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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「Super!dramaTV」の記事一覧

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THE MENTALIST #1「レッド・ジョンの影」

プロゴルファーのブライスは、帰宅して妻と主治医の死体を発見。
連続殺人鬼レッド・ジョンが犯行現場に残すスマイルマークが残されていたため、レッド・ジョンを捕らえることに使命感を持つパトリック・ジェーンが捜査に関わることになる。
かつて人気霊能者だったジェーンは、テレビ番組でレッド・ジョンを挑発し、妻子を殺されたという過去があった。
しかし今回の現場はレッド・ジョンに見せかけたものであると看破し…。


待ってました、ゲストを(笑)。
殺された医者と同じクリニックの精神科医(?)役としてゼルさん(Zeljko Ivanek)登場。
ジェーンさんの「今すぐ睡眠薬出して」のお願いに「診察もしないで出せません」と、穏やかなお顔でやんわり断る真っ当なドクター。
と思わせて、悪いことしちゃってるから他のところではボロを出さないよう完璧を装う臭がぷんぷんしている←つまりうれしい(笑)。
こういう犯人役はぴったりだけれど、ジェーンさんのひっかけに乗ってしまい銃を向けるなんてのはいただけない。
銃を向けただけじゃなく、走って追いかけてますよ、なんて無謀な…。
「HEROES」のダンコ役のせいだろうか。
余談ですが、私、ゼルさんの役で「24」のドレーゼンはいいけど、「HEROES」のダンコさんは好きでないの…。
殺人に至った理由は、アフリカの救済活動をしながらも寄付金の一部を失敬していることを同僚が気づいて告発すると言ってきたからなのでした。
多少抜いても送金で多くの命が助かる、告発されたらその多くの命が助からない、と命を救うためなら人殺しも辞さないという…この理由は、ゼルさんっぽくて好き(笑)。
「殺したいのは医者のほうだけ、でも友人であるゴルファーの妻宅で殺せば捜査の目がそっちに向く」と、ジェーンの語ったマジシャンと美女の法則に則った策略師としても正統派(?)。

「Lie to Me」は、「ここがポイントですっ!」って感じの眉、手、目、とかのアップがうるさすぎて1話だけで見るのを止めましたが(笑)、こちらは視覚的うるささはかなり控えめ。
ゲスト見たさに「1話だけは」のつもりでしたが、もう少し見てみようかな。
冒頭での娘殺害事件で父親への失礼な発言後の「殺してないなら殴りかかる」が、ゴルファーの無罪の理由につながってましたよね。
こういううるさくない見せ方は好みかも。
ジェーンさんが、宿敵レッド・ジョンを追いながら毎回事件を読んでいくという感じなのでしょうか。
そういうドラマ、挫折しちゃった経験あるけど大丈夫かな?

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秘密情報部 トーチウッド #13「世界の終わり」 End Of Days

シーズン1最終回。
…う~ん。
1941年にタイムスリップしてしまい、本物のジャック・ハークネスと出会った前回はよかったなあと感じたのに。
あのお話、ジャックを名乗ることになったのは理屈じゃなくて何かしらの導きがあったのだな、と納得してしまうようなものがありましたよね。
それなのに最終回は怪獣?
前回から引き続き登場の時空を自由に行き来するダンスホール支配人ビリスは、この巨大怪獣アバドン様(殺戮の神?)を呼び出すために、トーチウッドに時空の裂け目を開かせたかったらしい。
アバドン様の影に入ると死んでしまうらしくて、みんなごろごろ倒れてました。
これを恐れて裂け目を開くことを頑なに拒否してきたジャックは、アバドン様の影と懸命に闘い、その力を奪い尽くし(死なない男だからアバドン様もエネルギーを消費したってことですか?)、自身も力尽きてしまいました。
今まで最先端の道具やら何やら(=この世にないもの)を見せられてきたのに、最後がジャックの力技だったことが少なからずショック。
トーチウッドは、あえて現実味のないことで情緒に訴えるところが好きだったのに。
ジャックのお目覚めもグウェンのキスだなんて…ジャック=白雪姫説の誕生だ!
でも、その後にイアントとの熱烈なのを見せられると、目覚めさせるのもイアントがよかったなあ。
まあ、強烈に仲違いしたチームが、お父さん(お母さん?)の帰宅で家族にまとまり直した風なのをよしとしようかな。

それにしてもグウェン、ひどいよね。
彼女、自分で「やる!」とか決意は見せるけど、「ジャック、方法は?」、「どうする?」と全部丸投げ。で、責任だけ感じるの、器もないのに。

愛しい人の願いで時空の裂け目を開こうと必死になったメンバーに対して、誰からもメッセージを受け取らなかったジャックは「誰が現われたら開こうとした?」の質問に「ドクターかなっ!」と。
その言葉に答えるようにやってきたのはターディスですよね?
ジャックは嬉々として乗っていってしまったようです。
これが噂に聞く新シリーズのドクター・フーにつながるのでしょうか。
時間移動だから大冒険してきても、チーム合流は翌日あたりだったりするのかな?

