The Closer−１「偽りの素顔」

「１日に見られるドラマ本数×テレビを見られる日数」より「見たいドラマの本数」が完全に上回ってます。
これからは１週間遅れが普通となりそう。

ブレンダは新部署のチーフとしてアトランタからやってきた。
部下達は外部から来たものがトップに立つことに不満。
なかでも彼女にポストを奪われたと思っているテイラーからは目の敵にされる。
そんなことには動じないブレンダは自分のペースで着任早々の事件を解決に導く。

そんな滑り出し。
ブレンダの弱点は整理整頓能力と事件以外の人の気持ちを思い遣れないことかな。
大人の世界の「お察し下さい」を許せないのではなく、わからないタイプ。
でも事件に対する眼力は確かで反発していた部下も認めないわけにはいかない。

エリオット・コリアー博士宅で女性の惨殺死体が発見される。
後頭部を殴られ、髪を切られ、顔には銃弾。
かなりの整形手術が施されている。
容疑者と目される博士については、本物のエリオット・コリアーは昔に死んでいる、博士は偽名と判明。
身元不明の女性と偽の博士。二人のつながりは？

博士と被害者が同一人物、と被害者の経歴と手術から気付いたのかな。
容疑者の自宅なのに被害者の指紋しかないし。
秘書は敬虔なカトリック、同性愛を嫌悪している。
それなのに博士からキスされたうえに女性であると告白され、かっとなっての凶行。
人相をわからなくし、裸にしたのは博士であることを隠すため。
女性である博士は受け入れられないけれど、愛するエリオット・コリアー博士の立場は守ってあげたかった、という複雑な心理。
解決後のブレンダは副本部長に労いの言葉をかけられ、お菓子にかぶりつくのでした。

ブレンダの部下もなかなかな人たち。
昔からの警官という感じでやる気があるのかないのかわからない初老刑事、
部署内の政治に関心ありません、仕事は一生懸命します、なタオさん、
この二人が目立ってた。
次回からは他の人ももっと活躍するかな。

彼女を取り巻く人で特筆すべきは副本部長ポープ。
なんとOZのシリンガーですよ。シリンガーが副本部長。
設定には笑ってしまうがこれがなかなかいい感じ。
OZで生歌声は堪能していたが、素敵な声に改めて感動。
過去にブレンダと関係があったようで、100％いい人というわけではなさそうなのもよし。
私、彼に何を期待しているんだ？

新ドラマはキッドナップもクローザーも好感触で見続けるドラマだな。
両方、OZな人が活躍してるし。
そんなクローザーにつっこむとすれば、ブレンダ一人で真相にたどり着いてそれを仲間に伝えないってことかな。
それが売りか。
あと、キレイな服のそばで寝たままお菓子を食べてはいけない、汚れますよ。