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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「その他のドラマ」の記事一覧

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新・第一容疑者 #1「幼い目撃者」 

ヘレン・ミレンの「第一容疑者」が、舞台をアメリカにしてリメイクされたものが、イマジカで始まりました。
オリジナルの時代では、まだ女性が上に立つことの難しさがあったために成り立っていたと思われますが、今のアメリカで、女だからってあそこまで爪はじきにされるって、どうなのでしょうか。
「女だから」じゃなくて、彼女に問題があるように思えますよ。
オリジナルのジェーン・テニスンも問題児だったけど(笑)。
そう、テニスンは好きじゃないけれど、ドラマはかなり好きでした。

それにですね、リメイクというのならもうちょっと雰囲気も…という気がします。
オリジナルは警察内部の政治色が強くて、それを逆に盾にしてのし上がっていくテニスンも、捜査される事件も心理戦といった趣きでした。
が、コチラはカーチェイスに取っ組み合い、と肉体系なイメージです。
ふつうに刑事ドラマとしてなら、何も言いませんけれど。

もう少し見るつもりですが、問題がもうひとつ…。
知った顔がいっぱいで、気持ち悪いです(笑)。
主役はER、主役の親はホミサイド、主役の恋人はシールド、主役を嫌うチームの代表はブラザー・フッド、刑事チームのトップはエレメンタリー、早々に死んじゃった刑事も、その他の刑事も初対面じゃない気がするし。
確かに、これを見ようと思ったのは好きなドラマのリメイクであることと、Kirk Acevedo が出ているからという、顔馴染を頼ったものではありました。
しかし、酔いそうだ(笑)。
Aidan Quinn に至っては、「エレメンタリー」がお休みになったからいいようなものの、同じ役職っぽいじゃないですか、NYだし、暗い濃い色のシャツというところまで。
これは酔うな~。
Kirk Acevedo は、有能なジェーンを認めたみたいで、オリジナルでのお気に入りキャラクター、ハスコンズ的な役割と感じたので、応援しなくては!という気もします。

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私立探偵ジャクソン・ブロディ #1&2

イマジカのitv コレクションの新作枠の木曜日。

浮気調査をしながら、殺された大学生の娘の捜査を依頼され、行方不明の猫を捜し、そのお隣りさんからは30年前の末の妹行方不明事件を依頼され、パブで出会った女性からは姉から預かったのに里子に出してしまった姪っ子の捜索を頼まれて…そのうえ、別居中の妻からはニュージーランドで仕事を見つけたので早く離婚届にサインしろとの爆弾発言…ブロディさん、大忙しです。
自宅があり、事務所を別にかまえて人を雇っているのだから、ふつうのドラマのように一件ずつではないところがリアリティなのかと納得していたら、#2では一件だけでしたね、かなり入り組んではいましたけれど。

持ち込まれる依頼だけでなく、ブロディさんは子どもの頃にお姉さんの水死という傷も背負ってます。
それだけでなく、責任を感じたのか、お兄さんが首を吊っている現場を見つけてしまうという、二重にもなった傷です。
命は助かったものの、お兄さんは感情も言葉も失くしてしまったようです。
そのお兄さんにしか心の内を話せないブロディさんというのが大きなテーマなのですね。

元相棒の刑事から「また病気が~」とか言われてましたけれど、娘への対応や事件に巻き込まれた作家への態度等、安定した人に見えましたよ。
今後、警察を辞めた理由と共に何の病気だったのかわかってくるのかもしれませんね。

まだ2話見ただけですけれど、続けて見たいですね。
#1の、娘を亡くした弁護士と家出娘の友情、
#2の、かつて過ちを犯した作家の立ち直り、夫に裏切られていた妻とロシア娘の意気投合とか、事件から偶然生まれた関係性も好きだったりします。


