NCIS〜ネイビー犯罪捜査班２＃１「硫黄島の記憶」

ようやくS2に入りました。
日本では＃１だけれどアメリカでは＃７らしい。
ケイトも普通にいる。
マクギー、レギュラー昇格＆ほっぺスリム化に成功（笑）。

「海兵隊員を殺した」とヨースト伍長がNCISにやってくる。
名誉勲章も授かっているし、最近奥さんを亡くした高齢者であることから慎重に周辺を調査するギブスたち。
ヨースト伍長も「殺した理由がわからない」らしい。
殺されたと思われるのは同じ班所属で親友であったウェイド。
遺体を掘り返すと言葉通り、提出した銃で殴られた痕跡が見つかる。
軍の法務部はヨースト伍長の逮捕を指示するが、ギブスは納得できないものを感じる…。

奥さんの死で精神のバランスを崩し、親友を殺してしまった実感はあるものの、その理由がわからず苦しむヨースト伍長。
RMのトミーパパと同一人物とは思えないシリアス演技。
奥さんは親友のかつての恋人、でも結婚を祝福してくれ実現はしなかったが介添え人も引き受けてくれていた。
なのにその彼を自分は殺している。
奥さん絡み？と自分で自分を疑っていたのかもしれない。
硫黄の匂いを真似た部屋で当時の記録フィルムを流し記憶に訴えかけると…銃身で殴ったのは足を失った痛みの声を抑えるため。
強く殴りすぎてしまったため死に至ったというもの。
殺意が認められないとして法務部も不問にするようだ。

ヨースト伍長が日本兵を26人殺し受勲している。
しかし記憶に苦しむヨースト伍長を救う手助けをしたのは日本人（英語が苦手らしいが、日本語も苦手みたいだったぞ）。
日本人には複雑な題材。
英雄を守りたい一心で記憶を取り戻す手伝いをするメンバーという、いつものおふざけも少なめで異質な感じはする。
が、仕方なかったとはいえ親友を殺してしまった罪悪感を抱えながら生きてきたという心情が痛いほどに伝わるエピソードだったかな。