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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「AXNミステリー(ミステリチャンネル)」の記事一覧

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刑事フォイル(終)

新作を見始めた頃、画面がゆらゆら蜃気楼みたいになるのが気になりましたが、S8くらいからはほとんどわかりませんでした。
いったい何だったのでしょうか。

ファイナルシーズンまでようやく見終えることができました。
終盤は「刑事フォイル」ではなく、「MI5フォイル」だったのは複雑です。
戦争中のふつうの人々の混乱に心を寄せるフォイル、ミルナー、サムのチーム感が好きだったのだなあ、私は、と思いました。
MI5での事件は、もちろん個人の問題もあるけれど国家規模での騙し合いがうすら寒くて、ドラマの性格が変わってしまったように感じました。
それでもフォイルさんは、罪を憎んで人を憎まずなので好きなことは好きなのですけどね。
ヘイスティングで、ふつうの人たちのための刑事でいて欲しかったですけど、フォイルさん自身が戦争との決着をつけるためには、MI5でのことも必要だったのかなと思うようにします。
「スパイは汚い仕事だから紳士にしかできない」という、「ジョーカー・ゲーム」の結城中佐の言葉を思い出さずにはいられなかったですよ。
 
サムは最後までサムでしたね。
彼女は時が時なら、フォイルさんの部下の刑事として活躍していたでしょうね。
ちょっと無謀ですが。

NHKでも放送されているのですよね。
最終エピソードまで放送するエネルギーを持ち続けていただきたいです。

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リッパー・ストリート3 #2

列車衝突事故&無記名債券盗難事件、リードはおおよその見当をつけたようです。
決め手を見つけるまでがこのシーズンのメインなのかしら?と思ったらっ!
シーズンファイナルのようなエンディングでしたよ。
意外なことに、リードの娘マチルダが生きていたとは。
アリス=マチルダと察しがついたスーザンの罠ですよね、あれは。
リードがああすると確信があったから、「マチルダは死んだ」ことにして匿っているのですよね?
手荒な真似はしないとわかってはいるけれど、マチルダはもうバックリー夫妻の妖精話(+監禁)で精神まいっているのに。
待遇良くすればいいって問題ではないから、やはりこれは罠であり悪事なわけですよ。
でもスーザンは地域のため、女性のための奉仕家なので困ります。

とにかく、なんてことでしょうか。
マチルダ誘拐犯を殴り殺したリードに「5分あげる」というのは、そこにいたら逮捕せざるを得ないから消えてくれってことですよね。
ふつうだったらこれでシーズンお終いになって、次のシーズン開始が「数年後」という設定になるでしょう。
次のエピソード、どうなるのさ。

リードとジャクソンの間には、何かがあったのは事実のようです。
が、それはドレイクやテレビの前の私たちにはまだ教えてくれる気がないようです。
ジャクソンがホワイトチャペルに留まっていることからも、リードの言いがかりであるような気もしますが。
「さあ、謝ってもらおうかっ!」と、ジャクソンも強気だったし。

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リッパー・ストリート3 #1

前シーズンお終いから、4年後という設定でした。
リードは過去記事の整理に没頭し(え、奥さん死んだの?)、警察を解雇されたジャクソンは開業医となり、ロング・スーザンは病院経営に乗り出し、ドレイクはマンチェスターで警部補、それぞれの4年間が感じられます。
列車の衝突事故で4人が顔を合わせることに~というもって行き方も、私は好きです。
私生活には問題あるけど仕事には熱心で現場に駆けつけるジャクソン、たまたま列車に乗り合わせていたドレイク、怪我の手当てに必要なものは提供すると申し出るロング・スーザン、見事な集合じゃないですか。
みんなの潤滑剤のように、間に入るドレイクに心は持っていかれましたよ。
それなのに…ローズ、まだ出るんだ…(笑)。
「舞台、見に行ったよ」とやさしく話しかける姿には目頭が熱くなりました。
S2の終わりの打ちひしがれて言葉もなかった彼が、4年を経てやっぱりローズは特別な存在だったと思い知らされました。
でも、そんな指輪してるならもう放っておいてっ!(笑)

ところで、リードは何故ジャクソン大尉に対して怒ってるんですか?
S2の最終話、人を殴ることを躊躇うドレイクに容疑者殴るようけしかけたり、ボクシングで「ヤツ(シャイン)を殺せ!」と叫んでみたり、人から冷たい目で見られなくてはならないのはリードの方だと思うのですけど。
 単純に再会しただけだったドレイクに対しても、「アバーラインが呼び寄せた自分と同階級の警部補」と知ったら冷めた目でしたよ。
でも人望があるのはドレイクの方だと思うので、大丈夫かしら?

