忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

REX2 #15「シュトッキー 最後の事件」(S2最終回)

判事が首を切られて殺された事件を捜査中、今度は医者が同じ手口で殺された。医者は、判事の裁判で診断書を書くことがよくあったので、犯人は判決に恨みを持つ者と推測。しかし対象者がかなりの数になるため、書類仕事に追われる人刑事。

判事と医者の二人が関わっていたここ数ヶ月を調べればいいなら楽勝かと思ったのに。
そんなに多く組んで仕事してたの?そりゃ、癒着とか疑われることもあるかも(笑)。

妻の起こした裁判で、家族から引き離されることとなったDV夫が(仕事も失くしたようだ)、娘の怪我の診断書を書いた医者、判決を出した判事、訴えを起こした妻に復讐していくという事件。
「娘が生まれてから、娘ばっかりかまってる!」とのヤキモチ夫のようですが、おばあちゃん曰く「子どもが生まれる前からでしょ!」なので、ただのお子様夫のようですね。
それを裏付けるかのように、追跡相手を間違えちゃってます。
おばあちゃんの家を張って娘の幼稚園をつきとめたなら、もう少し我慢すれば妻の居所わかったのに。
おばあちゃんの昼間の余暇、菜園に押しかけて居所聞いたって教えるわけないじゃない。
おばあちゃんを殴って閉じ込めるというのもお子様手口。でも人殺しなんだよね。

結局、幼稚園に偽の呼び出しをかけて妻を誘き出して大騒ぎ。
膨大な資料から、この家族のDV裁判を見つけ出して菜園に急行した人刑事&犬刑事が、幼稚園にも駆けつけ、レックスが窓から飛び込み威嚇、背後からはシュトッキーが銃を構え、今だ!という緊迫した瞬間にアヒルのおもちゃをきゅ~っと踏んでしまったシュトッキー…最後まで花を持たせない気だな(笑)。←モーザーの陰謀?
振り向いた隙を逃さず、犯人の腕をくわえて離さないレックスは勇敢でした。
遅れてきたモーザーも少しだけ手伝って、犯人逮捕となりましたとさ。

膨大な裁判記録調査にあたふたしているモーザーとシュトッキーのせいで、なんとレックスまであたふた。
ヘララーがすすめたソーセージパンを拒否するなんてよほどのこと。
夜通し捜査だったらしく、刑事部屋でヒゲをそるシュトッキーの向こうには、疲れ果てて寝ているレックスが!
仲良しさんの最後の事件だとわかっているから、いつもにも増して一生懸命だったのかな?
シュトッキーの異動は寂しいですが、刑事部屋でお別れ会の飾りつけというのは…ヘララーが担当というのも…(笑)。

最後はやはり記念撮影。
でも今回は「お別れの記念撮影」という設定があるから大丈夫です。
S1最終回の、いきなり四人でカメラ目線でポーズというのはびっくりしたものなあ。

S3以降の放送があるかどうか心配です。
AXNミステリーになってからの掲示板を見ると、番組買い付けに「雰囲気が変わった!」とみなさま少々殺気立ってらっしゃいますもの。
ヨーロッパ物ということで後押ししてくれないかなあ(笑)。
来週は「ベビーレックス」の放送があるらしいので、子犬レックスのねじれ耳に癒されようかしら。

拍手

PR

REX2 #14「レックス 跳ぶ!」

カーブを曲がりきれずコースアウトして炎上した車の中から女性の焼死体が発見される。よく事故の起きるカーブだが、コースが微妙に違うとの証言が。そのとおり、レックスも離れたところでガソリン臭を嗅ぎつけた。検視の結果、焼けた時はまだ生きていたこと、インシュリン注射の必要な糖尿病患者であったことがわかる。焼け焦げた身分証名書からトレーダーをやっている夫の元へ報告に行くが、酒飲みであったことをほのめかす。これは糖尿病とそぐわないので疑問を感じる人刑事たち。

