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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「AXNミステリー(ミステリチャンネル)」の記事一覧

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グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース2(終)

ゲーリーの処刑に立ち会って以降、ジョーディーとも喧嘩し、酒浸りのシドニー。
が、友人サムとアビーの両親の罪にも立ち向かい、自身を取り戻したようです。
マグワイヤ夫人もジャックというBFができたし、ジョーディーも家族で誕生日を祝えたし、ハッピー・エンドでしたね。
アビーの両親が、あんなにゲーリーのお母さんと同じ教会であることを嫌がっていたのに、一人暮らしとなって施設にいるのを知っているのはシドニーじゃなくてアビーの両親だった、というのも沁みました。
この夫婦は、アビーの墓でサムと会わなければあんなことにはならなかっただろうと思います。
それを語るのが、最後にゲーリーのお母さんを訪問していた姿です。
第1話の事件がずっと流れていたのも、この最終話のためだったのですね。

酒浸りシドニーでなくなれば、傷心のレナードを気遣ってあげられるし、大丈夫なのです。
レナード、「たいへんな罪を犯してしまいましたっ!」て、半泣きで馬券を買った告白とか、シドニーを守るために決死の覚悟で司教様に意見をしたりと、好きにならずにはいられないキャラクターですね。
なので、今後、シドニーは心してレナードを含むこの牧師館を守っていってくださいね。
と思ったら…アマンダですよ。
婚家を捨てて、実家からも勘当され、もうシドニーが受け入れるしかないじゃないですかっ!
結婚がうまくいかないのは、アマンダがガイを見ていなかったからで、それならやっぱり最初からシドニーに辛い想いをさせなきゃいいでしょうがっ!
と、イライラのタネですね。
しかし、マグワイヤ夫人もとうにアマンダを嫌いでなくなっているようなので、シドニーさえよければ気にしないようにします。

難点を。
シドニーの体型ですよ。
確かに力仕事もしてますけど、何かあれば酒飲んでるのに、あの筋肉はないでしょう。
役作りとかしないのか?(笑)

もうひとつ、ジョーディーの部下は涼しい顔して仕事してましたけど、人妻と交際してその夫に罪をかぶせようとして、さらにはジョーディーにその疑いがかかっても知らんぷりしていた男ですよね。
いいんですか、これで。
レナードの訴えを聞いてくれたから、いてくれてよかったですけど。

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グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース2 #1&2

ハサウェイのライバル、シドニー・チェンバースです。
でもここには、気難しい牧師は無理かな?と思うので、シドニーでいいです。
虚実入り混じってるどころか、話も時代もまたいじゃいましたね。

#1
娘アビゲイルが牧師に家でのことを打ち明けているといけないので、日記をでっちあげでシドニーを陥れようとしているのかと思いました。
でも日記は本当にあって、娘が書いていたことも事実でした。
ただ、牧師がシドニーではなかったというだけです。
アビゲイルのお友だちは、本当にお友だち想いでした。
自分だっていかがわしい本を買っておきながら、カメラマンにアビゲイルの年齢を明かして抗議に行くとか、素直すぎます。
ゲーリーにいたっては、困っているアビゲイルの力になりたい一心ですよ。
字が読めない、知識が足りないとか関係なく、打ち明けたのも頼ったのもゲーリーだったということですよ。

#2
「刑事フォイル」でフォイルさんのMI5での同僚が出て来たところで、スパイものだな!と確信しました。
死の真相を妻子には明かさず、任務を全うさせてあげました。
やはり優秀な大学にはスパイがつきものということでしょうか。


#1で結果的にアビゲイルを殺してしまったゲーリーですが、#2でも様子が見られましたね。
シドニーは面会に行って話を聞き、お母さんも教会に迎え、です。
アビゲイルの両親が「彼女が来るなら教会を変える!」と宣言しても、お母さんを迎える気持ちはかわりません。
そうして、マグワイヤ夫人の心をも変えてみせるのでした。
一話完結でありながらも、こうやって前の事件での登場人物のその後がわかるのもいいですね。
かといって、毎回やってたら最終話では事件の入る隙がなくなっちゃいますけど。

