忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「OZ」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

OZ−21 「手紙」

ロスの妹との面会をポエットに見咎められ、皆の前で侮辱の詩を聞かされるサイード。
またもや側近から意見される。「もう、おまえ一人の問題ではない。どちらか選べ」と。
でも面会に来てもらうと会ってしまう。おまけに彼女から脅迫の電話を受けたと聞くと、側近達に詰め寄る。
もう、最近のサイードは面白くてしょうがない。何故、最初に見た時に気付かなかったのか残念。
そんな苦悩してる中、たわし(?)で腕をゴシゴシこするライアンを見つける。どうしてもネイサン先生が好きだから、奥さんの名前のイレズミを消したいと…。純愛?
異人種間の恋愛プラス信仰の問題。サイードの苦悩は続くのでした。

ケニーが奥さんの葬式に行っている間に、ポエットともう一人の取り巻きが厨房で襲われる。あれは煮立った湯か、油か?どっちにしろ大火傷。始めから殺さないで痛めつけるのが目的のようで、その方が恐いよ。
事情を知らずに戻ってきたところに「お帰り、ケニー」というアデビシはちょっとした迫力。本当に薬には手を出していないのか、冴えた顔してる。
しかし、ポエット達を襲う時のチームワーク、凄かった。感心する。同じ目標をもつと見事だ。
同時にあんな小物にそこまでの復讐心を持つのもわからない。普通、殺して終わりでは。アデビシには理由があるが、他の人は。アデビシの依頼だからか。

で、こちらの復讐は終幕を迎える。第2幕の終わりか。
この目的はシリンガー自身に息子を殺させることだった。
薬の禁断症状で苦しんでいるのを力になって、すっかり信用を勝ち得たビーチャー。父親を直接非難するんじゃなくて、底辺にいれば皆一緒だと刷り込んだみたい。言ってることは正しいんだけれど、その先に見ている事がね…。
環境って大事だなあと思いますね、あの息子を見てると。打てば響く素直な若者だったのね。
懲罰房内でも一旦はシリンガーの差し入れを拒むほど、感化されていたし。でも素っ裸で一人っきりで完全に切れたわけではない薬の誘惑には勝てない。彼には気の毒な結末。
シリンガー派の看守は何人いるんだ?金か?

親子喧嘩を見守り、計画の完遂を確認し合うあの3人は、不謹慎だけれど輝いていたな。
さらにケラーはシスターの心までも惑わせる始末。ホント、妖しく魅力的。

拍手

PR

OZ−20 「災厄」

シリンガーの息子がエメラルドシティにやってくる。ドラッグに溺れてヘロヘロの状態。
シリンガーを憎む者同士で団結し、復讐に息子を利用することにする。そう、エメラルドシティの三賢人?が。ライアン、ビーチャー、ケラー。ケラーはビーチャーに信用されたいからだろうが。
この3人が結束したら頭脳戦ではかなわない。策士と弁護士と表情の裏の真意が読めない男。
ビーチャーはケラーが本当に信用できるか試している感もある。信用したい、が本当のところか。敵の敵は味方、この3人は今のところそんな感じ。
彼らが言っていたように、シリンガー息子をエムシティに入れるマクマナスの意図がわからない。何を企んでいるのやら。
で、このバカ息子が素直に彼らの計画にひっかかるんだ、これが。乱暴者のケラーから守ってくれた親切なビーチャー。感謝しちゃってる。あの父親からは想像できない純粋さ。
こんなことを繰り返しても、いいこと無いよ!でも、ドラマは盛り上がる。

最近のサイードは、お笑い要因に思える時がある。権力誇示のためとはいえ活動家だし、囚人の力になっていることもあるけど、極私的なことに関しては側近でさえまたかよって顔してるのがいい。
浮ついてるサイードというのは初回放送では楽しめなかったので、得した気分。

ボクシング大会で選手が飲むドリンクにライアンが混ぜていたのは睡眠薬だった。いくら睡眠薬でも量的に大丈夫なのだろうか。
ボクシングといえば、暴れないように薬を処方されているというミゲルに参加を認めるのか?
独房出られてよかったけれど、ヘルナンデスの近くにいなければいけないのも可哀想だ。

ナッパが懺悔をしてしまうと、慌てる連中が出やしないか。懺悔の内容を神父は明かさないだろうが後ろ暗い人たちにはそんなこと関係ないだろうから。
神父といえば、なんだか妙に可愛らしい感じがした。髪形のせいだろうか。

