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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「WOWOW」の記事一覧

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ナース・ジャッキー2 視聴終了

なんですかね、今シーズンは依存所ジャッキーのイヤなところがメインで、S1の「悪巧みは弱者のため」というちょっと間違った正義感が楽しめなかったなあ。
その分、クーパーとかアカライタスが溌溂として見えた気がするけど。
「冠をかぶるものはその重みに耐えなければなりません」は、真意を突いたオダテの言葉として胸に刻み込まれるものだった(大袈裟)。
最終回の「神様」との会話もよかった!
S3放送も決定しているようなのでまた見るのだろうな…。
オハラだけでなくケヴィンも知るところとなった依存症(今までの全てに合点のいった二人はよかった)、リハビリ施設…なんてことになるのだろうか。
セラピーでの自己紹介をシュミレーションしての「私はジャッキー、依存症です…クソ喰らえ!」でそれはなさそう(笑)。
でもオハラはともかく、ケヴィンはきちんとした人なので結婚生活を守るためにもジャッキーはとりあえずリハビリを選ぶような気がする。
クソ喰らえ、と言いながらも心の中には家族で過ごした楽しい海岸を描いていることから答えは明白?
でも一人だったな…。

ところで、ゾーイちゃん。
レニーと付き合っているのだろうか。私は心配。
何故なら以前にこんな話(実話らしい)をテレビで見たから。
AとBは職場の同僚で仲良しさん。
Aは親兄弟、身内を知らないで育ってきた。
「生きているのなら会ってみたい」という想いにBも協力して親兄弟探しが始まる。
そして見つかりましたよ、兄弟が。Bさんなんだって!
経緯は再現VTRだったが、最後は実際の二人が肩を組んで登場。
そっくりだよ!
そんなに似てるなら一度でも血縁関係を疑えよっ!というくらいに似ていた。
あまりにもびっくりして、二人の性別がどうだったか忘れてしまったよ。
男性と女性だったかも…。
というわけで、以前にも書きましたが、ゾーイとレニーも似てますよね?
兄妹のような気がするのは私だけだろうか?
ジャッキーのところのフィオナちゃんもこの兄妹の末っ子っぽい(笑)。

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ナース・ジャッキー #12「嵐の訪れ」 Healthcare & Cinema

夫と娘たちの存在を知ったと酒で荒れたエディに告げられ、ジャッキーは自分のIDでモルヒネを入手し、しばし痛みから解放される、というラストシーン。
ピルマシーンに記録残してどうなるのかしら?オハラ先生のお母さん問題、クープの真面目な勘違い恋愛も続くのかしら?と結構続きが楽しみ。
続きは半年待ちがふつうだけど、その半分で2の放送が始まるようですね(3月12日から)。
ジャッキーとエディの関係は、どうみたってジャッキーがクスリのためにエディを騙しているとしか見えない。
でもジャッキーだけを責められないのですよねえ。
エディの人は神父時代にごはんのために同じようなことしてましたから(笑)。

以下雑感。
ゾーイちゃんが昏睡にしちゃった人、覚醒したものの記憶がおかしなことに。でもうさちゃんのナース服を受け入れてくれたので問題なし?

患者への謝罪は自分の気持ちを楽にするだけで解決ではないというのは深い。ERのニーラもこういうことを言いたかったのだろうに…(笑)。

ゾーイちゃんとフィオナの表情が似ているなあとよく思うのですが、最終回で救命士も似て見えた。

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刑事ヴァランダー2 #2「笑う男」&#3「五番目の女」

笑う男
ひどい話でありました。
似たようなエピソードが「ホワイトカラー」でもありましたが、あれはいつ移植が必要になるかわからない自分の腎臓ためでもあったので…だからといって擁護する余地はなし。
「ホワイトカラー」であえて擁護ポイントとをあげるとすると、 腎臓を患っていたのはベイリスだったということでしょうか(笑)。
#1の犯人射殺がアタマから離れないヴァランダー。
友の助けを断り、それでも放っておけずに戻っても時すでに遅し。
友のためにと始めた捜査で再会した元警官、無関係の一般人を撥ねてしまったことでクビになった彼は復職を願って全面的にヴァランダーに協力するが…。
「復帰だな」の彼の最期の言葉を自分のことと受け止めたラストの表情はいいものでした。
元警官の遺志を継ぐじゃなくて、自分の心に区切りをつけたふうでしたよね。


