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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「映画・DVD」の記事一覧

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日本公開が待ち遠しい、パディントン♪

実写のパディントンが作られ、海外では好評なのに、日本での公開情報が一向に聞こえてこない…と思っていたら。
パディントンのオフィシャルサイトに、「2016年新春に決まったらしい」との情報がありました。
3月4日付けのニュースなので、ご存知の方は多いと思われます。
まだまだだいぶ先のことですが、見られるのだ!と思うと嬉しいですね。
隣りの市のシネコンに来たら、パディントンを映画館復帰作にしようかしら(笑)。
でも、なんでこんなに遅いのでしょう。
姉曰く、「キャストミス」だそうです。
パディントンはマーティン、カリーさんはカンバーバッチの「シャーロック」コンビにすれば、みんな先を競って公開したがるはず、とか。
確かに、一見、パディントンをいじめてる感じのカリーさんですが、実はパディントンのことが好きでたまらないのだなあと思えるので、見た目だけでなくてぴったりだと思います。
 
もうですね、パディントンのエピソードはいろいろな場面で思い出しちゃうのですよ。
オークションと聞けば、後ろ向いて手を振ると怖い顔したおじさんが手を振ってくることを。
手品と聞けば、プレゼントされた手品の本を見ながら披露し、読みながらだから「最初に同じ腕時計を仕込んでおくことを忘れないように」なんて注意書きを最後に読んだり。
楽しいことがたくさんですが、ブラウンさんが自室への期待を持たせたばかりに、期待が膨らみ過ぎたパディントンが部屋を改装するエピソードは、ハチャメチャ感を楽しむのと同時に(目を細めて見れば大丈夫な気がしました、とか)、子どもの心を弄ぶかのようなブラウンさんが憎らしくなります。
そうです、今回の映画で、駅でパディントンを見つけたものの「見るんじゃありません!」って感じで子どもたちを連れて素通りしようとした、あの眼差しと果てしなくイコールです、私の中では!
Hugh Bonneville さんのあの表情、すっごくいいです(笑)。

映画公開までにはまた何回かパディントンを読み返すことでしょう。
そして、できれば英語版ももう少し読めるようになっていたいです。
とにかく、楽しみです。

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「セブン・サイコパス」、ゼルさん出てるから見た。



映画「セブン・サイコパス」の脚本に行き詰っている脚本家。
その友だちが、題材を集めてあげようと、聞いてきた変わったエピソードを紹介したり、新聞に「どうかしちゃった人募集」の広告を出したり。
やって来たのは、ウサギを抱えた正義の殺人者。
彼は、エピソードを使う代わりに、見解の相違で別れたパートナーの女性へのメッセージを入れて欲しいという言うのだった。

ウサギの人みたいに、ちょっと変わったエピソードが短編集のように積み重ねられてました。
中でも、アーミッシュの復讐の話はよかったです。
改心したけれど、被害者の親からいつまでも見張られている男が、地獄に逃げるしかないと決断するも、追いかけてこられるという…。
エピソードの主は追いかけて行けなかったというのが、お気に入りです。

そうやって次々披露されるエピソードはよかったのですが、最後、本筋についていけなかった自分がいました…ゼルさんが逮捕されてしまったからかしら?(笑)
ゼルさんは、ワンコ大好きマフィアの参謀でした。
ヒゲ顔で、銃身の長い銃を振り回すという、あまり見たことのない役柄でした。
でも、やっぱり顔色が白すぎて、あんな砂漠に立たせたらいかんだろう!と心配でした。
マフィアの愛犬ボニーちゃんが、おとなしくてかわいかったです。
ゼルさんにワンコ、いかれたエピソードの羅列、と私向きの映画だったと言えるかもしれません。

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ワンダとダイヤと優しい奴ら



「ハウス・オブ・カード」を見ていたらCMで懐かしい映画を見つけてしまいました。
CDのせいで脳がモンティ・パイソンっぽくなっているので、つい見てしまいました。
CDといえば、その中の一曲「The Silly Walk Song」が頭の中でエンドレスです。
助けて下さい。




この映画とモンティ・パイソンを知るのとではどちらが先だったのか定かではないので、それを確認したかったのもあります。
結果、知る前だったと思われます。
先に見ていたら、車の衝突の繰り返しとか、腋の下の臭いへの執着、縛られているケンをほどいてあげるアーチーに、もっと反応していたはずだし。
もうあれこれくだらなすぎて、ケンが必要以上に純粋な人に見えちゃいましたよ。
動物好きだから、おばあちゃんを消したいのにその都度失敗してワンコを殺してしまうことに心を痛め、ついにおばあちゃんが死んでしまったら嬉しくて笑っちゃうのとかね。
死んでしまったワンコが、作り物でしかありえないほどに作り物なところもいいですね。

映画の内容はそういうことで(笑)。
今回見直して知ってる顔を発見しました。
なんと、ほんのちょっとの役でStephen Fry がいましたよ。
これも、今でなければ見つけられなかったのだなあと思うと嬉しかったりします。
あと、John Cleese の娘役、本当に彼の娘なのですね。

8月にはNHKが、今夏のモンティ・パイソンのLiveを放送するそうなので、まだまだ脳内で音楽は鳴りやまないと思われます。

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サウンド・オブ・ノイズ



謎の6人組が、街中のものを楽器に見立てて勝手に演奏しては去っていく、そんな音楽テロ事件を担当するのは、音楽一家に生まれたものの音痴で刑事となったアマデウス。
アマデウスは犯人たちに、迫れるのか?

