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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「コールドケース」の記事一覧

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コールドケース #4「靴下」

シャーロット・ベイズが墓地で保護される。13年前の1990年、夫ミッチが売春街で麻薬やポルノ雑誌と一緒に他殺体で発見され今はアルツハイマーの症状が出始めている。彼女に同情したリリーは未解決となっているこの事件を再捜査。

被害者が悪人、加害者が善人とは一概にいえないことを改めて突きつけられた感じ。
浮気をしたミッチは確かに悪い。でもシャーロットの暴力から逃れる安らぎを求めてしまったのだと思うと責められない面も。
息子に年相応の楽しみを体験させようとしてるし、浮気が娘に勘付かれたとなれば敬虔なクリスチャンの心に訴えて正しい道を選ぼうとできるし。
間違いだったのはシャーロットを放置していたこと。依存症の会でも何でも差し伸べる手はあったはず。
でもですね、犯人と目される本人はアルツハイマーで息子の証言だけで断定していいのか?という疑問は残る。
このシャーロット、Isabella Hofmannだったんだ!ラサート刑事は酒飲んで暴れたりしないと思うからやはり息子の言葉を全面的には信じられない(笑)。

ミッチと重なったのが当時の事件担当だったシャーマン。
杜撰な仕事をリリーに責められ頑なに触れたがらなかったものの、荒れた数年間があったこと、その間捜査に集中できていたとはいえないことを認める。
靴下がないことは大いに疑問を持つべきことで解決の糸口になったであろうことは明らか。解決できなかった責任は大きい。
しかし当時の生活を悔いているからこそ今優秀な刑事でいられるのだと思いたい。そういえば数話登場してたな。

クリス、いましたよ(笑)。今の事件に戻るのか?とか過去の事件を今と同じに扱うのか?とか未解決事件に対するリリーとの温度差あり。その辺が登場しなくなる理由か(笑)。

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コールドケース #3「猫」

1998年、一人住まいの女性を狙った連続レイプ事件が発生。そのうちの一人ゲイルは殺されていた。恋人ブルースはDNAの採取を拒否し疑われるが決め手がなく迷宮入りしていたが5年後の今、犯行の告白と予告ともとれる手紙が警察に届く。当時担当していたヴェラとともにリリーは再捜査へ。

ヴェラの乱暴者のイメージがどこからきたのか忘れていたけれど、この回だったんだ。ブルースへの執拗な接近と暴行で病院送りにしたって…(苦笑)。今は落ち着いた刑事さんで何よりだ。
ブルースがDNA採取を拒否の理由が、付き合って半年以上にもなるのにセックスさせてもらえないことが明るみに出るのが恥ずかしかったから。 ゲイルの死よりもプライド優先ってどれだけの男よ。ブルース見てれば「それも当然」てみんな納得したと思うよ。
殺されなかったレイプ被害者が恐怖から口を閉ざしてしまうのと理由が違いすぎる。彼女たちは犯人が捕まらないと安心できない、でも同じくらい思い出したり口を開くのが恐い、それはわかってあげられる。
リリーの説得で似顔絵作成に協力した彼女今でこそ怯えてるのだもの。当時協力しなかったことを責められないでしょ。
で、真犯人。無教養な家庭に育ったことにコンプレックスを持ち、知的な女性と交際したいのにやっぱり無教養な女性としか交際できない。それならレイプだって短絡的だ。知的を降伏させたつもりか?
自分の欲求を抑え律するために入隊するくらいの冷静さはあったのに結局は抑えられないというのはやはり性犯罪は病気ということなのか。
解決後に実家を出て一人暮らしに戻れる彼女の表情のなんと晴れ晴れとしたこと。この表情があるからこそリリーは続けられるのだろうな。

猫を飼っていることが一人住まいの女性の証、みたいに聞かされた時リリーは何か感じたみたい。彼女も猫飼ってるし。この時はまだ出てこなかったっけ?
出てこないといえば初代相棒クリスはどうした?(笑)2話だけじゃなくてもう少しいたような気もするんだけど。