ところで。
アマンダ、まだ出るつもりですか?
マグワイヤ夫人は時に厳しいですが、アマンダへの態度は賛同いたします。
「もうお帰りかと思って」とか、たいへんよかったです。
マーガレットの方が気立てもいいし、楽しくすごせそうに思うんだけど。


しかし、再放送があるというのはわかるけど、次の回までにリピート放送がないのはスリルありすぎじゃありませんか?(笑)

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検視法廷 #1「初恋」First Love &#2「偽りの弔い」How to Catch a Lobster

検視官ジェーン・ケネディと、刑事ディヴィーが死の真相を探る1話完結ミステリー。
検視官という仕事になじみがないですが、平たく言えば「この死に事件性があるかないか」を判断する人、でいいでしょうか。
刑事の捜査とはちょっと違いますね。
ジェーンは元弁護士で、生まれ故郷の町に戻ってきて今の仕事に就いたということらしいですね。
相棒となる刑事のディーヴィーは、学生時代の元BFみたいです。
元彼でなくBFだからこそ、仲良くやってられるのかもしれませんね。

ジェーンが死の真相に迫るやり方、どことなく「ちびっこ探偵」臭がしませんか?
彼女はいいのですが、本職であるはずのディーヴィーからもするのは問題な気がしますけど、なんとなく掛け合いに誤魔化されて気にならないのが困ります(笑)。
英国ドラマのミステリーは重苦しい事件が多い傾向にありますが、これはさらっとしてますね、2話見ただけですが。
それに、本当に英国ですか、ここは(笑)。
何故か、イタリアの風を感じるのですが。
からっとした海岸、段々に連なる家、刑事の頭…シチリアが舞台の刑事ドラマを思い浮かべてしまいますよ。
ジェーンの家族が、どんどんと前面に出ているのも英国ドラマには珍しいかも、です。
ファミリードラマ要素+最後の締めがはっきりしているところが人気なのでしょうか。

そんなこんなで、このまま見てみようかな?と思います。
ちなみに、「アウトキャスト」と「捜査官エヴァ」は脱落いたしました(笑)。


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シェトランド2(終)

「1」は2時間枠1話で合計4話でしたが、「2」は2時間枠×3回の6時間モノでした。
本国放送では1時間×6回だったらしいし、「1」にしてもいろいろ区切りの違いはあるでしょうが、AXNミステリーではこういうことです。
情報なしで見た初回こそ、2時間内で解決しないことに驚きましたが、見てみれば6話のミニシリーズとしてたいへんに濃厚な時間を楽しめました。

証人保護という制度が全てのつながりというか、原因というか。
過去をすべて捨て新しい自分になっての生活が、マイケルのような人には再出発のチャンスであっても、リアンとお母さんの場合には受け入れられなかった、と。
マイケルの場合は結果が見られなかっただけなのかもしれませんが。
う~ん、そういう着地だったのか…と正直まいりました。
悪組織の口封じだったら、面白くもなんともないですからね。
しかし、悪徳弁護士を含んだ悪組織の描かれ方は憎かったです。
留置所での弁護士の顛末はお約束ですが、10年前も今も組織の差し金ではなかった、フィリスもローナも、正しいことを知る人物だったところにほっとするような気がいたします。
あの弁護士、組織以上だよね。
マイケルの言っていたのは、そういう意味だったのか!と合点がいきました。
トッシュを利用した警告とか、あれは組織の手口ですよ。
最初にペレスの奥さんの写真を焼いたりしたのを見て、卑劣!とか思いましたけど、あんなの生易しかったです。

レギュラーたちにも転機がありました。
ペレスは証人保護担当の女性刑事と親しくなり、大学生となった娘はブラジル人男性と親しくなりブラジルへ。
サンディは事件で知り合った子持ちの女性と夫婦同然、そしてトッシュには上記のような試練ですよ(ビリーが犬連れでないというもの加えていいですか?・笑)。
でも、鹿の死体を欲しがってる変わった人との奇妙な友情だけが救いです。
確かに、あんなおとなしいワンコを飼っている人が悪い人のわけありませんからね。
そんな新たな友情に力をもらったのか、ペレスの思いやりに感謝しながらも、刑事としての独り立ちを選んだようです。
刑事として裁判の成り行きがわかるから告発しないことを選んだトッシュと、10年前の事件でも告発を選んだケリーが対象的でした。
そして、そんなケリーに誠意をもって味方すると言えるサンディもステキでした。
保護施設では7年間証拠を保存するというので、数年後にはトッシュも…という可能性もありなのでしょうか。
新しいシーズンが作られたとしても、トッシュはいない可能性が強いわけですね。
最初の二日酔いキャラの印象が強かったので、いなくなってしまったらさみしいですねえ…。

