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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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狼たちのノクターン



昨年WOWOWで数本あった香港映画を録画したものの一本。
タイトル見てノワール系かと思いましたが、有名ピアニスト殺しの犯人は?、20年前に殺されたピアニストの娘殺しの犯人は冤罪だったのでは?とサスペンスなものでした。
同時に、相変わらずの香港警察の身も蓋もない物言いにひぇ~っとなりながら別の意味でもサスペンスもの。
「ご主人はロリコンだったのでは?」とか、他に言い方あるよね。
出生の秘密が事件に関係ありそうなら、もうちょっとデリカシーというものがあってもいいのでは?と思う部分満載。
しかし、デリカシーのないのが香港映画のいいところなので、問題ないというか、期待通りというか、そんな感じであります。

20年前の事件の真相もわかり、ピアニスト殺しと死体遺棄にまつわる真相にもドラマがあり、お話としては実にまとまっていたと思いますが…
妻の自殺を自殺とは思っていないという刑事の話は?
この刑事の日常的エピソードで映画は締められるのですが、そこは部下とのやりとりじゃなくて娘とのものでなくていいのか?
「娘の成長がみられるのはうらやましい」という犯人からのメールが心に響いたんじゃなかったのか?
と、まとまってはいたものの消化不良な感じも否めない。
もしかすると、コンサート前に自宅に食事に招いたのが「娘がごはん作ってくれている」という意味だったのかもしれないけれど、そんなエピソード含まれてるかな?(笑)

それにしても、この映画、警官多かった。
犯人がトレードセンターに現れた!とみんなで駆け付けた時、一斉にみんなで同じコース走っていて、将棋倒しがおきるのでは?とハラハラしちゃいましたよ。
こんなにたくさん警官がいるのに、有名ピアニスト宅の警備が薄すぎというのには何か理由があるのでは?と深読みしたくなりました。

まとまっていたのはこっちだったかもしれませんが「強奪のトライアングル」のエネルギーの方に軍配が上がるような気がします。
特に比べるつもりはないけれど、最近見たし、両方ともにサイモン・ヤムが出てたので(笑)。

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