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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「SIX FEET UNDER」の記事一覧

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SIX FEET UNDER #58「孤立」

ルース、ジョージから「婚約したので早く離婚したい」と言われる。
ネイト&ブレンダ、お腹の子に問題がありそうとの検査結果に意見が対立。
デイヴィッド&キース、ダレルの初舞台をこっそり見に行く。
クレア、職場の弁護士に興味をもつ。
フェデリコ、自宅に戻れたものの針のむしろ。

自分の仕打ちは棚に上げて、ジョージの早々の婚約がおもしろくないルース。
ひとりで大丈夫になるまで見届けてあげなかったのだからいいじゃない、といかないのが人の心。仕打ちに後悔も感じてるはず。ジョージに見透かされて後悔どっぷりになるところをカルチャーイベントや彼に向けての強気に転嫁してるのでしょうね。全然すっきりしてないじゃん、ルース。

ネイト&ブレンダは、子どもに障害があるかもしれないので更なる検査が必要らしい。
そして明らかになったら次の機会にしようというネイト。ネイトの子どもをもつ覚悟はそんなものだったのか。経済的にも心にも大きな影響があるのは避けて通れない問題だけれど。
再検査をすすめたのは、何もないならそれでいいし、もし問題があるならそれに向けて備えるためだと解釈していたので「ペネロペなんてつけない」から続くネイトの心情吐露は少なからずショック。
この前の「HOUSE」のラストで両親の嬉しそうな顔を見た後だからなおさら。
歩み寄ろうと思ったけれどできなかったブレンダがネイトを、結婚してるけどどこか他人、誰かが喜ぶからじゃなくて好きにしたら、は私も感じていたネイト感に合致。
それでも「前進」でリサやマヤに対しての想いを吐き出したことで夫婦に近付けたのだと思っていた。
今回のブレンダとマヤが消える夢だって不安定ながらも家族と思っているからこそだと。
でもやっぱりネイトは「好きにしていい人」でしかないのかもしれない。一緒にいるブレンダがそう言うのなら。
お客様もそれを表現していたのかもしれない。行きたくない芝居に付き合い迎えた最期、どう感じますか?って。

「無理」と思えたダレルの素行も、ママ(デイヴィッド)には少しずつ馴染んできたよう。
舞台を見に行ったことがバレて「てめえら、こっそり見に来てんじゃねえよ!」にはヒヤッとしたけど、褒められて照れ臭そうに微笑んだところに明かりが見えました。
でもアンソニーの必要以上の怯えは何でしょう?気になります。

大問題発生!マヤちゃんが登場しませんでした。実生活で外せない遠足でもあったのでしょうか(笑)。

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SIX FEET UNDER #57「峡谷」

ルース&ジョージ、アパートに引っ越すがルースの考えをジョージはお見通し。
クレア、アーティスト助成金がもらえるまで派遣社員として働くことに。
デイヴィッド&キース、アンソニー&ダレル兄弟を「お試し」で預かるが問題の多さにキースはうんざり。
ビリー、ネイト&ブレンダの家に居候。
フェデリコ、バネッサとの関係に急展開。

ルースがジョージと新生活を始めること、ジョージがよくなるのを見届けるなら賛成だった。
よくなっていくのを一緒に経験すればルースの気持ちが変わる可能性もあるのだから。
それなのに彼女、最初から放ったらかすつもりだったのね。あの状況で仕事を勧めるかな。
そんな状況でのフィオナの死は渡りに船、早速実家に戻る口実だもの。
友だちだけのお通夜での歌声、フィオナの死を悼む心は本物だろうけれど、個人的には再出発の意味合いが強かったのではないか。
クレアとの和解は家族ならそんなもんかな?という感じ。
憎いわけじゃないからきっかけがあればそれでよかったのですね。
そもそもルースが怒ってたのは学校を休学したこと、中途半端にするつもりはないことが伝わればいいのかな。助成金はもらえなかったけどどうなることやら。
仕事で戸惑ってるクレアは急な展開(和解&部屋でママがハッパを探してる)でさらに戸惑って見えた(笑)。
引っ越してすぐ実家に戻る、よくよく見れば彼女の道具がない、病状が安定しているジョージにはその意味する所は明らか。
そして安定しているからこそ、ルースの希望を受け入れる。
場の雰囲気が読めなくて失礼な発言の多いジョージがですよ、「新しい生活をありがとう」は哀しすぎる。
それでいいのか、ルース?といっても悟られてしまった以上どうしようもない。
ジョージが語らなくてもマギーも気付いた様子。ネイトも彼女の電話で気付いたに違いない。
「嘘はつかないと約束して」は今後の二人に大きな意味を持ってきそうだ。

