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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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クラッシュ

クラッシュクラッシュ
サンドラ・ブロック ポール・ハギス ドン・チードル

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そろそろ本気でHDDの中をナントカしないと、ということで。
テーマとは違うことで振り回された感じ。
だっていろんな人がたくさん出てるんだもの。

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悪警官と相棒の若い警官、検事夫婦、雑貨店を経営する家族、鍵修理屋、TVディレクター夫婦、黒人刑事とその相棒で恋人、様々な人種が様々な想いを抱きぶつけ合う。
人種に鈍感な日本人には根底まで理解するのは難しいかも。

マット・ディロン扮する警官が黒人を憎むのは、マイノリティ保護とやらで父親が仕事を失ったことの矛先。逆差別の被害者だと感じてのこと。
でも普段の仕事にも差別意識が働いているわけで…。
彼とパートナーを組む若手警官ライアン・フィリップは黒人に対して無作法な先輩が許せない。
パートナー解消を願い出、無謀運転の昨夜の黒人に出会えば仲間の警官を押しとどめ、説得に当たる。
黒人だから逮捕、白人だから注意ですませる風潮に自分は流されない、そんな意志の表れだったのだろう。
しかし、心の奥底には先輩警官とはまた違った差別が流れていた。
この二人の対照のさせ方はよかった。
ふだんを偽っているわけではないけれど、いざという時の本音が見えたのかな。

それぞれのストーリーが無関係のように進むが、あちらとつながりこちらとつながりしてくる。
殺伐としていた人種&人間関係もそれにつれてあたたかい感じに。
しかし、検事妻(サンドラ・ブロック)の気持ちの流され方は単純で強引で、きっとまたすぐに元に戻るんじゃないの?と思う。
これも偏見ですか。
アカデミー作品賞とか関係なく見ておいてよかったかも。

それよりも私の頭を支配したのはドラマで見ている人の多さ。
鍵屋は「シールド」でシェーンの相棒だったアルマンド、
「ER」のケム、
ドン・チードルだって「ER」に出てたし、
その相棒の女性刑事は「スピン・シティ」のステイシー、
他にも元保安官トムのマホーン捜査官、
「LOST」のジン、
銃店主は「RM」のジェリーだ。
自分は今何を見ているのかわからなくなることもしばしば(ウソ)。

何がびっくりって、ドン・チードルの弟。
あの二人のどちらかだってのは私でもわかるが
えっ、お前じゃないの?としばし絶句。
私にはコイツの方が似てたと思うけどな。
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無題

  • by びち
  • URL
  • 2007/07/03(Tue)23:12
  • Edit
今まで観たことのないタイプの映画だったので、のめり込んで見てしまいました。
最初はバラバラに始まっていた物語が、どんどんつながってくるのが、凄かった!
海外ドラマに関連のある方も一杯でていたんですね。
ジンですら心に残っていない私・・・
銃を通さないマントの話が一番印象に残っています。
TBさせていただきます。

無題

  • by yasishi
  • 2007/07/04(Wed)10:14
  • Edit
◇びちさんへ
だんだんつながっていく様子がおおーっ、という感じでした。
「パパはマントを着てない!」と駆け出す娘、抱きとめるお父さん。
銃を通さないマントは本当にあるんだな、と信じられそうです。
>海外ドラマに関連のある方
なんだかぞろぞろ発見してしまい、集中して見ていなかった気がします。
ジンはですね、ほんのちょっとだけでした。セリフというよりも背景で喋っている人という感じでした。
ほとんど時を同じくしてLOSTで一気に知名度アップだったのかも。

無題

  • by りり・か
  • URL
  • 2007/09/02(Sun)17:28
  • Edit
こんにちは!
対照的なベテラン警官と若い警官のこれはとっても分かりやすかったですね。
日本人でも考えさせられるものがあるのにアメリカ人にとってはすごくリアルに感じたことでしょうね。
TBさせていただきます。

無題

  • by yasishi
  • 2007/09/03(Mon)10:42
  • Edit
◇りり・かさんへ
人種の坩堝アメリカだとさらに現実味が増してくるのでしょうね。
日常的に抱えている無意識の差別の方が恐ろしいし、根は深いのかなと感じます。

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