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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「CSI:NY」の記事一覧

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CSI:NY3 #17「ノアの方舟」

紙幣に埋もれた男の射殺事件
被害者は世界の終わりを説いており、庭には動物と人間のカップルを乗せた方舟があった。しかしこの男はいくつもの名前を使い分ける詐欺師として手配されていた。今回も「方舟に乗るには夫婦で10万ドル」という多額の詐欺だったのか?詐欺だとすると本物の方舟と動物たちの乗船の理由は…?
方舟も詐欺だとすると資金使いすぎ。これは本物なのでした。
精神に異常をきたしたとか心底改心したとかではなく、手術の器具の置忘れが脳に影響したとか。
終末を唱えるのは行き過ぎかもしれないけれど、かつての詐欺の被害者にお詫びの印に無料で受け入れますとか人としての心は取り戻せていたわけでいいのやら悪いのやら。
札に埋もれていた真相は、昔の相棒が「足を洗うなんて許せない」と来たので手切れ金として乗船者から受け取ったのを渡したらそれが偽札、騙されたと思った元相棒が怒りに任せて射殺。
どうして信仰心の篤い乗船希望者が大量の偽札を持っていたかというと警察の払い下げの車を買ったらいろんなところに隠してあり神の思し召しだと思ったそうです。悪意はゼロのようです。つまり警察の手抜かりですね。

タバコの気ぐるみ男性事件
タバコ会社の前で嫌煙運動をしていた気ぐるみ男が何者かに火をつけられ落下して死亡。彼の素性もわからないでいたが会社に乗り込んできた奥さんの言葉からタバコ会社の宣伝担当社員と判明。タバコ会社社員が何故嫌煙運動を?と疑問は増えるが新商品の逆宣伝だった。会社は殺しには無関係。では犯人は…?
気ぐるみ労働者の組合を作ろうと働きかけていたドラキュラが話を聞こうともしないタバコさんの心変わりを期待しての行動が死につながったということでした。
同じように相手にしなかったら首に噛み付かれたコスチュームウェイトレスの証言で判明。NYらしいとしかいいようがない(笑)。
タバコ1本に含まれるニコチンを少なくしても喫煙者は今まで取り込んでいた分を欲しくなる。結果的にタバコの本数が増える=収益アップという図式なのか。商売なんだろうけれど吸わないものにはわからない世界だ。
思いっきりテレビで糾弾できるってのもすごいけど。

冒頭でステラはHIV感染の可能性の経緯をマックに白状。しかしシドの緊急事態に人工呼吸。
涙ながらに謝罪するステラにシドは医者らしく感染の可能性はゼロに近いこと、それよりも命を救ってくれたことの感謝を告げるのでした。
NYはみんな大人で見ていて安心できる。
そして唯一お子様っぽい人は何だか目立たなく、2週続けて寂しくなりました。

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CSI:NY3 #16「ガラスの心」

高級アパートバスルーム事件
バスタブで女性の死体が発見されるがそこの住人は男性一人暮らし。彼女は借主のストーカーで留守中に入り込み死亡したと思われる。銃声を聞いたという近隣の証言はあるが死因とは違う。彼女の死亡理由は自殺か、他殺か、事故なのか?

奥さんの目の前で出勤時間の嘘を言ってる辺りから怪しかったけれどその通りだとは。奥さんも察しが悪い。しかし弾の位置が浅くてよかった。
ストーカーとはいえ、ターゲットが内緒で引っ越していることも知らずに忍び込み待っていたはずが、換気ファンの異常をみたら感電、体勢を崩して頭を打って死亡。ストレスで心筋症を患っていたうえに、上の階の銃撃騒動に巻き込まれて可愛そうな最期でした。

音楽プロデューサー死亡事件
熱帯魚の水槽が割れた上に倒れて死亡していた音楽プロデューサー。発見したのは同居している姉。最近不審者の家宅侵入に悩まされ警察にも通報していたという。姉は逃げる女性を見たというが押し入った形跡もない。調べると姉弟の資産は残り少なく弟に多額の保険金の掛けられていることが判明。姉の偽装殺人が疑われるが…。

