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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ−10「別れの破壊」 11「孤独との戦い」

「別れの破壊」
ビルの解体作業の準備中に爆発事故が発生。取り残されている人の救出作業にかかるビルが不安定なため、慎重を要する。
倒壊の危険があるため撤退命令が出るが、引き上げる途中で生存者の声を聞いたボビーとキム。そこには落ちてきた天井の下敷きになった男が二人。
命令に背き二人の救出に人員を要求する。隊長もギリギリまでやってみようとの判断でジミー達を応援に向かわせる。

下敷きになっているのはシリンガー(役名忘れた)とその義理の弟。
いつもの彼とは違い、義理の弟をかばい、家族を愛する優しい男だった。
天井をどける方法を思いついたものの、それでは義理の弟の方に天井がずれ込み彼が下敷きになってしまう。なのでそれは横に置いておく。
外からの指示でその方法が採用される時に「それではあいつが下敷きになる」と告白。しかしいつまでもこうしていることは消防隊員をも危険に晒すことになるので了承。
義理の弟は最期にまだ会ったこともない子供とその母親にメッセージを残したいと懇願。取材に来たテレビ局のカメラを借り(レポーターがスタイバース!)メッセージを録画し、救出作業スタート。
急ぎ搬送されるシーンで担架に横たわる男の顔が違っていたので「えっ?」となった。結果は逆。ずれ込むのはシリンガーの方にだった。
泣き崩れる奥さん。
義弟のために借りたカメラにシリンガーも家族へメッセージを残していた。作業の経過で助からないのは自分だと悟ったのだ。
不覚にも涙ぐんだよ。すぐ外にいたのに、さっきまで無線で話せていたのに助からなかったなんて。シリンガーの愛する家族への最期のメッセージにジーンときた。
このお話、好きなドラマ「ホミサイド」の中でも好きなエピソード「地下鉄」を思い出させる。地下鉄とホームの間に挟まれた男を動かせば身体の下半分が落ちちゃって助からないというのがわかっている話。
会いたい人はいないか、で恋人を探す刑事。でも見つからないままに身体の救出作業。その駅の前を走り抜ける彼の恋人…



「孤独との戦い」
アパート火災で救命士は駆けつけたものの、消防車が到着しない。消防署前の違法駐車が原因で出動できないでいた。強行突破するものの時既に遅く、一人残された3階の住民が息子の目の前で飛び降りた後だった。
キムが救命道具を取りに走りかける背中への「もう脳みそ出ちゃってるよ」のボビーの言葉が印象的。
署に戻ると違法駐車の男が車の所在を詰め寄る。彼に人を助けられなかったことの怒りをぶつけてしまうジミー。その場は追い払うが後の仕返しで同僚が病院送りに。
穏やかに説明すればよかったと悔やむジミーなのでした。

サリー&デイヴィス
「銃声よりも大きい音が」の通報で行ったアパートの部屋。散弾銃で頭を吹っ飛ばした男の遺体と対面することに。鑑識達を待つ間、身元を調べるとサリーのかつてのパートナー。昨年の退職後の孤独さを痛切に感じるサリー。
多少でも自殺したパートナーのことを知っていたデイヴィスのお母さんに彼のことを語りたくなり、「もうすぐ45歳なのに、奥さんも子供もいない」自分と彼を重ね、孤独感をぶちまける。

ドク&カルロス
針治療を施され横たわる少女。危険な状態にあり病院への搬送が必要。だが家族はそれを受け入れたくない。そこを強行して病院へ。
しかし、抗生物質を投与すると激しい拒否反応を起こし死亡。家族は「だから嫌だったんだ!」とばかりに暴れる。病院関係者、救命士を殺すとまで言っているらしい。
志望した少女の病気は髄膜炎。家族や治療に関わった人も投薬が必要。そのことを自宅に告げに行くドク&カルロス。
以外にもおとなしく診察を受けに行ったらしい。
この家族、中国系。早く病院へ行けば助かっただろうに怪しげな民間療法に頼るから…ってことなのかな。実際カルロスは「病院へ連れて行ってね」と言ってるし。
登場以来強気で無礼なモラレス。今回の少女の死には動揺している様子。印象違うけれど。そこで少女を搬送してきた当事者でもあるドクと急接近。
カルロスが彼女にご執心なのを知っているドク。さあ、どうなるこの三角関係ってどうでもいいけど。

出所してきたマティを突き放していたお母さんだけれど、やはり自分の息子だし、板ばさみのボビーを気の毒に思ってきたのかな。
拒否していたものの、断酒会で表彰されるマティの姿を見に行く。
マティはボビーに疑われたことで傷ついただろうけれど、お母さんの歩み寄りを受け止められるかな?


「1話ずつ見る」と決めたけれど、最初に見た方がほとんど他の出来事なしだったので続けてみることに成功(笑)
しかし、あのシリンガーには涙だった。
最近見ることの多かった息子(アンドリュー)だけでなく、彼自身も活躍してるのですね。

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無題

  • by Garoto
  • URL
  • 2006/08/17(Thu)19:26
  • Edit
「別れの破壊」大泣きしたエピソードです。
何度観てもやっぱり泣いてしまいます。
お気に入りエピの一つに絶対入れるだろうな。
TWを先に観て、それからOZに出会ったので
最初シリンガーがいい人フランクと同じだよと言われても全然信じられなくて。
すっかりフランクのイメージが変わってしまったんですが(苦笑)
スタイバースも出ていたし
シリンガーが連絡を取っていたのが
看守のヒーリーなんですよね。
何の因果か??

ホミの「地下鉄」よく覚えています。
ヴィンセント・ドノフリオがホームと列車の間に引っ掛かってしまったんですよね。
あれも辛かったです。

無題

  • by yasishi
  • 2006/08/18(Fri)10:54
  • Edit
◇Garotoさんへ
シリンガーじゃなくてフランクでした(笑)
あの自分を犠牲にすることを覚悟した表情、家族へのメッセージ。
なんでシリンガーに泣かされなきゃならないんだ!と思いつつも胸を打たれるエピソードでした。
ヒーリー看守は気付きませんでした。そんなにOZとかぶらなくても…って気がしてきます。うれしいんですけどね。

「地下鉄」を思い出したらまたホミサイドが見たくなってきました。

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