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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「OZ」の記事一覧

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OZ−36「武装」

そういえばブシェミが監督してたなあ。それがこの回でしたか。

とうとうシリンガーの息子ハンクの死体が発見される。
対話プログラムが穏やかに進んでいたのに元の復讐合戦に戻ってしまう。
ビーチャーは反省しているがどうしようもない。
そんな彼を救うのが喧嘩中のケラー。
自分の罪を認めることは拒否したのにビーチャーの罪を被る。ヘッドバットまでして自分の意志を貫く。
クルティエを通じてシリンガーに「ハンクを殺したのはケラー」と伝える。
一瞬復讐に色めきたったものの、その言葉を信じ復讐合戦の終息を宣言するシリンガー。
憎しみ以外の感情が欲しい、と。
ケラーはこの結果を見越していた。全てはビーチャーを守るため。
こんな愛情の表現、ケラーにしかできません。受け止められるのもビーチャーだけでしょう。
喧嘩中なのがウソのような最後の抱擁…
深い愛情を再確認したものの、ケラーは別の州で裁かれるので離されてしまう。
いろいろあったシスターも全てお見通しのよう。
事を治めるためにケラーの決断は正しかったと認めてくれたのか。
皮肉屋ケラーの素の顔が見られた一瞬だったかもしれない。

新薬の実験がすごいことに。
シリルが白髪に!鼻血を出して死亡するものも!
人間に投与するのは初めてだということなので思わぬ副作用。
シリルの老化は急激過ぎるが、薬の目的が老化させることなので何ともいえないが、死亡はねえ。
突然バッタリだもの。計画の頓挫が目に見えてくる。

ムカダ神父とクルティエ牧師のミニ宗教戦争、期待のエピソードです(不謹慎!)。
カークを間に挟んでムカダ神父が意外と大人気ないのが好き。
今回も一見にこやか、でもはらわたが煮えくり返っている神父の表情、たまりません。
クルティエもあのシリンガーを導いた実績があるから否定できないし。
ガンバレ、ムカダ!

所長の情報屋になることを条件に独房を出たミゲル。
探りに入ったモラレスには殺しを命じられるし、それを所長に告白すれば「残念だったな」で片付けられるし、八方ふさがり。
追い詰められたこの男はまた人を殺めてしまう。結局独房へ。
精神不安定に逆戻りしたのか、独房内に自らの糞便を塗りたくる。
偽物だってわかっているけれどうれしいものではない。
その様子を見た看守は知らぬふり…ネイサン先生を呼んでもあげない。
TWでダメダメなポーリーを見たばかり。
窮地に追い込まれて人を傷つけて自分は不安定…何故こんなに似ているのだ?

サイードの懐に入ることに成功したリロイ。しかし殺害の最大のチャンスを自ら逃してしまう。
このあたり「泣いた赤鬼」みたい。あ、また不謹慎かも。

みんなに注目されたいってだけでホワイトの対象に選ばれてしまったマクマナス。
刺されたのは気の毒だけれど、後々の中途半端な対応を思うとあまり同情できないな。

今回はなんといってもKさんとBさんに尽きる。
なので他はぼーっとしてたのでとりとめがありません。

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OZ−35「復讐」

ミゲル、所長の手先になることを申し出、独房からエムシティへ。しかしエムシティではモラレスに「何でもする」と言い出し、レディングの殺害を命じられる。
ミゲルの真意はわからない。外の世界を見てしまったからその場しのぎのことを言っているだけにも聞こえる。モラレスに擦り寄っていったのも作戦なのか本心なのか。

製薬会社から刑務所混雑解消薬実験の依頼がくる。薬で年を早く取らせて出所させるというもの。協力者は多数出るが。
かなり不安定なシリルを病院に移すことのほうが大切だと思うのだけれど。
ネイサン先生はオライリー兄弟を新薬実験に参加させる。最近のシリルは薬で抑制されることが多いように思うが併用して大丈夫なのか。さらにライアンは化学療法を受けている。時間が空いているとはいえ被験者としての適合性に疑問がある。マクマナス、普段は節穴だけれどこの意見は正しい。
あ、また現実的なことをいってしまった…