お姉さんは本当に侵入者に怯えていた。数ヶ月前弟と共に遭遇した交通事故で脳に損傷を負ったことが原因の病気らしい。病名は覚えられなかったけれどホークス先生がわかっているから大丈夫だ。
そして弟は姉の病気を知らず、姉も弟の病気を知らなかったと思われる。
弟の病気はHIV、すでに発症しているらしい。
捜査に当たったステラはうっかり彼の血液のついたガラスで腕をざっくり。
誰にも知らせず病院で手当を受けるが取調室のマジックミラーが割れた時の慌てぶりをマックが見逃すはずはない。早く告白した方がみんなのためだ。

で、今回気になったのが「素手」。
マック、非番だったとはいえ現場に出向いたら証拠かもしれないものを手袋せずにつかんじゃまずいでしょ。ダニーだって、素手で銃弾の破片をつかむは軽く感電してみるは、だもの。
NYはマイアミに比べて手順はちゃんとしていると思っていたのになあ。ガラスを調査中のアダムの二重手袋を見習って欲しいですよ。

今回一番書きたかったことは現場で作業中のダニーの元にマック&ペイトンが現れた時。
私はマックを信じているから(笑)職場恋愛もご自由に派なので一緒に来たってかまわない。
問題なのはダニーだ。うろ覚えですが
マック「オフだけどペイトンが呼ばれたからついてきた」
ダニー「みんな知ってるの?」
マック「ああ」
ダニー「…フラックも?」
この一言ですよ!言葉の裏に隠れているあんなことやこんなことを想像してドンちゃんに代わって私が深く傷ついてあげました(笑)。
そのせいか本日は強気な見込み違い捜査も発揮されず、アレが好きな私にはなおさら寂しいエピソードでした。

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CSI:NY3 #12「静なる夜」

フィギュアスケーター殺人事件
スケーターが腹部を刺されて死亡。衣服には珍しい塗料が付着、氷には暗号のような数式のようなものが書かれていた。
これは…。悪気はなかっただろうが思いっきり不審人物。
彼女を応援するが故の自分が導き出した成功への理論を伝えたくてたまらなかった、とは。
自分の理論の正しさに酔うあまり、彼女の心まで考えてあげられなかったのね。で、氷の上に慣れてないから滑ってペンで刺しちゃいましたとさ。誰をどう憎んだらいいのか。
練習時間を交代したから本当の狙いは自分かも、というスケーター友達の心配を拭い去れたことだけは救い。

一家全員耳が聞こえない家庭の銃撃事件
夜、19歳の娘が腹部を撃たれて死亡。事件当時の現場手がかりは母親が足の裏に感じた銃発射の際の振動のみ。
寝ていた赤ちゃんは母親の子どもではなく、殺された娘の子。
周囲の目を気にして引っ越して産ませたとはいえ、殺人となればまず話さなければいけないことでしょ。事実、そのことが原因の事件だったし。
お父さんも耳が聞こえないが弁護士で、経済的にも人間的にも恵まれた家庭、そんなことを考えてしまうのは、聴覚障害者の犯罪に触れられた本(「累犯障害者」)を読んだから。
その本を読むまでは聴覚障害者は耳が聞こえないだけで他は大差ないと思っていた。まさにこれは障害への無理解。
耳からの情報がないということの心の成長に影響があるなんて想像もしたことなかった。
心の成長というより生活経験の少なさから場にそぐわない行動というのかな?
だから、被害者の家庭の健やかさに安心すると同時に複雑な感情も。
自分の子どもなら手に入れたい、そう決心して行ったのに、はずみで元恋人を殺してしまったら目的だったはずの赤ちゃんを連れ去ることをしなかった犯人のチグハグさがリアル。

リンジーの心の闇が噴出。
10代の頃、友達の中で自分だけが生き残ってしまったという惨事を経験しているらしい。語りたくても語れない、ということしかまだ話せないようだ。今までだって若い娘の死に向き合ってきただろうに、何故最近…?臨界点に達してしまったということか。
このリンジーへのステラの対応が大人。マックにはリンジー不在の説明でかばい、本人にはまず友だちとして接し、その対応で仕事モードでの苦言、でも目の前で崩れるリンジーを見れば引っ込めた友だちとしての腕を差し伸べてあげられる。S1でマックに噛みついていた人とは思えない(笑)。
そのマックはペイトン以外は考えられないそうです。

