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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   
カテゴリー「その他のドラマ」の記事一覧

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シャッタード 視聴終了

あるところにベンという少年がおりました。
彼はママの再婚相手に日々いたぶられ、逃げ出したいと思っていました。
するとそこにテッドという少年が現れてベンを継父から逃れさせてくれました。
しかしテッドはベンの別人格でありました。
テッドはキャロルという親切な女性に助けられ、安心できる生活を手に入れたと思ったらいなくなってしまい、ベンだけが見知らぬ公園に残されました。
失踪届も出されていないベンは(キャロルのところではテッドだったし)養護施設で育てられ、成人して立派な刑事ベン・サリバンとなりました。
ベンはエラという女性と結婚し、かわいい息子アダムを授かりました。しかし、突然の継父の訪問でアダムへの危害を恐れたベンの元へ何十年かぶりにテッドがやってきました。
テッドはアダムを継父から遠ざけて守るためにキャロルのところへ預けます。
そしてそこが安心できる場所だと知っているテッドは、今度は早々に姿を消してしまいました。
そしてベンが目覚めるとアダムの姿がありません。
継父が誘拐したのだと怒ったベンは問い詰めますが何も手がかりがありません。
そしてアダム誘拐事件に悩むベンは頻繁に記憶が飛んでしまうという悩みを抱え、エラとの関係も危うくなってしまいました。


ってのがこのドラマが始まるまでの物語だったようです。
てっきり誘拐事件の苦しみから別人格が生まれたのかと思ってましたが、幼少時の虐待がきっかけだったのですね。
つまり「誘拐事件はなかった」と。

最終回で20年前の姉さん殺人事件の真相を知りたい女性がセラピーを受けて記憶が捏造されたのでは?という疑いもかけられ、甦りだした継父の記憶に自分もそうなのでは?と疑ってみたり、リンチの元恋人が「愛してる!許せ!」と殴るというのを聞いて、エネルギーが無くなったが故のような継父の「愛しているよ」という謝罪と重ねたり、暴力と愛憎というテーマが流れていたということですね(ホントか?)。
アダムとベンの涙の抱擁という美しいシーンで終わりましたけど、エラはベンを許せるのでしょうか。
許せても一緒に暮らせるのでしょうか。
もう継父という恐怖はいなくなったし、ベン自身がそれを理解できたので大丈夫だよ、と弁護してあげましょうか。

それにしてもベンさんの記憶をさらに刺激することとなった「姉さん殺人事件」はひどかった。
おそらく刑事も知ってたのでしょうね。
幼い子どもに罪の意識を持たせるよりは町の不良に罪をかぶせちゃえという見下げた正義感ですよね。
お父さんが姉さんの死体を捨てに行くのに妹を連れて行くのがものすごくひどいと思われましたけど、事故とはいえ姉さんを殺した妹に何かするかもしれない妻を見たから、ということで納得できました。
飲んだくれと評判のお父さんでしたが家族を見る目は間違っていなかったようです。

アダムが小児性愛者グループ(奥さんが趣味として容認していたのには開いた口がふさがりません)に囚われているというのはベンの見間違いだったのですね。
でもそのおかげておしゃれ刑事ホールのタックルという見せ場がありました♪
でも、またジャケットのお直し代を請求しそうな汚れっぷり。
クリーニング代だけですむかしら?(笑)

で、最後から2話めでリンチが急に食いしん坊になっていたのは何だったのでしょうか?

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シャッタード #8

護送の際、被害者の母親が容疑者に詰め寄ってそれを止めようとしているうちに連結された容疑者2が警官の銃をとって警察署内で人質たてこもり事件発生!
え~、今チャンスじゃないの?って素人は思いながら見ておりました(笑)。
で、ベンは違った人格になってる間に様子が変わっていて事件についていくのがたいへんそうでした。
その結果、死ななくてもいい人が死んでしまったと責任を感じて自ら精神科医との面談を決意したのですね。
人格交代がない24のあの方だって同じ結果だったろうから(きっとSWAT来る前に何人か巻き込んで秒殺)気に病むことはないと言ってあげたい。
ところで今回登場した人格は誰?
酒やクスリ(+揉め事)が大好きなハリーだったのでしょうか。
被害者の母親を糾弾する様子はハリーのようでもあり、「見て見ぬふりが愛か?」と正論を吐く人のようでもあり。
ハリーもちゃんとした人ということかしら?

