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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「ER」の記事一覧

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ER15 #19「あの時再び」 Old Times &#20「2499」 Shifting Equilibrium

「あの時再び」 Old Times
若い女性が「アパート前で赤ちゃんを見つけた」と連れてくるが自分で産んだ子のようだ。
スタッフの誰もその可能性をもたないのが不思議。
赤ちゃんを見ると自然とにこやかになってしまうからだろうか。
チュニーは「部長のことが好きみた~い」とオダテ上手だし。

なんといってもこの回はベントン、ダグ、キャロルという懐かしい顔が重要な役割で登場することにつきる。
カウンティから臓器を受け取りにきたときいて懐かしさを感じるものの、ダグが挙げる名前をサムたちは知らず、サムたちの挙げる名前をダグは知らない。
新旧主要メンバーのかぶらなさ(=出入りの多さ)を物語ってますね。
唯一共有できたのがアンスポーというのも(笑)。「よろしくいってくれ」(笑)。
ダグとキャロルの二人は、今もというか今だからこそ順調な生活のようで。
ダグは小児外科医、キャロルは看護師ではなく移植コーディネーター?病院内ソーシャルワーカー?のような仕事で家庭とのバランスもとれている、そんな背景が想像できてよかったでございます。
ベントン先生も、息子の成長、クレオとの生活も安定、一般外科医として大きな病院に復帰し(カウンティ復帰は選択肢になかったのか?)、家庭も順調。
かつての弟子カーターが移植手術を待つ身だと知っても深刻な表情を見せずに、飄々として目の前でエネルギー補給バーを食べるのとか見事でした。
手術室にまで立ち会って執刀医にねちねち詰め寄る姿は懐かしくもあり(そんなイメージなかったはずだけど・笑)。
ところでダグ&キャロルもベントンも、家庭も仕事も順調ってことはカウンティに魔が潜んでいるということか…。

スーザン・サランドンがバイク事故少年のおばあちゃん、アーネスト・ボーグナインが妻の付き添い、とせっかくの豪華ゲストなのにかつてのスタッフの登場に薄味にしか見えなかったのが残念(決してそんなことないのに)。
それにしてもこのエピソードの出演料が心配(笑)。

豪華ゲストもさることながら、またもやお母さんの移植手術となったルーシーちゃんも印象的。
伝えるブレナーに顔も向けないのは里親に失礼な態度をとった彼に怒っているのかと思ったが、ルーシーちゃんはもっと大人で、この前手術ができることを喜んだらあんなことになってしまったことに胸を痛めていたからなのでした。
手術ができるときいても、心臓が到着したのを確認しても、固い表情。
新しい心臓を得たママに会えるまでは喜びすぎてはいけないと自らを律しているようで健気でした。
カーターのところも、ルーシーちゃんのママのところもそうでしたが、患者を病室に迎えに行く移植手術のスタッフって喋っちゃいけないのかね?(笑)

「2499」 Shifting Equilibrium
ニーラのカウンティ最後の日。
手放したくはないけど外の世界も見るべきだという ジレンマを脱したドゥベンコがステキでした。
今度はきっとアンドルーを立派な外科医に育ててくれるのでしょう。
ERではフランク主導で密かにお別れ会準備中(外科は?外科ではないの?)。
フランクはニーラが来た頃失礼な事ばかり言っていたけど、倒れた時に「主人がいつも褒めてるニーラってあなたね」 とか奥さんにばらされてからおとなしかったですよね(笑)。
あんなに一生懸命になってニーラのことがかわいかったのかね。
でもインドにこだわりすぎ。
ガンジーのくす玉から何が出てくるのか見たかったよ。

お別れ会にも姿をみせないブレナーは空港に追いかけて、別れはつらいが人として踏み出させてくれたことに感謝という美しいお別れでした。
でもねえ、ニーラまっすぐレイのところに行ったでしょ。
友だちとしてじゃないよね。
ブレナーが傷ついただけではなく感謝してるんだからまあいいか。

今シーズン明らかになった、去りゆく人のネームプレート。
ニーラは下からちょっと上のあつらえたかのような無難な位置に。
背伸びして一番上に張り付けたあの人の隣にするのでは?とちょっぴり期待していたので肩透かし(笑)。

