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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「AXNミステリー(ミステリチャンネル)」の記事一覧

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ブラウン神父4(終)

神父、マッカーシー婦人、レディ・フェリシア、シド。
この4人のちびっ子探偵的チームワークが完全に出来上がったような気がしました。
S3でも、警部補を助けるために奔走していたのでもうその時からだったのかもしれませんが。
教会のキッチンというかダイニングというか、あそこは捜査本部ですよね。
それぞれが情報持って集まって、それが神父の頭の中で真実に辿り着くという、なくてはならない要因となっています。
できればここに、S1で教会のお掃除として登場していたポーランド移民の彼女もいてほしかった…。
でもそうしたらシドがチームワークに支障をきたすこと間違いなしなので、この布陣に落ち着いたのかもしれませんよね。

今シーズンからまた警部補がかわりましたね。
前の交代時は、「私はこれで異動だから」と挨拶があったのに、今回なかったのはやはり一時は警察から追われる身となったからなのでしょうか。
初代も二代目のサリヴァン警部補も、神父を目の上のたんこぶと思っているのは明らかですが、それなりに敬意を払って接してくれてましたよね。
サリヴァン警部補は特に好きで、現場に到着時に立てかけてあった自転車を二度見したのは名場面ともいえるものでした。
それなのに、三代目は…なんかキライでした。
威張ってるだけで、目は限りなく節穴に近かったです。
だから巡査部長もあまり三代目には敬意をもってないように見えました。
この巡査部長、警部補が交代しても変わらずの「腰巾着ぶり」がたいへんに魅力的だったのに、それがなかったのが残念でなりません。
今シーズンの巡査部長のかわいらしさを半減させたのは三代目のせいだ!と恨みに思ったりもしています。
「ブラウン神父」を始めて見た時は、マッカーシー婦人がドラマを見るうえでの「敵役」でしたが、彼女が完全にチームの一員となった今、新たに送り込まれた「敵役」が三代目なのだ、と納得することにいたします。
でも…サリヴァン警部補、戻って来て欲しいなあ。

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スニッファー ウクライナの私立探偵S2(終)

単独事件もありましたが大きく流れていたのは元特殊部隊からなる特殊警察意識でした。
スニッファーを狙っていたと思われたスナイパーは、元特殊部隊の人だったのでしょうか。
動向を監視するのと、銃を向けるのは違うような気もしますけど。
もう戦闘能力はあるので、あとは犯人特定のためにスニッファーの特殊能力があれば、完全無敵な警察が出来上がる!と意気込んでます。
確かに、大佐率いるアレには不安もありますが、スニッファーが選んだのは国の警察組織でした。
そして元特殊部隊の指揮官は、娘の死をきっかけに自らも…というエンディング。
彼の人生は娘の復讐のためにあったのでした、という今シーズンでした。

そしてもうひとつ。
スニッファーといい感じになったはずの女医が、誘拐事件がトラウマとなり心を病んで病院へ、というエピソードも、挿入させるにはあまり話が近づかずに「?」気味でした。
が、最後にとんでもないつながりを出してきましたね。
女医さんと元嫁がお友だちだったというのは、S1で触れてましたっけ?
それともスニッファーからのつながりで元嫁は彼女を見舞っていたのでしょうか(最初の方で雑誌の差し入れしてたのは元嫁ですよね?)。
仕事も失くして、息子とも両親ともうまくいかず、やっぱりスニッファーがいてくれたらいいのに…と心がくじけそうなところに、彼の大切な人を救うというのがダメ押しだったとでもいいましょうか。
それにしてもあの病院、患者を退院させないためにたいした治療をしていないのかと思ったら、医者が気に入った患者を手元においておきたいからだったとは。
ちょっと現代では無理がありそうで、素直に「すごいな」と思いました(笑)。

こういった、唐突に出てくる「ちょっとどうかな…おいっ!」というところが楽しいです。
例えば、偽医者が来ての予防接種ですよ。
あそこ、国の警察組織ですよね?
簡易診療所とか、せめて医務室くらい建物内にあってもよさそうなのですが、みんながふだん仕事しているフロアのデスクで、ですよ。
みんなが腕まくりもせずに一列に並んでる姿も印象的です。
学校での予防接種、早く済むように腕まくりをして並んで、注射前消毒係がいて、医者が注射(もちろん注射器準備係もいる)、最後に消毒脱脂綿係、と流れ作業だったのを思い出したもので、その違いに愕然(笑)。
ゲーナがいるのがコンピュータルームみたいなところでないのも不思議な感じです。
でも、このほうが大佐も行ったり来たりしやすいのでいいのかも、です。
そうだ、今シーズンは現場で大佐があまり飲食してませんでしたね。
アメリカドラマでよくコーヒー飲んでるのも、「このくらいの間我慢できませんか?」と思ってるのに、ここの大佐は何か食ってましたよね。
こうなると何か言う気もなくなり、かえって食べてないと心配になったりします(減量を気にしてたからか?)。
現場で飲食をしなくなって、身体が引き締まったら、今シーズンではなかった美女との出会いもあるのかもしれませんね。
次のシーズンもあるのでしたら、そういったことも期待しておきたいと思います。

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お葬式から事件は始まる(終)

