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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「サウスランド」の記事一覧

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サウスランド 5 #9&10(終)

J:COMオンデマンド、ワーナーTV配信のサウスランド、見終えました。
やっぱり、みんなが不幸な目にあっていきました(一部除く)。

誘拐事件からジョンは生還できたものの、ルセロは…。
あんなあっけなく終わらせてしまうとは思わなかった。
だからこそ、前夜に二人で呑みに行ったこととか、偏見はないといいつつもジョンと取っ組み合ったこととかがキツイ。
奥さんの言葉から、ルセロはゲイかもしれない自分を認めたくはなかったのでしょうね。
そう思うと繰り返されるゲイへ向けてのジョークも説明つくかも。
ジョン、生還できて心の傷はまだ癒えなくても、元嫁の力で家族となっていくのかな?とちょっぴり期待したのに、元嫁の答えは拒絶…。
これでジョンはまいったよね。
元指導官の「何故銃を渡した?」っていう心無い言葉のせいで沸点が近くなっていただろうし、
隣人の発電機騒動はたんなるきっかけで、暴れに行ったとしか思えない。
警察到着にも、とるべき行動はわかっていたはずなのにそれをしなかったことも、幕引きを願っていたかのよう。
「彼は、警官だ!ジョン・クーパーだ!息をしろ!」って暗転してお終い…。
これはまだ撮影時には継続かお終いかの決定がなされていなかったということでしょうか。
あの状態でジョンを生きさせるのは無理があるので、終わりが見えていたともとれるけど。
ジョンの人はウォーキング・デッドに出てるけど、腕の肉が落ちたように見えて少しだけがっかり中(笑)。

元指導官のジョンが誘拐されたっていうのに、ベンは自分の不始末でてんやわんや。
サミーは冷静に状況を分析して、自宅に押し入った犯人、犯人を逃がそうとする男=ベンを特定。
それでも「先にウソをついたのはそっちだ!」とサミーを責めるベンは最低。
涙ぐんでみせたって、ダメだよ。
パートナーを守るための偽証だと主張するけど、サミーの言うとおり自分のためでしかない。
守るための偽証だったら中途半端な、なれあいの気持ちでするんじゃない!
ジョンの痛み止め依存症や、サミーが偽証拠を仕込んだことを(これはまったくの誤解だった)正義感で追及した男とは思えない。
前回も書いたけど、ホントにベンのこと嫌いだわ(笑)。

こんな悲惨なフィナーレだけれど、リディアとルーベンにだけはちょっとだけ明るい兆しが。
ちょっとだけなんだけど、他が悲惨すぎるのでとっても喜ばしいような気もする。
警官誘拐事件の捜査で活躍したとして、ルーベンが会見の席でスピーチの指名を受けて誇らしい顔でしたよ。
その隣りで苦虫噛み潰したような顔してるイヤな上官がTWのドクだというのが…。
カルロス=ルセロ事件の捜査を仕切っていたのがドクって。
しかも人の情報を欲しがるくせに自分は与えないという典型的な手柄狙いの上官。
これじゃカルロスも浮かばれない…って違うから!

リディアはラッセルというシッターさんを得て安定していくのでしょうね。
しかしラッセルがパーフェクトなシッターぶりを発揮するとは意外。
この二人が恋愛感情に進むとは思いたくないけれど(何故?・笑)、お互いに心を寄せられる人であることは確かのよう。
めでたいのですよね、これは。

というわけで、サウスランドも終わってしまいました。
出てくる人それぞれに肩入れしたくなるようなエピソードがくっついていて、私は好きでした。
ジョンが死んだか死なないか、番組が続くのか続かないのか、はっきりとしたエンディングでないところもサウスランドらしいと受け止めようと思うほど。
いつかデューイを主役にしたスピンオフでも見てみたい気がしますよ。
それじゃコメディになっちゃうけど。
出てくる人みんな好きだったなあ…あ、ひとり除く!