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トラップ 凍える死体 #1~5

一挙放送だと思ってたのですよ。
そしたら、1日は先行放送の5話で、5月25日から本放送で全10話だそうではないですか。
4話まで終わってから「5月25日スタート」などと情報入れるし。
放送形体はまあいいです、「ウォーキング・デッド」だってシーズン前半と後半の間、一ヶ月くらいお休みですしね。
なじみのある名前ではないので、一週ずつだと名前がまったく覚えられなかったと思うのでまあよかったかなくらいに思います。
続けて見たけれど、「署長がアンドリ」くらいしか覚えられなかったですけどね(地名はもっと無理)。

港町で海から身元不明の切断死体が発見され、ちょうど停泊するデンマークからの客船の乗客の可能性もあり、乗客をとどめることにするが船長は非協力的。
同時に、町には大きな土地開発プロジェクトの説明会があり、市長をはじめとした賛成派と土地を売りたくない派のいることがわかる。
反対者の老人が、人工雪崩で町を救おうとするも、失敗して大怪我を負い、やまない嵐のために救助もやってこれず、町は孤立状態。
そんなところに、切断死体の荷物から被害者が船に乗っていなかったことが判明し、嵐の中に殺人者と共に孤立する町…、という感じです。
切断死体事件が見通したたないうちに、市長までもが犠牲になり、恐怖に包まれた町です。

そんな町の警察署長がアンドリ。
彼は元嫁の両親の家に娘二人と暮らしているよう。
赴任先が嫁の実家の近くだから、ではなく、住んでいた家を改装中の居候のようです。
そこへ、元嫁が恋人を連れて帰郷です、なんと元夫もいる実家に。
わだかまりはなかったとしても、恋人よ、少しは遠慮してホテルに泊まりたまえよ。
それとも、切断死体の足止めでホテルが満室とか説明ありましたっけ?
みんな体育館で足止めされているのでそれはないと思うのですが。
これはアンドリにちょっと同情します。
でも、彼の娘たちはちょっとしたいじめっ子なのがいただけません。
近所の男の子を「お父さんのいない子」、「うちは署長のお父さんが何でも買ってくれる」とか馬鹿にしまくりです。
しかし嵐の中探しにいくあたり、悪い事をしている自覚があるようで…
おそらく、自分もお父さんとお母さんの揃っていない家庭になるという恐怖心からの悪行なのかもしれないなあと思えますね。

悪役(船長周辺)と憎まれ役(アンドリの元嫁とか)が見事です。
そして、こんな状況の中、暴君気味だったアンドリの義父が過去の事件での気持ちの行き過ぎを改めるところなど、よかったです。
これがよかったのは、ヒヨルトゥルへの、お母さんのいやらしい歩み寄りがあったせいかもしれませんね。
「生活費出して」からの「一緒に食事しようと思って」ですからね。
母親が一番信じてくれていなかったということがわかった証明されたようなものですから。

救助も来ない町の中に未知の犯人がいて、新たに事件が起こる、ここまでで半分ですから。
この後どうなるのでしょうか。
レイキャビクにいる捜査官とアンドリは過去に何かあったらしいし、事件だけでなく人間関係もまだまだありそうです。
5月25日からの放送なので、第6話は6月29日です、一ヶ月どころではありませんでした。
覚えていられるかしら…(笑)。


ところで、AXNミステリーの黒猫キャラクター、ミースケ。
5話終了後の、どしっと下ろした足、ご覧になりました?
ずいぶんとでっかくなって戻ってきましたね。
比較対象物などないのに、でっかく感じましたよ。
CM後に入るミースケに、クローン臭を強く感じていたから、その存在に肉付けしまくってしまったのかしら?(笑)

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