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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「ウォーキング・デッド」の記事一覧

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ウォーキング・デッド4(終)

刑務所が襲撃され散り散りになってしまった彼ら、というシーズンでした。
ばらばらになり、途中ではぐれたり再会したりでみんなが目指したのは「終着駅」。
誰でも受け入れてくれる、こんな世の中のよりどころであることを期待していたら…
グレンたちが辿り着いた#15では不穏な感じはしなかったのですけどね。
正面から入らなかったリックたちのせいで警戒心を高めさせたのかとも思いましたが、貨物車の中にグレンたちを閉じ込めて、物品いただいてる時点で信用ならないわけですね。
人数集まったこともあって、「(あいつらは)悪い相手を怒らせたな」と決起宣言するリックでしたが、次のシーズンではバリバリのリーダーに復帰となるのかしら?
ハーシェルとの回想シーンで刑務所でリーダー的立場を退いた理由と、最終話のカールを守るためにしたことが、あまりにも両極端。
何があったのかわかった時、オープニングの血濡れリックのインパクトが来ましたよ。

道中のみなさんを見ていて、刑務所での生活から互いを思いやれるいい人たちの話になってきたようでちょっと停滞しそうになりました。
いや、ダリルが「やさぐれ者時代でも朝から呑んだりしなかった」とか、酒癖の悪さを自覚してるとか、だからボブが酒瓶大事にしてるのが気に入らなかったのだなとか、収穫はたくさんありましたよ。
が、最大は邦題で「正気な狂気」と付けられた#14。
生と死がまだ明確ではないであろう幼少期にこんな経験したら、どこか歪みが生じてもそれこそが正しいのかも。
愛していた家族、親しい知人がゾンビになることを受け入れられないというのとは違ってましたよね、リジーは。
「他の人と一緒には暮らせない」との決断を、キャロルとタイリースが下したというのも酷。
互いを思いやる中にも流れるイヤ~な感じを再認識でき、ほっとしたような気がいたしました。

次のシーズンは、終着駅の人たちとリックたちの闘いが始まるのでしょうか。
でも、一方が貨物車の闇の中でどうなるのさ?という気も。
終着駅の人たちは何が目的なのか?
ここにキャロルとタイリースとジュディスは合流するのか?
ベスはどこに行ったのか?
ダリルとベスが一時過ごした葬儀屋さんみたいなところには誰がいたの?(きれいに整頓されていたものね)
あの博士はホンモノなのか?
いろいろ気になりますが、もうあまり続けない方が…という気がしないでもない(笑)。
だって、「どうしてこんなことになってしまったのかは描かない」と聞いたような気がするのに、なんとかできるかもしれない博士が出てきちゃったらちょっと意気が下がります。
でも、博士を護衛するのがサウスランドのジョン・クーパーなので、こっちの世界では頑張ってもらいたいような気もしてみたり。

とにかく、どんなことになろうとも私がリック派であることはかわりませんっ!
と宣言してS5を待ちたいと思います。

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ウォーキング・デッド4 #9

S4の後半がスタートしました。
初回放送から、もう一週間近くになりますが、やっと見ました。

総督との死闘の果て、散り散りになったうちのリック&カール、ミショーンのその後。
リックが「待て」と言っているのに、ずんずん歩くカールが頼もしくもあり生意気でもあり。
ジュディスの安否もわからず、精根尽き果てているところにカールの怒りも受け止めねばならないリックの歩く姿は、ウォーカーか?と見まがうほど。
その間、カールは怒りをぶつけ(「リーダーだったのにっ!」ってこたえますね…聞こえてたのかな?)、ひとりでウォーカーと対峙し、力のある自分とひとりでは無理な自分を見つけ、一気に大人になりました。
泥のように眠ったリックは、守らねばならないだけではなく、頼り頼り合うことのできるカールを見つけることができました。

ミショーンは、また腕と顎を切り落としたウォーカーを護衛につけてひとり旅。
しかし、寂しさを思い出し…という。
護衛のウォーカーまでをも惨殺(っていうのかな?)した苛立ちは、カールのひとり冒険と通じるように感じましたよ。

足跡辿って、ようやくリックとカールを見つけての安堵の表情、彼女を認めたリックの「お前に客だ」。
希望の持てるエンディングは、初回ならではでしょうか。
次回からは、バスで逃げた人たち、ダリル一行のその後なのでしょうね。
巡り会えるかしら?