手話通訳者がMarlee Matlinの言葉を女言葉で伝えたらいいな、と思ってしまった(笑)。
ドンちゃんは…記録更新中。

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CSI:NY3#9「死の天使に乾杯」

飲酒運転事故で助手席のヘザーは死亡、運転していたニコールは一命はとりとめたが車椅子生活になりそうな重傷。しかし数日後ニコールは病室で窒息死。今後の人生を儚んで誰かが彼女に手を貸したのでは?との疑いがもたれる。

捜査が始まった時点で犯人の想像はついた。
うちの娘は死んだのに重傷とはいえニコールは助かってることへの逆恨み、と理由まで正解でしたがさすがNY、そこにもう一捻り。
人気者ニコールに憧れヘザーは外見も真似ていたため、救急隊員の取り違えが発生。死亡したのがニコールで運転していたのがヘザー、お母さんは自分の娘を窒息死させてしまったのでした。
死亡前の心電図で落ち着きが見られたことが真実を知ってしまった後では哀しすぎる。
ヘザーはニコールのお母さんがいることで「取り違えられている」とわかっていただろうけど伝える術もなく、自分の幸運を祈ってくれる知らないおじさんに戸惑ったろうし、やっと来てくれたママに安心したのも束の間、ママの目的がニコールと勘違いしたまま自分を殺すことだったなんて。
血液検査でニコールは泥酔でドラッグ反応、でもヘザーは飲んでただけ、というのも誰にも何の慰めにもならない。

事件の裏ではかつての上司(「LOST」のバーナード?)とホークス先生の対決が。
治す医師として患者の死を受け止められなくなったホークス先生は死者の訴えを聞いてあげることを選んで検死医になったらしい。
フラッシュバック部分は進むべき道を変更したきっかけの患者さんだったのかな。
終始暗い表情だったけど、倒れた男性の呼吸を確保し救命士から「命を救いましたね、医者ですか?」と訪ねられ胸を張って「医者です」と言えるホークス先生は見所でした。
余談ですが先日読んだ「死因不明社会」という本で「検死」と「検視」の違いを知りました。はい、今頃ですよ(笑)。

ドンちゃんは今回も記録更新中。そしておろし立てのズボンが汚れたことを憎み、容疑者(見当違い)を車で軽く撥ねました。軽く撥ねるのは難しいんじゃないかな?ということで私には高ポイントシーン。偶然だなんて思いません(笑)。
家族がいることだけでも驚いたのに、シドがマックを心配してますよ!どんどんロボではなくなっていくシドがちょっと残念なのは私だけだろうな。

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CSI:NY3#8「波紋」

ペイントボール事件
へんてこりんな競技を街中でするのは過去にもあったけれど、今回は人気のない倉庫街のようなのでまあ許してあげようと思ったら、やはりNY、普通に人が暮らしているところでしっかり住民に迷惑かけてました。
ペイントボール中、麻薬取引中、宇宙人捕獲計画中、この3つが重なり合ってしまった不幸という事件でありました。
事件がこの程度の印象だということはやはりあれが引っ掛かったから。
そう、キム・タナカですよ。キムさん、タナカさん、それぞれ苗字ですよ。
「FBI失踪者を追え!」で「LOST」のジンがマーク・ヒロシという名前が二つだったのと逆バージョンだ。
それともケン・キム・タナカとか、ご両親の苗字を二つ名乗っているのを「フラック」とか「テイラー」と呼ぶのと同じ扱いですか?←可能性はかなり薄い。
NYってアジア風なことをよく出すけれど、ことごとくへんてこりんです。
まあ、それを楽しんでるわけですけどね。

フラックといえば、「激しく悪を憎む」はずのドンちゃんが部下の悪を憎みきれてないのがイヤ。
ドンちゃんは歯を食いしばりながら身内でも悪は憎んでくれないと。
いや、激しく悪を憎まなければならない同士だからこそ心を鬼にしないと。
でもそんなドンちゃんを見るよりは見当違いな取調室の方を見ていたい気がする。
そして、6ヶ月前が大怪我の前なのか後なのかと同時に、何故殺人事件の捜査にあたってるドンちゃんが麻薬の手入れの責任者なのさ?という疑問だって捨てられません。
麻薬課の刑事は何してたんだ?

マックの奥さんの息子登場にはびっくり。
つながりをもっていたいマックなのに、血のつながりのないことを理由に名刺を受け取ってもらえなかった苦悩の表情。
これからも悩ませられたりするのだろうか。検死の彼女との間に影響したりして。

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