五番目の女
深い怨恨。
自分とは無関係の男たちを、同じ苦しみを体験したものとして復讐の女神とでも化したかのよう。
殺された男の関係者は一様に「ほっとした」「悲しくない」ですから。
それでも埋まらない憎しみを「終わったのだ」と受け止めるも、自らの腹を撃ち抜かれてしまい泣き崩れるヴァランダー。
#2のラストは凛々しかったので、こちらのほうが私のイメージする彼っぽい。
自分から施設に入ったものの、死期を悟り自宅での死を望んだお父さんとの関係がいちいち心に触っているようなのもよかった。
こんなに悲しいのにほっとしている自分もいる。
それが彼女たちの「悲しくない」を聞いてぐさりぐさりとくる。
これこそ私の見たかった彼のような気がする。
まだ外せない指輪に前妻がうんざり気味なのも、新しい家族を見つけろと言われて「犬を飼う」との強情ぶりも、とにかく深読みせずにはいられない背景が好きだ。
ホントのラスト、父親の墓参り&前妻への区切りと指輪を外し、事件で知り合った女性と歩み出すのは新展開?
事件関係者に一方的に恋してつらい結末を迎えるところが好きだったんだけどなあ。

ところでヴァランダーの携帯電話の着信音。
けろっけろっけろっ、と聞こえてかわいいんですけど(笑)。

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刑事ヴァランダー 白夜の戦慄2 #1「殺人者の顔」

前シリーズをWOWOWで見て、AXNミステリーでも見て(「殺人者の顔」だけ)、改めて小説を読んで(シリーズ2作めの「リガの犬たち」)、ヴァランダーの情けなさに強く惹かれました(笑)。
このイギリス版のヴァランダーは情けなさ濃度は低めですが。
本当はこの「殺人者の顔」がシリーズの幕開けなので、本当はいるはずのあの人がいないのは残念。

農家で老夫婦が襲われる事件が発生。
夫は死亡していたが、妻は到着時にまだ息があり、ヴァランダーが犯人の質問をするが何やらよく聞き取れないままに息を引き取る。
捜査会議で可能性のある言葉のひとつとして「外国人」と発したことがマスコミに漏れ、外国人排斥運動につながるのでは?という恐れを抱えながら捜査にあたる。

「目くらましの道」の菜の花畑同様、景色の効果が印象的。
響き渡るというか、それがどこで起きているのかが心に直に飛び込んでくるかのよう。
移民排斥運動がもっと激しかった記憶がありますが、こちらでは娘リンダの恋人が外国人であったことにショックを受けているヴァランダーのほうが強いです。
自分は差別などしたことも感じたこともないと思っていたが、好青年で医者、スウェーデン人であるにも関わらず、人種が違うことで動揺するという正直な男。
差別して当たり前というのではない。
人は身近に起きないと問題の本質とは向き合えないのだと思う。
聖人ではないことに正直であるところが好きだ。
かといって開き直っているわけではなく、彼は苦悩するのだ。
お父さんとの関係もそう。
わかっているのに最善と思われる方法には二の足を踏む。
そしてお父さんの偏屈さも手伝って、歩み寄りを受け止めてもらえない、そんな心の不器用な家系(リンダもね)を感じられるのもまた好み。
そういえば、勝手に恋して勝手にふられるという彼の特徴ともいうべき出来事がなかったのは少し残念。次に期待できるかしら?(笑)

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ナース・ジャッキー #4「色のない世界」

ERと続けて見た。
なんの因縁か、この回の監督 Steve Buscemi ですよ。
生きてたんだなあ…(笑)。

ジャッキーと夫は学校に呼び出されて、「グレースの不安症に専門の助けを受けるべき」と言われてショックを受ける。
ここでジャッキーは保健の先生に悪態つくけど、ERのバンフィールドを見た後の私にはすごく良心的に見えたけどなあ。
双子の兄弟の治療のお礼にとオハラ先生にプレゼントされた絵は確かに太陽が、カラフルな色が。
ジャッキーは、改めてグレースの絵を取り出して太陽を描き足す。
そうですよ、足りないところは補ってあげればいいのですよ。
それが専門家の力かもしれないけれど。

話は変わるけれど、私、クープ結構好きかも(笑)。
「ダメージ」でゼルさんをふった男なのでちょっと恨んでたんですけどね(ウソ)。
銃創患者を診られる!と「撃たれた、ばっきゅ~ん♪」とはしゃぐ姿も何だか好ましいぞ。
他者からの疑念の目は、ちゃんとゾーイちゃんがフォローしてるから安心だし。
施設からの常連のおばあちゃんにもやさしかったじゃないですか。
ずれたカツラを直すのも、「あらカツラだってバレちゃったわねえ」に「たった今気付いたのですよ」と速攻やわらか対処、見事じゃないですか。
銃創患者のせいでまだハイだったのかな…。
死に直面するつらい現場だけれど、それに「慣れてしまうのは辞める時」とのジャッキーの言葉を心を奮い立たせて実践しているかのようだ(本当か?)。
とにかく、能天気もいいもんだ♪

もうひとつ、「ナース・ジャッキー」の好印象なのは、患者に対して医者が一人なところ(笑)。
ERってたいてい医者が群がって治療方針でもめるじゃないですか。
あれ、いつも患者や家族の不安を煽っているようで苦手だから。

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