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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「クローザー」の記事一覧

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クローザー4 #43「消えない炎」 Controlled Burn

山火事が発生し、消防士を含む数名が死亡。さらに身元不明の女性が発見される。検死の結果、煙を吸い込んでいないので死後焼かれていると判明。しかもアルコールをかけられており、火元は彼女と推測される。これはブレンダの宿敵ビル・クローリックの手口と同じだ。逮捕しておきながら有罪にできなかったクローリックを今度こそ有罪にする時だ、と捜査方針を固めるが…。

マンネリ気味かもと思いつつも楽しみなクローザーの新シーズン。
この花のないチーム、私は好きだ(強いて言えばダニエルズが花か?・笑)。
チームとブレンダの私生活は順調のようだが、ダニエルズとガブリエルの交際には何やら違った空気が流れている様子。ガブリエルは「問題なし」と言うが本人気付いていないだけの可能性あり?

今回犯人かもしれないと疑われたクローリック、S1#12「二度死んだ女」で登場していたらしいが記憶にない。チームには宿敵のようなのに、書いてもいないので私には興味薄の事件だったのだろうか(でも演じるJason O'Mara は上陸が待たれるLife on Mars のサム・タイラーとして覚えいるというへんてこりんな記憶)。
クローリックが犯人かもと怪しみ、わざわざ現場に連れて行って(相変わらず昼間外のブレンダはピクニックの奥様?という感じの日焼け対策)「火のプロの仕業」と確証得て、逃げ道の心配したところで「消防士?」となりますよねえ。クローリックに惑わされて多少遅れをとった感じのブレンダでした。
そして事件は解決、クローリックはブレンダ宅に引っ越し祝いを持って現われ「市との和解金をもらって遠くへ行く」と宣言し、1973年のNYに旅立つのでした(一部ウソ)。でも残されたライターは今後を予感させますよね。

新居を買うまでアパートを仮住まいとしたようなブレンダ&フリッツ。すぐ引っ越すつもりとはいえ荷解きもまだ。きっと年単位で引っ越さないと思う。
そして配管修理のため、大家さんに秘密の猫の存在を隠そうと「君が面倒みなさい」と職場に猫ちゃん一式セットを運び込まれても、ブレンダには事件のヒントにしかならず。フリッツは生活面の協力をしないブレンダにお仕置きのつもりだったのに。今までだったらこういうことも耳から抜けてお終いだったろうが、ブレンダが大家さんに猫を飼うことを交渉したというところに二人の関係の進歩がうかがえる。でも月一度の室内点検のためにあたふたするのはフリッツだな。

フリッツついでに(笑)今まで散々「暇そう、窓際?」とか「どんな種類の事件にもやってくる、やっぱり窓際?」と無能っぽく接してきましたが、ナンバーズのドン兄ちゃんのチームも何でもやってるよね(笑)。フリッツに謝罪した方がいいのだろうか。

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クローザー3 #42「愛する家族」

現金輸送車襲撃で二人死亡する事件が発生。テイラー警視正が11ヶ月も追っている事件と同一犯人グループと思われる。長引く凶悪犯罪ににしびれを切らしたポープはブレンダの特捜班に事件を引き継がせようとするが、殺人はブレンダ班、強盗はテイラー班という形で進めることに。
今回の生き残り警備員ウェスリーは「犯人は二人」と証言するが、今までの事件の三人目撃情報との違いに疑念を持つとウェスリーは病院から逃走、自宅にいた弟グラディを保護すると兄ウェスリーが故郷アトランタへ向かったと知らされる。ウェスリーをロスへ連れ戻すため、フリッツを伴ったクリスマス帰省とみせかけてブレンダはアトランタへ向かう。