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サウスランド5 #6~8

待ってましたの後半5話の配信スタート。
これでお終いのせいか、それぞれに大きなエピソードがふりかかっております。

まず触れておきたいのが、リディアとラッセルの再会。
以前「ラッセル、どの面下げてリディアに会うのさ…」と思いましたが、会いに行ったのはリディアの方でした。
警察内部への疑惑に対してルーベンと意見が衝突したリディアが必要としたのがラッセルだった、というわけ。
お母さんは亡くなり、息子の父親テレルの行動も鼻につき、うまくやってるように見えたルーベンとも衝突、そうなった時に選んだのがラッセルとは。
会いたいということは、リディアはもう許しているということですよね。
彼、あれ以降どうしていたのでしょうか。
あと2話で語られることを願います。
でもやっぱりパートナーとしてもルーベンの方がいいと思うんだけど。
安定した人だし。

ジョンとお父さんの確執は想像以上でした。
内容紹介で、「死刑囚の父親が死に際に会いたがっている」みたいに書いてあって思いっきり悩みました。
だって、いつだったか仮釈放審査にジョンも呼ばれましたよね?
そこで「一生閉じ込めておいて」とか言ってた記憶が。
なので死刑囚ってことはないでしょう。
これはただ、囚人が刑務所で死を迎えるということを勘違いしちゃったということのようですね、エピソード上でも死刑なんて言ってないみたいだったし。
それはともかく、息子のGFをレイプして殺したと聞いた時は「そりゃ許せん」だったけれど、そこにはまた別の意味も。
GFにひどいことして息子の自殺を願ったとか、ショックすぎる。
何故ならジョンがゲイだから。
ゲイの息子なんて死んじまえ!ということらしい。
死期が迫った本人からそんなこと改めて聞かされて、ジョンは耳元で何を告げたのでしょう。
許したのかな…だから元嫁との間に子どもを持ちたいと決心したのかしら。
怒りからはそんなことに辿りつけないような気もするので、私がジョンの代わりに憎み続けようと思います。
強がりルセロの仲良し家族演出は痛かったけど、これも関係してたりして。

そしてベンですよ。
私、ますますコイツのことがキライになりました(笑)。
サミーVSタミーのことで、証言をサミーに合わせたのは自分の意志でしょうがっ!
それなのに、偽証したからには真実を知る権利があるとか、サミーが持ってるビデオカメラを付き合ってるオネエチャンの兄さんに盗ませるとか、小学校の先生の彼女(前出とは別人)への言動とか、腹立ったなあ。
あんた、正義の人だったよね?
サミーが売人に罪を着せるために証拠捏造したと信じ込んで告発する勢いだったのは誰でしたっけ?
表彰されて広報のモデルになったり、刑事になりたいとか浮かれてますが、サミーがどんな想いで刑事からパトロールに戻ったか考えていなさそうなのがスゴイ。
何もサミーに気を遣って刑事を諦めろと言ってるわけではありません。
う~、なんかコイツ、これほどパトロールしているのに思い遣るって気持ちが欠落している気がしてならない。
デューイを見習った方がいいと思いますよ。

そのデューイ。
なんと、娘が警察官に!
朝礼で「みんな静かに、朝礼だぞ」などと言っているのでおかしいと思ったのですよ。
しかし、同じ分署に配属されなくても…(笑)。
でも彼女、デューイの悪いところも良いところも理解している立派なお嬢さん。
更生にはジョンだけでなく、家族の力もあったのだな、感じやすい故の賑やかしであったことがあらためてわかったように思います。

ということで、残り2話。
しあわせになれる人がひとりもいないような予感がするのは私だけでしょうか。

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サウスランド5 #1~5

配信中のS5前半5話まで視聴しました。
クリフハンガーってこともないでしょうに、心配なところで終わってますよ。

相棒ルセロ(TWのカルロス!)のタックルをもろに受けてまたもや背中を痛めたか?のジョン。
幸い、軽傷とのことで痛み止めもイヴプロフェン。
バイコデインも提示されたけれど、「イヴプロフェンで」と選んだことにやや安心。
元嫁ともいい関係は続いているようで何より。
ただ、私生活のパートナーが出て行った後はどうなのさ?と、ちょっと言いたい。
ルセロも自分のタックルが原因だと責任感じているところが好感もてます。

