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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「FBI失踪者を追え!」の記事一覧

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FBI失踪者を追え!2−19「双子の兄弟」

前回が「父と母と子」、で今回が「双子の兄弟」。
これはわざとなのか投げやりなのか?

失踪した人、ジュリー・コクラン。半年間の調査に出かけるためのお別れパーティーの後姿を消す。次の日出発だったのに列車のチケットも取りに来てないし、迎えの車もキャンセルされている。
パーティーで言い争うジュリーと恋人のグレッグの姿が目撃されている。問い詰めても「わからない、覚えていない」ばかりでお話にならない。グレッグは飲酒の問題を抱えているためそのせいなのか?
パーティーにはグレッグの双子の兄、リックも出席していた…

双子が連携して(片方は無意識でも)犯罪を重ねるってのは
「異常犯罪捜査班」でもあったなあ。あの時みたいにマジックで印つけちゃえばいいのにって証拠がないのか。
グレッグの幼い頃の殺人の記憶もおそらくリックが刷り込んだもの。でも何故か優しいグレッグはそのことに思いもよらない。それどころか「リックを巻き込んではいけない」と自白する決心をしてしまう。恋人のジュリーでさえリックの怪しさを察知したのに。子供の頃に守ってもらった記憶というのは恐ろしいほどに拭い去れないものなのか。
寄宿学校にリックを入れたのは、お母さんも感づいてたってことなんだろうね。でもグレッグは「リックを守るため」と思っていた。どこまでお人好しさんなのだろう。

双子だからDNAが同じ。決定的な証拠に指紋でも出ない限り真相にはお手上げ状態。「仕方ない」で済ませちゃうジャックも冷たいなあ。実際、仕方ないんだけれど。
それまでかなり被疑者にもマーティンにも高圧的だっただけに、何だか気が抜けた感じ。
外に捜査に行くのではなく、心理劇のような進行は珍しかったかも。その心理劇にマーティン、ちょい負け。
キャディさんと呼ばれてしまったマーティン。やっぱり侮辱なんだろうな。

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FBI失踪者を追え!2−18「父と母と子」

失踪者はジョージ・スタンリー。
奥さんのマーサの経営する美容室から銀行へ入金に向かったまま失踪。店の奥には争った形跡と折れた歯が。
ジョージは最近仕事場での態度が急に悪くなり、仕事を辞めている。さらに息子のショーンのことで夫妻には口論が絶えなかったらしい…

もう隠し事が多すぎで、自分達も語らなすぎ。家族間でも疎通できていない。
ジョージが急に荒れだしたのは8年前の犯人を見てしまったから?奥さんが暴行された事だってショックなのに、その場に自分もいたとは。隠しておきたいというよりも救えなかった自分を責めていたのかな。
ジョージは家族思いのいいお父さんだったのね、あいつがスーパーに現われるまでは。それがスタンリー家を落ち着かなくさせてしまった。
息子のショーンは表向きおとなしそうだけれど、ドラッグのトラブルを抱えているし。8年前の事件に責任を感じ、荒れたって見方もあるかもしれない。
マーサは息子のトラブルを解決するはずが売人を殺し、それを見つけたジョージが死体を始末。これをきっかけにジョージは8年前の事件のけりもつけに行く。
この家族には情状酌量の余地があると思うけど。暴行事件当時何も語らなかったことで家族それぞれがいろんな感情を閉じ込めちゃったみたい。それが犯人の姿を見たことで爆発。その時に解決しなければならなかったのかな。
取り巻く状況もあるだろうけれど、泣き寝入りは傷を深めることにもなるってことか。

ダニーさんは焼死体の発見現場に行っただけでほとんど仕事をしていませんでした。
絶縁状態のお兄さんの仮釈放審査で証言をして欲しいと弁護士に依頼される。ダニーさんは拒絶するが…
刑務所でお兄さんに聞かされたダニーさんの腕の傷の真相、自分を置いて逃げ出したお兄さんへの恨み…
葛藤した結果、仮釈放審査で自分達の生い立ちを証言することに。
お兄さんはダニーさんがテイラーだということも知らなかったのか?弁護士と婚約者、よく探したなあ。
ダニーさんは今シーズンの裏主役か。

