ザ･ホワイトハウス「イサクとイシュマエル」

2001年、シーズンプレミアに先駆けて放送された特別編。
Super！dramaTVが９．１１特番として昨年放送したもの。
TWの方は見たけれど、こちらな何故か今…（笑）。
初めて字幕で見るTWWとなりました。

空港爆破を計画していた男が仲間として口にした男の名前はヤールン・ナビ。
同名の人物がホワイトハウスの職員にいるため、急遽封鎖。
その日は高校生を招いた大統領委員会の日。
高校生たちもホワイトハウス内に閉じ込められることになる。
食堂に集められた高校生と、ジョシュ、部長、サム、CJはテロについて語り合う。
そこに大統領夫妻も顔を出す。
ヤールン･ナビを取り調べることになたレオは、かなり緊迫した様子。

ああ、なんて久しぶりのTWW。
オープニングでみんなが一言ずつ今回の番組の主旨を語り、特別編であることを伝えてくれる。
テロの直後であることを考えると意味合いは大きい。
同名だから、と職員を取り調べる厳しさ、国を守る立場にあるが故の厳しい取り調べ。
彼は無関係とわかった時に、数々の非礼と失言を詫びるレオ。
「よく仕事に戻ってくれた」と謝罪もこめて言うレオだけれど、ナビと同じくこっちも複雑。
レオの立場もわかるけれど。
個人に恨みはないことだけはわかってくれただろうか。

アビーは高校生に、イサクの子孫はユダヤ人、イシュマエルの子孫はアラブ人、でも二人は父親尾一緒に埋葬した、この紛争にも希望を見出せる、と語る。
そして最後はジョシュの「思想はひとつじゃない、受け入れよう」。
こういう考える余韻に浸れるのがTWW。
続きが見たい＆NHKへの抗議熱がぶりかえした。

不満は私のお気に入り、マーガレットの姿がなかったことだな。