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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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つきせぬ想い

つきせぬ想い

原題 新不了情 1993年香港

アジア映画に注目し始めて10年ほどになるだろうか。テレビで放送されるものはあまりに少なく放送されるものは必ずと言っていいほど録画していた。NHK−BSとWOWOW、あとNHK教育で土曜日か日曜日の午後に時々やっていた「アジア映画館」(たぶん)をチェックしていた。
その後ケーブルテレビが視聴可能になり、今は無き「スタープラス」やその他チャンネルが増え、扱いも多くなってきたり当初よりも目に触れる機会が増えたような。

つきせぬ想いですが、自分の曲のあり方に悩みどん底状態の作曲家(ラウ・チンワン)と広東オペラを上演する一家の娘(アニタ・ユン)との悲恋物語。
地味に淡々とストーリーは進む。ひょんなことから二人が出会い、惹かれあい、優しい時間を共有し、そして…。
きっと観ている誰もがこの先どうなるのか想像できると思う。でも、あふれ出るものをとめられない。
主演の二人に引き込まれていくのはもちろんだが、二人を囲む人々があたたかい。お互いがお互いを大事にしている様がなんともいえない。普通だったら傲慢な人気歌手までもが。
ラウ・チンワンとアニタ・ユンも見事ですが、カリーナ・ラウも良かった。彼女はかわいい役の印象が強いのですが、大人の素敵な女性でした。

ここ数年ヒットしている難病悲恋ものの映画(国内外問わず)は、「お涙頂戴かよ!」と近づきもしない私ですが、この映画はとても好きです。ひねくれているのでしょうか。そうなんだろうな。




アジア映画初心者ですが。。 (nyan-routine)

2005-11-10 11:12:26

 はじめて観た「洋画」というのが、ブルース・リーの「怒りの鉄拳」だったので、アジアぞっこんかと思いきや、それ以後、カンフーものに嫌悪感を抱くようになり、それ以後のジャッキー・チェンものなど、私も近づきもしませんでした。
 それが、確か「花様年華」をきっかけにして噴出すように観始めました。そんな中、定番の「初恋の来た道」の流れでみた「小さな中国のお針子」という映画がとても好きでした。
 文革の再教育で人里離れた山奥に追いやられた二人の青年と一人の少女の物語。二人の青年が見てきた映画のストーリーを村人に物語るとき、全く異なるストーリー(本当は発禁されている西洋の物語)を話して聞かせ、それに村民が引き込まれていく様がとても可笑しくて、でも悲しい時代で。。



未見ですが (yasishi)

2005-11-11 09:59:56

「花様年華」、「小さな中国のお針子」ともに未見ですが観てみようかなあと思います。私の映画鑑賞はほとんどケーブルテレビで放送されるものなのでいつになるやら。
最近またアジア映画熱がわいてきたので過去に観たものを思い出しているところです。
本文中にもあるようにひねくれものですがオススメがあったら教えてください。

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