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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「Super!dramaTV」の記事一覧

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キリング3 #2「イミーリェの行方」

サラ・ルンド、大失態!
息子が妊婦の彼女と一緒の姿を目撃して、身代金を届ける重大任務を失敗するという…。
そのせいでひとりでなかったことがばれたのか、見せしめに誰かが裁判所屋上から放り投げられましたね。
暗くてよく見えなかったけど、ヒゲ面だったみたいなので、サラが食いついていた「何かを隠していそう」な判事?検事?ですかね?(ちょっと島田雅彦さん似の)
イミーリェはまだ生きているのだろうけれど、かわりに誰かが死んでいいってことではない。
だいたい、サラのお母さんが電話や刑事部屋へ押しかけて言っていたことで推測してしかるべき、刑事なんだから。
彼女の体調が…とか言ってたじゃないですか。
もっとも、私生活への推理力が足りなかったからこんな状態なワケなのだけど。
こんなんじゃ、警察に任せられない!とシーランドの社長が言い出さないとも限らないよ。
でもこの元夫婦、なんとなく協力し合えるというか、互いを責め立てる部分がおさまっていい感じですけど、サラ・ルンドがまた起こすのか?という気もする。

新人君はがんばってるみたいだけど、接触してきた犯人が「借りを返してもらう」と言っている、その線は誰かが調べてるの?
大企業だから恨みを買いやすいでしょうけれど、ここまでってのは。
だからやっぱりあの秘書が…(笑)。

マードックの「死刑執行人」で、死刑囚の体重を量って絞首刑用ロープの長さを調節するのが執行人の仕事というのをやっていた。
短すぎるとうまく絞まらないし、長すぎると加速度が加わって首がちぎれるのだとか。
前任者が退職し、急遽見習いが担当したら、ロープが長すぎてひどいことに…とやっていたのですよ。
でも、ここで屋上から放り投げられた人の首は無事だったみたいですね。
タイムリーな話題で気になってしまいましたが、技術の進歩か?(笑)

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キリング3 #1「メデア号」

月初めにいきなり初回とは。
うっかり見逃すところでしたよ。

S2から3年後、勤続25年を機会にデスクワーク職に異動を願い出たサラ・ルンド。
どうやら、失ったものを取り戻すために自分の時間を持ちたいからのようですね。
事件現場からさっさと退散しようとしたり、息子とその彼女を自宅に招こうと必死だったり、どことなく違和感が。
そう、コミュニケーションや会話に積極的なんてサラではありませんっ!
警察学校時代の仲間で情報局にいる人が(今回の犠牲者?)、表彰式出席中のサラを連れ出し、立場が逆転しているのもまた落ち着かない。
が、しかし、やっぱり。
息子からの、まだ関係修復できる時期じゃない…とやんわり伝わると事件にのめり込み始めましたよ。
息子との電話を切る前から事件の方に気が向いてましたよね。
人間としては失礼極まりないけれど、サラ・ルンドはこうでなくちゃね♪
言いたいことだけ言って人の話を聞かないのが彼女です。
ブリックスもまた存分に振り回されてください。

で、今回追う事件は、政府も挙動に一目置く巨大企業シーランド社の敷地で遺体が発見され、ソイデン社長の娘が行方不明になり、廃船待ちの船に乗り込むとソイデン宅を監視していた形跡が…。
あの、忠実っぽい個人秘書があやしいと睨んだのですが。
S2の影響受け過ぎでしょうか。

スパドラHPによるとサラ・ルンド最後の事件とのこと。
「ゾウズ・フー・キル」も「ブリッジ」もひどいお終いなので、ハッピーエンドは期待しないでおきます。

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THE FALL 警視 ステラ・ギブソン #1「追跡の始まり」 Dark Descent

北アイルランド、ベルファスト。
地元の名士モーガン・モンローの娘、アリス殺害事件の手がかりがつかめない地元警察。
捜査見直しのためロンドン警視庁へ応援を要請し、警視のステラ・ギブソンがベルファストに赴く…といった導入部。

