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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

THE KILLING4(終)

スタンズバリー家皆殺し事件は、カイルの記憶の回復がキーでした。
事件前のカイルを知らないけれど、記憶障害の彼は妹を思い遣る穏やかな青年でしたよね。
あれが本当のカイルなのだと思いたいです。
名家だけれどどこかが狂っていた、その歯車にカイルも巻き込まれた、そんなことだったのかもしれないなあ、と最後のリンデンへの告白から感じます。
何よりも家族を欲していたカイルの闇、それには校長にも責任あるのに、我が子を守ろうとした行為が隠蔽でしかないという悲惨なエンディングでした。
校長は、スタンズバリー家の人間は殺してないけれど、生徒二人を殺してるし、ウソの供述はすぐばれるので、カイルとの親子関係を伏せておけるとは思えないし。

そう、事件のエンディングはかなり悲惨なものでした。
なのに、「THE KILLING」の締めくくりとしては、まさかのハッピーエンド!!!(笑)
付き合ってる検察の彼女が妊娠して、喜びと不安、スキナー事件の秘密の真相で押しつぶされそうなホールダーが生き残るとは!
スキナー事件の真相がレディックによって明らかにされるも、役職警官の不祥事とそれを射殺した刑事のダブル不祥事を公にすることを市がよしとせず…スキナーは連続少女殺人の発覚を恐れての自殺と処理されるのだとか。
リッチモンド議員が出てくるとは思わなかったですよ。
警察の面子を保つことを最優先にしたら、リンデンもお咎めがなくなった、とそういう結末です。
でもリンデンは警察を辞めました、「黙って辞めてくれ」ってことだったのでしょうけれども。
取調室にバッヂを置いて、鏡の向こうのホールダーと向き合ってるところはよかったです。
見えないけれど、そこにいることはわかっていて、このまま今生の別れかと思われましたが。

ホールダーの娘の年からすると、この別れから6年くらいでしょうか。
彼も警察を辞め、父親としては大丈夫なようですが、検察の彼女とはダメだったようですね。
「土曜日にはママのところ~」というのは少なくとも、同居はしていないということでしょうから。
そこへ久しぶりに姿を見せたリンデンです。
この数年で、ホールダーの存在を甚く噛み締めたようです。
いつもいてくれた、お互いに欲しかったのは家族、そして自分たち二人こそが家族だった、と。
ここ、ひじょうに重いです。
シーズンごとに相棒が変わっていたオリジナルとは違い、ずっとリンデンとホールダーの二人だったことの意味がずっしりとくるような気がします。
家庭を熱望してもうまくいかず(息子ジャックに同情されるとか、父親になることにつぶされそうでお姉さんと喧嘩しちゃうとか)、それでいて相手を非難したり守ったり、振り返ってみればこの二人は本当に素の家族のような会話してたのだなあと思えてきました。
再会後、いったん別れる時のハグ、あれが何よりも確かなものだったのでしょうね、後のすぐの再会の二人の表情からすると。
私は、家族であると響き合ったのだと理解したいのですが…どうでしょうか?
まあ、愛情で結ばれたことだけは間違いないのでしょうけれどね。

それにしても、事件を追っていると見せかけた、リンデンとホールダーの物語だったとは想像もできなかった「THE KILLING アメリカ版」でありました。

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