こんな緊迫した状態で、私の注目オシャレ刑事はどうしていたかというと…外にいました(笑)。
容疑者2に400ドルのジャケットの袖をちぎられお直しに行こうとしていたのです。
いや~ 、さすがオシャレ刑事。速攻でお直しとは。
ふつう、とりあえずロッカーに入ってるものに着替えますよね。
いつ出るかわからない修繕費(申請できること自体に驚いた)を少しでも早く回収するためだったのでしょうか。
仕立て屋紹介するとか、修繕費とか即みなさまが気にかけてくださるところから、やはり彼はオシャレ刑事として認識されているのだ、と確信いたしました。


訂正(1月19日)
初回投稿時#9としてしまいましたが、J:COM magazine を確認したところ、#8でした。
混乱させてしまい申し訳ありませんでした。

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主任警部モース #1「ジェリコ街の女」

ルイス警部から入った私にはお初のモース警部。
1987年製作とのことで、端々に時代を感じられて楽しい。
殺されたアンの友だちの肩パットとか今見ると邪魔以外の何物でもない。
デカイ眼鏡もなかなかだ。
片側レンズだけでひとつ眼鏡が作れちゃいそうだ。

親子の再会か、覗き見隣人の嫉妬か、はたまたアンのお腹の子の父親は?と難航した事件は礼儀正しいルイス部長刑事の「はじめまして」で解決。
モースがアンの最期の手紙を読みたがって、合唱団で仲良くしていた自分宛ではなかったことに理不尽に機嫌を損ねるのはおっかない風貌とは違ってかわいらしくもありました。

ベル警部の部下として登場したルイスは、ベルの警視への昇進で新しい上司モースとコンビを組むことになるようです。
気難しいというよりもマイペースすぎるモースに手を焼きつつも一緒に行動したくなる、そんなルイスがいい雰囲気です。
時間が逆行している私には、若々しいルイスが新鮮でたまりません。
こうやって見ると、ルイスはモース亡き後、かなり系統的に似た部下ハサウェイとコンビを組んでいるのだなあと感じます。
そういう人を呼んでしまうタイプなのかしら?

これからルイス警部でちりばめられたモースネタを逆向きに探していこうと思います。
とりあえず、ルイスの第1話であった車ネタは「ああ、この車か!」とわかりましたが、他はわかるかなあ?

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シャッタード 多重人格捜査官 #1~4

4話まで見ました。
ある事件をきっかけに(息子が誘拐されたことでいいのかな?)複数の人格が現れるようになってしまい悩まされている刑事ベン・サリヴァンが主人公、というドラマ。
何か、不思議な感じがして目が離せません。
各回多重人格騒動とは別に起きる事件も、臓器目的の人身売買、実の娘と関係を続ける判事、と病んでます。
そしてその捜査中にベンは突然ご陽気になったり凶暴になったりと変身。
相棒リンチは変貌ぶりに振り回されるものの、多重人格だとまでは思っていないようだ。
知っているのはベンの奥さんだけなのかしら?
彼女も「以前は誰が出てきたのか分かったけど、今はわからないわ」と混乱気味。
早く専門家の診断を受けるようにすすめたらどうだろうか…しかし、本格的に治療を受けてしまうと未解決のままの息子誘拐事件の手がかりに自ら寄ることができなくなってしまうから踏み切れないのかも…?
今のところ、ベンの他には女やクスリが大好きなハリー、凶暴な人(名前忘れた)、特徴はよくわからないサムがいるみたい。
別の人が出てくるきっかけワードをベンはメモしているみたいで、トレーラーハウスに息子誘拐事件と共に集めているようですが…メモを持ち歩いたらだめなの?(笑)
ああ、同僚に知られちゃうかもしれませんからね。