ドラマ終了後、おまけがあったじゃないですか。
リックの人とダリルの人が来日した時の様子の。
ああ、Andrew Lincolnさん、かっこいい…。
私がリック押しなのは、単にAndrew Lincolnが好みだったということでしょうか(いや、リックというキャラクターが好きなのは事実っ!!)。
IMDbの写真はビジネススーツみたいな姿なので心配でしたが、会見での衣装、インタビューの時のリックスタイル、何か食べてるところ、さらには袴姿までっ!どれも心配ご無用のお見事な姿でした。
このおまけ、毎回つけてくれないかな(笑)。

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ウォーキング・デッド4 #8 最期の決戦  Too Far Gone

ウォーキング・デッドは、何を書いても重度のネタバレ。
なのでお気を付け下さいね。






やっぱり総督(その名前で呼ぶな!・笑)は刑務所が欲しくて、脚色した過去を語ってキャンプのみんなを焚き付けましたね。
リックは大人なので「一緒に住もう、広いから離れて暮らせばいい」と言いますが、総督は大人ではないので、ハーシェルとミショーンを人質に、あくまでもリックたちが明け渡すことを要求。
「一緒に住むか、誰も住めなくなるかだ」と現実的な話を聞かされても、闘いを選ぶべくハーシェルの首を切りつけて…。
今シーズンは主要人物が死んでないけど、まだ半分だしこのままいくかな?と思ってましたが、甘かった。
医者としても(獣医だけど)、心の支えとしても必要な人だっただけに残念。
まだウォーカーたちへの心の整理がついていない農場時代は(親しい人がほとんどだったのだろうし)、一時酒に逃げたりもありましたが、それ以降はグループの良心でしたよね。
リックがおかしくなって「電話がかかってくるから待ってる」と言ってる時、「君はおかしくなってる、電話線切れてるよ」なんて言わずに、「一緒に待っていてもいいかな?」とかけた言葉にはやられたものです。

リックと総督の一対一の殴り合いに、ミショーンが決着つけたわけですが、仕留めなかったところが彼女らしいです。
ウォーカーどもにやられておしまいっ!ってことですよね。
私もそれを指示したのですが、止めるのも聞かずに闘いに行った隙に娘メーガンをやられてしまったリリーの怒りにはかないませんでした。
リリーとメーガンに出会って、もう一度家族を守りたい、そんな気持ちを持った総督だって心が壊れていたのだとはわかるけど…彼にはハーシェルがいなかったからね。
 
死者はハーシェル以外出ませんでしたが、キャロルの追放がありました。
命が消えかかっているとはいえ、誰にも相談なく先回りして命を奪うというのはキツイかも。
カールの大怪我を経験しているだけに、真相知ったリックにだってツライ決断だよ。
犯人を突き止めたら教えるという約束なので、タイリースが戻る前にキャロルを守った面もあるかもしれないけれど、ダリルの言うように食料や武器を持たせたって早いか遅いかにすぎないだろうな…。
でも、何気にキャロルは逞しいので「再会する」に持ち点全部賭けようかな…?
「何か他に方法があったはず!」とリックを責めたダリルも大人でありました。
それはそれ、これはこれ、とタイリースへの報告にも同行してくれていたし、まあ、遺恨があったとしても奇襲掛けられてそれどころではなかったんだけどね。

銃撃戦のせいで刑務所を後にするわけとなりましたが、多数の乗ってるバス、ダリルやベスたちの闘っていたり何だりでちょっと遅れた人たち、リックとカール、と散り散り。
リックはかなり痛手を負っているうえに、血だらけのジュディスのゆりかごを見てしまったら…。
またおかしくなってしまうのでしょうか。
ハーシェルはいないけど、カールの逞しさが救いです。