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コールドケース #2「通話記録」

1983年、デイナ・ディーマーが自宅で爆発物によって殺害された。彼女は近所の露出狂の男ミラーの裁判で証言することになっていたが、デイナの死亡によりミラーは証言なしで無実になっていた。ミラーが犯人だと信じる娘のグウェンは別件で投獄されている彼の仮出所が近づいてきたことで心理的に不安定。それを落ち着かせるためにも、とグウェンは父親の婚約者と共にミラーの犯行だと証明して欲しいと再捜査に訪れたのだった。

女性が意見を持つと叩かれる、というのはコールド・ケースでありがち。でもたかだか二十数年前、旦那の性格ってことか。
指輪にこだわるところは「これをしている間は俺様の所有物」とみなしてるようだ。
他の奥さんだった人のことはわからないが、デイナは何か歯向かったというより娘が被害にあわないためにもと裁判での証言を決心しただけなのに。それが旦那には反抗にしか見えないなんて。
同僚とのデイナのプラトニックなつながりも自分が原因だとは思わないんだな。それでも思い止まったデイナは大人だ。
グウェンは心のどこかでお父さんを怪しんでいたんだろう。
だから母さんを殺した犯人がミラーでなくてはならなかったんだろうね。
一番辛い事実を受け入れたことでの再スタートだ。
それにしても二度見ても通話記録の残らない電話のしくみがわからない(笑)。

最近は聞き込みをして話をつなげるだけだけど、この回は鑑識が大活躍。
二十数年前の現場から証拠を発見し、使えるものとしてリリーに差し出せるのだもの。またこういう鑑識お手柄の話も見たい。
「いつこっちに戻ってくる?」というジェフリーズの言葉も今となっては不思議。
始まった頃はふつうの殺人課が未解決事件も扱うスタンスだったのに、いつの間にやら未解決事件専門の部署になってるもの。
ドラマには映らない部分で日常の殺人事件捜査もしているのかもしれないけど。
「戻らないかも」のリリーの言葉が自分一人ではなく、部署全体のことを言っていたらどうしよう(笑)。

せっかく見始めたS1、4月からまた見られなくなりそうな予感…。

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コールドケース #1「テニスラケット」

リリーはダイナーでの殺人事件に出向いたところへ「殺人課の女性刑事に会いたがってる人が来ている」とヴェラから聞かされる。
1976年、ジルという少女が殺害され、交際していた兄トッドとその弟エリックが疑われるが、名家ということで捜査の枠から外れていた。当時は失業を恐れて黙っていたメイドが余命を区切られた今、正しいことをしようと目撃情報をもって再捜査を依頼に来たのだった。

見ているドラマが相次いで終わったのでようやく字幕版「コールドケース」にたどり着きました。ブログに書いてるのはS2からなので書いてみようかな。
こうやって始まったのでした。今となってはかなり新鮮な現在の殺人事件現場(笑)。
これがS2の第1話のあの事件なのですね。ヴェラはこうやってリリーに嘘をついて事件を引き継いでたんだ。それであんなことに…。
問題のジル殺人事件は犯人はわかっているのに決め手がない心理戦。これも今となっては珍しいような気がする。
当時お屋敷に雇われていた男が、teenage dramaな相談を受けていたと語っていたまさにそのまま。地味だけど丁寧な追い方だったという印象。え、これでお終い?

二度見すると懐かしさが先にたって集中できない。
リリーの初代相棒、クリスっていうんだ(笑)。説明なくいきなり自分で注射をうってるのにびっくりしたっけ。
そして彼の「死んでる人間」という言葉がリリーの心に火をつけたんだ。ということはクリスも重要人物だ。
しかし今見ると彼も何か企んでるような悪い顔だ。後に本当の悪党(スコッティ)がくるから印象薄いけど。
リリーはこの頃の方がキレイだ。今は痩せすぎてるもの。
次からはもう少し事件に集中して見られるかな(笑)。

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コールドケース字幕版

AXN年末の一挙放送は諦めたが2月12日(火)からレギュラー放送という情報が。
火曜は「クリミナル・マインド」と重なるけど、リピートなら録画できそう。
海外ドラマは吹替え派だけれど、S3がちょっとアレだったのでせっかく放送されるなら見てみようかな。週1話ずつなら大丈夫そうだし。

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