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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「The Wire」の記事一覧

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The Wire #5「ポケベル」

ポケベル複製捜査の許可が出たので、ディアンジェロの記録はばっちりいただき。
しかしメッセージは暗号化されているので意味がわからず立ち往生。
が、それを救ったのがなんとプリツビルスキー!パズル好きが暗号解読の役にたったようだ。
「ヤツらに難しい暗号なんて使えないから」ってのが泣かせる。
これが正解ならダニエルズも「火事の時は外に出てもいい」と言ってくれるかもしれない。
前回書いた「パズルなんてしてる場合じゃないぞ」がこういう形でピースの一部になるなんて私も嬉しい(笑)。
マクノルティが電話機をコピーしていたのは暗号がわからない苛立ちだったのかしら?「こうやってコピーできればいいのに…!」とやけになってたのかなあ。
その捨てられた電話機コピーがプリツビルスキーのパズル魂に火をつけて答えにたどり着いたのだから(たぶん)何でもやってみるもんだ。あとはフリーマンの進言した電話の盗聴ができればかなりの進展?

前回ボーディにいっぱい食わされたハーク&カーヴァー、今回もやってくれました。
団地にいるはず!と踏み込んで捕まえ、いい刑事と悪い刑事の役を割り振って取り調べ。
しかし小バカにされて怒った「いい刑事」がボーディをボコ殴り。それを見た「悪い刑事」、部屋に飛び込むなり「おまえ、いい刑事だろ!」と言い放ちボコ殴りに参加。俺の役を取るな!って(笑)。
殴り疲れ少年を監房に入れようにも少年の係が来ないし、監房係は融通が利かない。そこでこの二人は娯楽室に連れてっちゃいましたよ。始めこそ手錠でつないでおくが、次のシーンでは球突かせてます。
サンドイッチも分けてあげるし、これは仲良くなるための作戦なのかな?とさえ思える。作戦なんて立てられるようには見えないけども。

以下、思ったこと列記。
殺されたエイヴォンの愛人は「検事に知り合いがいるからぶちまけてやる」と言ったから殺されたらしいのに、この捜査のお粗末さはどうしたことだ。ハッタリか。
本日のエイヴォンは周りに注意を怠らないというよりもびくびく男に見えました。
ディアンジェロは何故、オーランドの店の彼女にご執心なのかしら。
オーランドの顔を確認。バンファザー…(苦笑)。
マクノルティはとりあえずソファベッドくらいにしておいた方がよかったのではないだろうか。元奥さんに知られる危険を回避したのだろうけれど。
オマールたちはマクノルティたちと共闘するのだろうか。
まだウィーベイとかストリンガーの区別がつかない。ディアンジェロに裏切り者のあぶり出し給料作戦を命じてたのがウィーベイ?

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The Wire #4「オールド・ケース」

ヤクを盗まれたエイヴォンは、実行犯オマールとその一味に懸賞金を掛ける。警官を殴ったボーディは少年施設に入れられるが脱走、団地に戻った彼にディアンジェロは自分のやった事件の話を聞かせる。特捜班ではディアンジェロのポケベルを使った内偵作戦に話がまとまりつつある。

エイヴォンは資金源としてヤクを売るだけで、自分はバスケで汗を流す健康的な生活。なんか違和感。
でもこのおじさんを見てるからディアンジェロはソファ会談でああなのか?と思える。
ディアンジェロをかわいがるのも身内だからだけでなく、身を守る汚れ仕事で忠誠心を認めたからでもあるのか。
仲間の顔を立てるために再検証に出かけたマクノルティと相棒は事件性を確信し、この事件の目撃情報「ディー」とディアンジェロを結びつけることができるのかな。弾と薬莢を見つけた二人は実に嬉しそうだった。
しかし、ファックってあんなに使う言葉なのですかね(笑)。

団地の一斉捜査は空振りだったと思わせておいて、やってくれましたよフリーマンが。
壁に書かれた数字がディアンジェロのポケベル番号と調査済み。
マクノルティとキーマの提案だけでは動かなかったかもしれないダニエルズもフリーマンの情報があったからポケベル内偵作戦を上と掛け合うことを承知したんだろうな。
こうやって一人ずつ頼もしさが見えてくるのかな。
それに引き換え、ボーディに殴られて入院している人、年金もらって辞める理由ができたと喜んでますよ。
見舞いに来た相棒にも「特捜班オフィスへ下る階段から落ちろ、痛いのはすぐ治る」とそそのかす始末。
そして実行しようとする姿が!でも思い止まって(ふんぎりがつかず)ミーティングに出てました(笑)。

