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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サード・ウォッチ#76「崩壊」

建築現場で正規の労働者とスト破りで働く者の間で揉め事が起き、仲裁に呼び出されたサリー&デイヴィス。しかしその目の前で足場が崩れる。ドクが新人と組むためカルロスはキムと組み腕を怪我した女子高生の処置にあたるが、後に「身体に触れられた」と訴えられ逮捕される。

サリー復帰おめでとう!
前回までの濁った顔つきとは違い、純粋に仕事のできるありがたさを感じているよう。もちろん、友だちのありがたさも。
「かまわないでくれ、大丈夫だ」をその通りにとらえてはいけないことの見本。
デイヴィスが実直なだけでない、篤い心をもった男でよかった。
足場の下敷きで救出待ちの男の語る他愛もない夫婦喧嘩の話に時折見せる複雑な顔は気になるが「電話するか」と気遣えるから大丈夫か。
下敷きさんは搬送中に心停止になったらしいが助かったかな。サリーの心が彼の生死にかかっているようで…。

人の心にまで考えは及ばないが仕事はできる救急新人の話もあるが今後尾を引きそうなのはカルロスの逮捕。
女子高生の腕をつる処置時に身体に触れた、これをセクハラと訴えられる。
一度そう思うと勇気付けるための肩たたきも触るためとしか思わないんだろうな。
テレビで見る限りでは(笑)この時カルロスに下心があったとは思えない。
でも現場到着時「女子高生だ~!」って喜んでるし、日頃の女性とお付き合いしたい病を見ているキムには不愉快かも。
その一方で「カイリーと動物園に行けるんだ」と喜ぶ顔もあるわけだけど。

ボスコとフェイスは久しぶりに正規コンビ。
救急新人に犯人を逃がされるというピンチはあったがなんとかセーフ。
手錠を自前で買うというのはびっくりした。
しかもボスコは高級手錠を買ったようでフェイスに呆れられてた。
何もかもが犯罪防止課譲りのようで。かぶれてるとも言う?(笑)
一方のフェイスはエミリーの「撃った人の人数は?」に悩むが正直に接したことで信頼をえられたよう。ヨーカス家はこのまま落ち着くのかな?

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クリミナル・マインド2#2「闇のネットオークション」

元BAUで児童事件専門の捜査官からBAUへ捜査依頼がくる。1年前にネット上で監禁と見られた少年が再びネット上に現れ、今度はオークションにかけられているという。締め切り時間へのカウントダウンは18時間をきっていた。

前回から4ヶ月という設定。
エルは来週復帰の予定だったが非常召集が過ってエルのところにも送られBAUに出向いてきた。
昼ドラを楽しみにしている自分に気づいたエルは「いけない!」と思ったところでこのミスも渡りに船。
しかしホッチは渋い顔。
休職期間は日にちまで定められたもの、復帰の日に向けて徐々に心をもっていく必要があるってことなのかな。
ここで帰せばさらに焦りだすことまでお見通しのホッチは、現場に出ないことを条件に復帰させる。
でもリードをだしにしてエルは外に出ちゃう。「来るなと言ったろう」というホッチはまたもや渋い顔。
デリケートな仕事だけになし崩し的な復帰はどうなのか気になりはするがとりあえず復帰おめでとう、エル。
髪型は微妙だけど。リードもね(笑)。

事件は憎むべき大人がごろごろしていて気分悪いったらない。
幼児を誘拐して偽父親になったものの分析どおり育ちすぎたからなのかオークションで処分してしまおうとする男、危険があると承知しながらチャットルームを運営する男、生活費のため本人が自発的にとはいえネット売春に応じるヤツら。
少年の家に踏み込んだ時、お楽しみ中のヤツらが次々LOGOFFしていくのが無気味。
そしてオークションに参加したのはあの少年を助けたかったからだ、と言い張る校長。スポルディングかよ!
BAU分析の、そういった嗜好を満足させるために子どもに接することができる仕事を選ぶというのは事実なんだな、と薄ら寒くなる。
1年前の変化のパターンから犯人を突き止め落札者への搬送に家を出たところで逮捕、少年も無事に保護。
でも、少年が「パパ」と呼ぶのはアイツのことなのでしょ?
捜し続けていた本当のママがすぐに駆けつけても少年はママを知らない。
離れていた時間と心を取り戻すことを考えると…。

憎むべき犯人とはいえ、モーガンはかなり男に厳しかった。個人的にも想うところありなのか?