え~と、夫婦仲がよろしくて何よりですな(笑)。
そういうシーンになると、お色気コントみたいに「ぶばばば~」という音楽が入るのは非常に楽しい演出です。
普通(って何が普通?)保険金殺人って、奥さんを本当に殺して自分だけ金を持ってトンズラですよね。
しかし、ここの仲良し夫婦は、妻と背格好の似た娼婦を妻に見立て、自動車事故に見せかけて焼き殺し、下りた保険金で海外逃亡を企んでいたのでした。
厄介な妻を殺して、愛人と夫婦の振りして生活するつもりなのかと思っていたので、匿っているのが本当の奥さんというのは、REXにしてはヒネリが効いてました。
夫の周辺を調べれば(会社の状況や生命保険の額や数)、もっと早く事件の輪郭は見えたかもしれません。
シュトッキーがいてこれですから、彼が異動した後のウィーン警察殺人課はいったいどうなるのでしょう。
「自分はわかっているのに、上司を立てるために答えに導くような質問をする」とマックスのシュトッキー評。モーニングコールだけでなく、そんな気遣いまで…。
父親の歯科医院を継ぐため、ザルツブルグへ戻る奥さんについていくことに決めたシュトッキー。
散々悩んでいたらしく、エプロンをつけたまま出勤してしまいます。
「朝ごはんはタマゴだったな?」とのモーザーの質問に「推理力がついた!」と一瞬心配のタネが軽くなったかもしれませんが、エプロンの食べこぼしを見られただけなので残念。
遊びの相手をしてあげたり、自分から撫でてあげ、もう犬嫌いの片鱗も見られません。
みんなにコーヒーを振舞う時、お皿にビスケットを添えるその気遣いにしんみりしました。
目をそらしているうちにレックスが食べちゃう?とちょっぴり期待し、人刑事たちがお礼言ってなかったことにムカっとしてみるのも忘れません(笑)。

本日のレックスは早起きして(モーザーよりもという意味。腕時計の時間は7時50分・笑)、ランニングマシーンでトレーニングをし、うるさい!とようやく起き出したモーザーに水を催促。
森で小川を飛び越えられるのも、犯人を追ってビルからビルへ飛び移れるのも、日頃の訓練あってのこと、という教訓を孕んだエピソードでした。
ビリヤード台の下でおもちゃを噛み噛みしているのが、きゅ~と。
ボトルキープみたいにおもちゃキープしているのかしら?

拍手

REX2 #13「モーザー絶体絶命」

市場街で青果店の主人が殺された事件の捜査中、居酒屋女主人イリーナの夫も殺される。彼女が事件に関係していると眼をつけたモーザーは市場で潜入捜査、というお話。
風邪で休んで聞き込みに行かなかったため、警察だと知られていないモーザーが潜入するわけですが、風邪ひいてますということをアピールするくしゃみがっ!レックスのほうが上手だったぞ(笑)。
市場へ出向くのも、イリーナが美人だったからのように思えてなりません。
イリーナはマフィアのパロの伝手でロシアからウィーンに来てヴェルナーと結婚したが、その代償としてヴェルナーは爆弾の運び屋としてこき使われることに。
「トラックを盗まれた!」と嘘をつき、荷物を他社に売りつけて出国資金にしようと企んでいたのを殺された、というものでした。
何が「モーザー危機一髪」なのかというと、市場に潜入なので朝寝坊できないということではなく(私、この話題にしつこすぎ・笑)、イリーナと二人でヴェルナーの隠した爆弾を捜しているところをパロ一味に捕まり、爆弾タイマーを3分に設定されてしまったのでした。
警察犬時代の訓練を生かしてレックスが爆弾を見つけ、ヘララーが線をぶちっと抜いて間一髪セーフ。簡単な爆弾でよかったですね。
爆弾積んだトラックがありながら、タイマーを3分しかセットしないうえに、急いで逃げることをしないパロも危ないなあ。
爆弾を見つけてモーザーとイリーナを救っただけでなく、パロにつながる証拠の缶を拾い(シュトッキーに拾わせ)、パロにとび蹴りを食らわせ、とまたもやレックス大活躍。
でもモーザーが帰ってこないのが寂しくて、シュトッキーの家で泣いていたらしい。
なだめるために居間で一緒に寝てあげたシュトッキーの優しさに感動したっ!