ミス・サリーの番組を本当の意味で楽しんでいるのはシリルだけなのでした。

拍手

OZ−19「尊敬」

ミゲル、命は助かりました。彼には特別なケアが必要だと思いますよ。犯罪者なんだけれど、悪い子じゃないですから(笑)。お願いしますよ。

正式にマーフィーがエムシティの看守主任になる。贔屓にしている看守なのでこれから楽しみだ。
で、楽しみな人がもう一人いました。ライアンです。マーフィーも自分もアイルランド系、便宜を図ってもらえるのではと期待する。
さっそく、シリルにちょっかいを出されたことで暴れ、懲罰房行きになりそうなところをなんとか免れさせてもらう。あれは味方につけられるかどうか試したのかもしれない。
最近おとなしめのイメージだったライアン、ちょろちょろと動き回ってた。ロブソンのドリンクに入れた薬品は何だったのだろう。
あまり感心しないボクシングプログラムだが、囚人には活気が漲っている。何かしらのイベントは必要だということか。

刺されて病棟にいたケラーがエムシティに戻ってくる。ケラーはシスターに「被害者と加害者の対面プログラムに参加したい」とビーチャーの手足骨折事件に対して申し出る。
でも、あんたたち一緒の監房にいるんですけど
そんなプログラムの対象になる人たちは一緒の監房にいないと思うのだが。
ビーチャーが「俺がお前を刺したかも」発言に不安になるケラーの表情はいいですね。いつも自信たっぷりの怪しい表情で真意がわからない彼だから、余計に印象的な表情。

ビーチャーの復讐、次の標的はシリンガーのようだ。方法を考えているところに運よく(?)彼の息子がエムシティにやってくる。息子を使っての復讐を企むのだが。「やめときなさい!!」と声を大にして言いたい。聞いてもらえないのはわかってるけど。

時々感じるけれど、OZでの時間の流れ方は不思議。
ついこの前、「年をとってからなる人もいる」と糖尿病であることがわかったリバドー。身近に糖尿病患者がいるから気になるのだろうが、透析が必要というのはかなり病状が進行して、合併症が現れた状態。もともと腎臓が悪かったのならありでしょうが。あそこはせめて低血糖で倒れたくらいにしておいてほしかった。
リバドーが糖尿だなんて忘れてた。彼は随分と刑務所内で病気に苦しむ役だったのだなあ。
もう一つ。ナッパ、もう体調に変化が。ネイサン先生は「HIVポジティブだけど発病はしていない」と言ってますが、咳き込んでるし、体調が悪いから受診したんでしょ?でも発病してない…。
末期患者の血液をダイレクトに注射されたから潜伏期間ゼロなのか?
「誰かの陰謀だ」っていうナッパをパンカーモが信じていないのがおかしい。頬にキスするの避けてたし。
あ、ナッパさん、入れ歯だったのね…。



Unknown (ゆうき)

2006-02-20 11:11:52

こんにちは。こちらからもTBさせて頂きました〜
確かにビーチャーとケラーってまだ一緒の監房ですよね。ケラーが告白したことで、もうケラーはビーチャーを傷つけないだろうという多少の安心があったんでしょうか?(監房も空いてない?)
ナッパはAIDSの症状なんでしょうか? 出るのが早過ぎますよね。リバドーもそう言われれば不思議。透析が必要になるもっと前に判りそうなものですよね。定期的に検診してなくて、自己判断で診てもらってるだけなのでしょうか。



Unknown (yasishi)

2006-02-20 12:10:33

ゆうきさん、こんにちは。
リバドーを含め、囚人は定期健康診断なんて受けていないのかもしれませんね。その時々での症状を申告するだけで。ですから、リバドーも気付いたときには重い症状だった、と思いましょう。
TBの相性がよくないのでしょうか?私もよく失敗しているみたいだし。



OZの謎 (Garoto)

2006-02-20 21:45:31

久々にOZを語りにきました。

マーフィーはかなり信頼できる看守なので大好きです。
OZを支えてるのは彼なのかなって思って観てました。

BKが同じ監房に・・・
確かに危険だよね。
でもいいんです。だからこの先が面白いんだし。

そしてOZの病気の人たち
突然発病したり、さっさと治ったり
ライアンの乳がんも治療後はすっかり忘れ去られてしまうし
リバドーの糖尿病もその後あっさり治ってしまったような。
だいたい糖尿病だと食事制限もありそうだけど、病人食食べてたっけ?

