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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」の記事一覧

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #5「 老婦人連続失踪」

またもや穏やかでないタイトル。
なのに中味がこんなに楽しくていいのでしょうか。
見ているこっちが罪悪感を持つほどのお気楽さっさか解決は一周回って気持ちいいくらいだ。
犯人が一人ではなく、模倣犯がもう一人いたのは凝ってた(笑)。

今回もレックスなくしては解決を見なかったと思わせる活躍ぶり。
尾行するんですよ。
シェパードという大型犬が一人で街を歩き、電車に乗り、落とした発信機を拾い、尾行完遂ですよ。
目立たないようにベンチ下を匍匐前進(逆に目立ってたと思う)、見つかりそうになると物陰に隠れる、と優秀ぶりを発揮。
圧巻なのは逃げ出す第二の犯人を追い詰めるレックスですよ。
警官は恐れをなしたのか誰も追いかけません(笑)。
「また頼むよ」じゃないよ、モーザー君。
これなら現場におもちゃのボールを持ち込むくらいは許してあげなくては。
目撃者の少年とラジコンで遊ぶ姿も、警察犬というのは過酷な職業だったのだなと思いをめぐらし目頭が熱くなった(ウソ)。
しかし、あの尾行は人間がやったほうがスムーズだったのでは? 
電車内でほとんど誰も気にかけないのが信じられない。
私だったら臭いをかぎに寄って離れないぞ。
たまたまそんな人がいなかっただけで、モーザーは犬好きの心を読み切れてないな(笑)。
大型犬の一人歩きに寛大なウィーンに乾杯だ!
ちょっと心がくじけ気味だったのですが、すっかり元気になりました。
溜まってる他のドラマを飛ばしてまで見た甲斐があったというものです。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #4「死への逃亡」

今回の事件は人身&臓器売買。
重いテーマなのに…誰でもどこでもって…以下自粛、のつもりだったけどやっぱり無理。
「8月で凍死?」と言っていたくせに、冷凍車から滴った道路の染みは翌朝まで消えず、聞き込みもワンさんお散歩中のオネエチャン情報だけだ。
でもその情報で犯人グループにどんぴしゃり(笑)。
事件がとてもわかりやすいので心ゆくまでレックスのかわいさを見ることができますね。
モーザーはけっこう簡単に犯人に捕まってしまったので、レックスの頑張りが全てでした。
鉄格子を外し、モーザーの手の縄を解き、撃たれた傷のせいでモーザーが倒れると助けを呼びに走り、パトカー止めて誘導。
レックスがいなければモーザーはお陀仏でした。
でもロシアから売られてきた男性はモーザーに感謝(笑)。
冒頭のトレーニング&縄跳び引っ張りあいは手の縄を解くことへの伏線だったのですね。モンクさんみたいだ。
そしてゴミ捨て場で鼻の下に検死医が使うジェルをぬってまで何かを食べようとするシュトッキーは絶対にどうかしている。
敗血症にならないよう裸足のレックスをかつぐのを「甘やかしすぎ」という君も甘やかされてますよ。
レックスはモーザー療養中、あの店へ行き靴を買うな。ショッピング好きだから。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #3「完全犯罪」

レストランの主人が心臓発作で倒れ死亡、検死したら何だか異常が見つかり殺人課が捜査することになったらしい。
「らしい」というのは事件をよく見てないから(笑)。
じゃあ何を見てるかというともちろんレックス。
朝ごはんのお使いはモーザーが頼んだのかと思ったら、レックスひとりで行ったんだ~、えらいな~、…お金は? お駄賃って意味じゃなくて支払いは? ああ、モーザーさんにツケとけばいいんですね♪
朝ごはんはモーザーがハムをはさんだ分はしっかりたいらげて、パンだけのはそのまま残してるのがわかりやすくてよろしいです。
ペット用品の店(ペット?・笑)ではツケが効かないようで、レックスは欲しいものを並べ続けモーザーのお金をむしり取りました。
医者行くって言ってるのに「まずここに寄れ!」と命令ですよ。
なんでもかんでも並べているわけではなく、お店の人推薦の口輪は返品しているので、やっぱり欲しいものを要求してたんだな。
大きなご飯入れ、骨、音の出るおもちゃ、お洒落さんなのかスリッカーブラシまで!…警察犬時代、我慢してたのかな?(笑)ここまできたらベッドも買ってもらえ!
こんなことしか書いてないとおバカさんに思われるといけないので犬刑事らしかったところも挙げておくと、レストランで前科者の従業員に質問しないのか?と指図、麻薬捜査の経験を生かし睡眠薬を探知、橋から川へ突き落とされたご夫人のところへモーザーより早くたどり着く、くらいかな。

タイトルの完全犯罪、この警察相手なら成立しそうだ。
令状は?手袋は?と捜査としては気になることてんこ盛りだもの。
モーザー、具合悪くて医者に行きたいみたいだったけどきっと食べすぎだな。
今回は刑事部屋での醜い取り合いはなかったけれど、シュトッキンガーが引き出し探ってたってことはあそこは開ければ何かがあるということでしょ。

頭蹴り飛ばしオープニングは、レックスの振る舞いを見るとああいう演出なのかな、と思えてきました。

というわけでレックスのかわいらしさに身悶えし、つっこみどころ満載の捜査、と私の好みを併せ持つ素晴らしいドラマです。
でも、もうちょっとファミリー向けかな?と思っていたのに何気に登場するお色気シーンは…(苦笑)。

