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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「サード・ウォッチ」の記事一覧

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サード・ウォッチ−46「残されたもの」

ビル倒壊から10日。消防も警察も過酷な勤務スケジュール。それでも勤務時間を終えると倒壊現場で捜索ボランティア。

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サード・ウォッチ「彼ら自身の言葉で」 45「それぞれの9.10」

今年9月11日に9.11ドラマスペシャルとして放送されたものをようやく見ることができました。「ホワイトハウス」の方はまだですが。

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サード・ウォッチ−44「堕天使の涙」

高校で銃乱射事件が発生。警察、救命士、消防も協力して事件の収拾に奔走する。グループの犯行かと思われたが犯人は一人。いじめを受けていたアンディが報復のために父親の銃を持ち出しての犯行だった。ヨーカスは子供達の未来に強く不安を感じる。なぜなら…


S2の最終回。けっこうなペースで進んできました。
しかしこのエピソード、辛すぎないでしょうか。学校でいじめられていた報復に関係ない人達も巻き添えにする無差別発砲。何人の犠牲者が出たのでしょう。
アンディを知る友達も「アイツ、いじめられてたから事件を起こすのもわかるよ」的な発言。ショックの様子が見られないことがこちらにはショック。運動部の部室やチアガールが攻撃されていたことにも意味があるのかもしれない。学校を仕切っているヤツラに仕返しを、という気持ちがあったのかも。いじめていた少年達が無傷で遠巻きに緊張感のない顔をしているのも恐ろしいこと。

日本で今しきりに学校でのいじめについて論議されてます。日本ではいじめられている子達は泣き寝入りの傾向があります。自殺というのはやっぱり自分が逃げ出して終わりにしようという気がないとはいえないでしょう。あるいは転校したりね。でもそれは終わりでも解決でもなんでもない。かといって命を奪うまで攻撃を仕返すというのも解決ではない。
学校での鬱屈したものを無差別乱射という攻撃性に転化してしまうのが銃社会である米国の特色なのでしょうか。乱射が大きなニュースとなって伝わってくるからで、日本と同じような状況の方が一般的だと思いたいですが。

後はアンディを見つけ出すだけになった時の面々の会話が印象的。
「子供でも銃を簡単に入手できるからだ」
「でも銃の所持は法律で認められている」
「奴隷制度の法だって変更できたんだから」
「それは南北戦争があって何人もの死者がでたからだ」
常々、銃の所持を認めているから悲惨な事件が相次ぐのだとは個人的に思っている。しかし今規制すると、闇で悪組織の資金源になることは想像に難くない。クスリみたいにね。規制すればいい、を超えすぎて対策が取れないのが現実でしょうか。

アンディが学校へ向う時、あんな事件が起こるとも想像していないいつもの面々があちこちでアンディとニアミスしているオープニングも印象的。
…でも勤務時間はどうなってたんでしょ?(笑)

子供達の引き起こした事件を目の当たりにしてフェイスはとてもナーバスになる。自分達の子供の将来に強く不安を抱いたからなわけだけれど、この事件だけが原因ではない。当日に受けた健康診断で胸に影が見つかっていた。細胞診をしないと判断できないだろうに、絶望的な事件をみたせいか自分の病気に対しても悲観的。フレッドに子供を守ってくれとすがる。
…ずるいこと言うと今後もフェイスは登場し続けるようなので大丈夫だよ、と言ってあげたいですが(笑う)
フェイスの物の考え方にはだいだい賛同できませんが、子供社会をこんなにしてしまった大人の責任とか病気に対する不安には責めたいと思うことはないですね。

事件が起こる前、サリーの施設のお母さんの面会にタチアナはついて行く。
息子が大切な人を連れてきた、と理解できたかどうかはわかりません。でも「あなたキレイね」と悪い印象はなかった様子。
母親に優しく接してくれるタチアナにグリーンカードを取得できるようにしてあげるとサリーは切り出す。とりあえずウクライナに戻って2ヶ月ほど過ごして入国したらグリーンカードがとれるように、との手配らしい。その間の費用もサリーが出すと。「嬉しい、ありがとう」と喜ぶタチアナだが正式な返事はまだ。
これはサリーの賭けですね。本当に好きなのは米国での生活なのか、サリーなのか。タチアナの帰国後に結果が待っているわけですね。

次はドラマ自体はお休みで「9.11特番」。ほとんどニュースで伝えられたことしか知らないのでそれほど時間を置いていない、生の関係者の声を聞けることが大切かな。

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サード・ウォッチ−42「幸福の探求者」 43「マインド・ゲーム」

幸福の探求者
ドクがモラレスにプロポーズ。彼女の返事もイエス。嬉しい話はそれだけではなく、彼女に故郷フィラデルフィアの病院でERを任されるという昇進の話も。二人して面接に出かけ、モラレスは気に入られ好感触。ドクもフィラデルフィアで救命士の仕事を続けられそう。いい条件だし、お互いにいいお話だと思うんだけどね…

