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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「コールドケース」の記事一覧

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コールドケース2−14「ヴァレンタイン」

ドラマ、かなり追いついてきてるんですけどね。
HOUSE、BONES、ドクター・フー、CSIみんな見てるんですけどね。
犬の事故のせいであまり集中できず…(苦笑)

日本では赤紙が来たといわれてる。
米国ではテレビで抽選会を放送。そこで選ばれた誕生日の人が徴兵される。
あの様子、宝くじの抽選会かと思った。
公正なものであることのアピールなのだろうか。

1969年、ベトナム戦争の時代。
徴兵逃れの新恋人、戦地で下半身の自由を失った兄、徴兵され動揺する親友の旦那、今回もクジは外れた恋人。
戦争がなければ感じることのなかった気持ちを抱える。
誰もがそうだろうけれど。
身近に実際戦地で負傷してきた人を見てしまった若い青年達。
感じるものも大きかったはず。

怪我をして恋人も失い絶望した兄の薬中毒の克服の手伝いをしたエリー。
兄の再出発を信じて新恋人とカナダへ旅立とうとする。
でも兄は妹が去ることが許せなかった。
自分を一人に残して行ってしまう妹が許せなかった。
幼い少女に爆弾を投げられた後の感情を話す兄。
「あの子も殺しておけばよかった」
それが自分を人間として許せない、そのために薬物に頼ってしまったのか。

戦争で生じてしまった心の闇。重いお話だった。
でも!あれで解決?
エリーのスーツケースは?
お兄さん、自分で車椅子に戻れたのか?
スーツケースも根性で膝の上に乗せて処分したのか?
お父さんを呼んだかも…と思ったがエリーがいなくなると自分は一人だと感じてるんだからそれはない。

CCでこんなところを突きたくなるのは、スコッティとリリーの妹のせいだ。
1日前は「あんたと暮らすのもいいかも」
と雪解けムードだったリリー。
その雪解けが妹もうれしかったんだろうね、スコッティとのことを告白。
怒るリリーは妹を追い出すことに。
でもスコッティはリリーの恋人ではないし、エリッサのことは妹も知っている。
あそこまで否定するのもどうなんだろ。もっと複雑なのか。
今追い出したらスコッティのところへ行くの、わかりそうなものだけどね。
家に入れるかどうかは別問題だけど。
スコッティ以外、無精ヒゲの理由をわかってる。
ヴェラが報告したんだろうな。
チーム内に亀裂が生じなければいいよ、そう思うことにしようかな…

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コールドケース2−13「マシンガン」

銃密売の男を取り調べるジェフリーズに気を取られて、
この男が重要な発言をしていたのを聞き逃した。
次のシーンで展開がわからず、巻き戻って見直してしまった。
あんなに巻き戻って見返すなんて初めて。
だって、ジェフリーズの威圧感といったら!
肌は灰色に光っているし、無表情だし。
私が取調室にいたらやっぱり話が素通りしていただろうな。

1987年、流れ弾に当たって死亡した少女を撃ったマシンガンが、銃回収プログラムで発見される。
その銃の持ち主をたどり、事件当時の所有者を突き止めるとそこには意外な事実が。

平和な家族を守りたかったお兄ちゃん。賢すぎた故に行き着いてしまったように思えるが、いくら賢くても子供。
周りへの被害は念頭になかったのかも。それが自分の妹の命を奪うことになって初めて気付く。
銃を買った時点で撃ってしまえばターゲット一人だったのにね。って犯罪奨励ではないですが。
自分の心に傷は残っても家族は守れたかもしれない。

銃が次から次へと渡り歩いていくのは興味深いと同時に恐ろしい。
拾ったり捨てたり買ったり…
持ち主を探していく過程で様々なドラマも見せてもらえたし。
当時の家政婦に銃を取り上げられたことで、感謝の心を持てるようになった青年。ほっとできるエンディングはこれだったな。
対象になった事件の被害者ケイラも最後に現われリリーを見つめていたが、
それはいつもの感謝の眼差しではなく、事件の真相に呆然としているようだった。

とりあえずスコッティの言葉を信じて仕事には私情を出さないリリー。
ヴェラも改めてリリーの妹に関わることに釘を刺す。
理解したつもりで、間違いだった関係を告白するために会いに行くスコッティだが一緒に家へ連れて行ってしまう。
リリーの妹に魅力を感じているのか、エリッサのことで隙間が埋めたいだけなのか。
リリーに喧嘩を売りたいわけじゃないのはわかるけれど、
そう取られちゃうよ。
こうなったらヴェラも何故ダメなのか、理由を話してあげたほうがいいんじゃないの?
このままじゃ、私の好きなCCに危険信号が!

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コールドケース2−12「リング」

もうロッキーから30年にもなるのか…
リアルタイムで見たわけじゃないけれど、そんなになるのね。
あれも確かフィラデルフィアだったものね、こういった試合が組まれるのもわかるなあ。

ボクシングレフェリーをしていたサニーの病床での告白。「ある試合で金をもらって故意に試合を止めなかった」と。その試合後に選手が亡くなっている。
「(告白しても)あいつ許してくれるかなあ」と言った後に息を引き取る。
サニーに金を払って危険なことをさせたのは誰なのか?

