クローザー＃15「親子のきずな」

フリッツ受難（笑）。
いつものことだけど。
しかしブレンダのママに紹介させるという約束は取り付けます。
フリッツの主張を初めて見た気がする。

被告がアルメニアマフィアの裁判で陪審員ベラが昼食時間に死亡。
検死の結果、心臓病の薬が過剰に摂取されたためとわかる。
この裁判では証人が殺されたり、陪審員が脅迫されたりとマフィア絡み裁判ならではのトラブルがついてまわっていた。
ベラはその被害者になったのか…？

陪審員は死亡したけれど、補充されて裁判は続行中。
ベラ殺人事件の捜査の証言を陪審員等から聞くことが出来ない。
なのでブレンダは裁判中の事件の真犯人を暴いて審理無効に持ち込む。
元々の事件は、マフィア息子の犯行を父ちゃんが身代わりになっている可能性。
「あなたに残された時間は少ない」と息子をだまして真実を語らせるというブレンダ作戦。
でもベラ事件は身内の犯行。
きっとその前に陪審員たちに話を聞いて可能性を消去した結果行き着いたってことですよね。
親しくなった陪審員から家庭の悩みを聞きだしてたものね。

自分は金を積んでなんとかなるからと息子の罪をとりあえずかぶろうとしたマフィア、
こき使っておいてそろそろお役御免と見るや老人ホームへ入れようとする嫁への憎悪、
それを聞いて「私なら自分で面倒みるわ」という言葉に幸せを感じるブレンダママ、
タイトルどおり様々な親子関係を見せられました。
ベラの人柄が義理のお母さんの言葉でしかわからないので、薬を調合しなおしたお母さんの方が鬼に見えたな。

また、協力をあおいだけれど実はそっち、パターン。
息子のために、と出した予定表が自分の首を絞めるとは想像もしていないから、後の憎悪の表情がいいっすね。

同居を始めようと引越し作業のその日に、ママからお葬式ついでに家によると電話。
慌ててフリッツに荷物を戻せ、と…。
栄転を蹴ったうえにそんな仕打ちを受けてもブレンダがいいんだ。
これでママ公認になったことだし、少しは進展したというのかな。

本日、プロベンザのシャツの色が大変似合っていてよろしゅうございました。
ポロシャツ姿のガブリエルも。