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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「ニュー・トリックス」の記事一覧

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ニュー・トリックス S7(終)

週2話ずつの放送だったので、5週で終了。
チャンネル銀河さん、もう少しゆっくり放送してください!(笑)

今シーズン、犬は出ない、ジャック、ブライアン、ジェリーの自宅があまり出ない、つまりジェリーが料理もしない…と少し不満足。
S1の始めの特別版でサンドラが犬を射殺した話をまだ蒸し返すしつこさは好きですけど。
車と女が好き、とジェリーは不良オヤジキャラだったはずなのに、このシーズンは禁煙失敗くらいでそれらしい話題もなかったし、最終回に至っては発言する前に「話の途中悪いけど」と断りを入れる礼儀正しいオヤジとなっていました…。
これは直前に話に横入りした事件持ち込んだ人と、ストリックランドがサンドラに睨まれるということを踏まえてなので、慇懃無礼な香りもしてOKなのですが。

#9で唐突に、サンドラとジャックの意見が衝突したのもそのままだったしなあ。
しかも、途中で衝突してその後の捜査で和解、とかではなく、ラストでサンドラがジャックを叱責するという形だったのも気になる。
最終回の#10に全然引きずってないし。
これまでもこの二人は意見の相違で難しくなっていたから、ある意味貫いているということかしら?

前述した、犬を誤射したサンドラの左遷先が、未解決事件専門捜査班のUCOS。
「充てられる人材何てないから、退職した刑事から適当に選んで」ということでスタートしたこの部署が今では評価がかなり高いのだとか(でも現役刑事たちからは厄介扱い)。
それなのに、最終回でフェールシャム副警視総監の一声で解散に追い込まれるというのは謎ですが(笑)。
敵だったはずのストリックランドも、自分の立場ばかりの人だったのに今ではすっかりUCOSの味方。
解散だといっても書類手続きせず、ジャックの自宅での捜査会議にまで顔出してるし。
最終回の事件は、自分の出世のためにライバル蹴落としたいから乗り気なのだと思ったのに、そんな話は聞こえてこなかったのは意外。
しかし、以前ボートクラブの会長(だったかな?)が逮捕された後にちゃっかり後任に就任していたり、サンドラの出世の後押しも、自分の元に優秀な人材が!とアピールしたいだけにも見えるし、この存在はなかなかあなどれない。
特に今シーズンはオヤジたちのオヤジっぽい捜査が薄味だったので、本当に味方なのか、UCOSを出世の道具としての当たりくじに思っているのか、ストリックランドの不思議さが気になるシーズンでした。

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ニュー・トリックス6(終)

1976年、食肉市場で医師が殺害された。
犯人と思われていた肉屋の主人の死体が33年後の今発見され再捜査となる。
肉屋主人の遺体発見現場から、サンドラに近い男性のDNAが発見されたことから彼女は独自の線から事件を見ることに…。


ジャックの妻の復讐、サンドラのお父さんをめぐってのサンドラVSジャック、ブライアンの依存症、
シーズンエンドに問題を孕んでしんみりとさせて、
新シーズン始まると「あれは何だったの?」というくらい仲良しチームに戻っているパターンが今度も?となりそうな予感。
さすがに今度はもうちょっとこの話が続くだろうとは思いますが。
ジャックとの確執とは別個にサンドラのお父さんのもうひとつの生活があったのですね。
驚くほどの偶然は、ありえないだろうと思いながらも好きだったりする(笑)。
肉屋夫人が素行の悪い医者と再会するとか、その夫人がサンドラの弟を養子に迎えていたとか、その肉屋事件をサンドラが担当するとか、ね。
またここに、今まで女癖が悪いだけでそれほどトラブルのなかったジェリーの過去まで関わってくるのですよ。
練りに練られたのか?

今までほとんど休みなく放送されてきたものの、ここで一旦休憩。
本国で最新となるS8が始まったばかりのようなので終わった頃にS7と8をまとめてしてくれるかな?

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ニュー・トリックス5 #8「戦士たちの哀歌(エレジー)」 Mad Dogs

ブライアンが息子とパブでサッカーの話をしていると男に絡まれた。
話を聞くと彼は元軍人、仲間4人とある研究所で治験に協力していたがそのうちの一人がある日遺体となって発見され未解決事件となっていることに心を痛めているのだった。
再捜査を始めると残された仲間も何かを隠している様子だし、国防省からの妨害も入る。
国家的な秘密が隠されているようで、一旦は手を引いたかに見えたUCOSだったが…。


ストリックランド、やるじゃないか。
時々長いものには巻かれることが優先だけど、UCOSを評価し正せることは正すという心意気はあるのですね。
奨学金で学校に行ったのに奉公してないところに私憤の匂いがしないでもないけど。

軍はこの事件を自分たちの人体実験が兵士の精神状態を破壊して、殺人も彼らの無意識によるものと考えていたから横槍を入れたのですね。
しかし事件はもう一捻り、死亡した兵士の家庭の宗教問題だったとは。
でも軍に入ることがすでに教義に反してるよね。
彼はもう信者ではなかったということなのかな。
それだったら「お父さん、そこまで…」と思っちゃうよ。

