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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「バーナビー警部」の記事一覧

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バーナビー警部 #34「炎の惨劇」

ミッドサマーではよく祭りが催されますね。
今回はナント正式名称「女わら人形祭り」。
わら人形=丑の刻参り、であんまりみんなで~♪というイメージないんだけど。
提案者の教師フランシスの説明聞き逃したかしら?
とにかくタイトルどおりで、巨大わら人形に点火したら中から人間の悲鳴が!
被害者は副牧師、そして牧師、医師、教師と炎の惨劇は続く…って被害者みんなに「師」が!←無理矢理(笑)
教会とお屋敷の対立と見せかけて、本当は末期患者アランの看護師アグネスが(あ、ここにも「師」が!)、アランが村の民間療法士(あ、おしい)ケイトに頼る割合を増えていくのに嫉妬したというものらしい。
森のブタ頭事件は別で、アランの娘ジョーがコール医師のエロおやじぶりにお灸をすえようとしたもの。
結果としてお灸が効きすぎて息子マシューの精神が危険な状態になって大反省。
でもジョーのアグネスに対しての嫌悪感は結果的には正解だったわけだ。
財力をホスピス建設に充てるアランはそう悪い人でもなく、まだ余命を受け入れ難いだけのパーティー三昧だったのかも。
教会VS金持ち、恋人関係の牧師と副牧師、若い娘に手を出す医師、魔女と疑われた女性の子孫、と今回もどこに話が進むのか多いに惑わされた。
でも一番惑わされていたのはスコット。
赴任以来、若い女性を見るたびに視線からは捜査以上の光線が発せられていたが今回はキャッチしてしまう人(フランシス)登場。
マシューがフランシスの家に石を投げ込んだことに「お父さんが焼かれて不安定なところを炊きつけたのか!」って住民に真っ当なこと吠えてたと思ったら、自分も似たようなことしてますよ。
フランシスは燃えるコール医師の発見者で住民からは「魔女!」って責め立てられて相当心が弱っていたと思われますよ。
ここらへんに左遷の理由があるのかもしれない。携帯を留守電にしたことの意味は警部に丸わかりだし。
トロイ君はそういう意味で「キケンだ」と思ったら、警部に頼んで近づかないようにしてたなあ(#22「死を告げる鐘」)。でも結局は魂抜かれてたか(笑)。

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バーナビー警部 #33「聖女の池」

レストランとパブを併設させた人気店を取り巻く人々をめぐった事件。
真相が見えてきてからは恐ろしさの上塗り。
オーナーのスティーブンに店を売らせ、奥さんを捨てさせ、自分はジェイミーをふって一緒にアメリカへ行こうとしていたベラ。愛情だけじゃないだろ、と思いつつ、まわりはもっとヒドイから一旦ここで停止(ホントに一旦)。
スティーブンの嫁は嫁で、店で働いていたジェイミーが殺されても、スティーブンが殺されても、店の改装を止めない。それどころか元のパブを成したスティーブンの父親マイケルに「2階は貸し部屋にするから出て行け」ですよ。鬼だ。
ここで「マイケルかわいそう、病気持ちのおじいちゃんなのに…」と思ったら大間違い。
自分の嫁が生きているうちから店で働くオードリー(ベラのママ)と付き合っていたのに死後も結婚してあげず、「それなら家を売って娘と立ち去る」と言われるとそれは許せないがオードリーには色よい返事をせず。
本心はオードリーじゃなくてベラが好きなんだとさ。うわぁ、かわいそうなおじいちゃんじゃないや。
おまけに「一緒にいてくれないなら死ぬ」って銃を自分に向けてベラを脅迫ですよ。
酒飲んで歩いて興奮して、で銃を使わなくても死にましたけど。
長年日陰で尽くしてきたオードリーがかわいそう…と思ったらこれも大間違い。
経営権を手にしたとたんやりたい放題のスティーブンを殺すようマイケルに仄めかしていたのはオードリー。
でもオードリーはマイケルがスティーブンを殺したい本当の理由は知らない。
知ってたらさっさと店を売らせてスティーブンとベラがアメリカに行ってもらったほうがいいものね。
で、事件は解決、一番の鬼はオードリーだったのかな?と思ったところへどこぞの金持ちかのオープンカーの助手席に納まるベラの姿が…!鬼かどうかはわからないが強かさ№1はベラだったのかも。
マイケルの告白をママに話さなかったのもママを思い遣ってではなかったように思えてくるから不思議。
いや、レストランオープンさせる鬼嫁も捨てがたいか。
間違いないのはふられたうえに人間違いで殺されたジェイミーが一番かわいそうってこと。

新シリーズになってから村を歩き回るワンさんの出現率低くて寂しいせいか、小屋の秘密を知っていて火を放ったベンボーさんがノームに見えて仕方なかった(笑)。帽子のせいか。

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バーナビー警部 #32「委託の代償」

素人探偵が四人も活躍(カリーを含む)という、今までのどのエピソードよりも登場人物が活動的。ちびっ子探偵再び、というほど若くはなかったけど(笑)。

「リチャードやネヴィル殺害の手口がプロっぽい」との検証で元SASの文芸賞候補デントンを怪しませたり、リチャードの部屋にあったハガキの筆跡鑑定で「左利きの女性」をにおわせた後にグレースのお手伝いさん、作家のジゼベルが書き物をするシーンを見せたり、見ているこっちを誘導するかのような見せ方は珍しかったかも。
色恋沙汰も散りばめながらも実は事件には無関係というのも珍しい。
真相はゴーストライターとしての活動を世間に公表するという老婦人作家カーミラの口を封じようと出版社社長が編集者、新進作家を刺客としてカーミラの元へ送るが次々と返り討ちに遭っていた、というもの。カーミラは昔特殊訓練を受けたスーパーおばあちゃん、力は弱くなってきても身体で覚えた人間の急所は忘れないようだ。
殺しに来たから身を守った、自分が逮捕されてもう人を殺さなくていいと思うとホッとする、とカーミラは隠し立てする様子もない。
警部は正当防衛で罪に問われないよう尽力すると言ってますが、他の人に危害を加えるつもりがないのは言ってることで明らかなので認められるのでしょうかね?

