ザ･ソプラノズ−77「調和」

とりあえずまとめた感じ。
クリスマスの家族パーティで何かはじけるかな？とちょっと期待したんだけどな。
実はバカラがアンクル･ジュニアを迎えに行って、サプラ〜イズとか（笑）。

NYとニュージャージーは、というかNYは喧嘩をふっかけたくてたまらない。
リトルカーマインを調停に仲直りの場を設けるが不用意な一言でお流れ。
怒りの治まらないフィルは血圧が上がりっぱなしで心臓に負担をかけていたのか、発作で緊急手術。
最初に来た時に大丈夫と言った医者は気が気じゃないな。

フィルの病状を聞いたトニーは子どものように大喜び。
「病気が楽しいか？」と横目で問うポーリーは今までで一番ちゃんとした人だった。
はしゃごうがその実、自分も思わぬことで生死の境をさまよった身。
迷惑がられるのを承知で見舞いに行き、手を握り昏睡時の体験を語るトニー。
これでフィルも心を入れ替えてジョニーを敬って欲しいものです。

アドリアーナのお母さんが自殺を図り、行方を調べてあげようと言い出すカーメラ。
そんなことされちゃたまらないから、お流れになっていた住宅許可を無理矢理取り付けさせ仕事に目を向けさせようとする。
まんまとのってしまうカーメラもカーメラだ。

もう一つの心配の種、アンソニーは…わかりやすいぞ！
現場の事務仕事をしている女性に一目ぼれ。
子持ちで年上。
一目ぼれだけじゃなく、幸か不幸か想いが通じちゃったりしてる。
子どもとも仲良くやってるし、自分の稼ぎから彼女へプレゼント。
こんなに落ち着いたアンソニー、見たことない。
何の作戦もないことを祈る。
予想としては…
学校に行かないな。彼女といるために仕事を続けるとみた。
心配は彼女の旦那の行方だ。
離婚してるのかムショなのか、ふいと出て行ったきりなのか。

とりあえず和やかなホームクリスマスのエンディングだった。
が、クリスは彼女の妊娠で結婚したはずなのに不動産屋の女に入れ込むだけにとどまらず、二人してクスリに逆戻り。
あの映画はまだ諦めていないみたいだし。
NYのヤツをばらして捨てたけど、クリスの映画そのままにゾンビ化したりするのだろうか。
クスリを止めないとそうなりそうだ。頭の中で。

シーズン最初の緊張感が徐々に薄くなってきたように思うのは気のせいだろうか。
トニーのムラっ気も気になったなあ。
結論としてはヴィトーに振り回されて最終シーズン前半終了、ということか。