余談。
このイマジカのitv コレクション、英国ドラマだけだと思っていたら、「新・第一容疑者」とあるではないですか!
「第一容疑者」をアメリカでリメイクしたアレですよ。
Kirk Acevedo 出てるから見ようかな、「L&O 陪審評決」は見てないから。

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セルフリッジ 英国百貨店 #1

イマジカの「英国テレビ文庫 itvコレクション」、新作の木曜日枠で始まった「セルフリッジ」。
世界最高のデパートに選ばれたロンドンのセルフリッジ百貨店。
その創業者であるハリー・ゴードン・セルフリッジを描くドラマのようです。
デパートが開業するまでの物語かと思ったら、これからの彼のアイディアや女性関係などがドラマチックに描かれていくようですね。

1908年、シカゴから今までにないデパートを作ろうとセルフリッジがロンドンに降り立つ。
が、派手な宣伝活動を好まないビジネスパートナーが早々に去り、いきなりのピンチ。
しかし、友人の紹介で新たな出資者が見つかり、なんとか開業にこぎつける…というのが第1話。

セルフリッジさん、ピンチでも従業員には困ったところを見せず、強いリーダーですね。
弱音はお母さんにのみ、というところがまたいいです。
家族を愛し大切にしているけれど、キレイなオネエチャンも大好きというところがちょっと困ったことを引き起こしそうな気がします。
新しいデパートのアイディアだけでなく、そういった方面のトラブルも多々あるのだろうなと予感させてくれます。

デパートは、ショーウィンドウ、ショーケース、マネキン、と商品を手に取って見られるのが当たり前の今ですが、昔は違っていたのですね。
「〇〇を買うから出してください」という買い物の仕方だったとは。
セルフリッジさんのおかげでウィンドウショッピングができるようになったのだとは知りませんでした。
ありがたいですね。
このあとも、どんな新しいことにチャレンジするのか楽しみです。

と、ここまで私がまったく触れていないのが不自然なことがありますね。
このドラマは吹き替えで、セルフリッジさんの声は、東地宏樹さんなのですっ!
セルフリッジさんの大きなアクションに、東地さんの快活な声がぴったりで、これも楽しみなことのひとつです。
っていうか、東地さんが出るから見てみようと思っていたのが事実です。
いや~、いいな~。
「フォロイング」リタイアしちゃったから、嬉しさが倍加してますよ。
いつもいつも「わからない」と言っていたマイケルと違って、堂々としているのが気持ちいいです(笑)。

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ブログ犬 スタン S1(終)

第1話のスケキヨCG(by さんたさん)に度肝を抜かれ、「REXが始まるまで」のつもりでいました。
が、1話のアレはやりすぎだったのかそれほど気にならなくなりました。
どちらかというと、エイブリーの表情の方がCGのようでした。
途中「バーナビー警部」が始まってドラマのワンコ濃度が上がったのに、気付いてみれば最後まで見てしまいました。

連れ子再婚同士の家庭で、兄姉妹になったタイラーとクロエとエイブリー。
クロエはエイブリーと仲良しだが、ちゃらいタイラーと優等生エイブリーはケンカばかり。
1年たってもそんな状況なので、仲良くなるきっかけにと両親はシェルターからスタンというミックス犬を迎える。
このスタン、実は人の言葉が判って会話ができるのだった。
このことが大人にばれると、スタンが研究所に連れられて行ってひどい目に遭わされる!と、共通の秘密を持つことで仲良しになっていくのでした。

お父さんの作戦、大成功なのですが、このお父さんがイマイチ(笑)。
児童心理学者であるらしいのですが、タイラーのバイトを見もせずに否定するのはイラっときました。
満点パパでなければいけないわけではありません。
ただ、このお父さん、専門分野でひどいことしてるから(笑)。
お母さんも、ワンコが苦手とか言ってるし。
この両親はワンコにあまり関心ないみたい。
だいたい、夜な夜なパソコン使われているのにまったく気づかないなんて、あんたたち、幸せだなっ!と悪態吐きたくなるくらいです。