みんなが不幸な中で安定していたデイヴィッド&キースはアンソニーの兄ダレルのことで意見が対立。でもまだ解決策を講じようとしているところに希望はある、かな。
ソーシャルワーカーに「無理」と告げるキースの言葉にダレルは反応した。何かが変わるかもしれない。あの悪さがわざとだとすれば。

フィオナがネイトの初恋だったとは。初めての女性なだけではなかったのですね。
近しい人の葬儀が続き考えることも多いはず。それが「嘘はつかないと約束して」に結びついちゃうのかな。
職場でのクレアの妄想内ステージング、さすがデイヴィッドの妹!と感嘆(笑)。
フェデリコは家庭に戻る望みがなくなった(自分のせいだけど)と絶望していたがひょんなことで急展開、家に戻れることに。水のタンクを抱えた後姿は幸せそう。バネッサは他人を家に入れることの恐ろしさが身にしみたのでしょうか。

今日のマヤちゃん 
女だけのお通夜にブレンダの膝の上で同席。話の中味がわかってるような頷きっぷりがキュートでした。

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SIX FEET UNDER #56「前進」

ネイト&ブレンダ、マヤに本当のママ、リサのことをどう伝えるかで喧嘩。
デイヴィッド&キース、養子の機会提供ピクニックに参加。代理母から妊娠報告。
クレア&ビリー、クレアは別れたつもりだが別れたくないビリーはママを使った懐柔作戦。
ルース、編み物教室で聞いた話に感化される。
フェデリコ、バネッサとよりを戻す作戦失敗。

前回、もうネイトは好きなようにしてかまわないのではないかと思った。
ブレンダはパートナーだけれど、一緒にいて幸せになれる相手とは違うんだなと。
でもネイトの心の落ち着かなさは別。再婚で心に決着がつけられたのだと誤解していた。
ずっとリサの裏切り、マヤはかわいいけれどホイトの子どもかもしれないという疑念は捨てられずにいる。
もちろん、自分が誠実な夫とは言い切れなかったこともざわざわの原因だろう。
誰かを責めたいのではない、治まりのつかない心をどうしたいのかわからないだけ。
準備のできないいきなりの別れは尾を引いて当然だ。予告されたってできるもんじゃないし。
妊娠に「おめでとう」と言われたことに思い遣りのなさを感じ険悪状態だったがそれはブレンダも同じこと。
お客様からの「マヤには母親が必要」、聞いてるこっちがはっとした。
今シーズン初ではないかしら?お客様が教え諭してくださるのって。
このお客様の「何かを聞いてくれるなんて20年ぶり」が私にはとても重く、思い出したら泣けてきた。
そしたらネイトに対しての感情が申し訳ないような気がして止まらなくなった。ドラマなのに、ドラマなのにね。

「ジョージ、二人で生活をやり直しましょう」と言うルースは編み物教室で聞いたことを実行するつもりですよね。
どん底の時は親身になって、もう大丈夫なのを見届けて別れるつもりか。
あんなにこだわっていた結婚の誓いは?最後に誠心誠意尽くすことで全うしたとするのだろうか。
二人の生活に心ときめかせて表情輝くジョージが痛々しい。
博物館にもスーパーにも歩いていける、病気を安定させるには願ってもない環境。
それなのに落ち着いた先に待ってるのは孤独。
尽くしておさらば作戦、どん底の時に見捨てないのは正しいと思うがジョージは病気。
捨てられた時の精神的負担は考えてあげないの?
自分がいなくても心が乱れないところまで回復させる自信はあるの?
ルースは友だちに影響されやすいし、精神的に追い詰められているのもわかるけど。

デイヴィッドとキースの代理母の人は大丈夫でしょうか。
ちゃんとした団体の経験者らしいけれど、前向きすぎるのが恐い。

今日のマヤちゃん 
帰宅したネイト「マヤは?」
ブレンダ「クローゼットで私の靴全部にネコのぬいぐるみ入れてるわ」
かわいすぎます(笑)。

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SIX FEET UNDER #55「不惑」

ネイト40歳の誕生日の朝ブレンダの妊娠が判明。しかしネイトの「おめでとう」の言葉にブレンダは苛立つ。「おめでとう」って他人事に聞こえるのかな。他意はなかったと思うが、そこが肝心な時に逃げ出す昔からの性分が顔を覗かせたように映るのだろうか。
これを引きずったままでサプライズ・パーティーも最悪。そもそも、友だちでもない人を友だちだと思って招待するところが溝があるって証拠なのか。
結婚したばかりなのにと思わないでもないが、この二人の言い争いをしている様子は何故か納得する部分もある。不幸になればいいというわけではないですが。
ブレンダの友だちの「あなた、イーヨーみたい」がツボ。そう思ったことなかったけど(笑)。