サミーは、元嫁タミーに暴行で訴えられ、親権を得るための家庭調査で修理しなければならない箇所が判明し、ますます金が必要なことに頭を悩ましてます。
セレブの警護でバイト代と名声を得ましたが、心が折れそうですよ。
タミーの連れへの電話、切なすぎ。

リディアは、赤ちゃんの子守りをしてくれていたママが急死。
刑事のシングルマザーは辛すぎでしょう。
救いなのは相棒ルーベンが理解者であるということ。
彼、いいですよね。
「友だちだからアドバイスするけれど正解かどうかはわからない」ってリディアの選択の余地もちゃんと残してあげてるし。
「既婚者との間に子どもを作ったのは君が悪い、でも子どもから父親を取り上げるのはもっと悪い、悪いのを繰り返さないで」って、死刑囚に身の上話聞かせてるリディアには必要な言葉だよなあ、と。
それに比べて赤ちゃんの父親はねえ…。
「シールド」のジュリアンだけど、どうやら女癖が悪いようで。
今の嫁と別れたからってねえ。

そしてデューイですよ!
これまでのシーズンは出ないエピソードもあったのに、今シーズンは今のところ皆勤賞。
朝礼では「デューイ、静かに」と名指しで注意され、素面なのに朝から絶好調。
奥さんが持たせてくれたケールをむしゃむしゃ、とすっかり生活も安定している様子。
何故かいつも新人と組んでるので教育係らしいというのもびっくり。
それなのに、犯人追跡中に心臓発作とは。
危険な状態だったらしいけれど、管つけたままでジョーク(しかも下品)も全開、安心していいのかしら?
ということで出演記録を見てみたら、大丈夫そうです(笑)。
ただ不満なのは、病室に嫁と娘二人と家族がいたじゃないですか。
彼の家庭は荒れていたはず。
送別会まで開いてもらって警察辞めると言っていた頃、「辞めたら離婚して退職金とられるから」と結局辞めなかったじゃないですか。
冷え切った家庭かと思ったのに、「辞めないで」という奥さんの愛情だったの?
なんか、デューイに幸せな庭は似合わないぞ…。
ジョンのおかげでアルコール依存症からすっかり更生したことが今の家庭ってことなのですかね。

で、おそらく主役であるはずのベン。
彼が新人として配属されたところから始まっているので、TWのようにカルロスやデイヴィスの成長が軸にあったように、ベンもそうなのですよね?
でも、彼、何か生意気で好きになれない(笑)。
耳の聞こえにくいおばあちゃんのそばで私用電話とか、先輩への言葉遣いとか(これは字幕のせいなのかもしれないけれど)、苦手タイプですよ。
でも、小学校で警察のお仕事のお話の時に、勤務中の先生から逆ナンされてたのは笑う。
刑事になりたいって話も、刑事時代のサミーの忠告なんて聞いてないよね。
高校時代の友人を麻薬課に売ったのも、刑事への道のためでしょ?
それを傍で察したサミーの表情がキツイですよ。
麻薬課が用意した祝杯の席でも、久しぶりのジョンとの同席が何かイヤでしたわ。

とうわけで、
ベンはどこに呼び出され、何が待っていたのか。
デューイは退院できたのか。
ジョンは本当にバイコディンに手を出さないでいられるのか。
後半の配信を待つばかりです。
ラッセルの再登場もあるしね。

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来月(2月)半ばから、サウスランド5!