面白かったですよ~、6人組が病院、銀行、音楽ホール外、送電線で音楽を披露していくのが。
あらすじ紹介みても、いまひとつ想像できないでいましたが、第一楽章の「ドクター、ドクター」で「そうかっ!」とたいへんうれしくなりました。
まわりの様子を見計らって演奏開始するタイミングもいいです。
大真面目に楽器以外のもので演奏する姿が、とてもすばらしいです。
第二楽章の銀行強盗も、お札をシュレッダーにかけたのを見た銀行員の絶叫も演奏に組み込まれているようで、大好きです。

音楽テロメンバーと、音痴刑事の追いかけっこなのかと思ったら、「音楽家一家の音痴刑事」というのもテーマのひとつだったようです。
幼少時のプレッシャーやトラウマなのか、音楽が苦手なだけでなく耳血を出してしまうらしいアマデウス。
彼らに楽器にされたものの音が聞こえなくなるという特異な現象も起きて、私的にはこっちテーマは「?」でした。
ただただ、追いかけっこを見続けたかったなあというのが素直な感想です。
最後の、アマデウスの安堵はテロメンバーによって音楽を聴こえなくしてもらったということなのかしら?といまひとつわかってないし。

なんでもこの映画、「アパートの一室、6人のドラマー」という2001年の短編がもとになっているのだとか。
そちらも探して見ましたが、あるアパートに忍び込んだ6人が、キッチン、寝室、バスルーム、居間と場所を変えてセッションを繰り広げるというもの。
アパートの住人が犬の散歩に出るのを見計らってる姿、映画を観た後ではここからもうわくわくしてしまいました。
ただひたすらにやり通す姿に、引き込まれます。
ラストの余韻(?)もすばらしいし。

余談
アマデウスのお母さん、「スウェーデン国家警察」のフルティーンでした。
ちゃんと女性っぽかったです(笑)。

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今度は字幕。チェブラーシカ



この前は吹き替え版しか見られなかったけれど、今回字幕版を逃さずに視聴できました。
圧倒的に字幕版の方が親切です。
果物屋、動物園とか看板の字幕も、「動物園はおしまい」とかシャパクリャクのカード&貼り紙へのイタズラ書きも何て書いてあるのかがちゃんとわかったし。
まあ、だいたい想像してたけど、そんなところを考えながら見るものでもないでしょうし。

吹き替えで、チェブラーシカの絶望感のすばらしさにやられましたが、見直してみて、ゲーナはさらに何割か増して絶望感に秀でている(なんだ、この日本語・笑)と感じました。
「次で降りて」の列車のシーンのチェブラーシカ、うつむいてる印象だったけれど違いました。
言われたままの姿勢で一点をしばらく見つめ、それからのまばたき。
これが切なさを強く物語ってます。
そして並ぶゲーナの目ですよ。
あの出っ張った目、涙が盛り上がってると錯覚するほどです。
「モスクワまで〇〇キロ」の案内板を見た後のゲーナもいいです。
見た目何も変化がないのに、そこからは絶望が滲んでます。
ああ、絶望はチェブラーシカだけでなくゲーナとふたりで共有されていたのですね。
こうやってこの映画は私の心に刻印されたのでした。
どんなにかわいいグッズを見つけたって、かわいいだけじゃないチェブラーシカたちが頭から離れませんよ。

かわいいグッズといえば、スライスチーズでサンドイッチケース、〇ップスターでおやつタイムセットorピクニックセットのプレゼントを見つけてしまいました…。
チーズの方は応募すればもらえるので応募してしまいました。
これを機会に、チェダー、モッツァレラ、カマンベール、ゴーダ等、ふだんそれほど食べないチーズを試してみましたが…
私はごくふつうのスライスチーズで十分だ、ということがわかりました(実験か?)。
これから新作公開に向けて、こういうキャンペーンを目にするのが増えるかもしれませんね。
どうしましょう。
できるだけ注意しますけど。

余談
4話で、字の読めないチェブラーシカが学校に行く話がありますけど…
1話で、ゲーナの「友だち募集」を読んで訪ねて行ったよね?
友だちの家が出来上がった時も、シャパクリャクからの「もうイタズラしません」っていうお手紙読んでたよね?
そんなこと言ったら、チェブラーシカがまた固まってしまうかしら?

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