いや、今回頼もしさが見えた人がもう一人いましたよ、ハークですよ。
冒頭、頭の傷にさわるのもおかまいなしに挟まったロッカーを何とかしようと奮闘。
その熱意に絆されてみんなが協力、ダニエルズまで上着脱いで手伝う気満々。
途中、何気なく発した「これじゃ中に何も入れられない」に絶句するみなさんがステキで困りました(笑)。
その後も少年施設へ出向いてボーディに空振り食らわされ自宅に押しかけるもまた空振り。
さっさと引き上げるカーバーとは対象的におばあちゃんに謝罪して会話までしてます。
これはただのおバカさんじゃないな(笑)。
みんながロッカー移動に何の疑いもなく協力してしまう理由を見た気がする。
火事になっても外に出してもらえない人もパズルやってる場合じゃないぞ。

そして、マクノルティの別れた奥さんがCallie Thorne。
「○○さんの元奥さん」役といえば彼女なのか?RMでは死別だったけども。
普通の人にみえたけどそのうちシーラに変身するのでは?と少し心配(笑)。

5月31日追記
挟まったロッカーに奮闘するみなさまに大笑いしたと書きましたが、詳細はちょっと違っていたようです。
お世話になっているmerlinさんのブログでお勉強してまいりました。
私は何も入っていない机を興味半分で動かしたいハークに踊らされたみんさん、というふうに見てしまいました。
真相は、部屋の中に入れたいハークと入れるのか出すのか確認せずにお手伝いに奮闘したみなさん、のようです。
字幕を追いながら笑うのにいっぱいいっぱいで、単語をひとつでも聞き取れていたのならこんなことにはならなかったのに。
意味を取り違えられても笑わせてくれるみなさんは素晴らしい、ということにしておきたいと思います(笑)。

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The Wire #3「ディーラー」

麻薬特捜班はバブルスの協力でバークスデール組の写真は撮れているが肝心のエイヴォンの顔だけがわからない。それでも上からのお達しで団地の強制捜査を命令される。命令には逆らえないと言うダニエルズにマクノルティは作戦を失敗させる行為だと参加すらしない。

周辺の顔はだいぶ集まってきたのに親玉の顔すらわからない。
でも一人の刑事の機転でエイヴォンがボクシングのリングに立っていた頃の写真の入手に成功。
古そうだけれど白人じゃないだけでも御の字、確実に本人だし(笑)。
マクノルティの心配どおり、強制捜査は何の収穫もなく終了。
今後の団地の警戒が強まってやり難い事この上ないだろうな。
その商売エリアの団地では何者かがヤクの保管場所を襲撃。
一人の名前はオマールらしい。こういう時、必ず一人間抜けがいて名前呼んじゃうんだよね。
彼らは昼間団地の動向を窺っていた三人組かしら?

冒頭、お客さんには優しくしなさいというディアンジェロが不思議。
彼らが買ってくれるから自分たちが儲けられるのだという普通の店員教育係のようなことを言う。
確かにヤクは信用第一だけれど、聞く人と場所が違えば正論なのにあの場では非常にふさわしくない。
だから元ケニーの人にお使いにやられちゃうんじゃないのかな(笑)。
やっぱりディアンジェロはこの世界にはむいてない気がしてならない。

ダニエルズには相談なしでマクノルティの盗聴作戦はゆっくりだけれども進み出した様子(あの女性検事が離婚の原因だったのか)。
そしてFBI?麻薬取締局?の人から証拠がつかめなかったダニエルズの汚職疑惑を聞かされる。今後の二人の関係に影響したりするのかな。
でもダニエルズはそんなタイプに見えないけどな。流動資産が多いのは奥さんの稼ぎのような気がする。
この情報元との車での密会シーン、相手の車はパワーウィンドウだけどマクノルティのは手回しでしたよ(笑)。
でもパトロール中の駐車マナーは向こうの負け(笑)。

