輩記者に、彼女の揺らがない信条を見せてもらえてうれしかっただろうね。
で、このジェニーの後輩にあたる女性(Courtney Ford)、DEXTERでも特ダネに必死な記者の役でした(いや、それ以上にショッキングな役どころなのですが)。
こちらでは必死という感じではありませんでしたが、よく刑事や薄幸な役ばかりの人っているじゃないですか。
それでいう記者顔?(笑)
今回もチームワークよし。
付き合う相手に旦那がいるかどうかよく確認しろ、イケメン刑事、俺の前でレオタードになるな、記者とアレックスの鉢合わせがホッケーより楽しみ、でも絶対怒らないものね。
許される範囲がわかってるのだ(笑)。
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