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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「本&読書メーター」の記事一覧

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まとめて出過ぎでは。

ふらっと行った書店で「晴れでも雪でも」を見つけて、〇マゾンで「いつ出たんだよ~」と見ていたら、あと2冊「流されるにもホドがある」、「私のことはほっといてください」も発見してしまい、しょうがないから入手してしまいました。
まとめて出し過ぎだよ!と思わないでもないですが、そこは私もどうかしているので。
以下読んだ順に。


流行りモノについてなんて、キミコっぽくないのでまず興味を惹かれます。
流行りモノについて=おしゃれ、なわけではないので安心です。
でもやはり、「何故キミコに流行りモノ?」と依頼側の勇気と、ウェブ連載だったということのグダグダ締切がうかがえるという、本一冊を通してのテーマが見えたような気がします。


こちらは本当にいつもどおりの日記で安心して読めます。
相変わらず冬を憎み、酒を飲んでます。


これはキミコとの出会いの本、「生きていてもいいかしら日記」の流れをくむものでしょうか。
お父さんやお母さんの話が出てくると、妙に嬉しくなります。

3冊読むと、あの時触れられていたコレがどうなったのか?とか、わかるような仕掛けになっていたりします。
東京行ったとか、お父さんの入院とか。
それぞれ独立させて読んでも当然愉快ですが、特にお父さんの入院&強行退院物語は、先に頭にあった分、そして以前の本で分類できなさ加減を知っていた分、物語性が増しているように思います。

最後のページに、「これは〇〇に何年何月から何月まで連載されたものです」みたいな記述がありますよね。
そこに「次の連載を催促されながら加筆・修正」とか平気で書かれているところに、どれだけ編集の方を泣かせているのかがうかがえるのもキミコらしかったと思います。

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読んだ本、何冊か。



「鳥」、「レベッカ」はヒッチコック映画で見たけれど、原作であるダフネ・デュ・モーリアの本を読むのは初めて。
平凡な人々の心に潜む狂気を白日の下にさらし、秘めた暗部を情け容赦なく目の前に突き付ける
なんて内容紹介を目にしたら手にしてしまうじゃないですか。
そして読んでみたら、ずばり好みでした。
分かり合えないことを気付いてもいない、そんなすれ違いが生々しくもあり、お伽噺的でもあり、とでもいいましょうか。
「満たされない欲求」とか、O・ヘンリみたいじゃないですか。
そういえばO・ヘンリも結構「いい話」じゃないですよね。
他も読みたくなりました。




   
 

学生のお仲間モノで、「ルピナス探偵団」が最も好きなのですが、それにかなり近づく感じで「笑う大天使」も好きです。
で、シリーズⅤ、その「笑う大天使」を購入したら、好きなエピソードが入っていなかったため、よくよく調べたらそれはサイド・ストーリーだから、短編として他の巻に入っていると知り、「それならっ!」と意を決してⅠ~Ⅴまでそろえました。
懐かしいったらありません。
と言っても、当時は姉の本を盗み見ていたのですが。
お気に入りのエピソードも読め、その他の短編もたくさん読め、かなり満足です。
「ゲートボール殺人事件」も収録されていたらよかったのに…と思わないでもないですが。
もしかしたら、Ⅵとか続きが出るかもな~と期待しておくことにします。
それにしても、ちょっと前のマンガは読み応えありますね。
ちょっとした小説よりも文字数あるんじゃないだろうかというくらい。
ただ、弊害もあります。
ふりがながさあ…近視用メガネしたままだと読めないですよ。
どうでもいいことですけどね。

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7月のまとめ

いろいろあった間に、キミコの文庫が何冊か出ていたとは。
慌てて購入し、まずは日記とは一味違う流行モノについて書かれた「流されるにもホドがある」を読んでみましたよ。
面白いけれど、何か…?という感じが最後に解消されてある意味満足。
それはですね、月一のWEB連載だったらしいが、最後の方での間延び感というか、紙の本でいうところの原稿落とし。
大人として、職業としてはどうかと思うが、最後に大きなオチがついたということでアリなんじゃないかなと思いました。

同じく発売されていることを知らなかった「ワタシの川原泉」。
とりあえず一番最近の「笑う大天使」を買ったけれど、私の好きだったエピソードがない!と調べたら、それは連載ではなくサイドストーリーだったらしい。
というわけで、それならいっそのこと!と思い切り、Ⅰ~Ⅴまでそろえることにしましたよ、〇マゾンギフト券があったから。
Ⅲまで読んで、残りあとⅣだけ。

タツオさんの「ヘンな論文」の続き、「もっとヘンな論文」も面白かったです。
読書メーターの感想にも書いたけれど、論文発表者との触れ合いがあるのもいいですね。
あとがきにあるように、前作で登場した高校の先生が、大学教員への面接にタツオさんの本を持参して「こんな風に紹介されてるんですよ」、「おお、それはそれは。じゃあいらっしゃい」的なお話もステキ。
以前、ラジオでお話されていた漱石の旅程を文字として読むことができてわかりやすかったのも、信じてはいないけれども大好きな生まれ変わりの話があるのもお得感がありました。
もっとヘンな論文も紹介して欲しいし、研究者側にスポットを当てたものも読みたいなあと思いました。


7月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3151
ナイス数:7

川原泉傑作集 ワタシの川原泉III (花とゆめCOMICSスペシャル)川原泉傑作集 ワタシの川原泉III (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:07月30日 著者:川原泉
流されるにもホドがある キミコ流行漂流記 (実業之日本社文庫)流されるにもホドがある キミコ流行漂流記 (実業之日本社文庫)感想
これはヒドイ(笑)。ネット配信の落とし穴か?
読了日:07月29日 著者:北大路 公子
猫だからね猫だからね
読了日:07月28日 著者:そにし けんじ
レディ&オールドマン 3 (ヤングジャンプコミックス)レディ&オールドマン 3 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:07月23日 著者:オノ・ナツメ
川原泉傑作集 ワタシの川原泉II (花とゆめCOMICSスペシャル)川原泉傑作集 ワタシの川原泉II (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:07月22日 著者:川原 泉
川原泉傑作集 ワタシの川原泉I (花とゆめCOMICSスペシャル)川原泉傑作集 ワタシの川原泉I (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:07月20日 著者:川原泉
ねこねこ日本史(4)ねこねこ日本史(4)感想
秀吉がかわいいぞ。
読了日:07月18日 著者:そにし けんじ
うさぎは正義 (リラクトコミックス Hugピクシブシリーズ)うさぎは正義 (リラクトコミックス Hugピクシブシリーズ)
読了日:07月17日 著者:井口病院
もっとヘンな論文もっとヘンな論文感想
前作にはあった研究者との触れ合いがないなあ…と思っていたら、ありました!やはりお人柄も知りたくなりますよねえ。まだまだヘンな論文を紹介していただきたいですが、あとがきにもあるように「ヘンな学者」にも期待が高まります。
読了日:07月16日 著者:サンキュータツオ
ダメをみがく“女子"の呪いを解く方法 “女子"の呪いを解く方法 (集英社文庫)ダメをみがく“女子"の呪いを解く方法 “女子"の呪いを解く方法 (集英社文庫)
読了日:07月10日 著者:津村 記久子,深澤 真紀
ワタシの川原泉V 笑う大天使 (花とゆめコミックス)ワタシの川原泉V 笑う大天使 (花とゆめコミックス)
読了日:07月06日 著者:川原 泉
ご本、出しときますね?ご本、出しときますね?
読了日:07月04日 著者: 

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