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ER15 #16「懐かしき我が街」 The Beginning of the End

バレンタインデーで、ゲイツ&サム、モリス&クローディア、ニーラ&ブレナー、ジェリー&カーター、とちょっと盛り上がってます(笑)。

ジョアニーは移植手術が決まり、ルーシーも親切な一時預かりの里親に出会えて順調かと思いきや。
臓器提供する患者側の病院の手違いで違う血液型の心臓が来てしまったと。
つなげてしまう前でよかったとはいえ、すでにジョアニーの心臓は切り離された後、バイパスにつないだまま次の心臓を待つことに。
前回思った以上にルーシーはしっかりした子で、バンフィールドの心を見透かしたようなこと言ってましたね。
こんなにしっかりしているとわかっていれば、スチュワートも逃げ出すことなかったのに。
名前だけの保護者で後はルーシーが助けてくれたのにね。
ジョアニーの手術の手違いだけでなく、予告によるとルーシーの里親にも問題ありそうで…そんなに不幸を背負わせなくても…。
最近、児童養護施設を舞台にした小説を読んで思い出したのですが、日本には児童相談所の一時保護所ってありますよね?
アメリカのシステムはどうなってるのだろうか。

そして、お帰り、カーターくん!
「しばらくいるつもり、いつまでかはわからないけど」、「ケムはお母さんのところに帰ってる」から結婚の危機も想像されますが、一番の理由は自身の健康問題だったようですね。
どういった経緯で透析患者になったのでしょう。
それがケムとの亀裂の原因とは思いたくないなあ、っていうか夫婦の危機だなんてまだ言ってないし(「まだ」って・笑)。
ゲイツ「看護師妊娠させてシアトルに行った人?」
カーター「それは違う人」
これ、ダグとキャロルのことですよね?
間のいろいろを端折ると極悪人のようだ。
そしてゲイツ、本人にも目の前で言うのか?(笑)

「君がリードしている」
カーターはモリスを見て言ってましたね。
本格的にカウンティを去る時、モリスをチーフに指名したことを「無責任だな!」と感じたものです(笑)。
今思えばカーターの読みは正しかったようです。
手技に自信がないのもすっかり乗り越え(経験ないのに頭開いてたよ!)、恋人の関係する、所見と説明の食い違う患者の容体にも毅然として立ち向かえました。
立派じゃないか、モリス。

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ER15 #15「愛と憎しみと」 The Family Man

車で救急車に突っ込んでケガ以外の病気が見つかったジョアニーと娘のルーシーのお話。
ジョアニーとルーシーは本当の親子ではなく、ジョアニーの弟スチュワート(レネだ!)がルーシーのパパ。
ふらっと現れて金目のものと3歳のルーシーを交換するかのように姿を消していたとか。
ジョアニーに拒否されながらも「償いをしたい、やらせてくれ」と申し出るが…。
「仕事があるから」と帰ったところで見込みなしと思ったけど、戻ってきたじゃないですか。
それから「償いをしたい」だし「困ったらアパートのおばさんに応援を頼む」って手に余る時の道まで自分で見つけてたのに。
薬物や酒に溺れるでもない、ケチな盗みを繰り返すでもない、それなのにろくでなしというキャラクターはかなり新鮮だ。
たくさんの書類に怖気づく姿なんて自分を見るようで愛着さえ感じる。
というわけで、悪いのはブレナーだ(笑)。
叔父ということでルーシーとは打ち解けていたのに、「食事でもしておいで」って逃げるきっかけを与えてますから。
食事するにしても、これからの約束を話してもっと打ち解けるためにルーシーが一緒でなければダメでしょ。
無邪気なブレナー(だってニーラの面接について行く気でしたよ!ニーラは全くブレナーのこと気にかけてない風なのに)がスチュワートに同じ匂いを感じてしまったのかもしれないし、まさか商売道具のギター置いたまま逃げ出すとは思わないけどね。
ジョアニー以上にスチュアートを厳しく見ていたサムの目が正解だったようです。

自宅から搬送された78歳のマルコムさん。
マルコムさんの判断に年齢は関係ないと思う。
器械に生かされていただけの奥さんを思うに忍びなかったのでしょうね。
でも自分だったらこのケースくらいの「簡単な手術」だったら受けるだろうなあ。
そこに不測の事態があってつながれるだけの生活となるなら拒否、と一筆書いて。

