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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「AXNミステリー(ミステリチャンネル)」の記事一覧

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #13「悪魔の仕業」

友人宅のディナーに招かれたジョナサンとマディーはその席でレニー&アリス夫妻に紹介される。彼らは生活が苦しかったが悪魔に魂を売ったことで一夜にして大金持ちになったと話す。金遣いが荒くなったレニー(フィッツ「恐るべき恋人たち」に出てた人だ!)はある晩ホテルで売春婦を買いお楽しみ中、売春婦を殺しに来た殺し屋に銃で撃たれるが火傷だけですむという不思議な経験をする。益々悪魔の力に酔うレニー、人が変わってしまったことを哀しむアリス、とうとう二人に離婚話が持ち上がる。

唖然!度を越した金持ちのやることはわかりません(笑)。
悪魔に魂を売った事件の真相は、高貴な血の流れるアリスに本当の父親は資産を残したいが、これまで秘密にしてきたのに遺言書に書き加えるわけにはいかないので、なんとかこっそりとアリスにも内緒で彼女に資産を残す方法はないものだろうか?と考えた結果の大掛かりなお芝居だった!
キャプラの話が出てきたので、「ポケット一杯の幸福」を逆にして、本当は裕福なレニーがアリスに資金の出所を追及されないようにしているのか?と推理したがハズレ。「素晴らしき哉、人生」だそうですよ。レニーの出会った悪魔が映画での見習い天使ということか。
それにしてもどういう組織に依頼したのだ?MI-5とか言ってたような?それはそうだ、売春婦殺しは本当に想定外で、レニーを殺しに来たのを最新兵器レーザー光線で殺してしまってもお咎めがない組織だもの。
投資コンサルタントの「リスクは大きいが、一年で2倍になる」というのは「投資を語って信託基金を毎年受け取らせる」ということでしょ?庭を掘り返して出てきた宝石類はとりあえず家を買ってもらうための資金ということだったのかな?
組織力には恐れ入ったが、
生活を監視していたと言っても、あの夫婦が庭を掘り返す理由とは?
投資コンサルタントが離婚条件の書類を用意してることにレニーとアリスは何故つっこまない?
その投資コンサルタントの女性の眉毛は時代のせい?
と不思議なことだらけ。
結果、レニーは一時の気の迷いを反省し、二人とも背後のカラクリに気付かないまま元の仲良し夫婦に戻りました、というめでたい話だったわけだが。
いくらクスリを盛られていたとはいえ、撃たれたか撃たれていないかくらいわからないのかな?レニー君(笑)。こういう強引なところが奇術探偵なのだ!
アダムのセクハラ裁判(しかし楽しそうな裁判だったよね・笑)は、傍聴席に並ぶマディーとユダヤ人男性を見てジョナサンがアリスとご両親が似てないことを思い出し、原告の訴えが覆ることを知っていながらフランス公演チケットを売る話題作りのために芝居を仕組んだアダム、というのが悪魔の仕業事件のヒントだった、ということだろうか。
マディーをユダヤ人と勘違いしている友人というのはこのためだったのか?相変わらずオマケの多い奇術探偵だ。

そしてMI-5の話題ついでに。
同週のMI-5、初代アダムことAnthony Head が、任務に疲れ潜入先で知り合った若い女性に惚れ込んでしまい、彼女を守るために自決するというハードな役でした。
トム=マシューが自分と同居している女性との関係に彼を重ねてしまうというエピソードだったが、MI-6のトップ(?)として出てきたHugh Laurie が横分けハウス先生でしかなかったことばかりが気になってしまいました(笑)。

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #10&11「死体が犯した殺人 前後編」

ダンカンの誕生パーティーに招待されたフェリシティとクレア。ダンカンはフェリシティのことが好きだったが、フェリシティはダンカンの友人ネビルが好きだった。パーティーの夜、フェリシティとネビルがベッドを共にしている姿を目撃したダンカンは投身自殺してしまう。
アナグマ生態観察に出かけたジョナサンとマディーとアダムのお姉さんキティ。コテージでトイレを借りたキティは女性の悲鳴を聞き、男性が女性の首を絞めている姿を双眼鏡で見てしまう。急いでジョナサンたちに報告し、事件が発生したかもしれない家に向かう。鍵がかかっていたが被害者かもしれない女性の安否が気になり窓ガラスを割って侵入。するとバスタブで女性の死体が見つかる。一向は警察に通報し、キティは被害者フェリシティが最近参加したパーティーでの写真を見て「この人が犯人」と3週間前に死亡したダンカンを指し示すのだった。

