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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「ER」の記事一覧

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ER11−9「その夜のことだった」

毎年のことですがこの季節にクリスマスエピソード。
家庭のある人は勤務時間を終えるとささっと帰宅(ルカとサムも含む)。
そういう勤務体制になってたのでしょうね。
そこへチェンが「家庭の緊急事態なので勤務を代わってほしい」とやってくる。
でも誰も代われない。
スーザンに「じゃ、(仕事を)辞める」と捨て台詞を残して帰ってしまう。
本当に捨て台詞だと思っていた。お父さんのことが解決したらERに戻ってくるだろうと。
でもNHKのお約束のエンディング。これで降板の人は声の出演を最後にセリフつきで紹介。
チェンがそうでした。
エリザベスの降板の腹立たしさに気を取られ、チェンのこと失念していたようだ。
プラットに付き添われてお父さんを安楽死させる。
あの後では医師としてERに戻ることはできないだろう。
そんな退場エピソード。
チェンは一度医師を捨てかけたり、未婚で妊娠、両親の事故、さらに自分も事故、介護疲れ…
波乱の多い役だったなあ。

本日の患者さんはなんだか良い人。
リューマチで、透析が必要で、心臓も悪い男性は「迷惑かけるね」とか
良くもなっていないのに「だいぶ楽になった」なんてスタッフに気遣い。
重病の旦那さんを抱えてキツクなる奥さんと中和させようと頑張ってるんだろうな。
暴力亭主から逃れて車上生活をしているお母さんとお兄ちゃんと妹。
車から道に飛び出しはねられたお兄ちゃん、
ことの原因を話さず「大丈夫だよ」と妹を気遣う。
クリスマスならではのエピソードなのだろうか。
二人ともとりあえずは安定したのが何より。

で、ドゥベンコ。アビーがお気に入りの様子。
今までのアレは彼流のアプローチだったのか?なんとも不思議な人だ。
アビーに気のある医学生も目が泳いじゃってたな。
そう、この医学生、モリスよりも気が利いてるし医者としてつかえそう。
テキパキしているモリスなんか見たくないから今日くらいの彼で調度いいけれどね。

レイとニーラは仲直り。
あの二人の考えは両極端だからどっちが良い悪いはないのですが、
不必要な揉め事はないほうがいいので。

問題はカーター君。ケムからの電話なのに気もそぞろ。
おまけにソーシャルサービスの彼女にクリスマスプレゼントをもらい、勢いでキス。
それでいいのか?迷走中なだけか?
治療を放り出させてまで自分の用件しかも極私的なことを通す人は
私なら願い下げだけれどな。


最近受信状態がよくない。
このERもモンクさんもかなり荒れた状態での視聴。
でも見られただけよかった。
水曜日のFBI〜に至っては画面、人の顔が判別できない。音声もガガガーッで何が何だか。白黒テレビになっちゃってるし。
ケーブルテレビなのに。
来週は回復してることを願うのみ。

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ER11−8「疑惑の銃弾」

コンビに強盗と警官の撃ち合い。負傷した警官がパトカーで運ばれてくる。
犯人の方は後で救急車。しかしERで死亡。
警官の方もかなりの重傷。
治療に二つの選択が提示される。
リスクは少ないが回復の可能性が低い治療と、回復の可能性は高くなるがリスクも大きい手術と。
本人に意識がないため決断できるのは肉親。
彼の家族と呼べる人は3年一緒に暮らしている婚約者、元妻と15歳の息子。
この場合、法的に決定権があるのは15歳の息子。
少年は「お父さんはきっと手術を選ぶ」と一端は決断するが…。

今回の大きなテーマ。
たとえ一緒に暮らしていても肉親でなければ決断することができないということ。
法的に家族でなければ意見は通らない。
「危険な手術を選択して、もしそれが失敗に終わったら一生後悔する」
母親にそう言われてしまえば気持ちは揺らぐ。
結果手術は中止され(とりあえずか?)回復しきれないとしても生きていてもらうことを選択する(させられる)。
あの身内3人の中では一番冷静にお父さんの状態を把握し、治療の説明にも積極的だったとはいえまだ少年。
一生の責任を負わせるのは酷。
意見の違うお母さんを説得する見方になるといったレイは勤務が終わると少年に一言もかけずに帰ってしまうし…。

で、ニーラですよ。
帰ったレイを追いかけて心配りのなさを糾弾する。
「あんたが付いていてやらないから、手術を取り止めた」と。
言いたいことは「あそこまで親身になったんだったらもう少しついていてやれ」ってことでしょう。
「そんなことしていたら一生病院から出られない」ってレイの言い分もわかる。線引きも必要。
でも今回は特別だったような気がする。

ニーラの何が嫌だったかっていうと、レイへの意見は同調もできるが
まだ捜査段階であるお父さんが撃たれた理由を軽々しく少年に教えたこと。犯人の少年が持っていたのは空気銃、でもお父さんは警察官の持つ銃で撃たれたらしい。
事実だとしてもニーラの言うことではない
気配りをしているようでいてそうでない。でも他の人の行為には猛烈に正義感を発揮して意見する。そこが嫌。

腹痛の少女。私が症状を聞いても虫垂炎じゃないか?と思ったのですが…。
胃炎と診断していたころから転院を希望していたのに、アビーは何故認めなかったのだろう。
いよいよという状態まで待たせておいて「重篤な状態なので動かせません」では家族も納得できなくて当然。
結果的には転院させなくて正解だったが、アビーの対応がよくわからない。なんだか投げやりで患者と家族を不安にさせるためのような行動に見えた。
ニーラのことでいらついてたからかな(私が・笑)。