もう一人裏主役が。
マーティンも射撃練習中に過去の傷がチリチリきてる。本日は年齢相応のお顔をしていたみたい。苦悩しているからか。
今回の事件の家族のこともあるし、心の整理をつけられそうな方向を見つけてね。
それにしても、ヘアサロンの事件専用かと思われるネクタイだったなあ(笑)

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FBI失踪者を追え!2−17「兵士とフィアンセ」

失踪した人、ケビン・グラント。
イラクで被弾し、一時帰国。自宅で婚約者と生活している。
ケビンの受勲審査を請け負う大尉は、負傷した戦闘に対しての疑問を感じていた。
失踪の原因があるかもしれない、とジャックとダニーはイラクへ。
その間ケビンの周辺を調査すると、兄との共同経営会社がイラクに行っている間に失敗、イラクでも婚約者から別れを切り出されていたことがわかる。
人と会いたがらなかったのに不名誉除隊になったチャックとは会っていた。

戦闘地では普通ではない精神状態に陥ることがある、ということか。
ケビンの場合、きっかけは婚約者の手紙か?きっかけなんてどうでもいいのかな。
足を失った仲間に「これで帰れるぞ」とかけられた言葉に反応して、弾から逃げようとしなかったケビン。死ぬかもしれなかったのになんと無謀な…と思ったが帰国できないのなら死ぬのも同じことだったのだろう。
帰国してからのチャックと企んでいたことは銀行強盗。しかし金が目的ではない。撃たれること。殺してもらうこと。
イラクでは婚約者のことしか知らなかったが、帰国してみると事業は失敗、婚約者の新恋人を間近に感じるは、でとても落ち着いた精神状態とは思えない。
結末も、ケビンがおかしいことは想像つくんだからあんなに刺激しなくても。銃に弾が入っていると条件反射で人を撃ってしまうから、空にした銃をかざして表に…そして今度こそ撃たれて命をおとす。

ケビンが精神の均衡を崩してしまった過程をもう少し教えて欲しかったな。
あれでは女に捨てられ、事業も失敗、家も取られる惨め男ってだけに誤解されそう。
あの大尉が何を疑問に思っていたのかもわからなかったなあ。いつもの見逃し?
イラクに支局があるのなら軍の捜査は任せればいいのに。
「手ぶらでは帰らない」って言ってたけれど手ぶらだったみたいだし。あ、ケビンが死にたがってたかもしれないって情報があった。でも、その情報生かしてないぞ。

自宅に舞い戻り、婚約者とダニーさんを人質にたてこもるケビン。銃を構え様子を探るサム。
ここでサムは撃つだろうな、と思った(笑)でもカウンセリングが良い方向に向かったようでなによりです。
しかし、またもや哀しい局面に立ち会うことになったダニーさんのあの表情は…

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FBI失踪者を追え!2−16「22歳の笑顔」

メインでは捜査していなくても何かにつけてヴィヴィアンが気にかけていたジェシカ・ラーブの失踪事件。
そのジェシカ事件に手がかりが見つかる。

それまでの荒んだ生活から抜け出したいジェシカは友人からあるカルト教団へ誘われる。
そこの教祖様は人を救うどころか金を巻き上げ、迷っている心に平気で土足で踏み込む下劣な奴。
友人は教祖様の恩恵を受けてたんだろうね、元気に指導者っぽい立場みたいだし。
脱走に失敗して幽閉されている可能性も考えたが、
同じく逃げ出したかった女性の家族に彼女の無事を電話で告げているので脱出は成功。
そして向かった先は、自分が無意識に封印している過去を探り出すところ。
幼い自分を虐待したのは近所に住む後の母親のBF、そう思いたかった。
コロンが父親と同じだった。父親がそんなことするはずない、ならあの人だ、
本当は知っていた真実を封じ込めたジェシカ。
これが原因で荒んだ生活に。
結果的にはセラピーの教えに従って自分で心の闇を解決したジェシカ。
所在を捜し当て面会を試みるが、捜査の過程では浮かび上がらなかった輝くばかりの笑顔。
それを見たヴィヴィアンは挨拶を交わしただけで帰る。