「~何が起きても不思議はない、備えなければ」みたいに語るオープニング(吹替え版)が大好きでした(笑)。
特に「備えなければ」という語感、竹若さんの声とトーチウッド(とジャック)の特異性がマッチした、すばらしい響きだと毎回うっとりしてました。
でも、ジャックには備えが足りないような気がする最終回でありました(笑)。

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秘密情報部 トーチウッド #10「過去からの訪問者」 Out of Time

時空の裂け目をくぐって、1953年から小型飛行機に乗ってジョン、エマ、ダイアンの三人がやってきた、というお話。

スーパーで、自動ドアや溢れんばかりの品物に驚くというのは楽しいですね。
私も海外のスーパーを見るのは好きだし、そんな感じかな?
ダイアンが「これ、ホント?」とタバコのパッケージの警告文のことを聞くのもよかったですね。その後も平気で吸っていたことを含めて(笑)。
イアントが「大丈夫ですよ、大袈裟なんですよ」とでも言ったのだろうか(笑)。

年配のジョン、18歳のエマ、女性パイロットのダイアン、と意識も何もかもが違う三人の選ぶ道が大きかったです。
若いエマはロンドンで仕事を見つけ再出発、ダイアンは冒険心旺盛なパイロットであり続けることを選び、女性二人はこの特殊な状況を自分なりに乗り越えていこうとしました。
しかし、ジョンは年もかなり上。訪ねた息子は認知症、頼れるものが何一つないこの世界では死を選ぶほかないと思ってしまいました。
サッカーの試合の記憶を息子と共有できた時は、本当に幸せそうだったのに。
逆に、もうこんな時は望めないのだな、と美しい想い出に背中を押されてしまったのかもしれません。
ということは、ジャックですよ!手を握ってあげること以外になかったのかっ!
望むことをかなえてあげるのは大切ですが…。
同じく時空を超えて生きる人とだからこそ、ジョンがこの時代を生きることは死よりも辛いのだと、わかっているからか…。

ところで、ジャックはスージーに撃たれた時は確か一旦死にましたよね?排ガスでは死ねないのかしら?それとも一度一緒に死んで生き返ったところだったのでしょうか。
美しいシーンに何を考えているのでしょうね、私は(笑)。

オーエンが切なくなっているのは理解しきれませんが(笑)、ダンスや空の夢へ駆け出すダイアンを見送るシーンはよかったですね。
グエンがエマを送り出そうと決められたのと同じくらいに。

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秘密情報部 トーチウッド #9「エイリアンの目玉」 Random Shoes

SF好きのユージーンが車に撥ねられて死亡。ジャックは交通事故と断定するが、彼が自分たちにつきまとっていたことが気になるグウェンは独自に調査を始める。彼女のそばには幽霊となったユージーンが寄り添い、自分の記憶を一緒にたどるのだった。

数学コンテストで失敗したからお父さんは出て行った、友だちは「エイリアンの目玉」を転売に利用したかっただけ、失意のユージーンの直接の死亡理由はやはり事故。
でもこの事実から、お父さんは家族を、友だちはユージーンの大切さを思い出し、最後に成長した姿を参列者に見せることができたのは、あれが本当にエイリアンの目玉であったからの奇跡かもしれません。
生の大切さ、素晴らしさを語るユージーンは、命を落としてわかる後悔ではなく、実感できた喜びに溢れていました。
なんと、不覚にも涙が…。疲れてるのか?、私。

いいお話だったのですが、何故に、ユージーンに呼応したのがグウェンだけなの?彼が彼女を気に入ってたみたいだからいいけどさ。
そして、トーチウッドって秘密情報部じゃないの?トーチウッドが現れるところにつきまとい放題でしたよ。
これでグウェンの恋人に存在が知られていないというのは、逆に難しいのでは?(笑)

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秘密情報部 トーチウッド #8「スージーの思惑」 They Keep Killing Suzie

被害者の血で「TORCHWOOD」とメッセージの残された殺人事件が発生。蘇生グローブを使って犯人の手がかりを聞き出そうとすると、ピルグリムという自己啓発グループの名前と、自殺したトーチウッドのメンバー、スージーの名前が挙がる。スージーの持ち物を調べるとピルグリムのメンバーであったことがわかり、蘇生グローブで彼女を甦らせると…。

おどろおどろしい血文字でのスタートでどうなることやらと期待心配しましたが、何か物悲しい結末。
第1話で蘇生グローブの魔力の虜となってしまい自殺したと思われたスージーが、実は巧妙に甦りを計画していたとは。
記憶を消す薬を飲ませ続け、トーチウッドへの挑戦と思われるような殺人を誘導し、呪文(詩だけど・笑)を唱えるとトーチウッドがロックダウン、その隙に自分を目覚めさせた人から生気を吸い取って永遠へ向かってトンズラ、という計画だったらしい。で、命のターゲットとなってしまったのは蘇生グローブでつながってしまったグウェン(なんか適役。科学者としての担当がない分、口出し部門のトップですものね)。
こんなことまでお見通しだったとは。闘病中のお父さんへの想いも全く予想外、スージー恐るべし。
そこまでチームのことをわかっていながら心を開けるところではなかった(とうか、スージーが閉じてるけど)、というのはショックなこと。スージーが求めていたことは生に反するけれど、生そのもの、何だか悲しいですわ。ジャックの身にもなってみなさい(笑)。

ところで、スージーによるグウェン拉致を「グウェンの命は長くてもあと2時間」と言ってスタートした追跡劇、「後○○分くらい」の時はまだ暗かったような気がしますが…港の夜明けは早いのかな?「元」とはいえ、仲間を本当に殺さなければならなかったジャックの辛さをを少しでも軽減してあげようという心遣いか。

イアントはグローブと剣に命名するのを楽しんでましたよね(真剣?)。
そしてラストには「(蘇生グローブ)破壊しても、わかりませんよ。基本左右組ですから」は意味深。サイバーマンの延命装置を自分でなんとかしちゃったくらいですから、試作品を隠してる可能性あったりして。

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