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ER11−7「白人で髪は黒」

今週はいつものER。

全身に大怪我の女性。気管切開の前に「レイプされた」と訴える。
凶行を重ねているレイプ犯と同一犯の可能性がある。
刑事が事情聴取にくるが今は危険な状態だとルカは拒否するが
サムは「彼女は語りたがっている」と主張し
リスクを説明し同意したうえで少しだけ話せる状態にし、刑事と話させる。
がその途中、嘔吐しそれが肺に逆流し…彼女は死亡。確かに重篤な状態だったけれどね。
医師の立会いのないままの決断は責められるだろうけれど、きっとルカは自分が許可したって言うんだろうな。偽装の処理までする。
しかし、彼女は同意したのではなく「同意させたんだ」というルカの言葉、怒られるよりキツイ。

腹部痛の韓国人女性。「腎臓結石かも」との自己申告があるが実は妊娠。
すでに破水している。産科へ運ぶのも間に合わず、その場で出産。
しかし彼女は自分が産んだことを認めない。様子がおかしいのでソーシャルサービスを呼ぶ。
真相は厳格な家庭なため、学生である彼女の妊娠&出産の事実はタブーだということ。
しらばっくれていれば精神的なケアを優先させてもらえると思ったのだろうか。
でもそこに妹想いの兄が登場。妊娠の秘密を守りつつも妹の産んだ赤ちゃんに会いたくてたまらない。
軽度の精神遅滞なのだろうか。その分素直だから妹的には厄介だった。
お兄さんの「妹はいつも家にいる」という頑なな言葉から近親相姦を疑われたと思った妹は演技をやめるのでした。
出産の事実を知り、逃げ帰る母親。この後家庭は一波乱ありそうですが。
カーター君には辛いケースと思われる。実際出産を認めない女性に赤ちゃんを無理矢理押し付けようとしたり、家族背景もわからないうちから施設には預けないと発言したり。
一見ふつうなだけに精神状態が心配。

スーザンER部長になって早1ヶ月。チャックは主夫なのかな。
スカウト連中の救急病院抜き打ち訓練はうるさすぎ。あんなに役に立たない訓練が存在することが信じ難い。
ジェリーも拍手していたスーザンの一喝、お見事でした。

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ER11−6「末路」

いつものオープニングと違うので?でしたが、レイ・リオッタのためのERだからなのでした。
あっちに飛んだりこっちに飛んだりがなく、ほとんどリアルタイム進行。
ピザの注文から到着までが目安でした。

刑務所がえりのチャーリー。
深酒がたたり、身体の中がボロボロの状態。
まだやりたいことがある、と一時は延命希望を感じさせたが、
次々と処置に来る医者を前に考えが変わる。
奥さんを亡くしてからのだらしない生活から人を殺し、子供につらい思いをさせた。
その情景を混濁しかけた意識の中で虚実ない交ぜに回想する。
あの時に返りたい、あんなことをしでかす前に帰りたい…
治療を受けているから横になっているだけなのに、あの熱演は何なのでしょう。
静かに息を引き取るまで見入ってしまいました。
間に合わなかった彼の息子は、トランク一つだけの彼の遺品に何を思うのだろう。

プラットの心の動きも興味深い。先週は患者を追い出すことをメインにしていただけに。
チャーリーを看取った時の涙。治療開始の時の彼とは違っていた。
ルカは今日も医師としても、後輩を指導する立場としても立派なのでした。

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ER11−5「インターンの苦悩」

レイ、アビー、ニーラのインターンが勤務を開始してから、次のシフトとの交代時間までの1日。

それぞれ医学生を従えて、勤務中に25人の患者を診るようプラットに指示される。
レイは要領だけでどんどんこなしていくが、実際は患者を追っ払ってるだけ。
そんな方針がカーターにバレないわけはなく、大目玉を食う。
水上バイクの事故で脳死状態になった男性の奥さんに
説明もそこそこに臓器移植の書類にチェックをしてしまう。
書類ありきだから移殖チームがきてしまい、
心の準備ができていない奥さんはそれを見てパニック状態に。
カーターにキチンと説明したのか?と聞かれ、
レイは「そんな時間はない」と答えて怒られる。
落ち着いて受け入れられるまで待ってあげられないのか!と。
「話を聞いているようにみせかけて、他の事を考えている」
と医学生に得意そうに話していたこと、それがそのままカーターに否定される。
医学生の前で体裁を気にしているのも怒られる要因。
彼のポリシーどおりなのか、表面上はあんまり応えてはいない様子。
トラブルメーカーっぽいので、これから次々とこんなことがあるのかな。
医者として成長するために、どんどん怒られて欲しいキャラです。

それに比べるとニーラは叱られるとへこむんだろうな。
いや、逆に頑固になって自分を貫くのかもしれない。
信念があるというよりも頑固なだけ。

ドゥベンコ、鬱陶しがられてますね。何か言わずにはいられないのだろうか。
書かずにもいられないのか?
何もあの場で講釈たれなくても…ってインターンや医学生の顔に書いてあった。

レイにバシッと意見したカーターですが、ソーシャルサービスの彼女が来ると浮ついてます。
目で彼女を追ってるし。で、食事に誘う。ケムはいいのか?

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