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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「サウスランド」の記事一覧

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サウスランド3 #9「銃撃戦の果て」Failure Drill

ベンの研修期間は終わりを迎えようとしているが、
指導官クーパーの腰の痛みと薬物依存は仕事に支障をきたすようになってきた。
リディアとオチョアは夫が妻を射殺した事件を担当し、
目撃した16歳の息子の恐れと不安を目の当たりにし心を痛める。
一応の解決後、他の事件の聞き込みの手伝いに向かった先で銃撃戦に巻き込まれる。


夫の妻殺害事件、息子の言動があやしくて「もしかして…?」となりましたが
実は父親の犯行を目撃したからなのでした。
お父さんが犯人ということは自分たちは福祉局に保護される。
そうなると一緒に暮らせない可能性が高い。
叔母さんはいるが、両親と不仲なので自分たち兄弟を預かってくれるかどうかわからない。
それなら「叔母さん」のところへ行く」と言って兄弟そろって身を隠そう、そう考えたのでしょうね。
父親を恐れる気持ちと兄弟と離れ離れのジレンマに悩む少年が痛々しかったです。
事態を察したリディアが残されているであろう父親としての気持ちに訴えかけて兄弟たちは無事叔母さん宅にいられるようになりました。

そんな余韻から、次の仕事に向かう車中「デートに誘われた」とオチョアに告白。
その話も片付かないままの銃撃戦でオチョアが負傷。
彼女を救出後、犯人射殺で事件を解決したリディアは病室にオチョアを見舞い、
険悪な状態から徐々にコンビらしくなってきた二人がさらにいい感じになってきたなと思ったら!
オチョアのもとに駆けつけてきたのがリディアを誘った制服警官で「ママ!」と!
リディアの新しい出会いは前途多難。
そういえば刑事部屋に来た時「オチョア刑事は?」と言ってましたよね。
彼、知ってたんだな。

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サウスランド3 #8「闇からの脱却」 Fixing a Hole

無事復職したリディアとオチョアは、殺人事件の証言をする女性につきっきり。
かなりきちんとした目撃情報であるため、検察も期待していたが、
彼女はアルコールへの依存が強く、飲まないでいる時間の長さに逃げ出そうとする。
が、リディアの「人のためになること」との説得に法廷へ出向き、見事な証言をし、三人は祝杯を挙げるが…。


「本当に〇〇(犯人の名前。忘れちゃった)が殺す瞬間が見えた」
いい気分になった証人はつい本当のことを言ってしまいました。
リディアもオチョアも絶句ですよ。
本当に見たのは近所の人で、彼女は噂話を集大成して目撃したように語っただけなのでした。
本当に犯人で、近隣住民のためには刑務所に入れられるべきヤツだったのでしょうが、そうはいかないのが法制度。
彼女は偽証罪でその場で逮捕。
しばらく飲めないからと、その場でウォッカ二杯オーダーしてあげるリディアの裁量が好きです(笑)。

心配なのはサミー・ブライアント。
犯人特定に失敗したため、その犯人を廃車寸前の車に押し込み砂漠へ連れ出して墓穴を掘らせるという…。
銃をつきつけ、威嚇射撃はしても撃てない。
モレッタを殺した男と確信しても撃てない。
ここの警察官たちはホントにひどく道を外れたことはしませんね。
墓穴に置き去りにして、帰路吐く。
自分の内に「処刑」なんて言葉はなかったのに一瞬でもやろうとしたことに耐えられなかったのですね。
帰宅するとモレッタの妻マリエラは「母のところへ身を寄せる」と引っ越す準備ですよ。
「ネイトの想い出ばっかりで、時間が早すぎて」の訴えは効きました。
サミーをネイトになぞらえて感覚がおかしくなっていたのかもしれないです。
ようやく本当に哀しむ時がきたのだなと思えます。
それはサミーにも同じことだよね。

ジョンは鎮痛剤を止める努力を始めたようです。
あの大汗は禁断症状でしょうか。
虐待を受けていたと思われる少年の「洞窟にいた、ティレルと〇〇もいた」の言葉に何かを感じ、「洞窟」発見に懸命なのは
この件を解決することでクスリを止めても大丈夫という支えが欲しかったのかもとさえ思える。
やりあった保護司もジョンの言葉から別ルートで探していてくれたらしく、「洞窟」は特定できましたが…ティレルたちは保護されたものの、犯人自殺という苦い結末。
しかもこの犯人、ジョンが保護した少年の写真を見せて「知らない?」と質問した人でしたよ。
あれで追いつめられたと悟っての自殺らしいです。
ジョンがクスリを止めるきっかけにしてもらうしかないような結末ですよ。