前後編の前編残り10分くらいまでダンカンの自殺とジョナサンたちの接点が出てこない!
盲目のトランペッターや壊れたドライヤーなんておまけを増やさなければ1話でまとまったかもしれない(笑)。

自分に想いを寄せていることを知っている家主の家でその友人とベッドを共にしようというフェリシティがわからん。
そんな神経の持ち主なのでダンカンに偽装自殺という壮大なドッキリを仕掛けられても仕方がない気もする。
が、ネビルとフェリシティがそうなることを見越してドッキリの準備をしていたのか?と思うとダンカンもわからん。
そしてフェリシティ宅に偽装自殺を明かしに行っての現場での出来事が最も不可解。
ダンカン真相告白→ネビルから「恋人と僕に近づくな!」との留守電メッセージにクスリを煽るフェリシティ→首を押さえてクスリが飲み込まれるのを阻止しようとするダンカン(キティが見たのはここ)→ダンカン、バスタブにフェリシティを寝かせ、もう自殺を図らないようストッキングを回収してゴミ箱へ→ダンカン、偽装自殺を手伝ってくれた軍隊仲間の家へ帰宅
ダンカン、匿名でもいいから救急通報しろよ!
そうすれば殺人事件にはならなかったのに。
目の前に人がいるのに咄嗟の自殺でクスリを選ぶフェリシティもわからないし、それを食い止めるのに首を絞めるってのもわからない。
結局真犯人はフェリシティのルームメイトで整体師のクレアだったのですが、整体師という職業は首を締められるだけの力があると説明するためですか?ジョナサンの悲鳴もそういう意味?
もうみなさん何がしたいんだか、難しすぎ(笑)。
あんなに盛大な誕生パーティーだったのに、誰もお葬式がどうなったのか考えてあげていないことを思うとダンカンもかわいそうだな、ということしか残らない不思議なエピソードでした。

忘れるところだった!ネビルの恋人、キコにも触れておかないと。
彼女は西洋人の考える東洋美人ということなのでしょうが、その喋り方も含めて私にはかなり気持ち悪かった(笑)。

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #6「死への誘引」

ある朝、司祭が「館で起きた殺人事件とガレージから消えた犯人の謎を解明して欲しい」とマドリンを訪ねてくる。 ジョナサンに相談するも、アダムのショーの準備で忙しいとそっけなくされるがガレージから消えた犯人の謎が気になりいつものコンビで事件に関わることに。

このエピソードから新シリーズらしく、マドリンはエレベーターの壊れたアパートから引っ越し、ジョナサンをアドバイザーにしているマジシャンのアダムも何の説明もなく新俳優で登場。
俳優さんは代わったものの、女好きである設定もジョナサンに尻拭いさせるのもそのままのようだ。

ガレージからの犯人消失、わかりましたよ♪ってことはジョナサンの頭脳関係ないのでは?(笑)
でも動機は見えなかったなあ。殺された作家の本が事件を連想させるものだったというから遅かれ早かれ明白になっていたのではないか。
いや、ガレージを調べないような警察だからやはりジョナサンがいないとダメなのかも。
このドラマでは「警察は関わっていない」という前提を作った方がいいかもしれない。だって間抜けすぎてかわいそうだもの。
それにしても死期を悟った作家が人々の記憶に残るような死に方を選んだ、ということだったのだが(ガレージはボディガードの機転で生じた不測の事態)泣きながら引き金を引かせてるんですよ。作家が望んでいるとはいえ、殺しを実行した上に残される人の気持ちはいいのでしょうか?納得したからやったのでしょうけど。
ストーカーが本当にいて本当にストーカーだった、というブラックな裏オチがすっきり感じるくらい。
そして、90歳の老人に声帯ポリープの手術なんて!しかも退院後即死亡。しなきゃいけなかったのか?
「声が出なかった」と「すぐ死んでしまう」を同居させるためとしか思えない手術だ(笑)。

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #4「侵入した死体」

もう少しの間、書いたり書かなかったりかも…と言った舌の根も乾かないうちに早速復帰(笑)。
だって、お気楽な字幕ものを…と選んだらこれがとんでもなくつっこみ心をくすぐるのですもの。

全身美容整形を施し、今までの人生を語った本を出版したゾラ。
テレビインタビュー中、かつての恋人で美容整形医のカーチンが「ゾラを壊してやる!」と罵ったことで騒然となる。
間もなくカーチンが殺されゾラに容疑がかかり、マドリンは相談を受ける。
ストーカーの盗撮ビデオを証拠に容疑を晴らせそうになるが、ある日マドリンの買ったタンスの中からゾラの死体が発見される!