見つけ出して元の所に送ることだけが捜査の目的ではない、そんなお話だった。
突然に現われた人物に過去を突きつけられたら壊れてしまいかねない。
素敵なパートナーと犬との生活がそれを助けてくれるだろうけど。
ジェシカのお母さんが、気にかけていてくれたヴィヴィアンに
心を開いていく感じがよかったですわ。

で、またダニーさんですよ。アルコール依存症とは。
7年(聞き逃し。だって驚いたんだもの)飲んでないって若い頃の荒れた生活がうかがえます。
荒れた過去があってもダニーさんは立派な捜査官になっている。
聞かされなければそんな過去は想像できない。
ダニーさんはね、全部糧にしているって感じる。だからやたらには話さない。
あら、先週からやられちゃったままみたいですね(笑)
過去の悪ぶりをひけらかす人、いますよね。
そんなことひけらかしている時点で「あんた更生できてないよ」って思うんだな。

今シーズンはダニーさんを視聴者の中につくらせる気だろうか。
だとしたらその罠にかかったな。

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FBI失踪者を追え!2−15「少年エリック12歳」

授業中トイレに行ったままエリック・ミラーが戻らない。
トイレは割れた鏡が散乱し、血痕が。後にエリックの血であることがわかる。
ほんの10分程度の間に起こったことらしい。
狙われていたのだとするとかなり計画的。
しかし、家庭環境から身代金目的とは考えられない。

っていうか狙われていたのなら居合わせた教師が怪しいし、
そうでなければエリック自身があの時間に犯人に呼び出されだことになる。
それは不自然かな。
だとすると自分で身を隠したんじゃないかなあ、とは思ってましたが
あんな理由が隠されていたとは想像できなかった。

イジメに耐えられなくなって…だけならよくあることかもしれない。
あっちゃいけないんだけれど。
でもここまで残酷なイジメという名の仕返し、どうなちゃってるのだろう。
体裁とかそんなこと考えないからとことん残酷になれるってことか。
本当にイジメられていた上級生ビリーには、一方で憧れを感じ
憧れていたブランディには裏切られ、
自分が言葉で傷つけたサラには酷い写真を撮られてしまう。
サラの仕返しを指揮していたのが親友ダレンの双子の妹エミリー。
で、このエミリーがエリックのことを好きだっていうからややこしい。
失踪当日、教室での女の子達の目配せはこの事件の伏線だったのですね。

イジメを先生に告白したら、みんなから無視され
転校を余儀なくされた生徒のことがあるから告白はできなかった。
ダレンはそう思っている。
でもビリーには憧れていたっていうから、
このことは苦痛の重さとしてはそれほどではなかったのだろうか。
エリックにとっては好きな女の子に一目置かれたいし、
また両親が自分のことで言い争いをすることの方が苦痛だったみたい。

エミリーは悪い方にも頭の回転の速い子だけれど
お兄さんのダレンは良くも悪くも12歳。
例えお勉強ができなかったとしても、エリックには大事にして欲しいお友達に思えたが
きっとミラーさん家は引っ越すことになるんだろうな。

トイレパスってものの存在も驚いた。
私は抜け出してフラフラしているのではありません、っていう免罪符なのでしょうか。

先週、次回はジャックがめそめそするかも!と期待しましたが
ジャックはスポルディング校長事件の後、逞しくなったようです。
確かに子供達の写真を見つめて少し…でしたが。
驚かされたのがダニーさんの涙。
首を括ったエリックの身体をまず支えた時、目じりに光るものが。
その後は本当に泣いていた。
12歳の子が辛い目に合ったというだけではない、何かを感じたのですが。
ダニーさんの過去にもこの事件に似たようなことがあったのかな。
SOSに気付いてあげられなかった友がいたとか、自分がSOSを送っていたとか。
CCばりに背景に想いをめぐらされるダニーさんでした。
ちょっとやられちゃったかも(笑)

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