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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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デクスター #11「真実」

クリスマス風に飾られた片腕の短い女性のバラバラ死体が発見される。一緒に発見されたビデオには「人違いだぞ」と冷凍庫キラーからの怒りのメッセージを言わされている被害者女性の殺しが撮影されていていた。
刺激された記憶から母親らしき女性の惨殺事件の真相を探るデクスターだが、証拠管理室の女性はハリーの頼みで事件の書類一切を破棄していた。図書館で当時の新聞をあたり、女性の名前や冷凍庫キラーの「103」がメッセージらしいことにたどり着く。

デクスターが孤独を好む、感情がない、というのがよく伝わってくる話だった。
冷凍庫キラーのおかげで自分の生い立ちが見えてきそうだといっても目の前で集中しなければならないのは同僚エンジェル刺傷事件。意識が集中できないとドークスに怪しまれるほどに無関心に見えてしまうわけだ。心配してないわけではないだろう。でも無意識の心の優先順位には抗えないんだ。
もうひとつ、リタが子どもたちにポールの真実を伝えていないことにも苛立ち気味。今、真実とか隠すとかいう言葉に敏感だから(笑)プチ口論。リタは口論の理由を真摯に受け止めてポールにも子どもにも向かい合う。彼女、本当に真直ぐな人なんだな。

バラバラ事件は冷凍庫キラーの新たなメッセージと捜査本部も解し、ビデオから「冷凍ルームのある普通の家」と導き出し膨大な電力使用量の住宅を探すことにする。業者もあたってみた方がいいんじゃないかな?(笑)手術用のライトとかまであったぞ。一般人が買うようなものじゃないから足がつきそうなものだけど。

そうとしか見えないけれど、どこかにもしかして…の予知を残していたルディ=冷凍庫キラー説がとうとう本人の口から事実と判明。しかもデボラに対して「何で気付かないんだよ」と蔑んでます。自宅に訪ねてきた時も「厄介な女」呼ばわりだし、これでデボラに接近の理由がデクスターだったことは明らかだ。プロポーズを餌にヨットに連れ込み、さあ後はデクスターが食いついてくるのを待つだけ。
デクスターは地道な捜査(?)からエンジェルを刺したのがルディだと気付き、エンジェルの追っていた義手の売春婦の情報から犯行の理由が冷凍庫キラーだらかと結びついた。さあ、デボラはどこだ?
ルディはデクスターや過去の殺人事件にどう関わっているのか?こんなメッセージを送り続けた理由は何なのか?次回明らかにされるのか。

エンジェルの奥さんは、過去の過ちを許してはいるけれど家庭をやり直す気はないんだ。事故の報に真っ先に駆けつけて付き添ってるからこれが氷解のきっかけになると見ているこっちもエンジェルも思ったのに。正義感のある刑事で勘も確か、やり直そうよ…(笑)。

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