モラレスは昇進で給料は倍、そして出世する。ドクもシフトが楽になって給料も上がる。何が気に入らないの?男が女を養うってことに固執しているとしか思えない。変なプライド。カルロスのOM(オトコメカケだそうです。こんな言い方するのかな?)って言葉に反応しちゃってさ。それなら最初から医者と結婚しようなんて思うな!自分がモラレスのオマケかと一瞬でもかすめたらもうお終い。何もかもがそう思えてくる。病院のお偉いさんとの食事会のあとの「おめでとう」も婚約のことに対してなのに「俺に相談なしで仕事を決めたのか!」とお怒り。お偉いさんはちゃんと「こんな素敵な人を射止めて」って言ってたよ。
NYに戻ったドクの仕事の様子で生まれ育ったこの街が、仕事仲間が好きというのはわかるよ。でもフィラデルフィアに行けない理由の大部分を占めているのはこのことではない。
ヨーカスに彼女の家庭の様子を聞きだすのもフレッドを下に見ているようで嫌な感じ。家庭に貢献して何が悪いの?給料を出動回数で割って1回当たりの賃金を出すような男にはわからないのか。
モラレスは仕事で成功したい、ドクは理解し難い理由で婚約は解消。こんな歪を抱えたままだと破綻は目に見えてるからかえって良かったんじゃないの?
良いといえばボスコ。事故現場を茶化す手を失くした傷痍軍人を本気で相手にする。障害あろうがなかろうがその対応に差別感はゼロ。うじうじドクを見た後だと清々しさ倍増(笑)ボスコ、髪のびてますね。



マインド・ゲーム
ヨーカス夫妻は週末子供を預け二人きりで休暇を過ごす予定。しかし突然フレッドがトラック争奪大会に出たいと言い出す。休暇を台無しにされた、と怒ったフェイスは濃い化粧に派手めの服装で友人を誘ってバーへ繰り出す。そこで写真家と出会う。

フェイス、資産家だったんだ(笑)日常を忘れて違う自分を演出したかったのね。だから友人の愚痴もシャットアウト。この写真家、下心ゼロで被写体としてフェイスに興味があったようだ。資産家じゃない、とプロの目で見抜いてたんだろうな。現像した写真を受け取る時に資産家ではない、普通の子持ちだと告白するのに驚いてなかったものね。
居合わせたダイナーに入ってきた男達を見て、休暇前に起きた事件の犯人グループだと察し、機転を利かせて逮捕にこぎつける。フェイスは休暇でも日常から離れることはできないのでした。
一方、フレッドのトラック争奪大会。話を聞きつけて何故かボスコも参加。車にずっと触っていられた人がその車をもらえるというやつ。ニュースかなんかで見たことある。フレッドは大人しく触っているだけだがボスコはライバルを蹴落とすことに懸命。うるさいのなんのって(笑)小細工に忙しいボスコでしたが、ライバルの仕掛けた偽ひったくりに引っ掛かりあえなく脱落。車はもらえなかったけれど正しい警官であることは証明されたね。
で車はというと見事フレッドの手に。休暇を台無しにされたことを非難されながらも続けてたんだね。さすが我慢強いぞ!この車の維持で揉め事がないといいけど…

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サード・ウォッチ−41「チャイナ・レッド」

古い建物で人が倒れているとの通報で警察と救命士が出向く。そこにはクスリが原因と見られる死亡者が何人もいた。匿名の通報者を突き止め何を使ったのか問い詰める。出されたクスリはチャイナ・レッド。極めて純度が高い。卸してる奴にこれ以上死人を出さないために薄めろ、と告げるデイヴィス。
ボビーの死のショックから立ち直れないキム。有給休暇とカウンセリングの日々。救命士の人手不足から復帰を願い出るがまだその段階でないとドクに断られる。自宅へ戻ったキムは睡眠薬とワインを一緒にのみ病院へ運ばれる。


チャイナ・レッド事件。
マニュアル君だとばかり思っていたデイヴィスがクスリ卸してるビジネスマン風を逮捕せずに「クスリの純度を下げるよう、命じろ」と言ったのには驚いた。サリーもびっくりだ。今までのデイヴィスならあそこで逮捕して終わり。ここでこいつを逮捕してもクスリの広がりは防げない、それならまず危険なクスリでなくすることを選んだ。命を守ることを優先させる。苦渋の決断だろうけれど。
パトロール警官も電気ショックの機械持ち運んでるんだ。クスリで倒れた少年にショックを施し、持ち直させるボスコとヨーカス。ドクの「脈拍正常」を聞いたボスコの嬉しそうな顔といったら。

キムは身の置き所がわからなくてつい…ですよね。覚悟の自殺ではないよね。この自殺未遂について消防でも家庭でも不和が露見。消防では感情の欠落しているカルロスがドクに「キムが復帰するとボビーを思い出して辛いんでしょ?」と半ば責めるかのような言葉。カウンセラーの登場に「キムは死んでないんだからカウンセリングは必要ない」とその場を逃げ出すようなドク。この前はカルロスのカウンセリング話ばかりだったけれど、本当に必要だったのはドクだったのでは?
家庭側ではキムを一人にしたことで責め合うキムのママとジミー。ジミーはジョーイにそんな姿を発見させたキムに対しても怒り露わ。やり直したい気持ちもあったんだから、これを機会にすればいいのに。ジミーも離婚するんだし。そうなるとそんな理由でなし崩しになるのは嫌、とか言うんだろうな。二人の大切なジョーイは喜ぶと思うけど。

ヨーカスとボスコは勤務終わりにキムの事件を知る。一瞬の沈黙の後「消防に聞いて何か手伝えることを」とボスコの口から。こんな言葉がすらっと出るボスコが感受性セミナーの常連なのがわからない。ボスコに必要なのは口の聞き方セミナーだな。チャイナ・レッドにしても「放っておけばヤク中が減る」と言ってはみても実際倒れている子を見れば救命に尽力。言葉と真意は別。それはそれで問題ありか。

デイヴィスのアドバイスに従ってみることにしたサリー。グリーンカードが取れるよう協力はするけれど、それまでは結婚しない。取得後タチアナがどうするか、そこに彼女の真意を見たいと。なんだか哀しい結末しか想像できないよ。

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