拍手

REX2 #12「邪魔者を消せ!」

女学生との不倫を清算した獣医学教授ハウスナーが市電を降りた直後に心臓発作をおこし妻の腕の中で死亡。解剖の結果、麻薬を打たれていたことがわかる。

で、どうやってあの犯人の研究施設にたどり着いたのでしたっけ?(笑)
オーストリアはタレント犬のレベルが高いな、と感心してたらうっかり忘れてしまいましたよ。
意味深に見せられた不倫相手の女学生は心を病み気味だっただけ(だけ?・笑)とか、筋はどうでもいいみたいなのでいいですけど。
とりあえずの事件のあらすじは、悪の研究施設に勤める助手が動物虐待に耐え切れずハウスナー教授に助けを要請、ビーグルちゃん一匹だけなんとか救出した教授は、悪の教授から市電の中で口封じのために麻薬を打たれて死亡、ということらしい。

悪の研究施設から解放されたビーグルちゃん(ミックスだと思う・笑)、薬で弱らされているのも、抱きかかえられた時のもっちゃりした感じのおしりもかわいすぎ♪でした。
しかし、やはりレックスはその上をいく名・犬刑事。
ハウスナー教授の部屋で悪の施設でつけられたビーグルちゃんの首輪を発見、ソーセージパンを食べてしまわずにビーグルちゃんに渡してあげる、そして悪の施設への潜入捜査だ!(笑)人刑事には任せておけぬ、という執念が漲ってました(ウソ)。
その執念が実を結んだのか、女獣医がアメリカへ6ヶ月間勉強に行くことに。いなくなってしまうとなるとレックスも寂しいのか、モーザーの膝越しに手を伸ばしてきゅ~と言ってます。
数週にわたっての女獣医の「話があるの」はアメリカ行きだったのかとか、今頃鍵渡そうとしてるけどモーザーよりも朝寝坊派だった女獣医は今までどうしてたのかとか、旦那が死んだ次の日も普通に出勤してくる奥さんとか、犯人の「教えないっ!」は子どもみたいだとか、シュトッキーのスーツはいつも同じ色だけど新品のこともあるのだなとか、いつも通りおかしなこともてんこ盛りでしたが潜入捜査の前ではみんな帳消し。

拍手

REX2 #11「誘拐」

大企業の社長が勇退するからと解雇されたボディガードが恨みを抱き、仲間と元社長誘拐を計画。その裏には社長夫人と元ボディガードの不倫逃避行も隠されていたのでした、というお話。

計画から準備から、全て一人でした主犯が分け前同じだと疑問に思った仲間はもっと追及した方がよかったのですね。
そういえば元社長の右腕が「こういう時には身代金を払わないと話し合っていた」と言っているのに夫人は弁護士に「口約束は無効よね?払ったっていいんでしょ?」と興奮気味だったものなあ。
ちょっと見、主人の身を案じる妻だけど実は自分たちの取り分の心配だったのですね。

犯人たちが元社長を隠す時に近所の人に見られ、「犬ですよ、何なら見ますか?」と誘き寄せたところは素晴らしい。
一人が誘導し、その後ろでは植木鉢を掴む男、直後に困った顔の犯人たち、割れた植木鉢、血を流して倒れた男、そして「仕方なかった…」と見事なコントプレーだ。
声を出すなっていうのに喋ってしまうおバカさんが一人いるのも犯人グループの王道だ。

対する警察は、誘拐には無関係なのに殺されて捨てられた男の身元からスタート。
男性の自宅近所で植木鉢が揃ってない家を見つけるというお手柄にはびっくり。
その後は不法侵入に、レックスがせっかく見つけた死の痕跡(止まってたよ~)の植木鉢のカケラを素手で集めるし…でもこっちの方がいつもどおりで安心(笑)。
またモーザーは自宅でシュトッキーからの電話を受けてますよ。しかも朝早いから後にしてくれとか言ってます。シュトッキーはもう仕事してるのに。きっと今回も8時半過ぎてるな。
レックスは目覚ましで起き(顔の下から手の先がちょろっとのぞいている姿がかわいすぎ♪)、水を飲んだら自分で朝ごはんの支度ですよ。自分でレバーを押して食べたい分だけ出すのですね。あのマシン、食いしん坊さんには不向きですね。飼い主が一回分しか入れなければいいのか?
食べたい分だけ出したはずなのに、一口食べたら外へすっ飛んでいったのはモーザーが起き出したからだったのでしょうか。
しかしドラム缶転がしとは…刑事部屋ではゴミ箱転がし…最後に納屋で干草の塊を落とすから必要だったとはいえ何かすごかった(笑)。
モーザー宅のドラム缶、微妙にレックスサイズでしたよね?家庭燃料用でしょうか?←危ないのでは?

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]