J:COM magazine の2月号が来ました。
週間モノの本数が少ないこの時期に!と期待していた「サウスランド」のシーズン5の配信を見つけましたっ!
前半5話だけだけれど。
これがファイナルシーズンとなるのですよね…
しかし、何故か気になるラッセル(というかTom Everett Scott)が、ラストの3話に再登場するというのはとても楽しみ。
ラストの3話ということは、配信されるのは3月半ばからでしょうけれども。
出てくるからにはリディアと対面しないわけないですよね。
どんな境遇になっていて(NY市長辞任したとか・笑)、どんな顔して何を言うのかたいへんに気になります。
 
S4配信開始の時は、S1~3の配信も事前にあったのに今回見当たらないですねえ。
それが心配。
オンデマンドだから視聴者数が少ないのかしら。
無料(正確には追加料金なし)なうえに、こんなに私好みなのに。
普及しないのは、これが原因かっ?

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サウスランド4(終)

シーズンスタートは、いい感じだったように見えたそれぞれがなんともいえない結果を迎えました…。

ジョンとジェシカは、ジェシカに離婚召喚状が来るまではホントに理想的だった。
でっかい身体に優しい心、小さな身体にでっかいパワー、いいバランスだと思ってたのに。
ジョンは、ジェシカが少年を撃ってしまったことを事故だと認めているが、その後にモデルガンキャップを外して隠したことが許せない。
ジェシカは巡査部長への昇進がかかっていたから咄嗟の行動だったのだろうけれど、ジョンは何度もチャンスを与えた。
それでも受け入れないジェシカと決定的な溝でしたね。
それなのに一緒にご飯を食べ、思い出の写真を撮影してあげる様子のなんとも複雑なこと。
ジェシカの方も、ジョンが背中の手術のリハビリで休んでいたなんて信じない、薬物依存症だって御見通しだと責め立てて…。
いや、前シーズンまでは認めてなかったけれど、今は認めて闘ってる最中だからっ!
それにその決意に魔が差すようなことしたのジェシカだからっ!(笑)
酒場外での決別シーンでの、ジョンが自分を依存症と自覚している発言は、とっても聞きたかった言葉なので個人的には名シーン。
しかし、ジョンの後見人(でいいのかな?)がディアンジェロ・バークスデールというのは…(笑)。
とっても穏やかで抑え込まない感じが魅力的ですらある。

勘違いから溝ができたサミーとベンは、嫁と娘に働かせているポン引きへの固執がサミーに重傷を負わせるという結果でなんとなくなし崩し。
が、サミーが休んでいる間の臨時パートナー、ファーガソンの焚き付けもあってとんでもない解決に。
プールを挟んで視線を交わすサミーとベンが意味深でしたよ。
サングラスをかけたベンの様子でサミーにはすべてわかってますよね。
みんなのためによい結果となったといえるだろうけれど、私にはベンがそこまでダニエラを救おうとする気持ちがわからないのですよ。
常にベンに対して否定的だからかしら?(笑)
サミーがこんなことになったのも全部ベンのせいだもの、「決断を迫られた」と言われても「お前が蒔いた種だろ!」とつっこみたい気持ち満々です。
必要以外口をきかなかったのに「この件から手を引いて旅行にでも行け、でなければ一緒に入院しろ」と言えるサミーには益々惹かれるのに。

強情リディアは、自身も犯人に刃物で襲われた後、悲惨な事件を目の当たりにして(いつもだけど)ようやく妊娠をフェルナンデスに告げ、現場からは距離をとる診断書も提出。
これは遅かったくらいだと思う。
そして、リディアの相手が「シールド」のジュリアンだったと今頃気付いた私も遅いと思う(笑)。

また次のシーズンからはなんとなく仕切り直してのスタートですね。
また配信は一年後になるのでしょうか。
どこかの局が買って、とんとんと放送して欲しいですよ。


余談
この最終話のあらすじに
「サミーがいない間、ベンはデューイとパートナーとなる」みたいなことが書いてあって、楽しみにしていたのですが(笑)、デューイは出番なしでした。
デューイじゃなくてファーガソンの間違いでしたよ。
なんでこの二人を間違えたのか不思議でしたが、途中でいかにもデューイが言いそうなジョークをファーガソンがかましてました。
ここだな、あらすじ担当者がここだけ見ちゃったのだな、と妙に納得いたしました(笑)。

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