そして、スーザンですよ。
あの列車事故の元になった強盗事件の黒幕だったとは。
良心は痛むけれど、病院経営を維持するために金はいただく、と。
この病院経営というのは、スーザンらしいです。
以前の娼館は当時にしては働き手に気を配っているところだったらしいし、病院も弱いものの保護はもちろん、働き口の確保とか社会参加も念頭においているようですからね。
社会に貢献しているものの、裏の顔は…と暴かれていくのでしょうか。
S3の宣伝の写真、スーザンが主役のように見えるので、その存在感が注目されますね。

きっと、科学捜査や法医学の必要性を説くドレイクの口利きでジャクソンは警察に戻って来られるかもしれません、臨時扱いでも。
事故直後のトリアージの指示とか、いなくてはならない人だなあと思いましたよ。
この三人がそろわないと、スーザンの存在感に負けてしまいそうなので、そうなってほしいです(笑)。

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ミステリー in パラダイス4(終)

途中でカミールが異動になったりしましたが、結果的によかったのかも。
あのままだと、仕事が手につきませんものね、ハンフリーが。

フィデルの異動で制服警官フロランスが加わり、カミールの異動でそのポジションにフロランスが座り、制服警官JPがやって来ました。
追い越されてしまっても不満を言わないドウェインが清々しいです。
そんなドウェインが、JPからは「やり方が合わない」と敬遠されていたのは私もショックでした。
フロランスは、ドウェインという人を認めてましたからね。
でもそこは伊達にキャリアがあるわけではないドウェインの方が大人でした。
意見を汲んだと思わせて、実は陰で見守っていたわけです。
「居眠りもした」と正直なところも魅力です。
JPも反省したのか、最後は必要以上に仲良しでしたね。
尊敬とは違うけれど、ドウェインがみんなに認められている理由が身に染みてわかったということですかね。

最終話には、「フォイル」のサムがいましたね。
ああいう感じで出てくると犯人かな?と思いますが、悪巧みはしていたものの犯人ではありませんでした。
もうひとり大きなゲストとして、ハンフリーのお父さん役でJames Fox が。
こうなると、ハサウェイのお父さんがハンフリーのお父さんということは、ハサウェイとハンフリーは兄弟だったのかっ!とか、虚実入り乱れた妄想が広がります。
妄想は置いておいて、お父さんはセント・マリー島での仕事を「バカンスの延長」としか思っていなかったようで、来島の目的は息子を連れ戻して元嫁とヨリを戻させること。
勝手に署長に連れ戻したい旨を伝えたあたりが、ラストの「父兄参観」につながっていて見事でした(笑)。
この島は、全然バカンスの延長などではなく、S1でヤギが牢屋に入っていた頃に比べて確実に物騒になっているので、優秀な人材は必要であります。
そういえば、始まった頃は「鑑識や検死は他の島に送るから時間がかかる」とよくぼやいてましたよね。
それが待ちきれなくて、リチャードはお手製で鑑識実験してましたものね。
最近はただ鑑識や検死待ちなだけでぼやいてませんね。
単に、待ち時間に慣れたということなのか、物騒度を考慮してこの島にもラボができたのかしら?と余計なことが気になってしまいました(笑)。
とにかく、最後の犯人当てを参観したお父さんは、息子の頭のキレ(+物騒な事件)を目の当たりにして、ようやくわかりあえたようでした。
今度はお母さんも連れてきたいとのこと、誰かしら?(笑)

今シーズンは、ハンフリーのメモ探しが少なくて残念でした。
あちこちからメモを取り出してつながっていくところが、パズルそのものな感じで好きなのですけど。
それと、このドラマの事件の基本というか殺人の手口って、子ども向けの推理本っぽくありませんか?
ページに毒が塗ってあった、二度殺された、実は最初は芝居だった、とか。
捻り込んだ手口は他に任せて、このドラマはこの路線でいっていただきたいなあと思います。

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ミステリー in パラダイス4 #3&4

#3
家族同様のライアンから引き離されたくないから、そのライアンが一番哀しむこと(=お父さんを殺す)をするという…。
身勝手という言葉がぴったりでした。

#4
花嫁・花婿クイズで、自分との交際期間にだぶりがあることに気づいたベティの復讐でした。
が、あの場でわかったことだと言うわりには、計画的な印象です。
キャンドルの燃焼時間とか、フロランスもネットで調べてわかったことなのに、ベティには当然のことだった、ということでしょうか。


事件はそんなもんでしたが、オノレー署にはもっと重大事件が!
カミールにフランス異動の話が来て、署長と直属の上司が認めなければ異動はなしという、ハンフリーには実につらい決断を迫られます。
カミールと離れたくないけれど、異動させなければ彼女から笑顔は消えるという…。
一旦は白紙にするものの、彼女に対して誠実であることを選んで経緯を(ついでに自分の気持ちも)告白。
結局カミールは翌日出発(そんな急なの?)、みんなとのお別れシーンも明るく過ごし、遅れてきたハンフリーは彼なりに精一杯の粋な餞別でした。
コンパスの指輪って…でもカミールは気持ちを察して大変に喜んでいるようです。
これで彼女の出演はお終いのようですね。
でも、コンパス指輪で戻ってくるということもあり得ますね。
その時、ハンフリーが無事でいることを祈ります。
ほら、だってリチャードも2シーズンだったから(笑)。


余談1。
お別れシーンで、カミール、ドウェイン、フロランスの着ている服が信号機でした。

余談2。
「ニュー・トリックス」と進行がかぶってます。
序盤で一人いなくなり(こっちのフィデルは姿も見せませんでしたけど)、途中でまた一人…と。

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