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The Wire #2「麻薬課」

元の麻薬課+あちこちの課から集められた厄介者刑事で対バークスデール組の麻薬特捜班が誰も近寄らない地下の片隅に誕生。
今のところ補充メンバーには「マクノルティがへまをやらかしたとばっちり」程度しか意識がないようだ。一番の役立たず「なんとかスキー」には危機感さえない。さすがに冷静なダニエルズ警部補も役立たずを押し付けられたことに不安を感じるとそれが的中。キーマのような地道な捜査より派手に動きたい「なんとかスキー」以下2名は勝手に取引叩きに向かうが、チンピラ少年の目を銃で殴ったことから団地が半暴動の場と化し応援を要請するほどの騒ぎへ発展。「かっとして銃で殴った」というなんとかスキーにダニエルズは「推測」を話して聞かせる。その通りだと理解したなんとかスキーは上層部からの追及に備え、回答練習を開始するのでした。しかし深夜になって、殴られた少年が失明したとの連絡がダニエルズの元に入る。かばいきれるのか…?

麻薬課があんなに粗末にされているのは何故なのだろう?バークスデール組を知らないというのも疑問だし。
組織として摘発できれば大手柄なのでもっと注目されてるイメージだったんだけど。あの地域の生活の糧であることが周知の事実だからなのだろうか。
なんとかスキーの間抜けすぎる前科にダニエルズの唖然とした顔が印象的。どうしてそんなすぐバレルウソをつくかな、刑事なのに(笑)。奥さんの「やらなきゃ負けなくてすむ」は今のチームを見ていると一理あると思える。吹き溜まりチームの尻をダニエルズは叩いて勝てるチームにできるのだろうか。

マクノルティの、証言者殺人事件の意味をディアンジェロの感情に訴えかける作戦は少し成功。弁護士が来なければ泣き出していたかも。
弁護士が来て二人を送り出した時に見せたマクノルティの笑顔は悪かったなあ(笑)。でも本当に末端の出来事しかしらないようなので役に立たないんじゃないかな。

エイヴォン・バークスデールは自分の手は汚さない、ルーサー・マホーニータイプのようだ。マホーニーと言えば、検死医のフリしてましたよ(笑)。merlinさんに教えていただいてなかったら見逃していたかも。
「お前は知らなくていい」と言うエイヴォンはディアンジェロを可愛がってるのは確かだろうが、おじさんの組織の本当のところも知らず、かといって外の世界も知らない。どちらにもチャンスがないディアンジェロは不幸なのか、幸運なのか。マクノルティはそこに目をつけたってことなのかな。

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The Wire #1「標的」

殺人事件の証人の証言を検察側が確保できなかったため犯人ディアンジェロ・バークスデールが無罪になったのを目の当たりにしたマクノルティ刑事。証人がバークスデール側から脅されて証言を取り下げたのは明らか。担当判事はマクノルティを呼びつけ理由を問う。雑談と思い全部ぶちまけると判事から警察上層部へ筒抜け。殺人課警視から睨まれたマクノルティは麻薬捜査課へ移されることになる。しかしバークスデールの組織を潰すと決意したマクノルティには望むところだった…という導入部。警察内部だけでもこの動き。
きっかけは上司の面子を潰された怒りだけれど、これがマクノルティにはもってこい。
でも麻薬課のダニエルズ警部補は厄介者を押し付けられた形だ。きっちりしたタイプのダニエルズとマクノルティは反りが合いそうもないがその折り合いのつけ方も楽しみ。
そしてバークスデール組に復讐を決意する男がもう一人。偽札をクスリに使ったことで半殺しの目に遭った弟分をもつバブルス。かつて自分を捕まえた麻薬課女性刑事に協力することにしたらしい。
バークスデール組も人を殺して裁判になるなんてドジを踏み、組織の時間&金を無駄にさせたディアンジェロが面倒臭い。しかもディアンジェロはボスの親類で簡単には切り捨てられないようだ。
とりあえずは罰として「左遷」、そして抱き込めなかった証人の死はディアンジェロへのメッセージだろうな。
組織同士、組織内、それぞれの争いごとの想像できる今後に期待大♪
それに判事はガーティ、麻薬課にモーベイとヒューズ、殺人課でのマクノルティの相棒はキャンディマン、ディアンジェロのお目付け役(?)はケニー、おまけにこのエピソードの監督はルイス刑事、こんなに見知った人がたくさんいてどうしましょう(笑)。他にもいたかな。

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