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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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「レオくん」 萩尾望都



「ここらへんに学校に行っていない子どもがいると聞いてやってきました」と、クマのパディントンは学校に無理矢理連れて行かれてしまいました。
が、2歳のオス猫レオくんは自分からすすんで小学校に行きたいと訴えます。
給食目当てですけど。
他にも、映画に出してもらいたかったり、お見合いしたり、漫画家アシスタントを体験したり、とても楽しそうです。
楽しいのですけれど、しっかりと子どもらしく悩んで拗ねてます。

一番好きだったのは、目新しい体験をするわけではない「お外に出して」。
縁側から庭へ出ようとするも雨、玄関からなら降っていないかもしれないと向かうがやっぱり雨、それならばと勝手口へと向かうが当然雨。
こっちなら違うかもしれないという目論見が、子どもらしいというか動物らしいというか、愛おしいですよ。
お外に出たいのはトイレのためなので切実です。
うちも外と内が半々だったのでよくわかります。
ですがもうちょっと質が悪くて、散歩に行きたいとごねまくり、「濡れちゃうんだよ、それでもいいのね?」と連れて行くと濡れたことでたいへんに不機嫌。
厄介だったけど、それは幸せなことだったのだなあとしみじみします。
乾かしていると例のいい匂いがしてくるわけだし(笑)。


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びっくりです

  • by びち
  • URL
  • 2013/02/21(Thu)20:26
  • Edit
カクテキさん、こんにちは。
この記事を拝見してびっくりしました。
うちの猫もこの本と同じトラ猫のレオ、2歳です。
しかもたべることのみを生きがいにしていますよ。
レオもお外に行こうと目論んでますが、
いざ間違って玄関から出るとびびって固まって
私につかまるというお約束を毎回実践してます。
こういう本があるんですね。
しかも萩尾望都さんって漫画家さんですよね?
2度びっくりしました。

Re:びっくりです

  • by カクテキ
  • 2013/02/22 14:00
そうです、びちさんのお宅の猫ちゃんもレオくんだったなあとこれを読んで思ってました~。
対談本を読んだばかりだったので、萩尾望都さんのまんがを何か読みたくなってこれを選びました。
見ようによってはくせがありすぎるのですが、だんだんにかわいくなってくるので不思議です。
萩尾望都さんといえばまんがも大河的なイメージだったので、なんともいえない感じもおすすめですよ。
びちさんのレオくんはお外が苦手なのですね。
「お約束」は想像するとにんまりしてしまいます~。
安心だけどお外の楽しみをしらないのは残念でもありますねえ。

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