ケイトに声をかける男を目撃したという女性がマーロウの面通しに協力するが、別人を指名。不当な捜査だと息巻くマーロウに味方した新聞にでかでかと顔写真も載せられ捜査もやりにくくなる。マーロウの立ち回り先を調べると出張先で似たような手口の殺人事件が複数見つかる。その出張には内縁の妻も常に同行していた。足を引っぱろうとするオトリーを外し、昔の腹心の部下アムソンを捜査に加えるが、部長は事件からテニスンを外すと決める。テニスンに残された時間は24時間、マーロウ逮捕の証拠をつかめるのか…。
まあ、マーロウの往生際が悪いこと。追跡を振り切るようにバスやタクシーを乗り継いで「盗まれた」車を隠してあるガレージに向かったくせに、匿名の電話で車のありかを教えられただけだと言い張る。
しかしそのガレージはそこで何かがあったことを十分に示している。
取調室で何が自白のきっかけになったのかよくわからなかった。
内縁の妻と自分の母親の仲が良くないことに何故あそこまで激高したのかも。
あそこで180度態度が変わったのは確かだけれど、私にはその心の動きの理由を見極められなかった。
殺した女性たちの名前をあげていくマーロウは狂気を孕んだ殺人者だと思ったけれど、裁判になったらまた取り調べ前のマーロウに戻って「私は無実です」ときた。
ここで話はぶつりと切れる。証拠をつきつめれば逃れられないと思うが。
オトリー派だったはずの刑事たちが、次第にテニスン寄りになり捜査に打ち込んでクビ撤回の署名までしてるのは
「クローザー」S1の最終回みたい。
そう、テニスンにはガブリエルがいなかった。
運転してた若手刑事は近いものがあったけれど、前編で情報隠してたし。
オトリー退場と共にテニスンに対する空気ががらりと変わったような…?
やつが諸悪の根源だったのか?いや、シェフォード警部か。
事件解決後、テニスンのオフィスでのサプライズ打ち上げはありがちだけれど、気持ちよいものだった。
それにしても大勢刑事がいるな(笑)。
目元が劉青雲に似ている人がいて彼ばかり探してた。役名もわからなかったのに。
捜査に時間をとられ、うまくいきかけていた同棲恋人はとうとう痺れを切らして出て行った。
不可能な約束を繰り返すテニスンは私も嫌だったな。
出て行った恋人は最新シリーズのわけあり風のカメラマンとは別人なので、以降もテニスンの恋愛話は出てくるということか。
上に立つ女性を描くには必要なことなのかも。
前編の最後から後編最初にかけての面通しには驚かされた。
マジックミラー越しじゃないんだもの。
証人の希望とはいえ、直に前を歩かせるかね。
勇気ある証人に幸あれ。
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