それはそうと、スタンです。
会話できるけど、そこはやっぱりワンコの範囲。
目的って?将来って?と、わからないのに考えすぎてブルーになったり、ネットでの友だちなら犬だってわからない♪なんて泣かせるところもありました。
が、ワンコの能力が押し出された言動は楽しい限り。
ブリトー屋台のバイトから戻ったタイラーに「お帰り~♪」と飛びついて「一日中肉と一緒だったんだろ?嗅がせろ~」はステキなセリフでしたよ。
赤ちゃんが来たら食べこぼしがいっぱい出るから嬉しいってのもね。

最終話、スタンの元の飼い主の博士が会いに来ました。
連れ戻しに来たわけではない、スタンが元気な姿を見たかったとだけと言ってますが、奥の手として「君の家族もいるぞ、しゃべるぞ」と動揺させるようなことを追加してきました。
喋れるけど人間でもないし、喋れるせいで犬とも同じではない、そんなところに喋る家族の話を聞かされたらスタンの心も揺れますよ。
スタンと一緒にいたいけど、そんな気持ちを察した兄姉妹は博士の元に送り出してあげることに…とお涙シーンですが、博士の甘い言葉にウソを感じたエイブリーが追及すると、スタンの能力解明実験を続けたいだけでした。
スタンと子どもたちはこれまで通りの生活を送れます。
めでたし、めでたし。
なのですが、こうなる前にお父さんが博士の素性を調べるべきでしょうがっ!
では私が一緒について行って来ようとか、そういうこと一切しないから、このお父さんっ!
子どもたちが自分たちで何かを見つけていく、そういうドラマの性格上だってわかりますけども(笑)。

と、始めてのディズニードラマ体験でしたが、次のシーズンが放送されたら、その時の週間モノの本数にもよりますが見るかもしれません。
スタンがブログをアップする時の偽物の手、手先から腕、次はもっと進化するのか?も気になるし。

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ハウス・オブ・カード2(終)

ああ、大統領…
ウォーカー大統領夫妻は、本当に育ちのいい家庭の人なのでしょうね。
だからフランクの本当の狙いまで見抜けなかった、と。
ウォーカー大統領だったからで、フランクの術だけではないでしょう。
大統領に就任した時に、国務長官の約束を反故にしたのが始まりだとは思ってもみないのでしょうね。
そこから執念を滾らせて、策に策を重ねていく姿は恐ろしいですね。
特にクレア(笑)。
アダムへの仕打ちといい、「大統領夫妻」という地位のために二人でがんばった姿は美しいと同時に恐ろしいです。
法案のために利用したメーガンのごたごたを大統領夫人トリシアに報告後の涙は、さすがに彼女にも人間味が、と思いました。
が、その後、大統領とタスクの恩赦の密約を知り窮地に陥っているフランクへのけしかけ方に、「彼女はあの涙を恥じている」そう感じずにはいられませんでしたよ。
フランクひとりでは成し得なかった大統領就任劇です。

そして、もうひとり、ああ…な人、ダグです。
なんとなく、フランクの補佐官ではいられないという気はしてましたけど、こんな理由とは。
レイチェルに対して、フランクのために監視するのとは別の感情が生まれてしまったのが間違いでしたか。
セスに立場を脅かされているような不安な様子もありましたけど、急な就任劇の中でもフランクが捜す手配をしてくれているのが救い…になりますか?
早く見つけてあげてっ!

で、フランクとクレアは野望の階段を昇ってしまったのですけれど、まだ続くのですよね?
今後、どの階段昇るのさ?って、英国版の「Ⅰ」の時にも同じこと思ったような気がします。
階段昇っても、仕打ちへの報復は続くのでしょうか。
それとも、悪事に気づいたものとの攻防戦になるのでしょうか。
ウォーカー元大統領には参加してほしくないな…(笑)。
ついでですが、このウォーカー大統領の人と、国務長官の人は御夫婦なのですね。
なんとなく嫁の方が強そうです。

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