この事件で、出動要請を断って「洞窟」を探すジョンとベンが
険悪な状態なのを察するのがなんとデューイでしたよ!
さらに、ジョンに「大丈夫か、何なら一緒にセミナーに」なんて声をかけてますよ!
そんなのデューイじゃない!
彼が更生したことを喜んであげない私がどうかしているのでしょうか(笑)。

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サウスランド3 #7「負の連鎖」 Sideways

セレブ殺人現場の写真流出でリディアをはじめ、
現場にいた刑事、巡査合せて6人が有給停職処分。
自分の携帯電話の写真が使われているため、
リディアは解雇を恐れて眠れない日々を過ごすことに。
自宅待機を命ぜられても直前に担当したコンビニ強盗の流れ弾被害に遭ったグラフィックデザイナーのヘンリーを気にかけるのでした。

…絶句。
自分の推理癖にうんざりですよっ!
離婚調停で妻に口座を凍結され、
警察内での人事と警備会社を天秤にかけていたことがばれて両方失敗、
障害年金受給も当てにならない、
そんなこと聞いてれば金が欲しいのはラッセルに決まっているじゃないですかっ!
「口座に現金受け取った痕跡ないから大丈夫」とリディアをしきりとなだめてたし。
リディアに疑いがかかっていることを知り、
自ら告白して即クビになったところに救いを感じるべきですか?
「君の写真ならしなかった」という言葉も。
でも、「〇〇さんのものだから~」じゃないのですよ、リディアの正義感は。
別れ際、震えながらの「あなた、誰?」は怒りと失望、でもそれがパートナーであり友人のラッセルという何重もの苦しみが激しかったですよ。
…ラッセル、ちょっと好きだったので残念ですわ(苦笑)。
クビになったものの、手に入れた50万ドルを支えに作家になるのかな?

ジョンは空き地に放置されているトレーラーに執着。
売春やらクスリやらの温床になっているとの近隣住民からの訴えも、
刑事は逮捕の必要がある時しか来ず、根源であるトレーラーはそのまま。
ならば、と市に訴えて強制撤去させようとするが役所は嘘つき。
とうとうキレてスクラップ工場(ですよね?)に品物を引き取りに来るよう電話。
腰の激痛を抱えているものの、妙に清々しい表情でした(笑)。

で、日本語タイトルの「負の連鎖」。
停職騒動の他にも、
強盗被害者の頭に残された銃弾は危険な位置で摘出が難しく死亡、
モレッタ殺害犯の面通しでブライアントは特定できず(「しくじった、帰るところがない」とタミーに泣きつく姿に、たとえ他の人を好きになっても切れない何かを見た気がする)、
強盗犯をパトカーで追跡していたデューイは一般人を撥ねて死亡させ(責任を感じるチッキー「君は立派な警官、君がやらなきゃ誰がやる?」と気持ちのフォローをするジョンがよかった!この前、彼女に「ダメ警官」と言っていたのと合わせて)、
そしてラッセル…ホントに負の連鎖でした。

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サウスランド3 #6「警官であるために」 Cop or Not

S3後半が配信になったので視聴開始。
あ、ベンの人の来日インタビュー見るの忘れてた!
でも、これもオンデマンドで無料配信されているのでそのうちに(笑)。

ク、クーパーさん、やっぱりそうでしたか…。
あれは単なるルームメイトじゃないよね。
離婚の原因とか、友人の自殺とか、みんなつながったような気がする(笑)。

俳優の夫が離婚調停中の歌手である妻とその恋人を切りつけて殺したとして逮捕された事件。
陰惨でした。
死体の見せ方は他のドラマに比べてえげつなさが何割か増しているような気がする。
この事件を軸に、セレブ街の警備に大勢の人員を割く警察組織が面白くないクーパー、
セレブ殺人事件だからとマスコミが賑わいいつもと違った媒体がインタビューを申し込んできたり、
現場写真を撮影したらそれが流出してしまい謹慎させられるリディア、
幾重にも出来事がありましたねえ。
殺人事件の真相、ラストにすごくあっけなく披露されてましたけど、あれでいいの?
そこに絡む人間模様がメインなのでいいんですけどね。