「REX」以来のオーストリアドラマ。
イルム村のお葬式に参列しては、事件性を疑う4人の女性たち。
そのうちひとりは、第1話で死んだ医師の奥さんですが。
「殺人よ!」と宣言しては、無理矢理犯人捜しをしているような気配もありますが、そこそこ真相にたどり着くので、「素人探偵がっ!」と言い切れないのが厄介です。
でも素人ならではの違法捜査は、「そんなことをしたら裁判で証拠として使えなくなっちゃうっ!」なんて心配をせずにいられるので、精神的に楽でありました(笑)。
しかし!
その分、警察がいけません。
アンディが署長代理というのが信じられませんよ。
だって、彼、ザビーネのストーカーですよ。
それはおいておいても、彼は村の困りごとを仲裁する程度の仕事しかしていなかったらしく、何をするにも疎かです。
そんな村が、何故に急にこんなに物騒になってしまったのでしょうか。
ミッドサマー(バーナビー警部)やノースモント(サム・ホーソーン先生)のライバルですよ。
きっと、今までは見過ごされていたのだろうと思うとすごいものがあります。
だいたい、制服着たままでビールってありかよ?っていうか、あの制服、なんだよ?です。
警察官ならもう少しシャキッとしたものを着て欲しいです。
ポロシャツだとしても、襟の部分くらいシャキッとしたまえ!と思います。
ふだん、服装なんて気にしないけれど、人の信用を得るような仕事の人にはある程度のドレスコードは必要なのだな、と確信いたしました。

警察官の服装と同じで、事件の方もぐだぐだだったりします。
10話見終えて何ですが、いまだに第1話の医師の死が気になってなりません。
「この薬は心臓がよくない夫には危険」と嫁でもわかるのに、何故本人は気にせずに飲んだのかがわかりません。
目の前の看護師さんばかり見ていて、薬のことなんか見ていなかったのでしょうか。
なんの必要があって飲んだんだよ、「事故だったのよ」って看護師さんなぐさめてる場合かよ、って気になります。
あの介護施設、どうなったんだろうか、シュトッキーは無駄死にだし(笑)。

第1話のシュトッキーだけでなく、クンツの人も出てましたね。
「REX」色を期待したのですが、第5話でリードなしで山を歩いていた犬が撃たれたのは大きな衝撃でした。
オーストリアって、犬がひとり歩きしてもOKな国じゃなかったのか?と。
ウィーンと田舎では違うのかな?(って、ふつう都会の方が厳しいような気がしますけど)。

このシリーズ、まだ続いているようですが、AXNミステリーは放送するのでしょうか。
してくれるのなら、週一放送を願います。
こういった「どうかしている系(いい意味で)」のドラマは週一でお腹いっぱいです。
見るのをセーブすればいいだけのことですけどね。

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検視法廷(終)

お気楽に見られました。
が、終盤「?」なこともありました。
ひとつめ、ジェーンのパンチラ、必要ですか?(笑)
う~ん、デイヴィーのためだけだったような気がします。
そういえば、デイヴィーの嫁が姿を見せないどころか、電話の声すらもないというのが、かえって新鮮だったかもしれません。
ふたつめ、最終話の死亡したダンサーからの手紙が封筒ごととってあったことにジェーンが「偽装だわ」と疑問をもって真相へたどりつくわけですが…。
手紙って、ふつう封筒に入れたまましまっておかないですか?
助手が、手紙を開封して封筒を握りつぶすところをわざわざ見せるとか、かえって不自然に思えたのは私だけなのでしょうか。
お国柄の違いなのかなあ?
あとは、ジェーンがやたらと書類を持ち帰るのも気になります。
書斎で見るならともかく、平気でキッチンで見てるし、ワイン飲みながら見ていてこぼすのも一度ではありません。
これ、書類を汚してしまったことが後に関係してくるのか?と期待してみても、そのままノータッチなので、なんなんだこの人は!としか思えませんでした。
死体に対して敬意をもってない!と助手を叱ってましたけど、書類も含めて敬意をもとうよ!と思いました。

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トラップ 凍える死体(終)

初アイスランドドラマ。
 一挙放送かと思ったら前半5話だけで、続きは一ヶ月以上後という肩透かしスケジュールにも負けず、楽しめました。

胴体だけの切断死体は8年前の放火事件に端を発し、その結果、この町の名士たちは腐っていたことが露見するというものでした。
生き残りが「あの不況のせいだ」と繰り返してましたが、自分たちの利益のためだけで同じ境遇の人々の人は眼中にないという腐り具合でした。
名士たちの保険金詐欺はわかりましたが、客船の乗員が絡んでいた人身売買のことがよくわかりませんでした。
受け入れ口にされていたということなのですか?
「新しい港を作る」ことへの執念もうかがえる人がいるので、港に船が来る=そういう人が乗船している、ということなのでしょうか。

アンドリの家族周辺の物語もよかったです。
まず、元嫁が恋人連れて、実家とはいえ、元夫と娘たちが暮らすところにやってくるのが異様でした。
どうやって接しろと?
途中歩み寄ったかにみせかけて、お義父さんの自白に対するアンドリが許せないと逆戻りかそれ以上でした。
お義母さんまでがあんな態度をとるとは、元嫁はお義母さん似なのかなと思いました。
お義父さんは娘を殺したとして憎んでいたヒヨルトゥルの誤解を解いて許せる人だったのでなおさらです。
だから、これまでまったくの見当違いの憎しみを本当に向ける先がわかったからの凶行であったと思うとやりきれなくもあります。
ヒヨルトゥルのお母さんもひどかったですねえ…。
そのヒヨルトゥルと手をつないでいたのは、元嫁のもうひとりの妹ですよね?
ふたりで警察署で留守番したりと、なんとなくほんわかできるシーンでした。
そういった意味で「家族ドラマ」として楽しむことができました。
他のアイスランドドラマも見てみたくなりますね。

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