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小さな刑事 ベビー・レックス

シェパード犬ブリーダーの家庭で産まれた子犬たち。みんな引き取り手が決まったが雄犬一頭だけはレックスと名付け手元に残すことにした。しかしそこに犬泥棒が現れてレックスはさらわれてしまう。自力で逃げ出したレックスは家具職人ジョーおじさんの家にたどり着く。レックスは父親をなくして以来しずんでいるジョーの孫ベニーと仲良くなりブリーダー夫婦もベニーにレックスを託すことにする。半年後、夏を一緒に過ごすためウィーンからベニーとレックスがジョーの家にやって来る。水力発電の不具合をこぼしたところ、翌日ベニーはレックスを連れてこっそり探険に行き、水泥棒の不正を発見する…。

「REX」へと続くスペシャルエピソード。
レックスの名前の由来は「王様」らしいです。
働きが評価され警察にスカウトされるまでなのかと思いましたがそれはありませんでした。
クリスマス・エピソードらしく「ベニー、レックス、ガンバレ!」と家族で応援するもののようでした。
それなのに悪役のお色気シーンはいったい…(笑)。
ドラマ全体はそれこそクリスマスの奇跡のような(笑)。でもいいのです。かわいかったから。
ベニーが自分とレックスに「なりきり身分証」を作って、不正犯を捜査するところが「犬刑事」の所以とわかってよかったです。
これはもうかわいさを見るドラマです。
パンの盗み食いをみつけても、お母さんは途中で笑っちゃってますもの。ドラマ全体がそうでした。
悪役は賄賂太りとしかいいようがないし、その子分は間抜けすぎるし、ブリーダー夫婦は太っ腹だし。
といいながらも不正事件は解決し、アパート問題もおばあさんが心を開いてくれたし、みんなの心が優しくなれるお話でした。

レックスの見所はパンの盗み食いの他に、宿題しなさい!とテレビのスイッチを切る(コンセントまで抜いてた)、隠密捜査がバレないよう急いで寝たふり、といろいろありますが最高だったのはさらわれて半年後、ジョーに付き合って家具の配達に行った先で「ここは!こいつらは!」ってさらわれた人と場所の記憶が甦った表情。演技派だなあ。

子犬時代は大きな耳が立ち切らず、頻繁に首を傾げるのは耳が垂れてくるのが気になるのかな?と思ってたのに、耳が立ってもやってましたね。傾げすぎだぞ、レックス(笑)。
犬用グッズに立ち耳矯正というのがあるが、本当に必要な犬もいるのだなあ、と実感(?)。
「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」のところで紹介した本のことはコチラにありますのでよろしかったら。
極端なドイツの動物事情や意外とドジなシェパード犬に驚かされました。

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REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~ #1・2「刑事犬の誕生 前・後編」

ロシア経済省役人爆破事件が発生。相棒と犯人を追い詰めるレックスだったが反撃にあい相棒は死亡、レックスもケガを負う。駆けつけたモーザー刑事により犯人は捕えられるが病院で何者かに殺される。捜査に取り組みながらもパートナーを亡くしてご飯も食べないレックスが気になって仕方ないモーザーは心を開いてくれたレックスを引き取ろうと決心。公私共のパートナーとしての生活が始まったのでした。

かわいい!どうしましょう!事件がどうなったのかよくわからないくらいレックスがかわいいです!
目の前にご飯があるのに食べちゃいけないなんてかわいそう!
足を痛めてる演技のシーンは肉球に何かをつけるのかしら?
優秀な警察犬だったのにはしゃぎすぎ!とレックスから目が離せません。
そりゃ、つっこみどころも満載ですよ。
携帯電話デカっ!とか、殺人課人少なっ!とかあれじゃ証拠は使いものにならない!とかモーザーはトラック運転手だったのにもう警部!とか(笑)。
それも1994年作という時代ののんびりさと思えば気にならない(ホントか?)。
モーザーがスリ少年を許してあげたのは不良だった自身に重ねてのことだろうな、レックスを引き取りたいのは奥さんに出て行かれたことをパートナーを亡くしたレックスと重ねているのかな、と思えるけれどレックスがモーザーに心を開いたのはどういった理由だったのだろう。これから徐々にわかっていくのかもしれない。

レックスは警察犬ではなくシェパード犬刑事であるところが「本日、殺人課に配属されましたレックスです」という感じで楽しさ倍増。
犬が苦手なシュトッキンガーとのやりとりも大きな見所♪
そして副題、「ウィーン警察」のところは「ウィーン食いしん坊警察」にするべきだ。
隙あらばシュトッキンガーはモーザーのベーグルサンドを狙うし、モーザーもかなり食べ物に執着してるし(スリを追うのにソーセージぶら下げてましたよね?歩きながらアイス食べてたし)、病室の見張りの警官は悠長にご飯食ってる間に犯人が殺されるという(笑)。

で、ついでといっては何ですがこんな本を見つけてしまいました。

ドイツでは犬を飼う環境に非常に厳しいと聞いたことがある。
それ故に一旦一緒に生活を始めたら実に自由で幸せそうにうつる。
そんなドイツのわんこをめぐって起こる大騒ぎの数々!に興味津々です。

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