シリンガーはクルティエの元で聖書の勉強にかなり本気の様子。対話プログラムに応じたビーチャーとの面談でまず聖書を読み出す。
これにはシスターも驚きを隠せない。
ロブソンやホイットはクルティエに圧力をかけるが、それを聞いてもシリンガーは考えを変えない。仲間にも通じないんだから、ビーチャーにとっては不気味な存在。逆に恐い。どうしても何かの作戦の一環なのではという意識が拭えない。

ケラーの元相棒はFBIからの減刑の誘惑に勝てず、ケラーを売ろうとする。でも相談したのが表面上喧嘩中のビーチャー。本当は愛しているから本人に伝えないはずがない。本人に確認しても否定された。がケラーはそこに彼の真意を見て殺す。死刑を逃れるための殺人。間違ってるけれど。
ケラーが元相棒と関係をもったのは、ビーチャーが彼と関係をもったことに対しての牽制だろう。そんなにビーチャーが好きなのね…
監房をめがけて臀部全開!という衝撃のシーン。サービスカットか。

クアーンズはよその刑務所の所長になってるし、ヒューズはそこからオズの警官用監房に引っ越してくるし、ブスマリスは結婚できることになったけれど穴掘りがばれちゃうし、そして中国人たちはまだ寝泊りしているのでした。

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OZ−34「改心」

新入りさんの多い日だった。
テレビ伝道師のクルティエ(ルーク・ペリー!)、ケラーの昔の仲間、
ヒルと馴染みのレディング、そして中国からの密航団の皆さん。
ミゲルも独房に戻ってきた。ネイサン先生も休暇明け。

クルティエは刑務所内で熱心に布教活動。神父さんだけれどお金に目がくらんでしまった罪。
今後のムカダ神父との対立が楽しみだったりする。
このクルティエのインチキ伝道(?)にシリンガーが引っ掛かる。
安らぎが欲しいんだろうけれど今さら感が強い。
シスターに被害者と加害者の対話プログラムに参加したいと申し出たことから本気らしいとうかがえる。
ビーチャーは今のところ拒んでいるが。

あそこまで押されると心が揺れるのかなあ。
でも相手は別居中とはいえ自分の旦那を殺させた男。
それさえも「私を愛していたから」と受け入れられてしまうのか。
ネイサン先生の愛情が暴走するライアンの歯止めになるのならいいのですが。
とうとうライアンを愛していると認めたわけだし。

愛しているといえばケラー&ビーチャー。
意地の張り合いもたいがいにしなさいって感じ。
嫌なら近づかなければいいのに、やたらと接近しては憎まれ口。
それもお互いに。あれで愛情を確認しあっているのなら仕方ないか。

最大の失敗は座礁した密航団を受け入れたこと。
何かが起きるだろうことは誰だって想像つく。
これは所長が決定したことではないから仕方ないといえばそうだが。
驚かされるのはモラレスとパンカーモが頭をつかってレディングを陥れたこと。
へえ、頭使えるんだ、と新鮮な驚き。
復帰したマクマナスも早速失態を演じている。
何でわからないのかなあ、黒幕はモラレスだって。
囚人の方がマクマナスの思考程度をよんでいる。
そんな節穴なのに、女性に対しては行動が素早い。
あれはダイアンやクレアを誘ったのと同じ店のような気がする。

サイードはアデビシ事件を引きずってる。
正当性が認められ、罪にはならないが自身の中では何かが違うようだ。
アデビシとつるんでいたティック(?)の改宗の願いを受け入れないのは、ビーチャーの言葉通りアデビシを思い出すからだろう。
殺したことを正当化する自分に折り合いがつけられないでいる。
改宗したい彼も、シリンガーに持ちかけた話が
サイードに断られたからなのか最初から計画の一端だったのかは謎。