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クローザー#28「灰色の任務 後編」

マリク殺害犯を特定したことで特捜班復活を勝ち取る。
やはり落ち着きますね、この面子が揃うと。
前回からの難しい事件は、ただ反アメリカのアラブ系組織から寝返った男が出ただけではなく、そこに民族の掟も絡んでいたデリケートなもの。
マリクの母親が自分を偽り父親を隠していたのは未婚出産への迫害を恐れてのこと。
それを知らないマリクがこっそりとパスポートを取ってくれる人を探していたら、そうとは知らずに父親の手を借りていたというもの。
その父親が通じていたCIAの裏切り者というのがやはり左遷された男シャペル=フィル神父。
この人は信用置けない役で決まりか。
CIA側の希望通りではなかったがブレンダの裁量で一番人道的と思える解決を迎えられめでたしめでたし。
今シーズンはさらにチームワークが強化されたようで楽しかった。
バズ君もいつのまにやら一員だし。
出過ぎない程度にそれぞれのキャラクターも見えてきたし。
S1では出たり出なかったりのプロベンザが出ずっぱりだったのも勝因か。
職場復帰を諦めかけていたプロベンザの最大の感謝の意思表示にあたたかい気持ちになったところでこちらも次シーズンを待ちたいと思います。
そして次こそフリッツの仕事が忙しくありますように。

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ザ・ソプラノズ#78「波紋」

2004年のジョニー・サック逮捕時に落とした銃を拾った男が事件を起こし、そいつの取引材料で地元警察に逮捕されるトニー。組織犯罪として検挙したいFBIは地元警察の先走った逮捕を非難し不起訴にさせる。沈んだ気分のところにジャニスとバカラがトニーの誕生日を祝おうと家へ招待する。

バカラはあんなに生意気だったっけ?すべては酒の勢いか?
でなきゃ、直前に仕事を任せてくれるような話を聞いておきながらあんな狼藉働くとは思えない。あ、その仕事が気に入らないのか(笑)。
トニーとバカラの喧嘩は迫力あった、大きいもの同士だから。そこにジャニスが止めに入ってもう画面にみんなが入りきれなくなってました(ウソ)。
誰が良くて誰が悪いなんてことはないが、喧嘩の成り行きにトニーは不満。
その理由が「自分が負けたとカーメラが思っている」というもの。わー、お子様だ。
表面上は一応和解だが、腕力での仕返しをしないだけで精神的にはかなり追い詰めてる。
トニーはバカラが見つけてきた仕事相手カナダ人の厄介事解決をバカラに指示。固まったままとりあえずこなすが…。
組織のボスにたてついてこの程度で済んでるのだからよしとしないといけないように思う。
気乗りしてなかったトニーを無理矢理誘ったことを心底後悔しただろうな。

で、ジョニーは?
フィル復帰祝いの店にあったあの写真の意味は?
IMDb見たらシーズン後半の出番があと1話だけなんですけど。
それにジャニスってジョニーの家に住んでなかったか?
湖畔の家に引っ越したのか?それとも別荘?
ジョニーの写真と「ジョニーみたいに刑務所の中で終わり」というトニーの言葉が気になってドラマの内容どころじゃなかった、というのが本音であります(笑)。

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第一容疑者1 後編

ケイトに声をかける男を目撃したという女性がマーロウの面通しに協力するが、別人を指名。不当な捜査だと息巻くマーロウに味方した新聞にでかでかと顔写真も載せられ捜査もやりにくくなる。マーロウの立ち回り先を調べると出張先で似たような手口の殺人事件が複数見つかる。その出張には内縁の妻も常に同行していた。足を引っぱろうとするオトリーを外し、昔の腹心の部下アムソンを捜査に加えるが、部長は事件からテニスンを外すと決める。テニスンに残された時間は24時間、マーロウ逮捕の証拠をつかめるのか…。

まあ、マーロウの往生際が悪いこと。追跡を振り切るようにバスやタクシーを乗り継いで「盗まれた」車を隠してあるガレージに向かったくせに、匿名の電話で車のありかを教えられただけだと言い張る。
しかしそのガレージはそこで何かがあったことを十分に示している。
取調室で何が自白のきっかけになったのかよくわからなかった。
内縁の妻と自分の母親の仲が良くないことに何故あそこまで激高したのかも。
あそこで180度態度が変わったのは確かだけれど、私にはその心の動きの理由を見極められなかった。
殺した女性たちの名前をあげていくマーロウは狂気を孕んだ殺人者だと思ったけれど、裁判になったらまた取り調べ前のマーロウに戻って「私は無実です」ときた。
ここで話はぶつりと切れる。証拠をつきつめれば逃れられないと思うが。

オトリー派だったはずの刑事たちが、次第にテニスン寄りになり捜査に打ち込んでクビ撤回の署名までしてるのは「クローザー」S1の最終回みたい。
そう、テニスンにはガブリエルがいなかった。
運転してた若手刑事は近いものがあったけれど、前編で情報隠してたし。
オトリー退場と共にテニスンに対する空気ががらりと変わったような…?
やつが諸悪の根源だったのか?いや、シェフォード警部か。

事件解決後、テニスンのオフィスでのサプライズ打ち上げはありがちだけれど、気持ちよいものだった。
それにしても大勢刑事がいるな(笑)。
目元が劉青雲に似ている人がいて彼ばかり探してた。役名もわからなかったのに。
捜査に時間をとられ、うまくいきかけていた同棲恋人はとうとう痺れを切らして出て行った。
不可能な約束を繰り返すテニスンは私も嫌だったな。
出て行った恋人は最新シリーズのわけあり風のカメラマンとは別人なので、以降もテニスンの恋愛話は出てくるということか。
上に立つ女性を描くには必要なことなのかも。

前編の最後から後編最初にかけての面通しには驚かされた。
マジックミラー越しじゃないんだもの。
証人の希望とはいえ、直に前を歩かせるかね。
勇気ある証人に幸あれ。

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