モリスは、スーパーヒーローであることが証明されました。

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ER15 #14「長く不思議な旅」 A Long, Strange Trip

そ、そんな診断ミスあり?
末期の肺癌と思われていたのに実は結核なんて。
息子の言うように、治療ができることはよかったと思えるけれど、じゃあ脳や肝臓の状態は何なのさ?
セカンド・オピニオンの重要性を伝えたかったのか?
突き放すかのようなドゥベンコと固執するブレナーが対照的でした。
最近のドゥベンコは、もうちょっと空気も読めるいいドクターだと思ってたのに…何があったのでしょう?
人事のことで頭を痛めているのか?
ブレナーはニーラの前で張り切っちゃってるのかな?という気がしましたが…そうか!それが気に入らないのか、ドゥベンコ先生!(笑)

肺癌が実は結核と見抜いたのは、ホームレスと思われていたおじいちゃん。
身寄りがなく認知症の症状もあるが、実は元ドクターで救急治療の必要性を説いて実践していった尊敬されるべきオリバーさん。
今はモーゲンスタン先生が主治医であり後見人の様子。
今ERが機能しているのはオリバーさんのおかげだと尊敬の念を込めて語るモーゲンスタン先生の姿は懐かしかったです。
ベントン先生のことで少し存在が揺らぐようなこともありましたが、モーゲンスタン部長は常にこうやってあたたかく見守る人だったような気がします(老犬顔のせい?)。
「外傷1号に」と聞いて「おいおい、上に運んで静かに寝かせてやれよ!」と思いましが、「あなたが作ったERですよ」と見て感じさせてという思いやり、最期の場所に自分でここを選んだ気持ちを尊重してあげたのですね。
知ってるのがチュニーだけだったとは、月日を感じました。

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ER15 #13「傷つけ合う愛」 Love is a Battlefield

自転車で車にはねられたジョディ、すっごくカバンと電話を気にしていたからクスリの運び屋なのかと思った。
でも電話に出たら相手は本当に恋人。
これでもまだ「彼氏が売人でその運び屋」だと(笑)。
彼氏登場でようやくDVなのかな?とたどり着きました。
電話に早く出ないと後で何をされるかわからなくて、カバンが重要だったのも彼からのプレゼントだからなくなったら大変なことになるという恐怖だったのですね。
早くに気付いたモリスはさすがです、立派なドクターになりました。
精神科医に「どんな方法が?」と聞かれて「知らないよっ!」と、モリスらしさも失われていないのがいいですね。
話したいのに話せないジョディに胸騒ぎを感じ追いかけると、お父さんが彼氏を殴って瀕死の重傷、ジョディも呆然としてました。
問題が明らかになったことを救いととるべきなのでしょうか。

3回も結婚と離婚を繰り返している老夫婦(女性の方はエバーウッドのエドナだ)は、死に直面した今、やっぱり彼(彼女)でなくちゃ、とプロポーズ&承諾(今は隣に住んでるけど離婚中)。
それを目の当たりにしたサムとゲイツはちょっと微妙。
まあ、お互いへの愛情を認めたということでしょうけどもね。
それにしてもダリアはわかりやすい。
あれでは救急車前でのいちゃつきを見てなくてもサムは勘づくよね。
ということで、サムはゲイツ、ニーラはブレナーがいいんですってよ。

バンフィールドは残念でした。
誤解が解けてからの日々が楽しくて子どもがなくても幸せだと言う旦那さんとなら乗り越えて欲しいですね。

今回ヒドイと思ったのは、シラミ男への対処。
他の人にうつってしまうかもしれないのですからもっと早くになんとかして!
富くじ(宝くじじゃだめなの?)店主がテレビに出た後3回も幸せ病でやって来ている間ずっと放置ですよ。
NHKなんかちゃんと「シラミの男」と認識してくれているのに。
自分があの患者だったら、わざとあちこち移動したり、スタッフに抱きついたりしてやるっ!(笑)

予告によると、次回は懐かしいあの方の登場のようですね。
益々老犬顔に磨きがかかってました(笑)。

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