追求しだすときりなく謎が沸いてくるOZって大好き♪です。



そうなんです (yasishi)

2006-02-22 09:56:38

Garotoさん、どうも。
謎がたくさんあるところを突っ込みながら、というのが正しい見方ですよね。それが楽しいのです。嫌だったら再放送まで見ませんよ。
それに再放送だから気がつける矛盾点というのも楽しみです。
化学療法したばっかりのライアンの血液を目を抉られた看守に輸血してよかったのだろうか、とか初見では思いもしなかったですから

ビーチャーとケラーを同じ監房においておくならプログラムは必要ないし、必要性があるなら別の監房にチェンジするんじゃないかな、普通は。
でも、いいんですよね。OZですから。

拍手

OZ−18「表裏」

ライアンはネイサン先生のダンナ殺しを教唆したことを認めたので終身刑プラス40年。三桁の懲役年数を聞くけれど、現実味ないなあ。
一人でいるシリルにちょっかいをだすロブソンは、ビーチャーにあんなことをされたくせに懲りてない。
マクマナスはエメラルドシティの主任に自分の友人、マーフィーを迎えることにする。この看守、人種にとらわれることなく判断ができる人なので贔屓のキャラクターです。そのうちマクマナスが大変なことになるので(予告編のような出来事が!)彼に活躍してもらわないといけません。

忘れていましたよ、アデビシ。改心したようにみえていたけれど、やはり。あそこまで皆を騙せるのはそれほど頭が悪いわけではないのか。薬が抜けていればそれなりにリーダーなんだ。ナッパが命を落とす運命にあるのは覚えていたが(何が原因かも)、誰にされたのかは記憶から抜けていた。恐いよなあ…。

側近にたしなめられるサイードはちょっといい気味でもある。訴訟が始まったことで調子にのっているから、誰かがあのくらい言ってやらなくちゃ。それで諭されてしまうのも面白いのですが。

入所当初から精神状態が不安定なミゲルは、独房内でとうとう首吊りをはかる。あそこまで追い込んだのは自分なのだから、とも思うが贔屓キャラなのでここはムカダ神父になんとかしてもらわないと。

ボクシング大会が動き出すけれど、もう少し控えめなものにできなかったのかなあ。ギャンブルをおおっぴらに認めるも同然でしょう。
直接試合をしない人のストレス解消にもなってちょうどいいのかな。

本気だというケラーをビーチャーは信じない。突き放すような態度をとったらケラーが刺されてしまう。これも作戦だと思ってしまうのだろうか。
だいたいケラーのあの表情、私には真剣さが伝わってこないのですが。いや、妖しげでいいんですけれどね。


Unknown (ゆうき)

2006-02-14 19:45:22

こんにちは。TBさせて頂きました。
確かに3桁の懲役なんて現実味ないですね。終身刑に何年か足されても同じなんじゃ…って思ってしまいます。というか、もっとシリルの面倒見てやってよ!という感じ。自分のせいでムショ入りしたのに。
ケラーは今一本気に思えませんよね。笑いながら人の足折ってたのを思い出すと、恐いしどうにも彼が信用できません。



Unknown (yasishi)

2006-02-14 22:37:56

ゆうきさん、こんにちは。
ケラーの表情は、本心を隠すためなのかただのにやけ顔なのか判断に苦しむこともあります。
終身刑に何年足されても、終身刑なんだし…と思いますよね。罪の重さを数字ではかるんだから仕方ないのかなあ。

拍手

OZ−17「真実」

なんといってもビーチャーの復讐でしょう。前回両手両足ギプスでベッドに横たわっていた時の燃えるような目。今回それが達成されるわけです。
およそ3ヶ月の病棟生活だった様子。手のギプスがとれてから爪を武器として整えるという執念。メッツィガーにその爪を使って復讐を成す。
監房でのケラーの言葉は信じられないようだ。そりゃそうだが。信じるためには「マクマナスに全てを話せ」というビーチャーもまさか本当にするとは思っていなかっただろう。
ケラーはビーチャーへの気持ちにいつ気付いたのだろう。腕をへし折った後の監房での複雑な表情が思い出される。

暴動の時の死者の家族、ロスの妹と面会するサイード。本来は言葉通り知事に暴動の責任を問うためだろうが、会った途端に違った意味合いがついてきたような。
サイードは白人女性が好きなのでしょうか。ヒルの審問の時に関わっていた女性、かつての婚約者も白人でしたね。たまたまなのか、そういった趣味なのか。

精神科病棟にいたアデビシがエムシティに戻ってくるけれどもこれって素直に受け止めていいんでしたっけ。それとも病棟でシベッタに親切にしていたことも含めて作戦でしたっけ。覚えていないのです…。
新鮮に見られていいんですけれどね。

マクマナス、今日も後手後手。リバドーにメッツィガーのことで意見されたのが面白くなかった様子。結局、ヤツが誰かを殺すまでではなく、殺されるほうになりましたが。
新人女性看守に目をつけられ、これから恐い日々の始まりです。今思うとここで罰が当たっていたのかもしれない。
「マクマナス、変なのとつきあっちゃたなあ」とちょっと同情したりもしだが、後手後手の彼を見ているとそうでもないな。見る目がないということ。

ムカダ神父、ミゲルを助けてあげて!

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]