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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ2−38「かけがえのない時」

7月2日からの1話からの再放送を見ようと決めたが37話と38話はつながっているようなので。

ポーリーに撃たれ病院に運ばれたボビーはかなりの重傷。胸を撃たれていた。
お母さんや仲間は手術が終わるのを待つしかない。
その間ボビーの頭の中では過去に失踪したお父さんとの対話がされていた。
ボビーがボクシングの試合に負けた翌日、姿を消したらしい。それを「自分が試合に負けたせいだ」と思い続けていたボビー。自分が父親をがっかりさせてしまったのだと責め続けてきたのかもしれない。
でもそれは家族の誰にも言わなかった。話したのは親友のポーリーだけ。
そのポーリーに撃たれて手術の最中だというこの皮肉さ。
ここでボビーとお父さんは和解する。「お前のせいではない」と父の言葉を聞けて安心して息をひきとる…

連続ドラマに途中から参加するのが苦手なのはこういうこと。
ボビーのお父さんとの確執、他の隊員との関係等が見えないので胸に迫るものがありながらもどこか冷めてる自分がいる。ボビーの背景がわからないことにヤキモチ焼いてる感じかな。
関係性がわかっていればもうちょっとね。

ポーリーが「ボビー、助けて」といってるバックにかぶる映像、
警察に捕まってからも、自分が撃ったのに「ボビーは大丈夫なのか」を気にかけるダメダメポーリー、
二人が確かに同じ時間を大切にしていたことがわかる美しいシーンだった。
相棒のキムはポーリーの妹に冷たくあたっていたけれど、あんな時間を共有していたボビーならポーリーを放っておけなかったのではないだろうか。

ボビーを運んだカルロスは一目で「助からない」と察してしまったのですね。それで挙動不審。
入ったばかりの頃、同僚の大怪我に大騒ぎする隊員の中に入っていけなかった疎外感をついでに思い出してしまった様子。今の私と同じじゃないか(笑)

またスーパーチャンネルのHPを見てきたけれどS3はまだ放送未定だそうだ。
再放送の後続けてくれるかな。

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無題

  • by NONAME
  • 2006/06/11(Sun)13:27
  • Edit
ボビーは味わい深いキャラクターだったんですよ。
キムに思いを抱きつつも深入りできず
家庭はごちゃごちゃ。
救命士としての腕は問題ありませんでしたが。
TWのキャスト降板は始まって以来で
それもこんなショッキングな形だったので本当にポーリーを恨みました。
でもポーリーもボビーの心配をしてたんですね。
だからトルケマーダはじわじわとミゲル潰しにかかるのか・・・
といきなり話が飛びますが。

ボビーの家庭は本当に複雑で
超ダメな兄マティがS1で出てきますが
これがOZではオルトラーニ役のセダッチが演じてまして、
マティの悪友にチコも出てくるんです。
このあたりの人間関係は面白すぎ。
ボビーがOZに来るのが遅すぎたくらいでした。

この頃のカルロスはまだまだですね。
彼がいずれ一人前になる
っていうかならざるを得なくなるTWの状況。
ボビーがいた時代がよかったなと
またしみじみさせられるのでした。

無題

  • by yasishi
  • 2006/06/11(Sun)23:16
  • Edit
Garotoさん、ですよね?
番組始まって初のキャスト降板だったのですね。それはまたすごい時に見てしまったものです。
ボビーは相棒に魅かれていたのですか。そのことを彼女が知っていたかによってあのシーンのとらえ方も違ってきますね。
ますますカルロス状態です(笑)

父の失踪の原因が自分にあるということをポーリーにしか話していないとの告白はグッときました。
ポーリーもボビーが大切だったわけで…
ああ、アウトラインが知りたい!です。

3話見ただけでここまでOZと登場人物がかぶっていると、必然的に他にも期待をしてしまいます。
ジョン・セダがボビーのお兄さんですか。それはまた可愛らしい顔立ちのお兄さんですこと。

捜査物だと人間関係も1話で終わりのことがほとんどなので
連続した人間関係ドラマがある意味新鮮です。
ERがそうでしたけれど最近は…ですからね。
もっともGarotoさんのお話によると後期のTWもERと同傾向にあるようですが。
初期のTWはオススメらしいのでこの機会に1話から録画して順に見ていこうかな。
39話は順番が来たら見ることにします。

無題

  • by Garoto
  • URL
  • 2006/06/12(Mon)20:08
  • Edit
すみません、名乗り忘れてました(汗)
ポーリーはなぜか突然この2話だけに出てきますが
オルトラーニじゃないかわいい兄は
S1でかなりしっかり出てきて
弟を困らせます。

OZキャラはあちこちで大活躍。
ホミとOZがかぶるのは当然だけど
プロデューサーが違うTWと何故こんなに関連が?
ってびっくりするくらいOZな人たちが出てきます。
まず第1話ではいきなりワングラーが走ってますので
じっくりチェックしてください。

それからゲストキャラにサイード声の
青山さんの吹替えが多々あるのもTWの特徴です。
あるときは青山さんが3人くらいいたりしますので
青山さん探しで盛り上がっていました。
サリーの声の楠見さんは
OZでもそのままサリーをやってくれてたので
ほっとしましたが。

無題

  • by yasishi
  • 2006/06/14(Wed)09:52
  • Edit
Garotoさん
OZの人達がたくさん出る…それは犯罪者だからなのでしょうか。
犯罪者の巣窟OZって刑務所なんだからあたりまえですね。
サイードの声青山さんはOZでも潜入捜査官の声までやってますよね。
ニップ・タックを3話程見たのですが声に違和感アリアリでした。どうもサイード、ペンブルトンといった黒人役のイメージが強すぎて。

幼なじみとしてポーリーが突然の登場だとしても
お父さんと分かり合えるエピソードに絡ませたり、ダメダメだけれどタイトル通りかけがえのない時を共有していたことの伝わるお話でした。
メインキャラの降板はこのくらいしてくれないと見ているほうも寂しくなります。
こんなことされたらどんな大人の事情が裏にあったとしても送り出す気になろうってものです。

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