ブライアンが被害者の家で宗教の本(エホバの証人?)を見つけたことが解決につながってお手柄だったわけですが…
ブライアンの頭からは酒が離れず、エスターとのディナーの約束も忘れてとうとう一人で「祝杯」をあげてしまいましたね。
むむむ、どうなることやら。
これでS5はおしまいだけれど、一週休んで5月9日からS6放送開始なのでやきもきしないで済みますね。
っていうか、それほどやきもきしてないけど。
だいたい、ジャックの殺人未遂(!)、父親の死因をめぐってのサンドラVSジャック、とクリフハンガーエピソードも、新シーズンになったら何かうやむやになってるじゃないですか。
今度も更生施設からブライアンが戻ったところからスタートしそうな気がする。

だいたいついでに言うと、
ジェリーは同席していても平気でビール頼むし(しかも勤務中)、
他の人も「おつかれ~」ってブライアンを一人でパブに残してますよ。
この前はあんなにブライアンの酒への執着を「気にかけましょう」だったのに、ちょっとちぐはぐじゃないの?


おまけ。
当時の仲間で今も軍隊に残っている人役の Andrew Tiernan。
この前見た「マーダーランド」にも出てましたね。
取調室でフィッツと対面という、「恐るべき恋人たち」の再現のような錯綜感を味わいました。
ちょっと前に放送された「バーナビー警部 #57 物言う死体」でのデジカメ振り回してた不良姿も忘れられません。

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ニュー・トリックス5 #7「虚構の楽園」 Communal Living

2年前、失踪した大学生ジャスティンが2ヶ月後に遺体で発見されたが事件は未解決のまま。
ジョナサンの母親がジャスティンを知っているというコミューンの少女を警察に引っ張ってきたことから再捜査が始まる。


ジャスティンは正義感が強く近所のニコライを通報、
それを逆恨みしたニコライがコミューンに押しかけてジャスティンを襲う、
ジャスティンを守ろうと恋人の少女が殺してしまった、
ニコライの行動を知る者がいるかもしれないので
コミューンの人たちは彼を守るためにしばらく国を離れることをすすめた、
実家にパスポートを取りに行ったジャスティンが
母親との揉め事を収束させずに旅立とうとしていることにかっとなった継父が殺してしまった…そんな事件でした。

コミューンが立ち退きにおびえる本当の理由、
正義感はあったのだろうが少しかぶれた感じのするジャスティン、
前回の催眠術から酒が気になって仕方ないブライアン、
と、ドラマ性もありましたがあの結末にはびっくりしましたよ。
「ジャスティンがインドに半年も行くつもりだったなんて知らないよ」
って継父は言っちゃうのですよ。
事件と目撃者の証言の後に
「さあ、彼はウソをついているのだが何故かわかるかな?」っていう
小学生用の推理クイズみたいだった。
みんな警察の人なので即わかってたからいいようなものの…。
さらにびっくりしたのが、この継父が「フィッツ」のベック(Lorcan Cranitch )だということ。
丸くて薄くなったけれど、あの眼はそのままでありました。

次回がシーズン・ファイナル。
酒を呑んでしまったブライアンは?と話を引っ張るのかもしれないけれど
チャンネル銀河は続けてS6を放送してくれるので安心ですね。

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ニュー・トリックス4 #8「魔術師の死」

クリスティという女性実業家が偶然自分の出生証明を見つけ本当の両親の名前を知るが、父親バートは17年前にサーカスのキャンピングカー内で焼死し、事件は未解決となっていた。
父親に何が起きたのか知りたい彼女はストリックランドに接近して再捜査を約束させるのでした。


ストリックランド、かっこ悪っ!
いつもはもっと協力的なのにきぃーきぃー口出してくるからおかしいとは思いましたよ。
それでも本当に恋人ならいいけれど、彼女は再捜査開始に利用しただけですよね。
「離婚で寂しい想いをしているところにつけ込まれた」みたいなことを言われているのがもっとかっこ悪い(笑)。
事件は、残された足と実業家のDNAにつながりが見られなかったというところで、
バートは生きている!よりも彼女の父親別人説の方が面白いだろうと思ったらその通り。
まあ本当の家族が対面できたのでよかったのではないですか?(無責任・笑)

30年前のサンドラのお父さんの死の真相が明らかに。
ポン引き殺害容疑で逮捕を命じられたと当時事件担当の警部ジャックが告げたその2日後の自殺だったとか。
当時14歳だったサンドラは死因を知らされなかったので真相に大ショック(ジェリーもショック・笑)。
ジャックの言葉が引き金となった、自分に親切だったのは罪滅ぼしだ、と
とにかくサンドラはジャックが憎くなってしまいました。
仕事と私生活の境が見当たらなかったこのチームに初めての亀裂でしょうか。
エンディングもいつもの陽気な歌ではなく、しんみり音楽でしたよ。
次のシーズン、この亀裂を引きずっていくのでしょうか。
エスターがまた不機嫌だったのも気になるし。
続けてS5の放送してれるのでありがたいですね。
難をいえば、銀河のHPは月替わりということかな。
月末に録画をためてしまうとエピソードガイドが見られなくなってしまうのでどうにかしてもらいたいですね。

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