サプライズ!とネイトを迎えた時、そう離れてない場所にルースとクレアがいたので休戦?と思ったのも束の間、ルースのスピーチ中のクレアの一言に声を荒げる一幕。直後何もなかったかのように話を続け、修復はちょっとやそっとでは不可能そうだ。
ネイト宅に何度も入り込んだ鳥は何を象徴しているのだろう。苛立ちが頂点に達したネイトは箒で仕留めてしまったようだ。これ、妄想だといいなと思ったんだけど。マヤちゃんが見てなかっただけよかったと思おう。

あちこちで火種が燻ってる中、デイヴィッドとキースだけは順調。途中、デイヴィッドは危険だったけど。
ロジャーの子どもたちがキースばかりを慕うのが不思議だった。だって、デイヴィッドは子どもに慕われやすいじゃないですか。あの子たちはすでに子ども時代を飛び越えてしまった子どもだからなのですね。耳年増ともちょっと違うかな。偏見がないのはいいことですけどね。

4話めにして始まったなあという感じがする。ようやくナサニエルが登場したことが大きいかも。
「世の中には二通りの人間がいる、おまえとおまえ意外の人間だ」は父親から息子への言葉としてはどうかと思うけれど実に奥深い。
結局ネイトは止まるタイプの人ではないのだな。絶対にもうマギーが心に入り込んでるし。いつも何かが流れていてくれないと落ち着かないんだ。ブレンダもそうなのかも。

「ジョージを施設に預けたら」を速攻拒否するルース。意地の部分もあるのかなと思える。姑さんのことが頭から離れないとかね。
怒りっぽくなったビリーにようやくクレアは危機を感じる。遅い。自分に都合が悪くなるまで認められないのは遅すぎる。で、別れるのか。
「食事していく?」と言ってくれたバネッサに「用事があるけれど電話で断れる」と見栄を張るフェデリコ、顔に「やったー!」と書いてあったけれど照れ臭いバネッサには見えなかったようでラッキー。

今日のマヤちゃん
デイヴィッドおじさんにご本を読んでもらって楽しそうでした。
ベッドでブレンダママが絵本を読んでくれている時はベッドサイドのかわいい灯篭の方が気になってました。

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SIX FEET UNDER #54「記憶」

「手をつないでいて」と頼まれたまま自殺されたのでは相当なダメージがあったはず。しかもジョージはその時10歳で相手はお母さん。これが病気の原因だったりするのだろうか。受け継いだものなのだろうか。そういう悩みを抱えていたのかと思うと、今のいい状態の時に幻覚の頻度を苦しみ「ルースを失いたくない」と涙する姿は痛々しい。
前回に比べてルースが多少穏やかに見えたのはマギーが近所に引っ越してきたことと、編み物という無我でいられるものを見つけたからか。これに慣れてしまうと爆発の時がくるかもしれない。
あ、クレアで小噴火してましたね。

クレアといえば、実家だけでなくビリーに対して何も心配してないのは不自然。薬をきちんと飲んでいるから安定していると言っていたはずなのに、明らかに違う様子に何の不安もないのか。自分の口座が空になってることのほうが大切なのか。破滅的な生き方が好きなのかもしれないけれどビリーが抱えているのは病気。それを認められないのなら交際はやめるべき。
前回、ジョージのことでたいへんなルースと今こそ和解のチャンスと思ったが、恋人の危機を見逃しているならルースの助けになんてならない。クレアってこんな娘でしたっけ?母娘喧嘩が視界を鈍らせているのかなあ。

やはり断片的に進んでいる感は否めない。
最終シーズンだからそれぞれの物語も完結に向かわなければ、ということなのかな。
ネイトが実家訪問の心遣いを見せてたのはよかったが、初対面のマギーと何か感じあってしまったように見え、波風が起こるのかも。

波風到来かと思われたデイヴィッド&キースはそう心配することもないようだ。キースが引いてくれるからデイヴィッドも謝れるのですね。
里親のことは残念だけど妙に積極的な代理母を素直に受け入れていいのかは心配。キースの姪っ子を引き取れればいいのにな。デイヴィッドにも懐いてたし。

今日のマヤちゃん 
パパとママとの食事中「あそこの建物壊すんですって」と話すブレンダの方を向いて噂好きの近所のおばちゃんみたいな表情してました。
そうそう、ブレンダが友人の家の様子に影響されて「家族の時間を持ちたい」なんて言うのも妙なものだ。
「まともな主婦みたいなこと言ってんじゃねえよ、この社会不適合者が!」は強烈だけど笑った。妄想だったけど。
「なんとかソテーなんかで」って言うのもよかったな。

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