すごいぞ、奇術探偵!こんな話、あっていいんですか?私は歓迎するが。
簡単に言うと「悪事に天罰が下った」というお話だけど、そこにたどり着くまでの、タンスに仕掛け?と見せかけて何もなし、背の高い人がストーカー?じゃ、マドリンのブラインドデートの相手かっ!と思わせたり、付録が多すぎ。
10年前はハンサムだったブラインドデートの相手は突然現れてタンス運ぶの手伝わされたり、股間に水が撥ねたままでも平気だし(言い訳?・笑)へんてこな雰囲気をふりまいていて楽しませてくれるキャラクターでしたが、このエピソード最高の付録はゾラの恋人。
娘と共有しているそうだけど、彼、何か事件に関わるようなこと言ったりやったりしましたか?
ただ無駄に肉体見せて、ジョナサンたちが謎解きに現れた時に自分の朝食トレー抱えていただけでしょ。
彼が事件に関わっていたのならぼんくらを装う演技だったのだ!となるけれど、この真相には彼の存在理由が「娘一人の恋人になりました」以外に見つからず。
結果的に好みのエピソードとなったからいいけどさ(笑)。
警察が容疑者に猶予期間を与えて第三者(マドリン)に会うことを許可するってのもいい塩梅だったけど、いちばんどうかと思ったのは、マドリンのアパートのゴミ捨て場でゴミを漁るジョナサン。顔背ける前に手袋だよっ!

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奇術探偵ジョナサン・クリーク #1&2「闇からの銃弾 前後編」

画家が自宅で殺され、似た手口の強盗犯が逮捕されるが、警察の不正を専門にするジャーナリスト、マドリンに誤認逮捕を訴える。周辺を調べているうちにマジックショーの仕掛けを作る青年ジョナサンと出会い、一緒に事件の真相に迫っていく。

反則です!画家の妻(セレナ)があんな悪人顔なのに犯人じゃないなんて!
ジョナサンたちもセレナの外見に騙されてミニチュア模型作ったの?
すごいのは「部屋からは脱出できなかった、でも部屋に入っていなかったのでは?」という再現映像。セレナの女優、がんばりましたね(笑)。
これはジョナサンが「マジックショーならば」という立場から見てみただけか?
しかし真相もかなりマジックショー(笑)。
自宅地下で彼女が練習している姿を想像すると…わっはっは、だ。
あ、エピソードタイトル、ネタバレしてるよ!
彼女に「私の指紋なんて照合しようがないじゃない!」と言わしめる警察も警察だ。
犯人のものと区別するため、と彼女の指紋とってないのかよ!
指紋があればテープと指紋がばっちり合って、ジョナサンもマドリンも出番がなくなってしまうし、これはそういうドラマだな、と見方がわかったので問題なし。

ジョナサンがマドリンに抱く感情は複雑そう。恋愛ではないけど奥に潜んでいた人恋しさに触れられてしまったようなそんな感じでしょうか。
今後に進展あり?しなくてもかまいませんが(笑)。

前編でスーパーのレジよりも正確な暗算を披露するジョナサンというのがありましたが、計算間違えられた女性は感謝よりもジョナサンのカゴの中見て引いてましたよね。
そしてここで気になったのがレジ係の女性が座っていたこと。あれなら私もやってみたい←子どもの好奇心と同じだ。マッ○スバリューへGO!(笑)←まだ見てないけど、セルフレジが登場したらしい。

ジョナサンがタネを提供するマジシャン、アダム・クラウスが「バフィ」でジャイルズのAnthony Stewart Head じゃないですか。
インチキ臭いマジシャンぶりが似合っていて楽しみだったのに出演回数「1」ですよ、残念。ミステリチャンネルのHPではメインキャラクターっぽく紹介されているのに。

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