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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ニューオーリンズ・トライアル

ニューオーリンズ・トライアル スタンダード・エディション

銃乱射事件の被害者の遺族が銃製造会社を訴える裁判の話。
日本ではなじみのない陪審コンサルタントの暗躍が扱われている。
あんなことやってるんだもの、裁判に金がかかるわけだ。
日本でも裁判員制度がそのうち導入されるけれど、こんなこと起こるのかなあ。
陪審員に選ばれている主人公が原告、被告両方に評決を売るともちかける。
そのなか評決をまとめるために自分のリーダーシップ性を陪審員の中に植えつけていく。
ただ金が欲しいのか、何か裏があるのか最後まで引きずられていった。
その理由とは。

内容とは直接関係ないけれど気になったこと。
ジーン・ハックマン、ズボンが短くないか? 
初めのほうでちょっと見えたときに感じた。
それ以降、気になって仕方がなかったけれど確認できず。
あと、ダスティン・ホフマンは浜村淳と似すぎている。
「この俳優、誰かと似てる」と思うものだけど、この映画では「あれ、浜村淳!」が先でした。

本筋以外に気をとられやすいから見逃してることも多いかも。
でも、気になっちゃうんだよなあ。

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ドーン・オブ・ザ・デッド

ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット [DVD]
「ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット [DVD]」
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 レーベル:ポニーキャニオン
 発売日:2006-07-19
 by ええもん屋.com

走るんだよ、ゾンビが。しかも早い。あれ、絶対生きていたときより能力アップしてるよね。
元の映画のゾンビでは動きが超低速だったから、最後ヘリで脱出するころには事態も終息を迎えつつあって助かるんだろうなと期待をもてた。
でも今回のはすごいパワーとスピードで増殖していて、最後、島にたどり着いたけれどもたぶんもたないなという。

笑ったのは、向かいの銃器店の主人。「噛まれた」と言っていたけど、それまでそうしていたように屋上でボードに何かを書いてる。大丈夫だったのかな、とみせかけて実は血文字でゾンビが発してる音が書いてあるという。ウガガガガーッて感じかな。

メキ・ファイファーはこっちのほうが似合った役でしたね、ERのドクターよりも。

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マッハ!

マッハ ! プレミアム・エディション

タイ映画「マッハ!」を観た。
ドラマ同様、録画ばっかりして観るのはどんどん後回しなのでこんな時期に。
いやあ、すごい! カッコイイ! うわさには聞いていたけど。
早回しも、スタントも、ワイヤーも使わないというリアルな格闘シーン。すばらしい。生き生きしている。
主演のトニー・チャーがとにかくいいよ。格闘シーンの姿勢のきれいなこと。軸がぴしっとしていて、ほれぼれする。ひじうちカッコイイ!
ストーリーも小難しくなくどんどん入っていけて、わくわくしっぱなし。こっちにも力が入ってくる。
カーチェイス(?)も派手で見ごたえあり!

『映画秘法』でインタビューを見たけど、写真は映画とは違ってずんの飯尾くんがたくましくなったような感じだった。子供のころ犬を飼うように像を飼っていたとか。お国柄でしょうか。
早回ししているアクションシーンをそうとは気づかずに見て、そのスピードにあこがれて特訓してそのスピードに追いついてしまったとか。

映画に文句はないのだけれど、気になった点が二つほど。
麻薬のオーバードースで死んだお姉さんは無駄死にでは?
ハム・レイの大家さんに家賃の担保に渡した指輪はどうなったのか?

タイは国が積極的に映画製作に協力していると聞いたけど。
あのなぜかわからない、ものすごいエネルギー。昔の香港映画を思わせるような。無条件でスカッとする。
以前「怪盗ブラックタイガー」を観たけど、あれもおもしろかったなあ。

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恋々風塵

B000K7VIRM恋恋風塵
王晶文 辛樹芬 梅芳
紀伊國屋書店 2007-01-27

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幼馴染の男女が田舎から都会に出稼ぎに行く。
都会で助け合いながら、お互いの大切さを感じて生活していく。
両方の家族も将来は結婚するものと認めている。
でも彼の徴兵によってそれが崩れてしまう。
徴兵される日、あんなに離れがたく苦しんだのに。
彼女に彼の隙間を埋める男性があらわれる。彼女だって真剣らしく、実家に男性を連れて行くけれど、家族はもうあまりにも子供のときから、幼馴染の彼のことを家族としてみてきたから娘の行動を受け入れられない。それも切ない。
そんなことを知って、泣き乱れる彼をみるのも切ない。本当に切ない、胸の苦しくなる映画。

ストーリーに負けないもの、それは情景。あの台湾の湿度、風、雨の匂いまでもが伝わってくる。非常にリアルに感じる。山の緑の濃さ、湿り気、そういったことも心をとらえて離さない。
切なく、悲しく、でも優しさに包まれた作品。本当に大好き。

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