捜査の見直しを頼んでおいて、連続殺人の可能性をみつけたら「それは違う」って。
事件が広がることが好ましくないだけじゃなくて、バーンズはステラと過去の因縁でもあるのでしょうか。
ステラも、優秀な警視なだけではなさそうな感じ。
傲慢さはないのに物凄い威圧感、ただものではないのだけは確かですね。
ホテルに送ってもらっている途中、事件現場の刑事に目を止め「紹介して」って…文字通りに紹介を求めていたようです。
刑事もあっけにとられてたよね。
彼女はまた、夢日記を書いているらしい。
今後の行動にどう関係してくるのか気になりますね。

対して犯人のポール・スペクター。
一見家族を大切にするカウンセラー、でも本当はトレーニング(ステラが握力の話しているところにボール握ってるシーンを入れたの、何故か好き・笑)も大好きな殺人鬼。
「趣味」の前に身体をあたためているのも、記録ノートも異常さを物語ってます。
でもまだどういった類の異常者なのかがわかりませんね。
異常に傾向も何もないですけど。

この犯人とステラや他の警官のニアミスにハラハラしていくことになるのでしょうか。
下着泥棒と関連付けるステラの言葉に、侵入者がいたと通報した弁護士が心配になり警官が尋ねるも…すでに犯行の真っ最中。
これでステラの目の付け所を信じていくことになるのかも…?

ところで、侵入者アリの通報で駆け付けた制服警官は銃を構えていましたよね。
ふだんイギリスの警察官は銃を持っていないと思ってましたが。
そこはやはり、北アイルランドがたどった歴史によるものなのでしょうか。

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L&O S19、集中視聴中。

7月は混みそうですが今はまだすいているので、L&O S19を集中視聴中。
これまではオープニングに出てくる人はたいてい死体の発見者だったのに、このシーズンは被害者ですね。
久しぶりに見たのと合せて何か新鮮感が。

それにしても、集中して見ると、ひどすぎて人としての判断が鈍る。
障害を持っているからと子どもを捨てる親も、障害を持っているけれど一緒に暮らしたいからと成長抑制治療を受けさせたい親もいる。
先に見たのが捨てる親だったので、一緒に暮らそうとしているだけいい気がしてくるのだが。
具合が悪いところもないのに使うことがないからと切除、成長を抑制できれば自分たちで介護ができる、娘のためのようだが自分たちの負担も減ることは明らか。
どちらが先にあるかなんて判断できないよ。

ハイチからの児童売買もひどい。
あそこにいたら35歳までも生きられない、だから学校行かせなくても寝るところ、食べるものがあるだけ幸せ、って。
まず第一に、30万ドルもぽんと払えるのならちゃんとした家政婦雇えよ!と言いたいですよ。
どうしてどいつもこいつも迎えた養子を家政婦がわりにするのかな。
ハイチから養子を迎えたということがステイタスのひとつなのかね。
それにしては地下室とかに隠してるよ。

男娼の本出版、モルモン教原理主義…どれもこれもキツイ話。
荒んだ現実よりももっとひどくしておかないと…という気配りなのでしょうか。
結審してから「犯人違う!」のも…
それ以降は別進行で見せられていないだけ、ですよね。

そんな中、昨日見た11話「詐欺と現実」に出てきたOtto Sanches 演じる運転手さんはかっこよかった。
オープニングで社長の腕時計をちらっと見たりしていたので心配しちゃいましたけど。
最悪犯人、そうでなくても倒れてるの見て時計を取った、そんな役かと思ってましたが、社長とその仲間の偽善ぶりを堂々と証言ですよ。
キッドナップでのかっこいい誘拐犯に次ぐいい役で満足です。
そしてこの回の犯人、Robert Iler は、トニーの息子がそのままという感じでした。
これもある意味満足か?


