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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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クリミナル・マインド2#1「地獄からの挑戦状 後編」

エル、絶体絶命!の前回からの続き。
ホッチがダメダメなのではなく部下がダメダメなのでした。ホッチは「言い方が悪かった」と自分を責めてたが、一から十まで言われなきゃわからんようではFBI捜査官失格だ。エルは自分で救急に通報し、生死の境を彷徨いながら手術を受ける。そこに現れたのは警察官だったエルのお父さん。エル8歳のある朝、「パパなんて大嫌い」と喧嘩をしたらそれが最期の会話に…。父と娘のエピソードとしてはありきたりだけど、ふざけてギデオンを「パパ」と呼んだエルの深層を見た気がする。8歳の時のかなえられなかった時間を取り戻したエルはみんなのもとに戻るのでした。

BAUへの挑戦か?と思われた事件は…
リードがお母さんにあてた手紙の内容がそのままヒントに使われていた。チームの私生活を知る方法がリードの手紙だったなんて。でも、ハッキングもしてたんですよね?犯人は挑戦したかったのではなく自分を助けてもらいたかった。フィッシャーキングの話を自分にあてはめ、彼らが自分を見つけて投げかけてくる質問に答えられれば救われると信じていたのでした。
何から救われたかったのかというと、住宅火災で家族全員を失ったのに自分だけが大火傷を負いながらも助かってしまったこと。本当はその時にレベッカも助かっていたが、世話を出来ないため親権を放棄したことでさらに自分を責め心を病んでしまったようだ。捜し当てたレベッカがひどい問題児だったことが引き金になったのかな。それさえも自分のせいだと責め続けた結果なのかも。
火災当時レベッカは小さすぎたとはいえ心のある人間。具体的なことはわからなくても大切なものを一夜にして失くしたことは感じていたはず。問題行動には、何も知らないだろうからで蓋をしてしまった大人の責任もあるんじゃないのかな。
誘拐したけど自分の娘、救いを得るため、哀しい過去を背負っているだけにどうにもやりきれない。人を殺してるというのは事実だけど。

リードは暗号解読で大活躍でもギデオンは放心状態のまま。エルの銃撃にも意味を見出そうとするのが精一杯。心の傷が治ることなんてない、そこを自分で保護する方法を見つけられるかどうかだけ。それがあの山小屋だったんだな。
ギデオン同様、あまり捜査には貢献できなかったホッチ。しかし解決後、みなに「よくやった」と声をかけることも忘れず、エルの家に血文字の掃除に向かう、ホッチファンはほろっとしてしまう。

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無題

  • by Garoto
  • URL
  • 2008/01/10(Thu)19:43
  • Edit
事件は解決したけど、それぞれがまた苦悩を背負い込んでしまった重たいスタートになってしまいましたね。
エルの職場復帰がすんなり行くのかも難しそうだし、ギデオンの山小屋もバレてしまったし・・・ホッチは自分の言葉の足りなさをやっぱり悔いるのでしょう。
そしてリードが母の病気は遺伝するかもと覚悟を決めているところがショックでした。お母さんもかつては相当の天才だったのでしょう。そんな母の姿を見てきて、手紙では近況を伝えるもののあえて近づこうとしなかったのかな?
今回頑張ってたリード君ですが、この先複雑な思いで観てしまいそうです。

Re:無題

  • by カクテキ
  • 2008/01/11 09:17
Garotoさんへ
解決後もそれぞれが自分を責めてしまいそうですね。
リードの多弁の裏には病気の遺伝を恐れているなんてことがあったとは…自分の将来をみるようでなかなか会いにいけないのでしょうね。
訓練を受けた捜査官とはいえ、これで現場に戻って大丈夫なのか心配になるエピソードでした。

ホッチ素敵

  • by びち
  • URL
  • 2008/01/13(Sun)23:46
  • Edit
ギデオンが珍しくお役に立たないままで終わったのは、ちょっとショックでした。
被害者や犯罪者の心に深く立ち入るために、相当なストレスをためているんですね。
早く新しい山小屋が見つかるといいんですが。
そうじゃないと、ギデオンが冴えなくなっちゃう。
私はエルのパパとの再会にも涙していましたが、
パパの温かさ並に優しいホッチの気遣いに感動しました。
ホッチもギデオン同様、あまり機能していなかっただけに、
最後のシーンはとても嬉しかったです。
ホッチがいれば、どんな辛い事件でも私も一緒に追っていきたい気持ちで一杯です。

Re:ホッチ素敵

  • by カクテキ
  • 2008/01/16 10:08
びちさん、こんにちは。
ホッチがチームリーダーであることの大切さがひしひしきました。
リーダーは対象者の分析だけでなく捜査官にまで気が配れないとならないのですよね。
ギデオンは優秀なプロファイラーかもしれないけれどリーダーは無理ということもわかりました。
びちさんのおっしゃるように、ホッチがいれば大丈夫という無条件の安心感が植え付けられたようなエピソードでしたね。

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