相棒モレッタが殺されて6週間のブライアントは、何故かパトロール警官として復帰。
発砲のせいでの降格人事ではなく志願してのこと。
ギャングに目を光らせ、モレッタの復讐を企んでいる様子。
復讐といっても警察官なので命を奪うわけではなく、目標は壊滅なのでしょうけれど。
それなら今までどおりに対ギャング班の刑事でいたほうがいいような気がするけれど、
事件が起きなくても見張っていたいという気持ちの表れなのでしょうか。

彼のもうひとつの問題、タミーのお腹の子の父親は誰か?ですが、
検査の結果、写真講師ではなく自分であることが判明しましたよ。
新パートナーに「父親になるんだ」と宣言するような表情が微妙。
パートナーから「家族の待つ家へ帰るんだ」という言葉を聞いて戻った先が居候したままのモレッタの家だし。
居候を快く思っていなかったはずのモレッタの奥さんも、帰宅を迎えて、夕食の心配をし、翌日のランチまで気にかけてくれてます。
モレッタがいないことを認めたくないのか、忙しくして紛らせたいのか…。
ピートもかなりブライアントに懐いてしまっています。
ブライアントの帰宅を「うれしい」というのは泣かせますよ。
自分が本当の父親であるとはいえ、実際の家族タミーとは大きな壁を感じ、死という悲劇のせいで疑似家族となっているモレッタの家の方に居場所を感じているようでこれもまた複雑。

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サウスランド3 #1~5

うわーっ!
S1を見始めた当初に「登場人物の私生活が背景程度で薄味」といった言葉は撤回です。
背景程度だったことの積み重ねがこのシーズンで溢れ出てしまいましたっ!

ベン 
幼少時にお母さんが襲われた事件の真相、彼には辛い。
今まで憎んできたことが無意味に等しかったなんてきつすぎる。
困ったり、怒りにまかせて殴ったりしたことはあっても涙を流すほどのショックできつかった。
それが理由で荒れた勤務態度も、正しい警官ジョンがいてくれるから道を踏み外さないでいられるはずなのですけども。
そのジョンに対しても「クスリ都合疑惑」が付きまとって…。
ここは私もジョンを疑ったなあ。
ジョンがすることだもの、押収したクスリの報告書に虚偽がないのならそれでいいのです。
でもラストで持ってたクスリ瓶に疑惑が拭い去れない自分もいるのはキツイ。

そのジョン
「強姦殺人で刑務所」の父親の仮出所審査に呼び出されましたよ。
そして「市民の安全を守る立場の自分としては父親を一生刑務所に入れておきたい」と。
裁判で終身刑ではなかったのでしょうからそれは無理なこと。
それでもそう述べるジョンに「憎むべき行為に身内の裁量は介入させない」姿を見た気がしました。
でもですね、その帰りクスリを飲もうと目を離した一瞬に前の車の荷台から落ちた梯子を避けて急停車。
大した怪我はないけれど、瓶の蓋が空いていたためにクスリは散乱、
砂混じりのクスリを集めて声をあげて泣くジョンに、こっちも泣けてきた。
ジョンが立派な警官である理由を見た気がした直後に、
その裏の依存という暗い部分も見ていてつらい。
ベンには命を預け合うことの大切さを諭し、
彼の目の前で「処方薬でも強いクスリを飲んで運転するな」と男を逮捕、
ベンが「あなたは…?」と思っていないわけはないともちろんわかってるはず。
うう…、ベンに密告しろってことなのか?いや、それは絶対違う。
仕事に支障がないという自信なのか?でも、そんな驕った人であるはずない。
エミー賞のドラマ紹介部分で「サウスランド」もちょっと流れたじゃないですか。
そこで「何してた?援護もしないでっ!」とジョンにキレるベンを見てしまったし。
これからジョンまでが壊れてしまうの?

サミー(ブライアント)もヒドイ運命だ。
子どもな嫁タミーがいるからこそのバランスだと思ってたのに。
タミーの我儘をいつも受け止めていただけにこの裏切りはこたえる。
言い争いの電話ばかりで(それでもタミーの写真がデスクにあるのが泣かせる)仕事も心ここに非ず、そんなサミーを諌められるのは相棒のモレッタだけだったのに。
ハンサムで真面目な(基本、みんな真面目だけど。デューイは除く・笑)モレッタ刑事が…。
これがあったからラストのジョンにつられちゃったのかも。

後半の配信は10月15日~11月14日。
また週間モノを休んで見るつもり。

あれ?カーデュラ(笑)の姿を見なかった気がする。

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