 

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キリング2(終)

最終回前のラストで犯人らしき人物がわかるという、S1と同様の展開。
しかし、最終回で真犯人登場!とひねってきました(確か、そのままソイツが犯人だったS1の時は「ひねらないの?」と行った覚えアリ・笑)。

放送されたものについてはネタバレ関係なしで書いてますが、あまりにもなのでちょっと間をあけます。







なるほど、国が隠したかったのは民間人虐殺の事実というよりは、許可していない特殊任務の士官が仕出かしたということだったのですね。
で、特殊任務だったから記録上存在しなかったというわけですか、ストランゲ(ニックネーム:プリズンブレイク兄)は。
その特殊任務とは何だったのかはルンドがあんな風にしてしまったのでわかりません(銃を持てないよう、手を撃つだけでいいじゃん)。
大佐も上官にあんなことを言ってしまったので、もう誰も追及できません。
ラーベンの語っていたのが事実だったということのみです。
そのラーベン、護送される時に乗り込んできたストランゲを後部座席から見るのがよかったです。
気のせいではない!と視線を逸らしませんでしたね。
矛盾に気づいたルンドのおかげで命は助かったものの、「子どもを撃ち殺してめそめそ泣いていた」とストランゲに教えられ、人として立ち直れるかどうか。
あれは思い出してしまったのですよね。
これまでが不当な拘束入院だったと認められ、ルイーセとヨナスと暮らせるようになったのに、今度は本当に治療なしではやっていけないかも…。

そして首相にリークしていたのは事務次官ブロウ。
彼の息子はラーベンと同じ隊にいて、同じことを語っていたが、おとなしく証言を引っ込めて自殺とも思える事故で死亡。
その真相をつかむべく、首相、大臣たちを操っていたのだとは。
真相がわかれば善悪などどうでもよく、ブク大臣とも決別(びんた!)、左遷から一転、国連事務へ栄転と独り勝ち。
ブク大臣といえば、カリーナと首相糾弾に燃えるが、国が守りたかった本当のものを知らされ、採用された真意を教えられても熱意を買われて国を建てなおそうと熱く勧誘され、再建仲間の中に同党員やクラベの姿も認め合流していく、カリーナのキツイ視線を感じながら…となんとも意外な展開。
首相を糾弾すべくこの事件を突き詰めても何も出て来ない、真相を知る自分を仲間に入れることはもう間違いを犯さない決意と取ったのか…いや、あのカリーナに向けてる視線からはそんな熱いものは見えませんでしたよ。
ブク大臣はS1のハートマンとちょっと似てました。
あっちの話を聞けばあっち、こっちの話を聞けばこっち、と揺れやすいところがです。
ハートマンはそれを聞いても気持ちが揺れてるだけでしたが、ブク大臣はとても行動的でしたね。
ひとつを聞けば「何っ!」とそこへ牙を向き、そこからまた別の矛先を仕入れれば「そっちかっ!」と向かい立ち、逞しさは人一倍でした。
それなのに、それなのに…。
ブク大臣、事務次官、カリーナ、この三人の探偵ぶりが好きだったのになあ。
裏切り者が出てしまったのは残念。
カリーナにしてみれば、二人が裏切ったわけですからねえ。
「私のキャリアなんてどうだったいいんですっ!」て、かっこよかったものなあ。

で、主役のルンド。
彼女も揺れてましたね。
アフガニスタンで、一旦空港へ向かう車中でストランゲの足に手を置いたのは何だったのさ?
その直後の頭蓋骨発見でストランゲと何か結びついたの?私にはわからなかったけど。
まあ、その執念が事件の解決に結びついたわけですけども。
って、解決?
これ、ストランゲの死にはどう理由が付けられるのでしょうか。
一連の連続殺人事件の犯人としてだけで、軍絡みのことは一切関知させないのでしょうか。
ルンドの鬼の正義感だけではどうしようもないですよ。
というか、ストランゲを射殺したことでお偉方たちはほっとしているような気さえしますよ。
ブリックスは本当に感付いていたのでしょうか。
だからルンドを呼んだ、そんな気さえしてきます。
彼女の刑事としての勘を見込んだだけでなく、タブーなき刑事としてね。

ほとんどみっちり60分、濃い濃い展開を楽しめました~。
S1の20話はちょっと疲れたので、この濃さなら10話はちょうどよかったと思います。
タブーなき刑事とそれを操るブリックスのコンビは、引き続き見られるのですよね?

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