前回突然現れた Kirk Aceved、彼なら刑務所に迎えてあげてもいいと思ってたのに、刑務所の破壊と共に彼も消えてしまいました。
残念。

さて、#9からのS4後半は3月だそうです。
毎回言うけど、ならいっそのこと別シーズンにしてよ。
その方が待ちやすいから。

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ウォーキング・デッド4 ~#7

インフルエンザでの仲間の死、仲間を守ろうとする行動の違い等のピンチを乗り越えたリックたちを見つめる総督。
この間に彼がどうしていたのかが2話使って語られるという趣向。
一人で彷徨ってたのですね。
そして外の世界をあまり知らない家族と出会い、守るべき人たちを得てまたもや「総督」として復活するわけですか。
かつての右腕マルティネスのキャンプでは身を守りきれないと脱走するも、ウォーカーたちにはばまれ叶わないとわかると、自分がキャンプのリーダーへと。
マルティネスを殺したのは「仕方ない」とか言ってるから、過去を知っているものを消したってことでしょうが、新リーダーのピートを殺したのは正義感強い人だからですよね。
これじゃここはウォーカーにも他のグループにもやられる可能性が…とかつてのウッドベリー方式を持ち込むつもりですよね。
「もっと安全な場所が、闘う気があるのなら」ってもしや…?と思ったらやっぱり刑務所狙いってことですか。
心強い参謀を得て(OZのミゲル、Kirk Aceved だ!ほとんど服装同じだ!)、刑務所襲撃の機会を狙う総督、そういうシーンだったのかと納得。
これでシーズン休憩に入るのか…と思ったら、私が一週遅れで見ていたのでした!
そうだよね、きっと大騒ぎ入れてくるよね。
こんな穏やかなまま休むわけない、甘かった。

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ウォーキング・デッド3(終)

ネタバレがイヤなお方は見ないでくださいね。
このドラマ、「ネタバレ=誰が命を落とすか」、この比重がかなり高いですから。






S3、大切な人を失ったリーダー、リックと総督が対象的に描かれるというテーマがあったようです。
壊れて攻撃的になる総督と、同じ道を選びそうになるものの正直に間違った決断を皆の前で認めて同体であることを改めて告げるリック。
リックに正気を取り戻させたのがメルルだったというのはかなり意外。
さらにダリルの「元の兄さんに戻ってくれ」を聞いたからなのか定かではないが、メルルが総督側への鉄砲玉を買って出たのも。
弟といたいけど刑務所が自分の居場所でもない、あんな切ない告白をミショーンは抱えていかなければならないのだな…。
乱暴者のメルルに引きずられていたダリルという兄弟関係だと思っていたけれど、暴力パパの元で二人寄り添って生きてきた、防衛手段としての攻撃性が不良人生にスライドしただけで、ダリルの言う「元の兄さん」とは自分を守ってくれていたメルルだったということでしょうか。
兄さんを愛しているからこその、ダリルの…
この兄弟の物語が重大な意味を持っていたとはね。
リックと話している時のメルル、どこか動物を思わせるような瞳をしちゃっていて、こういうのを死亡フラグが立ったというのかな?と思ってみたり(笑)。

死亡フラグが立つといえば、かつてはシェーンと共に攻撃的になるべきを主張してきたのに、総督とリックの間を取り持とうとしたアンドレアもそうだったのかも。
彼女はウォーカーとなっても出続けるような気がしていたのでこれも意外。
鬱陶しいけれど、腕っぷし要員だったのになあ。

というわけで、ウッドベリーを攻撃するはずだったリック、ダリル、ミショーン。
しかし、刑務所から引き上げる際に総督が最大のご乱心を発症した惨状を目にし、ウッドベリーに残された人々を刑務所へと迎えることに。
かつての仲間を見送り、新しい仲間を迎えたリックの目にはもうローリは現れませんでした、というとても安心できるエンディング。
ここでドラマが終わってもいいと思いましたよ。
でもまだまだ続くのですよね。
部下二人との三人体制となった総督が何を仕掛けてくるのか、
新しく迎えた人々は闘いには行けないような年配者や怪我人、病人でしょうからその対処等、描くことはあるでしょうから。
中でも、無抵抗の若者を撃ち殺したカールのことは避けて通れないでしょう。
人としての善悪を学ぶこの時期、こんな尋常ではない世界でそれを学ばなければならないのですから。
カールの言う「仕方なかった、やるべきことをやった」は、この特殊な世界ではそうかもしれないけれど人としてはかなり心配な状態。
考えてみれば、カールはお母さんを本当の意味で殺してしまったのだから何事もないわけがない。
となれば、リックの苦悩は続くのでローリ再登場も十分ありえるわけだ(笑)。

ふだんの私なら、ヒーロー担当の人(例:「LOST」のあの人)はまず応援できない。
が、リックは別。
ドラマが始まった頃の、改まったり覚悟を決めた時に(例・町に取り残されたメルルを迎えに行くとか)保安官の服と帽子を着用するところ等、彼の真面目さに惹かれっぱなし。
S3、ほとんど保安官服だったのはいつもいっぱいいっぱいだったという意味かな?と勘繰ってみたり。
カールが常に帽子を被っていることや、保安官バッジにも意味を感じたい、そんなけっこう力の入ったファンとなってしまったようです。

S4のスタート、本国で秋ですね、それまで長いですね。

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