スコットの都会的捜査(笑)、さりげなくジゼベルにサインを求めて筆跡鑑定に回したり、と気が利いてました。即行、食事の約束を取り付ける辺りも都会的なのか(笑)。
カリーの今回のバイトは文芸祭のお手伝い。デントンといい感じのようですが、調べてみたら彼の出番はこれでおしまいみたい。「結婚しちゃおうか」なんて言ってるのでこの交際が実るのかと思ったのに。

警部が引退して作家になったら…間抜けな部下の成長物語なんていいのではないでしょうか。もちろん匿名ですよ。

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バーナビー警部 #31「古墳の報復」

考古学者デビッドは同じく考古学者であった亡き父ポールの日記を元に古墳で見つかった槍と聖杯についての本を出版。「別のところで見つかったはず、日記はウソだ」と言い出す博物館員も現れ古墳には不穏な空気が漂っているようだ。古墳のある敷地の地主ガレスが殺され過去の因縁が蒸し返される。

うわっ、LOSTのデズさん(Henry Ian Cusick)が殺されたバカ地主役だ。
たいして悪いことはしてなかったけれど生きてたら間違いなく父親と同じ道を辿ってみんなを不幸にしていただろうな。
しかしデズさんの父親(名前忘れた)、村中の子どもたちを兄弟姉妹にするつもりだったのか?。
デズさんはそんなことも知らないで妹に言い寄ってたんだ…。
罪を犯す前に食い止めよ!というのが犯人ポールの目的ではない。
嫁に手を出され、研究にも横槍を入れてきたデズ父に怒り心頭のポールは実は生きていて、自分の研究を取り戻したい一心、北欧から来た考古学者に成りすまして機会をうかがっていたようだ。
炎上事故のせいとはいえ、整形手術で他人に成りすまして復讐に戻ってくるというのはこのドラマでは斬新だ。
ポールはデビッドのことも「父の日記を本にした」と言っているのに研究を横取りした男としか見られなかったようだ。息子なのに。デズ父憎けりゃ何とやら、でしょうか。
「白夜祭で(兄妹婚の)許しを得られる」と信じてるデビッドはポールに似ているような気もするけど。

スコットは運転を任されてはいるが、まだまだ事情聴取は「都会風」(笑)で警部に目で制されてますよ。
アリバイをスコットはそのものズバリに質問するけど、トロイ君はどこかすまなそうに「誰か一緒でした?」って感じだったな。想い出を美化してますか?(笑)

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バーナビー警部 #30「旧友の縁」

卒業10年たったら集まってお祝いしよう、の誓いをカリーは実行しようと戻ってきた。友だち3人は約束は覚えていなかったようだが呼びかけに応じて集まることになる。
自治会の催し物の後、厄介者だったフィオナが殺される。警部は新しくコンビを組むことになるスコットと現場に向かう。殺人事件が起きても次なる催し「花祭り」を強行開催した自治会長が次に殺されることになる。着任早々2件の殺人に振り回されるスコットは村の雰囲気にも戸惑い気味。そうこうしているうちに3件目の殺人が…。

カリーのパートは自治会員殺人事件とは関係なく、カリーのいない数年に変化があり彼女が入っていけずに苦い想い出となる…と予想したが、このプチ同窓会メンバーが事件の肝。
自治会長が町医者で、かつてフィオナがそこで働いていた、子どもを産んだはずのレイチェルが子どもを見せない、父親の想像もつかない、すべてを組み合わせると子どもとレイチェルが似てないのを見た警部の推理になるわけですね。
リンの産んだ子をレイチェルの子として育てさせているのに「本当の母親のような振る舞いをする」という牧場経営キャリーの言い分はなんでしょうね。
弟とリンの子だから姪っ子だけど秘密を守るためにレイチェルに託したんだったらそんなこと言えないはず。
この仲間も学生当時から歪んでいた、それに気付かなかったのはカリーだけだったということか。
今回の村や自治会の雰囲気を見ていると事件の発端が強請りというのはとてもふさわしいと思える。

カリーの謎が解明されました(笑)。女優を目指していたというのは私の勘違いではなかった!
「今も女優のためにロンドンで努力中、それだけでは生活できないのでアルバイトをしている」と本人の口から説明ありましたよ。
移動図書館も旅行会社も工事の広報もみんなアルバイトだったんだ。ああ、すっきりした。

そして新任スコット。
彼はこの異動を左遷と思っていて、仕事はしっかりやるけどそう長くいるつもりはないんだとさ。
コレ、カリーが告げ口したわけではなく、警部の推理ですよね?
スコットも警部に本心を吐き出したことで両者ともにやりやすくなるんじゃないですかね?
口の利き方に問題ありだけど、人をその気にさせるような誘導テクニックを持っているので警部が鍛えてくれるかな。
タクシーに頭をぶつけて「イテテ…」の顔はウドちゃんだったけど、他の表情は似てなかったな(笑)。

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