所長の新しい秘書の女性、どこかで見た気がする。
しかし、所長の別居も突然だなあ。

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OZ−33「媒体」

テレビ局がオズの取材に来る。
マーフィーを案内人にして囚人たちにインタビューする。
何人か会って見て、実際のキャスター、エルドリッジがインタビューする囚人を選ぶらしい。
ディレクターの女性はビーチャー、ケラー、シリンガーの関係に興味を持っている。
ビーチャーとケラー別々の面接なのにお互いを「聖歌隊の仲間」と同じ表現。
さらに興味を持ったのがポエットの発言による、アデビシの殺傷事件。
囚人同士の喧嘩ではなく、奥にまだ何かがあると察した様子。
真相を聞き出そうと当事者のサイードをインタビューの対象に選ぶが、
正当防衛で片付いたことだし、サイードがカメラの前で囚人の待遇について話したいので折り合いが付かない。
もう一人、インタビュー対象に選ばれたのはライアン。
20年前のエルドリッジのストリートギャングの取材を受けていた。ライアンはその時のことを恨みに思っているらしい。
そのライアンがとった策は…
エルドリッジが一晩監房で一緒に過ごす新人囚人、ホワイトを薬をちらつかせて操ること。
「ヤツがお前のことオカマって言ってたぜ」と子供のような悪口吹き込み作戦。
またホワイトがちょっと考えが足りない人なので「チッキショー!」と夜まで待たずにその場で攻撃。
ライアン、人選失敗。
そんなこんなで一晩過ごす相手にはシリルが選ばれることになる。
監房にカメラは設置するし、機動隊も控えさせるし、何よりシリルは薬で落ち着かせるようにされているから。
これはエルドリッジが選んだこと。シリルは知恵のつき始めたお子様と一緒なんだから時々服用をサボることも考慮しなくちゃ。
案の定、昔の取材の記憶の断片とママに会いたい想いが重なって感情爆発。
エルドリッジはボコボコ。
殺すまではいかず、骨折等の大怪我。計画とは大分違ってしまったがある意味復讐にはなったのかな。
でも罰を受けるのはシリル。可哀想に。
この騒動のおかげでテレビ取材はキャンセルされる。
知事にも隠していたクアーンズ時代のエムシティの惨状が表に出ることはとりあえず免れる。

今回は取材の様子がメインなのであまり囚人間のドラマはなかった。
そんな中でもやはりビーチャーとケラーは別格。
初回の放送でどんな風にケラーのことを見ていたのかわからない。
きっと今とは違った印象なんだろうけれど。
彼の表情のどれを受け止めたらいいのか、ビーチャーと共に悩んでいる次第であります。

そうそうミゲル、来週戻ってくるのね。

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OZ−32「博打」

元看守ヒューズの知事への発砲を受け、所長は副知事立候補を取りやめる。
エムシティの惨状を所長に訴えるマクマナスだが、二人とも何を今さら!としか思えない。

サイードもアデビシ派になっちゃたからってことでケラーとライアンは手を組んでアデビシを陥れようと画策。
スプリーム・アラーを犯人に仕立てるため、白人を殺しさらに彼と対立しているヤツをも殺す。勿論アラーの持ち物をかすめ現場に落とすことも忘れない。これで尻に火がついた状態のアデビシ。
そこへ実は企みをもって仲間になったサイードが同室になる。ポエットから聞き出した御乱交のビデオを入手するため。
しかしそこは最近のアデビシ、妙な感は残っている。サイードの企みはお見通しとばかりに証拠のビデオを渡す。
サイードはそのままマクマナスを通して所長の元へ。
で、クアーンズ失脚。マクマナスは所長に請われて(ウソ)エムシティの責任者へ復帰。
アデビシは他の区画へ移動になる。それを告げられ激怒しサイードに詰め寄る。ビデオを渡したのは忠誠を試す最後の手段だった、と。
刃物を持ち出したアデビシともみあっているうちに、カーテンが血濡れに。
倒れるアデビシ…。
サイードは具体的にどうやってアデビシを手なずけるつもりだったのだろう。ビデオは転がり込んできたラッキーな情報。でもその後救うつもりだったといってもプランが見えてこなかった。今となってはわかりようもない。

思いどおりに事が運んだケラーとライアン。サイードの作戦とどっちが効果的だったのかは疑問だ。
ビーチャーは騒動の発端の殺人がケラーの仕業だとお見通し。
死にかけた時に地獄へ行きたくないと改心したと思ったが。あっさり殺人者に逆戻り。
「殺しの事実を知っても自分を愛しているから話すことはできない」
そうビーチャーに告げる。ハンク殺しを依頼したという爆弾も持ってるし。
愛情を利用した脅しなのか。
シスターとのやりとりにしても、本心か演技か区別がつかない。
シスターといえば尼僧を辞める書類を破っちゃいました。
ここまでシスターを振り回せるケラーって。振り回されているのはシスターだけじゃないけれど。

もう一人の悪巧み男、ライアン。人でなし!
シリルがクレアと通じていることをばらしそうだと察すると薬を飲ませておとなしくさせちゃおうとする。
あんなに可愛がっているはずのシリルなのに。

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