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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「その他のドラマ」の記事一覧

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エミー賞の続き

予定放送時間内に終わらなかったために全部は見られなかったエミー賞授賞式
字幕完全版を、今度は余裕を持たせて最後の1時間くらい録画しました。
見られなかったのはコメディ部門とドラマ部門の作品賞だけだったのですね。
コメディ部門は見ていないものなのですっ飛ばして、ブレイキング・バッドの面々の喜びぶりだけ見ました。
昨年の、ジェシーとガスのような感動には及びませんでしたが、みんなが喜ぶ姿が見られてよかったです。
スカイラーとジェシーの抱擁とか、ドラマではまずないでしょうから。
マイクが案外と控えめで隅っこの方にいたのも残念です。
彼には是非ジェシーとがっちりと喜び合って欲しかったのに。

というわけで、今年のエミー賞授賞式もようやく終わりました(笑)。
この前は、Kevin Spacey に期待されていることがよくわからなかったのですが、「ハウス・オフ・カード」を見始めた今、なんとなく「ああ、そういうことか」とわかったような気分になれたのも収穫でした。

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刑事マードックの捜査ファイル 3 #5「引き裂かれた心」

家族と使用人が主の60歳の誕生日をお祝いしようとケーキを持って部屋へ行くと、主は斧で殺されていた。
妻は娘シャーロットの仕業だと言い、シャーロットにたずねると斧を抜いた記憶しかないと言う。
感情の起伏が激しく厄介者扱いされていたシャーロットだが、実は別人格が潜んでいたのだった。
シャーロットの別人格マディーが父親を殺したのだろうか…?


いい年した大人がそろって誕生日をお祝いするのに、殺された主が悪人とは意外でした。
みんなでお祝いしたくなるほどいい人なのだと思ったのに、祝っておかないと面倒臭いからだったようですね。
使用人までもがですよ、初っ端からすっかり騙されましたよ(笑)。

多重人格者を犯人としたドラマはたくさんあるのかもしれませんが、マードックの時代で扱われていると何故か新鮮に思えてくる。
新鮮どころか、またそこにひねりがあってなかなかでした。
ヒントは最初に明らかにされていた(厄介者シャーロットをいやがりもしなかった、という話)、というのも。
それにしても入り組んでました。
まさか、まず後妻が入れ替わっていたなんて。

多重人格と聞いてやってきたドクター・ロバーツがウキウキしていたのもおかしかった(ふだんは死体専門のジュリアまでもが、そわそわと「見学希望!」と全身で語ってるくらいですから)。
しかしその後はしっかりドクターの顔で正面からシャーロットに接していたので、彼にならシャーロットを預けてもいいかと思います。

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刑事マードックの捜査ファイル 3 #2~4

#2 仲間の死
第5分署のクーパー巡査が殺された。
刑事の病欠で第4分署のマードックが捜査にあたるが、5分署の警官たちは非協力的。
遺体を動かした形跡があり、隠し事をされていると感じたマードックは、クーパーの同僚たちを敵に回すことになり、そのまま迎えた分署対抗スポーツ大会では乱闘騒ぎとなってしまう。

クーパー巡査、腰痛緩和の阿片のための小遣いはもらっていたものの、仲間が漢方薬の店の孫娘にしたことは許せず意見したための事故。
「あの娘を見てみろ、みんなだって…!」と言ったアイツにみんなが浴びせる視線の冷たいことといったら。
誰かもう一人連れていたらこんなことには…という事件でした。
面白かったのはスポーツ大会。
決勝種目が綱引きで、優勝賞品は高級サスペンダー。
商品のために頑張れるというよりも、名誉第一なのはわかりますが。
乱闘に、本部長が「頭を冷やせ!一時間後に再決着だ!」と言うのはわかりますが、その間みんなが捜査に戻っていたことにびっくりだ。


#3 秘密クラブ

フリーメーソンで新人入会の儀式のワインを飲んだ男性ビクターが死亡。
彼は何者かにつけられていると不安をもらしていたらしい。
毒殺が疑われるがそれらしきものはワインからは検出されず、それどころかドクター・オグデンの検視で、ビクターが女性であったことがわかる。

フリーメーソンは女性だけでなくカトリックの人もいれたくないとは知らなかった。
握手がうまくいかないマードックに顔をしかめる会員の方を見て、やはり膝の下から手を回してするのが正式な握手なんだ!と納得しそうになりました(ウソ)。
グレースという女性だったビクターは、男性のように金を稼いで自立したい!という一大決心で女性の生活を捨て会計士になったのでした。
その心意気に何かを感じて親しくしていたミリアムを不倫と勘違いした夫が…という悲劇。
「友人と夫を同時に亡くした」というミリアムでしたが、このセリフの時何故か逞しく感じました。

このエピソードで一番おもしろかったのは、警部とジョージもフリーメーソンの会員で、しかも事件現場に居合わせたというところ。
警察では警部と巡査だけど、フリーメーソンでは巡査のジョージの方が位が上という(笑)。
なんでも、三段階までは自力で上がれるがそれ以上は推薦が必要とか。
警部は乱暴な言動が災いして、誰も推薦してくれないらしい。
会の順列で捜査指揮を指示するお偉方さんに歯噛みする警部と、マードックが捜査しそれを警部が監督するよう指示を出したジョージは対象的で実に大人でした。


#4 親子の絆

警部の息子ボビーが誘拐された。
しかし身代金を要求されたのは誘拐時に一緒に遊んでいたロバート・スタントンの家。
ボビーは、醸造会社を経営するスタントンの息子と間違えられたのだった。
このミスに犯人が気付けばボビーは殺されてしまう…と警部はさらに落ち着かなくなってしまう。