S3の最終回拡大版で、プロベンザのクリスマスネクタイ、ブレンダママ運転キャンピングカーの大人七人五日間の旅、と見せ場も満載。
そしてメインテーマ「愛する家族」の絆もこれでもかというくらい。
ウェスリーとグラディは一度も二人一緒には登場しなかったが、どれほどお互いを大切に思っているかが伝わってくる。
薬物更生プログラムは終えてないけれど、ウェスリーにとってはグラディのためにという心が何よりの支えだったのだろうね。
それにしても命をダシにしてのブレンダ作戦はどうだったのだろう?プロベンザも「やりすぎでは?」と言うくらいだもの。
ウェスリーの最期を目の当たりにして複雑なアイコンタクトのブレンダとプロベンザだった(ここ、カメラを向けなかったバズ君も重要!)。
「非情な決断も必要」というブレンダの仕事に対する姿勢はいつも変わらないが、ブレンダパパの「お前はプロの嘘つき」と重なるとキツイものがある。
優秀な警察官=愛される家族であることの難しさ、でも迎えてくれる家族の器があれば不可能ではないとでも言うのだろうか、ウェスリーはそれをジョンソン家に見たのかもしれない。
彼は思ったよりも観察力があるようで、弟が死んでないことも気付いたのなら単独で乗り込むなんて事しなくても…と思わないでもない。
グラディはこのままジョンソン家で暮らすことになるのだろうか、兄の死をどういう形でブレンダは告白することになるのだろうか…と事件は解決したが人として釈然としない想いとジョンソンさんの器の大きさの混ざった不思議な感覚だ。

クローザーはシーズンファイナルでも事件としてのクリフハンガーはないところがいいですね。
もちろん、家は本当に売れたのか、引っ越し先は見つかるのか、ポープとフリンの手の怪我は治るのか、セリフもなく一瞬だけだったダニエルズは大丈夫か、とかお楽しみのひっぱりはたくさんありますけど。

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クローザー3 #40&41「重ねられたウソ 前後編」

離婚専門弁護士が自宅プールで溺死。引きずられた形跡があるうえに体内からは一般には入手困難な薬品が検出されたため、特捜班は殺人で捜査を進める。クライアントだったものの、訴えを取り下げた眼科医が容疑者として浮かぶが事件当時のアリバイを主張、自供が得られないまま裁判に臨む。そこへいくら探しても見つからなかったアリバイ証人が登場し、検察側が圧倒的に不利。が、殺された弁護士の夫人に公開してもらった差し押さえられた眼科医夫妻の資産を訪ねると大量の大麻栽培の館。ようやく事件の筋書きがつながったブレンダは逮捕されていない眼科医夫人への追及を始める。

妙に自信たっぷりな眼科医だと思えばそれもそのはず、自分は実行犯でないもの。
奥さんに殺させ証拠は自分へ向けさせる、しかし自分には鉄壁のアリバイがあるので無罪、との筋書きだった。
年2回しか来航しない船を背景にいれるとか手の込んだアリバイも、愛人を同行させたことで奥さんの忍耐もそれまで。
離婚をとりやめたのは和解ではなく、大麻栽培を除いたら資産なんて微々たるもの、離婚してもたいした慰謝料なんてもらえないからだものね。
法廷で「計画は旦那、実行は自分」と証言し、特捜班の面目もなんとか保てたのでした。
出番はほとんどなかったくせにポープの満足そうな顔ときたら(笑)。
ラストは初めてではないかと思われる特捜班の「祝勝会」。
ブレンダはチームを、チームはみんなを誇りに想うと改めて心に刻める場でありました。
ガブリエルがダニエルズの肩に手を回しても、みんな気にしないようなので認めてあげたのかな?それとも単に気付かなかっただけか?(笑)
フリンも断酒会の恩恵にさずかっている人というのも初耳。
もう一人の断酒会の人は…ブレンダが保険契約の見直し過程でフリッツの二度の飲酒運転事故歴が発覚。
問い詰めれば「依存症、二度目の時その足で上司に告白し即刻更生プログラム、今は飲んでない」とのこと。
ああ、これで時間に融通の利きすぎる窓際捜査官である理由がわかったような気がする。
更生を認めてクビにはされなかったけれどそれなりの仕事しか回してもらえないのだな、と。
いや、罰というわけではなくプレッシャーの強い仕事を与えてまた逆戻りしないようという配慮かな?と。
そういう信頼できる上司がいるからフリッツもブレンダに対して優しくできたのですね。
「振り回されて我慢してないとでも?ぐっと飲み込めるのは自分の方が最低だからだ!」というのは泣かせるセリフ。
あんなに声を荒げるフリッツは初めて見た。
そして興奮しているせいか顔が違って見えたのだが気のせいだろうか(笑)。
ブレンダも生活を反省し、仲直りできたようなので、めでたしめでたし。
前妻との離婚は飲酒が原因ではないらしいので他には問題がないことを祈る。