その同僚たち、元相棒で上司パムは本部長との不倫を清算したつもりが「二人とも愛してる」とへんてこな告白をされ、新相棒リンチは記者である別れた恋人に意味ありげに付きまとわれ、3度の離婚経験者テリーは改築中の家の資金が滞り気味、警察の精神科医はベンの様子がおかしいことを見抜くものの酒が手放せず…とどこかへん。
そんな中で私が特に気になるのはJohn Holland刑事(ホーリーって呼ばれてたかしら?)。
私は彼のことをオシャレ刑事と呼んでおります(笑)。
帽子やサングラスはふつうのこと、すごいのは殺人の現場だというのに白いコートを翻して登場したことでしょうか。
加えてあの肉体ですよ、署内で常にショルダーホルスター状態なのは肉体アピールに違いない、というわけで、彼はトータルで存在自体がオシャレ刑事なのだと決めました(笑)。

こんな人たちの中、ハリーのことが好きな娼婦ナオミはいい人でしたね。
ハリー(ベンだけど)のためにと捜査に協力し、途中で人格変わったベンが自分を助けてくれたことに喜びを感じ、「もう会えない、連絡してくるな。私が電話したり、ドアの前に立っても追い返せ」との理不尽な物言いにも目を潤ませて元の仕事ができるようにしてくれたことに感謝の表情でした。
ここ怒っていいところですよね、「あんたも私に連絡しなけりゃいいじゃないっ!」って。
ナオミに幸あれ。

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トゥルー・ブラッド #10

アーリーンとレネの結婚パーティー。
みんな楽しそうですね、スーキー以外。
アーリーンの「楽しんでくれてありがとう」はナイスつっこみだと思う。
ビルがいなくて、サムの秘密を突然知ることとなってバランス崩してるのはわかるけども、スーキーはちょっとわがままさんだ。
「こういうパーティーは楽しめないわ」とかテリーに言ってるくせに、ちょっと後には中心部分に進出してるぞ(笑)。
サムだって告白する時を思案していたとは思ってあげられないのかしら。
変身を見られた直後に養父母に捨てられたとなっては構えてしまっても無理ないでしょうに。
というわけで「アヤシイ、怪しすぎる」と思っていたサムは、変身人間であることを隠していたからで、連続殺人の犯人ではなさそう。
犬だけでなく鳥などほかのものにも変身できるけれど寝ると戻ってしまうという難儀な宿命だ。
ガンバレ、サム。と安易に応援してしまっていいのだろうか?

ロング・シャドーを殺してしまったビルの裁判。
前回の予告で姿を見るまで、我らのゼルさん(Zeljko Ivanek)が登場することをすっかり忘れてました。
ゼルさんはビルを裁く裁判長で、北米のヴァンパイア事件のすべてを裁く権限を持っているそうだ。
若い頃の過ちで判事への道を閉ざされたダンバースが、ひょんなことからヴァンパイアになり、人間界での手腕を買われて今の地位にいるような、そんな裏ストーリーが見えるような気がしました(笑)。
とにかく、ゼルさんは毅然としたスーツ姿がぴったりだな♪と再認識。
刑を宣告するゼルさん、悪そうでしたねえ。
ビルの前のケースでも牙を抜かせるのをにやっとして見てましたもの。
ヴァンパイアたちは傷の回復は早いものの、生死に関わる牙を抜かれてしまうとそうはいかないのですね。
ペット(人間)のために仲間を殺すのは重罪なので棺5年の刑が相当、しかし殺されたロング・シャドーも保安官エリックの金を盗んでいたので重罪、間をとって(?)仲間を増やす刑が科されました。
ビルもちょっとねえ…、やるならさっさとやってやれよっ!(笑)彼女、恐怖でつぶされそうじゃないか!
きっと彼女をヴァンパイアとして教育するのまでが刑で、ラブストーリー部分の障害となるのかな?

ジェイソン、やっぱりすごい女性と関わってしまったようですね。
誘拐したヴァンパイアさんとなら仲良くできただろうに。
この世界では人間がヴァンパイアを殺したらどうなるのでしたっけ?
まあ、ゼルさんは乗り出してこないでしょうが。

メインストーリーの殺人犯がマーロッテでのパーティーに紛れていたようで、スーキーが襲われるという新たな展開。
サムへの疑いを解いた今、他の身近な人の中から想像するのは困難だなあ。
まったくの初登場さんだとちょっとイヤだし。

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