このドラマでそんなツライことは起きないという前提で見てますから(笑)。
でも、血だまりと血痕を見せられてまさかっ!と。
しかし、マードックの科学捜査で血痕の向きから殺されたと信じ込ませる細工だとわかり、「子どもが欲しかった人」の線で捜査再開、マードックの読み通り実子を取り返したかった妹と焚き付けた兄の犯行で解決。
「母親ならわかるはず、その子は違うと」の説得の言葉が効きましたね。

社員みんなに憎まれているスタントンに「だいたい汚いことやってるあんたが悪いんだ!」とキレる警部を見て、だからフリーメーソンでジョージよりも下なのだと納得してみたり。
このスタントンさん、悪人というよりも「商人(あきんど)の眼」という感じでしたよ。
自分の息子は無事なのにお金を融通してくれるあたりにね。
どこかでロバート絡みでは?という不安があったのかも。
でも無理矢理奪ったわけではなく、刑務所に入るお母さんの赤ちゃんを引き取ったんだけどなあ。


何故か、妙な安心感があって見ちゃいますねえ。
#2の、足の付け根あたりに縛った後があるのを「止血だよっ!」、
#3の、アイスクリームにピーナツのトッピングで「ピーナツアレルギー!」、と先回りできるのがうれしいのかも、私。

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ハウス・オブ・カード 野望の階段 #1&2

嫌いだけど協力してきた次期大統領に、国務長官就任の約束を反故にされたフランシス・アンダーウッド。
怒りを報復へと転化させ、まずは自分の代わりに国務長官となる議員を失墜させるべく外堀を固める…。

まだ2話だけですが、面白そうです、好みです。
フランクが、自分を失望させたやつらをじわじわと追いつめていくのだと思うと楽しみです。
忠実な秘書(?)ダグの機動力もさることながら、嫁クレアの全身から発する「やっておやりなさい!」という無言の焚き付けも見逃せません(でも自分のやってる会社のクビキリはえげつない。あとでまた関係してくるのかしら?)。
ピーター・ルッソ下院議員の弱みを握って兵隊要員だし、国務長官候補も言うことを聞きそうな人だし、新人新聞記者ゾーイの野心もうまく利用できるし、次のターゲットがどんな目に遭わされるのか、わくわくしますねえ。
そう思ってしまうのも、フランクの私たちへの目配せですよ。
主任補佐官がフランクの部屋に来てああだこうだ言ってる時、私の方(笑)見ましたよね?
「華麗なるペテン師たち」のミッキーも説明という感じで私たちに目を向けて語りかけてくれましたが、フランクのは共犯者へのそれですよ。
要所要所の言葉も説明というよりも腹の内という感じで、にじみ出る黒さがたまりません。
ああ、このパワーゲームに参加できないのが残念。
しかし、何かあった時フランクは自分だけしか助けられないとはっきり言っているので、参加できないことをありがたく思った方がいいですね。

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刑事マードックの捜査ファイル 3 #1「私は誰だ」

先日、番組表で偶然見つけたチャンネル銀河の「刑事マードックの捜査ファイル 3」。
ブログで触れているのは、S2の最終回まで。
LaLaで「マードック・ミステリー」がシーズンいくつまで放送されたのかまったく思い出せなかったのですが、字幕放送であることが日本初放送のような予感がして見てみました。
大正解!
これは私が知らないエピソード。
もしかしたら銀河では再放送なのかもしれませんけれど、とにかく新シーズンが見られることに感謝!
「ルイス警部」や「ニュー・トリックス」の新作放送の時も特別アナウンスなかったという前科もあるしね(テレビCMはやってたのかも…?)。


イギリスのブリストルで銃を持った男たちに追われるマードック!というショッキングなオープニング。
逃げ込んだパブで、記憶がないが持ち物から手がかりを見つけようとしたら銃を持った男たちに追われたと告白。
その頃、トロント警察では一週間も行方が分からないマードックを全署あげて捜索中。
マードックは、パブの店主アナの助けで事件と自分探しをする…というエピソード。

久しぶりに見てやっぱりおもしろかった!
マードックの代理でやってきた刑事が、「女や酒で姿をくらましただけ」みたいなことを言ってもブラッケンリードはじめ、署のみんなが真面目なマードックに限って有り得ない!と一丸となる姿もよかった。
さらに、ジョージにいたっては立派に捜査官でしたね。
マードックの姿勢を見て学んだのがよくわかります。
代理刑事が机の上のものを「ゴミ」と称するも、必死で守ってたのもよかったです。

巻き込まれたものは何なのか、そして記憶を取り戻そうとマードックが事件を整理する姿に、天性の刑事魂がうかがえました。
協力者アナにどんどん惹かれていくけれど、そこはやっぱり真面目男なので、ジュリアという名前を思い出したことでストップがかかりました(追っ手が来たからだけど)。
アナは腕っぷしもいいし、陽気でいい人みたいだけど、確かS2ラストでマードックとジュリアはお互いを大切だと認め合ったのでしたよね。
だから仕方ないか…と思ったのも束の間、悪いクセでIMDbの出演歴見たら、アナ、まだ出るじゃないですか。
マードックというかヘンリーを追ってきちゃうのかしら?
戻ったマードックを迎えたジュリアの姿で、みんな公認の仲となったのに、どうする、マードック?みたいなことになるでしょうか。
もじもじした大人は新鮮でもあるので、ここらへんは容認です(笑)。
そう、ジョージが頑張ってくれさえすればそれでいいのです、私は。

今まですかすかだったHDDが忙しくなりそうな10月だけど、これはぎりぎり見つけられて本当によかった!
大好き!夢中!というつもりではないけれど、かなり見たいですから。
本国ではS7が始まったところの人気シリーズなので、銀河でも是非S4以降の放送を期待しております!

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