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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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モンタルバーノ~ シチリアの人情刑事~ #1「おやつ泥棒」

番宣CMについて、掲示板がかなり荒れていたので心配してしまいました。
が、余計な心配でした、面白かったです。
確かにモンタルバーノは人情刑事だったし。
署内の人間関係もいい感じ。
ミミってかわいい名前の人、敵対しているわけではなく仲良しだからの口撃だし、モンタルバーノの気持ちを察して意に沿うよう事をすすめる優秀と忠実を併せ持ったファッツォ、電話番も満足にできないカタレッラ、いいバランスです。
しかしカタレッラはどうやって警察官になったんだ?という疑問はありますね。
 モ「電話はとりつぐな」
 カ「(すぐに内線で)リヴィアさんから電話です」
 モ「つないで」
 カ「でもさっき電話はつなぐな、と」
じゃあなんでモンタルバーノに伝えちゃうのかな?(笑)
いいコントでした。
アイシャからのSOS電話を真意がわからないながらも伝えられたのは天性の勘なのかもしれません。
ここが警察官として採用された理由なのかも。
今後の活躍に期待できるかな?
どっち方面に期待しているのかは内緒。

エレベーター殺人事件の、ご近所住人の関わりたくない気持ち、死亡事件よりもワインが大切なおじさん、子どもたちのおやつであれだけ大騒ぎになる親御さんたち、地域性なのか時代なのか、これも今後に期待してしまいます。
ワインおじさんには自腹を切るし、殺人事件捜査中なのにおやつ泥棒事件の話を聞いてあげ、ここらへんが人情派とつけられた理由なのでしょう。
きわめつけはお母さんを亡くした少年を引き取るのも辞さない覚悟ですよ。
以前に逮捕した男のお母さんを家政婦として雇ってもいるので、この様子だとエピソードが進むにつれて大家族になっているかもしれない。

出だしがかなり愉快だったので、事件の本質のシリアスさがきつく感じましたが、なんとここでモンタルバーノが隠しカメラの録画を失敗するというおとぼけぶりをぶち込んできました。
ふつう、ここまでシリアスにしておいたら録画成功してるよね。
「今の録画、見てみるか!」ってすごんだのも、後で考えると冷や汗だよ。

2万人のうち1万9970人が魚を食べるという街並みも、同じイタリアとはいえREXとは違っていて(シチリアとローマですからね)新鮮です。
そして、女性の胸をテレビドラマで映すのはOKな国だということがわかりました。
REXでもウィーンの伝統を堂々と引き継げるわけですね。

番宣CMで脳科学者の人が「コロンボみたい、コロンボ好きにおすすめ」みたいなことを言ってましたよね。
これは「刑事がおじさん」という以外に共通点が見当たりませんでした。
コロンボみたいというなら、主役の性別や年代よりも、「まず事件を見せる」という形式が必要ではないかしら?
ドラマ形式は置いておいても、人柄とか関係者へのアプローチとか(「もうひとつだけ」というしつこさね)そういったのとも違いますよね。
今、コロンボ風といったら「トトリ」でしょう!(笑)
なので、こんな感想をおっしゃる脳科学者の方に疑問を感じます。
この方、以前にもかなりへんてこりんなことを言っていたので信用してませんでしたけどね(笑)。
そして局側!
このドラマを放送してくれたのは喜ばしいですが、なんでこんなコメント採用しちゃったのさ!
…悪意?(笑)

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