ぐれていたけれど神父さんとボクシングで自分を取り戻せてきたのに。
最愛のはずの彼女から知らされた「1Rでジェリーが勝つ」と筋書きの出来上がった試合。
何も前日に言うことないのに。バックの言うように彼女、賭け事が大好きでプローポーズで浮ついちゃったのかな。
即破局、買い戻してもらった指輪の代金でサニーに「試合を止めてくれるな」と依頼。
彼女のことだけならまだしも、落ち込んでいるところに神父さんの「お前にかけてるんだから」の言葉を「神父さんまで賭け事を…」と勘違いして絶望。
そのせいで自分も大きな賭けにでてしまったのね。

誰も悪人はいない。
ジェリーのことを嫌っていたサニーも「試合を止めないで欲しい」という心意気に心動かされていた様子。
最期の言葉「あいつ許してくれるかな」はジェリーの誇りに対して。
自分がジェリーを殺してしまったという自責の念に押しつぶされそうだったけれど、彼の心を思うと告白できなかった。
でも最期に自分の心の痞えもどうにかしたかった…

最後、ジェリーは彼女に微笑みかけてたけれど許せたのだろうか。
自身を賭けていた純真なボクシングを安易な賭け事の対象にしか見なかった彼女を。
私には無理そうだが、そこがジェリーが神父さんを信じてどう成長していたかってこと何だろうね。

スコッティですが…
ジェフリーズの電話には応じないのに、ヴェラとは飲みに行く約束。
一番それっぽいことを言わなそうだからね。
実際復帰することになったと告白しても、心配事めいたことなんて言わなかった。読みは正しいよ、スコッティ。
でもね、そのヴェラが「彼女はやめろ」って言ったでしょ?
なんでわざわざ接近するかなあ。
そばにいたのが彼女だったなんて理由じゃ、自分も彼女も、そしてリリーも傷つくだけだぞ。
リリーと溝ができちゃうぞ、それでもいいのか?

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コールドケース2−11「ゼロ・アワー」

1週間も溜め込むとなかなか追いつけないものですね。
未だ周回遅れ。
そしてこの新テンプレート。毒キノコにしか見えなくなってきたぞ。
悪趣味な私にぴったりだ!

何もスコッティにあんな想いをさせなくても。
死体が見つかったと聞いているのに「間違いだ、よくなってきていた」と認められない。
遺書ではなくスコッティは自分宛の手紙と思いたい。
だって楽しいことしか書いてないんだもの。遺書には思えないって。
ボスは「そんな別れもある」って。
しかしここの人達は優しいね。このチームワーク良さは毎度のことだが、エリッサのことを伝えに来た他の課の人もみせる気遣い。

25年前、カルト教団に入っていたマシューが死体で発見される。
青酸カリを飲み、遺書らしきものを手にしていたことから自殺とされていた。
しかし当時マシュー奪還を手伝ってもらった男が、奪還に失敗すると自殺に見せかけ殺していた件で捕まる。
マシューのお姉さんはマシューにも当てはまるのでは?と再捜査を依頼…

カルト教団と呼ばれるのを嫌がってたけれど、カルトだ。
信じるものなんて何もないじゃない。
ただ外界と遮断して、寂しく怯えた状態でいるところに「君はわれわれの仲間だ」というだけ。
そんな状態なら何でも受け入れる。勘違いもする。
精神的に飢えたところに女をあてがうという最低さ。
理論なんてないでしょ。人間の本能的に欲するものをちらつかせてるだけ。
こういうの、気分が悪くなる。
「教団は過去の遺物」といいながら実はしっかり?2が指揮を執り、乗っ取りまで企んでいた。
真相はマシューが愛してると錯覚していた女幹部が、ゼロ・アワーを否定するマシューを教団への裏切り行為として始末した…
お姉さんが疑っていた奪還請負の男の犯行ではなかった。
?2も恐れるほどの真底イカレタ女。リリーの家にまで脅しに入る。
刑務所の中からの指示ではなく、あの女の単独行動なんだろうな。

どこにいればいいのかわからないスコッティを捜査に加えたのは失敗。
気遣うあまりの判断ミス。
尋問中に今一番触れたくない自殺の話題でぶち切れ、謹慎に。
今は何をどうしたってどうにもならない。時を待つしかない。
…でも次回予告でのスコッティはリリーの妹と急接近の様子。
大丈夫なのか?心理的にも、同僚的にも。

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コールドケース2−10「フリーペーパー」

ここの殺人課チームはホント仲良し。今回もそろって出張。最初はボスをおいて行ったみたいだけど。
決してフィラデルフィアだって平和なわけじゃないんだろうけどね。

無言実行だから奥さんに疑われてしまった時期があったが、本当に正義のための検事だったグレッグ。
誰にも何も話さず捜査を進め、キャリアを傷つけることも厭わずに真実を追究する。立派過ぎ。それがあだになり、保身に走った担当刑事に命を奪われることに。
薬物中毒だった奥さんのことも何も言わずに借金の尻拭いに奔走。検事が弁護士の同席なしに被告人と会う危険を犯してまでも調べられずにはいられなかった真実。
正しいのはわかるけれど、何も話してくれないので奥さんは薬物の負い目もあって気詰まりだったのでは…と想像させる。
汚職の汚名を晴らそうとしているから立ち直ってはいるんだろうけれどね。

検事となっても売人の幼友達とは縁を切らず、話に耳を傾けるあたり篤い心は持っていたと思われるんだけれど、いかんせん壁が高すぎ。全部自分がまとめなきゃってのが恐いくらい。
誤認逮捕の子は会いにきてくれたグレッグを信じて待ってたんだろうね。でもグレッグは全部一人でやってたから引き継いで迎えにきてくれる人がいなかった。
「今度は引き継いだから」と安心させるように少年(もう大人になってるけど)の肩に手を置くスコッティ。いいシーンでした。
お母さんと会わせてあげたところは完全に子供の泣きじゃくり。

プエルトリコ系の結束のようなものが流れてたが、特に強いのだろうか。そういった地域だっただけのことかな。

さて、次回はスコッティがひどいことになりそうな予告。きっとエリッサのことだろうな。

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