こんな公私共に緊迫した前後編だったのに最終回ではない(笑)。
本当の最終回は時間も長い。うっかり録画失敗するところだった。

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クローザー3 #37「告発の余波」

前回の犯人射殺事件でカウンセリングを受けたブレンダは職務続行不可との診断を下される。
休職させるのも何なのでポープは記者ピアソンのロス市警激務取材への協力を命ずる。
ピアソンの入手したギャングの溜まり場情報に向かうと車が銃撃を受け、ピアソンは死亡、カメラマンも重傷。
この銃撃事件は誰を狙ったものなのか…?
強引なでっちあげ取材で有名なピアソンが復讐されたというのが真相。
今回の市警への取材も本当の目的は激務ではなく無能ぶりを告発することだったらしい。ブレンダ同様、敵の多い男なのでした。

仕事をこなせる状態でないと診断されたり、銃声の数を聞き間違えたりとブレンダの状態には不安がつきまとうが面白かった。
あれだけショックを受けた更年期障害をカウンセリングに利用、いつの間にやら仲良くなってるSWAT(結果、まかれる)、捜査にこっそり参加させるチームワーク、明らかに必要ないことまで聴取するプロベンザのガブリエルへの事情聴取、容疑者に告白させるためのエレベーター内での強気な嘘&それを見つめるポープ、ブレンダパパにからかい要員として目をつけられたフリッツ、等々。
最高は寝室で勢ぞろいのビデオ鑑賞、パパの隣でSWAT寛ぎすぎ!(笑)
そこは息子のポジションだ!
事件が警察をターゲットにしたものではないと確信してからのブレンダは職務遂行も可能に思えたがどうなるだろう?

解決後にパパとママ、護衛してくれたSWAT二人を招いてのディナーでブレンダはフリッツとの婚約を報告。
恐いと言っていたパパからもからかい混じりで祝福され、めでたしめでたし、でいいのかな?
バズの撮影した、銃撃現場で「彼女は無事か?」と動揺しまくるポープの映像を見たブレンダとポープの視線。恋愛沙汰とは別に(別ですよね?)やっぱり特別なんだなと。
フリッツにはこういうところが足りないな、と私は不満(笑)。

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The Closer3 #35「行き違った思い」

ヒスパニック系とアフリカ系のギャングの抗争に見えた殺人、実は…という事件。
まさに思いのすれ違いが不幸を招いてしまった。
息子を守ろうとしてくれた甥っ子の本心がわからず、手を下してしまったお父さん。
息子を守れるのは自分だけという気持ちにとらわれていたのでしょうね。
「午後4時から8時まで、これからは誰が守ってやる?」というサンチェスが印象的でした。
彼は普段口数が少ないので発する言葉は印象的、今回といい、ダニエルズへのプチセクハラといい(笑)。

ところで前回から体調不良のブレンダは診察を受けた様子。
異常発汗、微熱、動悸、イライラ、皮膚がチクチク…私の診立て(笑)では俗に言う更年期障害です。
内診をしたようなのにそういうことには触れなかったので妊娠はないと思うし。
そうするとそう診立てるしかないじゃないですか。
でも更年期障害って言葉は気に入りませんね。
ホルモンのバランスが乱れたってことでしょ。
特に女性ホルモンのバランスが乱れてくることをそう呼ぶのでしょうけども。
きっとそうなのだとは思いつつも、私的印象としてはブレンダはもうそういう年齢を超えてしまったバアチャンに見えるので違和感があったりする(笑)。
ブレンダは体調悪くても休めないのに、フリッツは風邪で寝ています。
以下自粛します。帰宅したところかもしれないしね。でもヒゲ面だった…

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